【MAINA】『マイナマインドの自由表現』
久保:MAINAさんの連載は自由表現という事で、なかなか斜め上を行ってる連載だと思っています。
MAINA:そうですね、自由表現です(笑)
久保:逆にテーマがわかってくるのが良いなとは思いました。振り返ってみて1番印象に残っている事とか、心がけてきた事があれば教えて欲しいです。
MAINA:自由表現をしてるとアートワークの友達が凄い増えたんですけど、有名な写真家さんだとか画家さんだとか、アートをお仕事にされてるプロの方にいろんな事を教えていただいて、もっと自由でいいんだって思えました。私が連載でやってる事はアマチュアだし、これをやったら面白いんじゃない!?と思ってる事をやってきただけなので、プロの方の話を聞いたり深掘りしていく中で、作る過程が想像以上に凄い事を知りました。もっとユーモア溢れていいんだって。美術館とかの場合、アートワークは、そこに書かれてるその人のテーマが1番大切なんだよっていうのを友達に教えてもらったり、、、、そうなんやと思って、じゃあその、、、あ、、、これ以上いくと深堀りしすぎるのでこの辺で一旦終わっときます。
メンバー:え~!怖!!(笑) 自由表現すぎる(笑)
久保:今後楽曲を作っていく中での経験が、作品にも繋がったらいいですね。
MAINA:よしっ。
メンバー:よしっ!?(笑)
久保:これ以上深堀りしなくて大丈夫?(笑)
MAINA:大丈夫です!(笑)
MAINA『マイナマインドの自由表現』特別連載
~連載で紹介した振り返り作品集~
【MANA】『あなたへの絵本』
久保:MANAさんは既存の絵本紹介と作った絵本紹介の連載でしたね。大人になると絵本を読む機会が少なくなるとは思うんですけど、その状態で改めて絵本に注目されたというところと、読むことによって何を思うかを聞かせてください。
MANA:ある日、掃除をしていたら出てきた『あやちゃんのうまれたひ』っていう、生まれる子供をお母さんや家族がどんな気持ちで迎えたくれたかが書かれてる絵本を久しぶりに読んだ時に、すごく心に刺さって泣いてしまったんです。絵本って簡単な言葉でわかりやすいように描かれてるけど、届けたいことが子供にも大人にもわかるような学びがあって凄いと思ったし、温かい気持ちにさせてもらったんです。それがきっかけで自分も日々感じることとかを話していけたらいいなあと思ってこの連載で絵本を始めました。
久保:素晴らしいですね。今まで作ってきた絵本の中でこれを読んでほしいっていうのはありますか?
MANA:一作品目の『わたしはだあれ?』です。自分が作った作品は、主人公の名前をつけていなくて“わたし”で全作品一貫してるんですけど、書いた私の話でもあり、読んでくれたあなたの話にもなればいいなあと思って、一作品目から名前をつけずに描いてきました。
久保:連載が終わっても個人的には絵本作りを続けて欲しいなと思います。
MANA:ファンの方や関係者の方からも、芸能活動をやめても出さなくてもいいので続けて欲しいって言っていただける事が多くて嬉しいです。自分のモヤモヤとか学んだ事を絵本にしてきて、これが自分の人生の記録でもあったので、今後も時間を見つけて描いていきたいと思います。
MANA『あなたへの絵本』特別連載
~MANAオリジナル絵本『きっと大丈夫』~
【EON】『N-1グランプリ』
久保:EONさんは色んな芸人さんをインタビューされて、密度の濃い接し方をしてきたと思うんですけど、率直に感じた事や、やっぱり芸人さんはすごいなと思ったことを聞かせてください。
EON:自分の聞きたかったこととか、このネタはどうやって書いてるのかっていうのを聞かせてもらって、芸人さんに対して元々抱いていた尊敬が、もう神というか、、、大尊敬になりました。コンビの話を聞いているとしゅかしゅんに通ずるものとかもあって、みんな上を目指すために努力してやられてるんやっていうのを感じて勉強になりました。
後、自分はほんまはボケたいんやなって(笑)。普段はメンバーみたいな子がいるのでツッコミに回らないといけないんですけど(笑)
久保:この人にインタビューしたかったなっていう人がいれば教えていただきたいのと、EONさんの中での今の推しはですか?
EON:毎回8組くらい候補を送らせてもらってその中から1組を吉本さんにピックアップしていただいてるんですけど、ずっとスケジュールが合わなかったのがロングコートダディさんでした。去年のM-1の2回戦で気になった三遊間さんやコウテイさんにもインタビューしたかったです。推しは、色んな芸人さんの良さを知りすぎて、1番が決めれなくなりました。
後、私的にはぎょうぶさんの記事がよかったなと思っています。他の媒体にに一つも記事がなく、うちが最初っていうのが嬉しかったですし、ぎょうぶさんもめちゃくちゃ喜んでくれて。ファンの方からは"この度は本当に取材してくれてありがとうございます"っていう言葉ももらいました。
久保:EONさんが推した芸人さんは絶対売れるっていう説を聞いたんですけど、これはどうですか?
EON:いや~どうなんですかね。でも、私が言ったからには売らなあかんっていう気持ちと、売れてもらわなあかんっていう気持ちはありましたね(笑)
EON『N-1グランプリ』特別連載
~さや香さんインタビューの未公開場面~
“自分達ではわからない良さを
久保さんに教えてもらいました”
久保:2015年に初めてHAPPY JAM (関西テレビ1F カンテレホール なんでもアリーナで開催のアイドルイベント) に出てもらって、僕がその時スタッフで入っていたのが出会いでしたね。その時、アイドルに対する知識はゼロっていう状態でだったので、しゅかしゅんを初めて見た時は可愛らしい子らやなっていう印象だったんですけど、リハーサルが始まったらゴリゴリロックの曲が流れてきて準備を一旦止めて、リハを見に行きました(笑)。その後、森本さん (マネージャー) にうちの子らどうですか?って聞かれて、「めっちゃかっこいいですね。プライベートで行かせてください」っていう話をした。その翌週にはサンホールでの対バンに行きました。
MANA:スタッフさんとして初めて会ったので特典会の場にいたりすると、スタッフの人?ファンの人?っていう感覚で、不思議でした。
久保:アイドルの特典会文化を知らないので、どうやって接するのが正しいのかわからなくて、並んであげるのがいいのか並ばないのがいいのか、、、。招待してもらってるからこそお金を落とさないとと思って並んでました。2015年8月8日の渋谷CLUB QUATTROワンマンも行きましたけど、あれは絶景やったね。
EON:それを知ってくれてるって、、、ね。
久保:すごいトントン拍子で上がって行ってるなっていう。
MANA:久保さんのおかげでいただけたお仕事もいっぱいあります。
RUNA:ほんまに。
久保:前の会社からぴあに来てからは、2018年に「春夏秋冬ぴあ 関西版」に出てもらったね。
YUNA:懐かしい。しかもその時の写真はナベさんが撮ってくださってたっていう。
RUNA:そうや。ナベさんとの初めてのお仕事!
EON:えー!これナベさんなん!?嘘!?
ナベ:そうそう。
MANA:MAINAがこの取材で泣いてたの覚えてる。
YUNA:ライターの奥ボウイさんにゆっくりでいいよって言われてた。
EON:ばりしょぼいやん(笑)
RUNA:今では、取材中にもうこの辺で一旦やめときますとか言ってる(笑)
MAINA:成長してるわ~(笑)
久保:うちの会議室で泣いてて、泣いてるなあくらいに思ってたけど、編集部が騒ぎ出して、、、
YUNA:MAINAちゃんの性格を知ってくれてるからこそのね。
RUNA:久保さんのビクともしない感じが安心する。
MAINA:兄やねんな~。
ナベ:こういう取材が初めてって言ってたよね。
MANA:そうですそうです。
EON:めっちゃ嬉しかった。
久保:編集部からも絶賛でした。この雑誌の後にはLegend UNIVERSEの応援サポーターとして出演してもらったね。
久保:主催者さんから、「誰か関西の子たちいないですか?」って言われたので「こんな子たちいるんですけどどうですか?」って。メジャーデビューもしてるし、振付師のavecooさんがしゅかしゅん の振り付けもしてるから親和性高いんじゃないですかね?みたいな形で。少なくともあれに出てマイナスになることはないしむしろプラスになると思ってご提案させていただきました。あれはよかったね。
YUNA:本当に!緊張しましたけど。
MAINA:あれきっかけで今人さんとかその時に出てたchoreographerの方から、「えぐかった!素晴らしい!」って連絡がきて嬉しかったです。
久保:主催のジャスト・ビーさんも絶賛でした。
RUNA:元々ダンススクール出身で厳しい中で育ってきたので、プロとしてやられてる方々ににかっこいいって言ってもらえると新鮮な気持ちですし、認めてもらえたんかなって自信になったきっかけでした。
久保:ちょっともったいなかったのは、Legend用の15~30人が立てるステージやから、6人ではちょっとでかいなあって。
EON:大変でした。舞台に大きい階段があったので、4カウントで7段くらい降りるみたいな。
MAINA:本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
久保:働き始めて初めて感銘を受けたのは君たちなので。その後にはもう一度春夏秋冬ぴあに出てもらって、ユニバにロケ行ったね。
RUNA:ユニバで嬉しかったのは、初めの1時間くらい貸切で撮影できたのが大阪人として自慢というか。
MAINA:大量のアイテムを自分のものかのように写真撮ってた。またこれやりたい~。
久保:(笑)
EON:ユニバ行きたいだけやん(笑)
久保:1回目に春夏秋冬ぴあに出てもらった時はインタビューだけだったけど、今度は実際に行ってみましょう!って感じで実現しました。
久保:その後はみんなが主演の初舞台『艶姿河内六人娘』かな。
YUNA:舞台を企画してくださったきっかけは何だったんですか?いつくらいから頭に?
久保:元々僕の中で勝手に、しゅかしゅんを使ってどんなコンテンツ展開ができるか?って言うのを課題で持ってて。
メンバー:えー!マネージャーさん!(笑)
久保:ぶっちゃけ僕がやったアイドルイベントに出てもらったとしても、メリットってそんなにないと思っていて、別軸で考えた時に個人的に何か力になる仕事がしたいって時に、STAR JACKSさんと何かやろうとしてる流れがあったので、「こういう子たちが大阪にいて、この子たちを軸に何かできないかな?と思ってるんですけど賛同してもらえますか?」ってところから始まりました。事務所にも会社にも言ってないその段階で、勝手に古屋に電話して仮で押さえた(笑)。avexとハッピータイムに提案させてもらう時も「小屋押さえがあるので1週間くらいで返答ください。興味があったらやりましょう」って(笑)
YUNA:久保さんからしゅかしゅん主演の舞台をしないか?っていう話がきてることを聞いた時は、あんまり信じられませんでした。
MANA:うんうん。
MAINA:わからんかったな。ライブだったらこのホールでこんなことをしたらファンの方に喜んでもらえるっていう満足度とか、自分たちが立つ上でどうしたらいいのかがわかるけど、主演だし、私たちなにもできないから、本当に形になるのか?しかもABCホール?人集めれるの?っていうところから始まった。不安がありつつ、でもあんなに素晴らしい公演ができて嬉しかったです。
久保:かなりのチャレンジ企画やったね。。。
MAINA:ABCホールで7公演って結構有名な女優さん俳優さんがやるくらいのレベル。
久保:関西の演劇の人たちは、あの劇場を埋めるっていうのは誰しもが持つ目標だから。しゅかしゅんの公演の時くらいからコロナが流行り出して、僕らのやった翌週の劇団は中止になったりしてるから、できて本当によかった。
メンバー:本当によかったです。
MANA:映像化できないか?って今でもよくファンの方から言われます。
MAINA:色んな賭けをしてくださってありがとうございます。
EON:10年間の中で、色んなターニングポイントを作ってくださった。
MAINA:ライブ以外での色んなきっかけを作ってくださったのが久保さんでしたし、そのおかげでそれぞれの好きなものがわかったんですよね。ライブだけだと自分の良さってわかりきれないから。それを経験させてもらったのがぴあ連載だったりする。まじでぴあさんには感謝の気持ちでいっぱいです。もしよかったら、残りの1ヶ月でぴあさんの会社とかでライブさせてください!(笑)
RUNA:あれ!?一回会社行ったよな!?
久保:そうや!社内イベントにも出てもらったよね!
EON:めちゃくちゃいい社員さんばっかでした。
久保:その時の経緯は、前年度に出てもらったアイドルさんをブッキングした時にめちゃくちゃ盛り上がって担当からもありがと~って言われて、「じゃあ、あの来年のお話してもいいですか?頭にだけ置いといて欲しいんですけど、大阪☆春夏秋冬っていう子たちめっちゃいいんで呼びません?」って。
メンバー:え~!!!
久保:絶好のプロモーションの場になるかと思います。って提案させてもらいました(笑)
MANA:本当に沢山ありがとうございます。
久保:もっとやりたかったけどね。
RUNA:いやいや、、、感謝の気持ちでいっぱいです。
MAINA:この経験を生かして、今後もそれぞれ頑張っていきたいと思います。
メンバー:ありがとうございました。
久保:ありがとうございました。
Photo by 渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)