大阪☆春夏秋冬連載『未確認戦隊FIVE STAR』
第36回 YUNA【ワタシカメラ】
MAINA(まいな)、MANA(まな)、EON(えおん)、YUNA(ゆうな)、RUNA(るな)から成る5人組ダンス&ヴォーカルユニット、大阪☆春夏秋冬。メンバーひとりずつが、個性豊かな各コンテンツを週変わりで語りお届けする連載。
第36回は、YUNAの『ワタシカメラ』。カメラマン・渡邉一生さんのもと、フォトグラファーを目指します!
レンズ選び
どうも、YUNAです。
ワタシカメラ 第8回目になりました。
前回はライブハウスで撮影する時の細かい数値などをお届けしましたが
今回はレンズの違いを写真で比べていきたいと思います。
ちなみに私が本格的にカメラ機材を揃えようと思った時に
相談したのがナベさんだったのですが
それが師匠と弟子になるきっかけでした(笑)
教えてもらったものを参考に最初に買ったレンズは
・sigma 85mm f1.4 で
そこからCanon 50mm f1.8をナベさんが貸してくださり
・Canon 100-400 f4.5-5.6L IS USM
・sigma 15mm f2.8 EX DG DIAGONAL FISFEYE
を買い足し・・・
去年の秋頃に
・Canon EF24-70 f2.8L Ⅱ
を買って今の機材になってます。
メーカーによってもそうですが
1本買えばまた1本欲しくなってしまうのが
レンズですよね・・・
どのレンズを買おうか迷ってる方に少しでも
参考になれば嬉しいです~
そして今回はメンバーのMAINAをモデルに!
最後までお楽しみください!
レンズの違い
ナベ:今回はレンズの話を(ホントに)少々。みなさんレンズ選びって色々迷いませんか? 撮影によって色々変えたいけど、広角とか標準とか望遠とかズームが便利とか単焦点が綺麗とかどれ選べばええねん!!ってなりますよね。僕はそうでした(笑)。
なので今回は(ホントに)少しレンズの話をする回にしようと思います! レンズに興味ないーとかナベの説明うっすいなーって思った方は中盤以降にYUNA撮影のMAINA写真がいっぱいあるのでそちらをお楽しみください!!
あと、僕がCANONユーザーなのでお伝えする機材がCANON寄りになっているのはご了承ください(笑)
ではまずズームと単焦点の違いを手短に。
ズームレンズ
例えば24mm-70mmなどの決められた範囲の焦点距離をリングを回すことによって変える事が出来るのがメリットです、僕もこのレンズはどの現場にも持って行きます。同じ位置から撮影する時でも瞬時にヨリとヒキを切り替える事が出来ます。
デメリットは、単焦点のレンズより中に入っているレンズが多いという事。デジカメのセンサーまでに光を通すレンズは少ない方が画質は良いとされています。
単焦点レンズ
50mmとか85mmとか焦点距離が固定されたレンズ。ヨリとかヒキはカメラマン自身かモデルに動いてもらわないと変わりません。さっき書いたようにズームよりレンズが少ない分画質が良く、何より開放f値が小さなものが多く、ズームレンズより安価なレンズでも被写体の背景がボケやすいという大きなメリットがあります。単焦点選ぶ人のほとんどはこの点を重視してるんじゃないでしょうか。
人物撮影をする場合に最初にオススメなのはズームなら標準ズームと言われる24mm-105mm程度のものか35mmとか50mmの単焦点レンズです。単焦点買うなら最低でもf2.0より明るい(数字が小さい)ものを買うと単焦点の楽しさがより増すかもです。各メーカーが単焦点レンズの安価なものも出していたりして、それが結構使えたりするので最初はその辺りでもオススメです!
人物撮影には85mmとかとてもいいのですが、85mmってちょっと望遠寄りなので意外と狭い場所では使いづらかったりします。
今回はYUNAにCANONの2万円以下で買える単焦点50mmでも撮影してもらってます。結構写り良いですよね。
標準ズームのオススメをしましたしたが、それ以上長い望遠レンズを人物撮影で使わないかと言ったら、そうではなくて70mm-200mmのf2.8とかはビューティーやファッションの撮影によく登場します。レンズは広角になればなるほど歪みが大きくなってくるので、モデルさんを歪みなく撮れる望遠レンズは重宝されています。
(広角レンズ歪みのイメージは昔よくあった犬の鼻が大きい写真。。。ほら。。。あれ。。。伝わる。。。かな。。。)
ただ、その歪みを逆に使って下からアオって足長効果狙ってみたり、ポップな感じでモデルさんのアップを撮りたい時なんかも広角で近づいて撮ったりします。こんな感じの場所の奥行きを強調したりするのに広角レンズを使ったりも良くします。こちらはライブなどでも使う魚眼レンズです、意外と普通の広角っぽくも使えます(あくまで“ぽく”)
ちなみにこれを撮影している時のカットです。
仕上がり写真の画面手前とか、思ったよりも実際のカメラと被写体の距離が近い印象があると思います。視覚とは違う世界を表現する為の手段として色々レンズの種類揃えたくなりますね!(レンズ沼への誘い)
広角とは逆に望遠レンズを使うと遠くのものが近く大きく見える圧縮効果ってのがあったりします。それを使って遠くのものがあたかもモデルの近くにある様に撮影出来ちゃいます!
さっきの場所にいたMAINAを。。。
400mmで!!
上の写真の右側の木がグンと近づいて見えるのがわかりますかね?
(厳密には撮影位置が少し横にズレています)
人物撮影をベースに書いていきましたが、もちろん風景やスナップなんかでも使えるレンズ達ですし、最初安価な単焦点から入って徐々に自分の撮影環境に合わせてレンズを増やしていくのもオススメです! まぁそうしてレンズ沼ってやつにどっぷりになって行くのですが。。。(笑)
レンズを変えたら写りが全く変わってくるくらい、撮影に影響ある機材です! ぜひお気に入りの一本見つけて撮影を楽しんでくださいねー!!
ではこっからYUNAお願いします!!
YUNA:遠いものを撮影するときにに使われてるイメージを持っていたレンズがそれだけではなかったり、魚眼はほんの少しの角度で印象が変わったり発見と面白さを感じた撮影でした。撮影側と被写体が立つ場所や撮影場所によってもレンズのボケや雰囲気が変わってくるので、レンズひとつで色んな楽しみ方ができるのも楽しい沼・・・(笑)
是非応用して色々試してみてください~。最後にこれらのレンズを使って撮影したMAINAちゃんをお楽しみください!
(2022年1月12日更新)
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