初対面から生まれたグッドバイブス
瑛人×韻シストBANDが対談!
さらに瑛人が新譜『掃除』についても語る
『香水』で爆発的ヒットを遂げたシンガーソングライター・瑛人と、大阪のHIPHOPバンド・韻シスト。2021年1月1日にリリースされた瑛人の1stフルアルバム『すっからかん』に収録された『HIPHOPは歌えない(韻シストver.)』で、交流をスタート。8月22日には、瑛人がデビュー前から続けてきた主催イベント『JERSEY EIGHT vol.0』に韻シストBANDがゲスト出演。もともと瑛人が韻シストのファンだったことや、共通の知人の輪が繋がったことで、急速に仲が深まった。今回ぴあ関西版WEBでは、瑛人と韻シストBANDのTAKU(Gt.)、Shyoudog(Ba)、TAROW-ONE(Dr.)の対談を行った。兄貴と慕う大先輩を前に、瑛人は終始少年のように目をキラキラさせ、前のめりで話を聞いていたのが印象的だった。さらに、瑛人は7月28日に彼の第2章のはじまりとなるシングル『掃除』を、韻シストは7月21日に『SHINE』『RAIN』に続く3部作のラストを飾るアルバム『HARVEST』をリリースしたばかり。それぞれの新譜についても話を聞いた。
※このインタビューは7月30日に取材したものです。
“HIPHOPは歌えない”という題材をHIPHOPバンドが演奏するので
よりリアリティーが出るように(TAKU)
――瑛人さんは以前から韻シストさんがお好きだったんですよね。交流のキッカケは?
瑛人「そうです。俺が音楽学校に通っていた時の師匠のルンヒャンさんが、韻シストさんと繋がっていて。1月1日に1stアルバム『すっからかん』をリリースしたんですけど、その中で、もともとあった『HIPHOPは歌えない』という曲を、韻シストさんアレンジでやらせてもらったのがキッカケです」
TAKU「Recしたのは去年の夏ぐらいやった。一緒にスタジオに入って、その時に初めて話して」
瑛人「俺はその前から何回もライブを見させてもらったことがあったので、すごい嬉しかったです」
――瑛人さんが一緒にやりたいとオファーをして、実現したんですか。
瑛人「そうです。ルンヒャンさんとお話しして、“HIPHOPは歌えないと言ってるけど、韻シストさんとやったらすごいことになりそう”、みたいな感じで」
――韻シスト側はどんな気持ちでそのオファーを受けましたか?
TAROW-ONE「単純に嬉しかったですね。“瑛人や〜!”ってなったな(笑)」
全員「(笑)」
Shyoudog「嬉しかったです。ルンヒャンが瑛人くんと一緒にやってるのは知ってて、ルンヒャンから連絡いただいて。“ルンヒャンほんまありがとう!”って(笑)」
――既存曲を韻シストバージョンでやるということで、アレンジはどのようにしようと?
TAKU「“HIPHOPは歌えない”という題材をHIPHOPバンドが演奏するので、よりリアリティーが出るように、自分たちのカラーがしっかり出せたらいいなとは思いました」
――レコーディングはいかがでしたか。
瑛人「レコーディングはすぐ終わりましたよね、いっせーのせで」
Shyoudog「アレンジも決まってたし、瑛人くんにも振ってたので不安はなくて。レコーディングも面白かったけど、そのあとセッションをスタジオの中でいっぱいして、そこでいろんなアイデアを録音しました。“僕らこんな演奏するわ”となったら、瑛人くんがそのまま即興で歌って、それがすごい面白かった。音楽への瞬発力がすごいなと」
瑛人「わーやったあ!」
TAROW-ONE「メロディーと一緒にリリックも即興でバッと出てきてたんです。HIPHOPの世界ではフリースタイルがある中で、自然とそういう感覚が瑛人くんの中に入ってるのかなって。それもすごいなと」
――確かに。
TAROW-ONE「レコーディング前日に一緒に食事をした時点で、1曲できてるんじゃないかなぐらいのグルーヴが生まれてた。それを経てのセッションやったんで、余計にスムーズにできた感覚ですね」
TAKU「あとは一発録りのレコーディング方法が印象的でしたね。普通、仮歌で“せーの”でやることはあっても、歌は、オケがしっかり録れてトラッキングが終わって、最近はダブル・トリプルとか歌声を重ねる人も多いし音の回りもあるから、別で録ることがほとんどやと思うんですけど、本チャンのトラッキングの時に本チャンの歌を録るという美空ひばりスタイルを、この2020年の令和にやってたのが、すごい印象に残ってます」
全員「(笑)」
TAROW-ONE「確かに(笑)」
TAKU「正直そういうレコーディングって、久しくしてない。自分たちの作品や楽曲提供の時も、仮歌以外ではほとんどしないので」
瑛人「1番やり直したのが、最初の、“韻シストインザビルディ〜ング!”のところ(笑)」
TAKU「そこだけダビングでな(笑)」
Shyoudog「そこだけダビングって珍しいで(笑)。本チャン全部一発録りやのに(笑)」
――瑛人さんはずっとその方法でレコーディングされていたんですか?
瑛人「そうです。『香水』もそうだし。それしかやり方がないと思ってたので。だからよく聴くとリズムとかちょっとズレてるんですけど。でも楽しいし、その分集中もしてたと思うんですよ。あとから音を乗せられるとか、めっちゃラッキーですね!」
Shyoudog「(爆笑)」
――レコーディングのセッションで生まれた曲は、今後どこかで耳にできるのでしょうか?
Shyoudog「やりたいですね」
瑛人「今度時間があったら『憂鬱なんだ』のあれしたいです」
TAKU「ぜひブラッシュアップしましょう」
――お話を聞いてると、初対面からバイブスが合った感じですね。
TAKU「初めて会った時からそれは完全にありましたね」
TAROW-ONE「俺らのスタッフと、瑛人のスタッフさんも気合ってるんちゃうかなみたいな(笑)」
――憧れの先輩に会ってみて、どうでしたか?
瑛人「俺はライブとか見てたんで、絶対グッドバイブスはわかっていて。でも話したことはなかったので、いざ話すと優しくて嬉しかったですね」
――思い描いてたイメージ通りでした?
瑛人「そうです。カッコ良い」
――では、韻シスト側からの瑛人さんの印象は?
TAKU「若いけどなんか、町の子って感じ」
TAROW-ONE「親しみやすい」
TAKU「親しみやすい下町の子オーラ出まくってて(笑)。中学の時におったな、こういう子みたいな(笑)」
瑛人「(笑)」
TAKU「語弊を恐れずに言うと、カジュアルな馴染みやすさはすごい感じましたね」
瑛人「いえ〜い」
Shyoudog「絶対波長が合ってるんやと思って。SAMATAさんとも仲良いやん」
瑛人「あ、そうです」
Shyoudog「横浜に僕らも尊敬する先輩がいて、僕らの好きな人たちと瑛人くんは昔からリンクしてたんですよ。だから会った時は多分、自然な感覚で繋がったのかなと思います」
――すごく嬉しそうに聞いてらっしゃいますね(笑)。
瑛人「めっちゃ嬉しいです!(ニコニコ)」
『JERSEY EIGHT』をもっとビッグパーティーにしたい。目標は赤レンガ
――ちなみに韻シストは7月21日にアルバム『HARVEST』をリリースされていますが、どんな1枚ですか?
Shyoudog「簡単に言うと、2年前に『SHINE』というミニアルバムを出して、そのあとEP『RAIN』を出させてもらって。何年も前から、“太陽と雨、収穫”というコンセプトで作ろうと計画していて、それが形になったアルバムです」
――どういうふうに聴いてほしいですか?
Shyoudog「僕らは、みんなの日常や人生がめっちゃ良くなるBGMでいたい。そういう音楽をずっと作りたいので、“こういうふうに聴いて”とかはなくて。その人の生活のテンションが上がったり、ほんまに泣きたい時に泣けたり、笑えたり、その人の横に居れる音楽でいたいので、タイミングが合えば聴いてくださいという感じです」
――瑛人さん、すごくうなずいておられて。
瑛人「はい。カッコ良いっす!」
――お互いに刺激を受け合う関係が出来上がっていますね。
TAKU「最高ですね。音楽のフィールドは、世代とか全部取り払って気が合うというか。同級生みたいな楽しみ方って、他の分野だとなかなか難しいと思うんですけど、音楽はそこがフラットで、その瞬間友達の雰囲気になれる。年齢や経験はあまり関係ないなと感じられて、一緒にやってるとすごく楽しいです」
――今後もその関係は続いていきそうで、楽しみですね。
瑛人「8月22日に『JERSEY EIGHT Vol.0』でオファーさせていただきました!」
Shyoudog「瑛人くんがやってたイベントやんな?」
瑛人「そうです。SAMATAさんのお店・横浜グラスルーツや三軒茶屋で、俺の友達とその友達30〜40人ぐらいでやってたイベントが、めちゃくちゃ楽しかったんです。でも去年はできなくて、今年やっぱりやりたいと。またゼロから始めようということで、vol.0。“これで韻シストさんきたらヤバイなー!”と思ってオファーをしまして」
TAROW-ONE「いやー、ありがとうございます」
TAKU「地元に根を張ってるよね。“HIPHOPを歌えない”と歌っていながら、やっぱりHIPHOPは地域の音楽であり文化やから、思いっきりHIPHOPって感じ(笑)。大先輩のSAMATAさん達ともがっつりやれると思うと嬉しいね」
瑛人「『JERSEY EIGHT』をもっとビッグパーティーにできるように頑張ります。目標は赤レンガ倉庫の横でやりたいんです。そこまでお願いしたいです」
TAKU「(その景色が)見える。むっちゃ想像できるわ〜」
『掃除』は、自分にとってすごく軸になった曲
――瑛人さんの『掃除』についても聞かせてください。まず2020年は怒涛のような1年だったかと思います。今年7月15日にリリースされたシングル『Sugar feat. 瑛人 & Yo-Sea』では、『香水』についての歌詞が出てきていましたね。『香水』以降の自分を取り巻く状況を、冷静に振り返られるようになったのかなと。
「そうですね、去年よりかはちゃんと受け止めることができました」
――振り返るとどんな1年でした?
「紅白も出て、夢のような1年。超最高のキッカケをもらえた大感謝の年。でも今考えれば、始まりのターンの1年かなと思って。音楽をやる上で、むしろこれからの方が本番じゃないかな。あとはやり続ける。これからだなと思っています」
――1stアルバム『すっからかん』で曲のストックがなくなるまで全てを出し切って、そのあと『ピースオブケーク』とコラボ曲の『Sugar feat. 瑛人 & Yo-Sea』と『Believe』をリリースされています。『すっからかん』以降の曲作りについてお話を聞かせてください。
「実際のリリース順でいうと、『すっからかん』以降は『ピースオブケーク』『Sugar』『掃除』なんですけど、制作順は『掃除』『ピースオブケーク』『Sugar』なんです。ほんとすっからかんになって、ポンと1番はじめに体から出てきたのが『掃除』です」
――へー!
「『掃除』という曲を作ろうなんて、思ってないです。ただぼーっと事務所で座ってギターを弾いたら、自然と“人の心の埃は誰がちりとるの 僕一人だけだとハウスダストが出るよ 愛の片隅の闇は どう掃除するの”って出てきたんです。『香水』の時も、セッションで自分の感情が出てきて。『掃除』もあの1年を経て、体験したことがいっぱいあった。それで、これはもう『掃除』という曲を作ろうと思いました」
――なるほど。今まで瑛人さんの楽曲は、過去のネガティブな出来事、失恋やご両親の離婚を、明るい雰囲気の曲に昇華させる形が多かったと思います。だけど『掃除』に関しては、“何もできてないのに”という、現在進行形の感情を出されているのかなと感じました。
「ネガティブとか下がる感情じゃなくて、こういう感情があったからこそ、俺はおかしくならずに、Keep onできたんだなと思ってます。やっぱり“変わっちゃったね”とか“勘違いしてる”と言われることもあって。自分ではわからない。でも『掃除』みたいな、“まだ何にもできてないのに”という感情があると、そんなに威張れなくなるし、一歩後ろに下がって見てる。そうすると、『香水』はみんなに知ってもらうキッカケになったけど、自分としてはまだまだだな、と気づける。その気づきがあって救われたんです。だから『掃除』は本当に、自分にとってすごく軸になった曲です」
――『香水』が大ヒットして、憧れの人に会えたり、大きいステージに立ったりして、“俺すごいぜ”みたいな感じにはならなかったんですか?
「最初から自分の中ではなってないんです。でもわからない。人から見たら、調子に乗ってるように見えた時もあったかもしれない」
――その気持ちのままここまで来れるって、なかなかすごいことだと思うんです。取り巻く環境も一気に変わったわけですから。
「そうですね、一気に変わりました」
――根っこに謙虚さがあるのかなと。
「謙虚さというか、リアルな自分をちゃんと見ています。去年1年間『香水』を歌いました。それはすごく良いことですけど、その1年間、俺は成長してたのかと言われると、わからない。ずっと『香水』しか歌ってないから。あとは友達もずっと一緒に活動してるんですよ。たとえばHOTDOGS。そいつらとライブしたり、“音の研究会だ!”ってみんなでスタジオ入っていろいろやったりして。これから音楽をやる上で、実はそういう時間の方が大切じゃないですか。去年は忙しすぎてそういうことができなくて。『香水』を歌うために、いろんな番組に出させていただいて、すごくありがたいんですけど、テレビに映ってる人たちの努力や、友達が頑張ってるところを見て、“ああいいなあ、俺も本当はこういうことがしたいんだよな”、と思えた。刺激を与えてくれる友達がいたから、天狗にならずにいけたんだと思いますね」
『掃除』を歌うことで、“愛があった”、と気づくことができた
――歌詞はKさん(御徒町凧)と一緒に作詞されていますね。どういうふうに歌詞を書いていかれるんですか?
「題材のサビとか、ワンコーラスは全部俺が作っています。題材ができた時、エネルギーを感じるんですよ。俺1人じゃ取り扱いできないなと思って、Kさんに聴いてもらって、“ちょっと助けてくれませんか?”とお願いして、Kさんと一緒にその世界に入り込んで、歌詞を考えていきます」
――取り扱えないというのは?
「俺はパッと言葉を吐き出すのは得意なんですよ。でも、吐き出したパーツを料理するのが下手くそなんです。そして、ただパーツを嵌めるのが上手いだけだと、一緒に曲を作るのは無理なんですよ。Kさんはちゃんと俺の世界に入ってくれる」
――そうなんですね!
「最初僕が書いたのは、“中途半端な優しさが 僕と君をダメにして”、みたいな感じだったけど、“これは、腐らせての方がいい(Kさんのマネをしながら)”って。昨年末Kさんと一緒にいる時間が多くて、温泉とかでずっと『掃除』のことを話してました」
――Kさんと一緒にやることで、成長を感じる部分はありますか?
「いや~もうすげえな、というリスペクトしかないです。例えば曲を作ってる時に、普通の人から意見を言われると、“何もわかってねえじゃん”って嫌な気持ちになることがある。Kさんはそれが一切ない。『掃除』という曲に対して、ものすごく一生懸命考えてくれる。Kさんが言うには、曲が出来たら、俺(瑛人)のものでもあるけど、それは曲になるから関係なくなるって。曲を届けるための、ただの1番近い人が瑛人なんだって。そうやって『掃除』をすごく丁寧に、ずっと考えてくれてた。Kさんがいたから、なんとかはみ出さずにいられた。助けてくれた」
――なるほど。アレンジはトオミヨウさんですが、一緒にやってみていかがでした?
「不思議な方でしたね。不思議なんですけど、すごくヤバイと思いました。天才だし、でも優しいし、最高でした」
――最高でしたか(笑)。
「普段は大人しそうな人なんですけど、ピアノ弾いた時とか、“うおおおお~黒いもん出てるよ~!!!”……というのは嘘ですけど、パワーがヤバイ人だなと思いました」
――勉強になりましたか?
「勉強という次元じゃないですね。俺はまだそこの境地に全然辿り着いてない。すごい人に出会ったなという感覚ですね」
――改めて『掃除』、出来上がってみてどういう1曲になったと思いますか?
「どういう1曲か~。う~ん、まだわかんないっす」
――というのは?
「『掃除』は、去年1年間の出来事、人間関係、一人暮らしを始めた自分ちのリアル、すごくいろいろ混じってて。体に入ってたものが全部出たから、まだまとめられてない。人を元気付けたくて作ったわけでも、共感してほしくて作ったわけでもない。ただ『掃除』という曲ができた。だから、聴いてくれた人の『掃除』でいいと思います。最初は『掃除』を歌っていて、ちょっと悲しかったんです。リハーサルで歌ってるだけで、声が詰まって泣きそうになった。ワンマンライブ(2021年2月26日『トゥゲザーすっからかん』@渋谷duo MUSIC EXCHANGE)でも、最後詰まって歌えなくなっちゃって。でも歌ってるとだんだんスッキリしてきて。去年会った人も嫌いじゃなくなった」
――ああ、例えば対立とかがあった。
「そう、すごくいろいろあって。『掃除』を歌うことで、いろんな人と嫌い同士で別れたわけじゃない、“愛の片隅の闇”だから、もともとは愛があった。だからしょうがないんだなと、歌うことで気づかされました。最初から曲の中で自然に言ってたけど、なかなか気づいてなかった」
――深い気づきですね。
「曲って育つんですって。だから今の見解だとそんな感じです。また2ヶ月後には泣きながら歌うかもしれませんし」
――今年開催されたツアーでは、ライブ会場の1箇所を掃除をしてライブをする、その会場の情報はファンの方の情報提供から決められていました。そのスタイルにしようと思われた理由は?
「これはマネージャーさんが提案してくれたんです。前からいろんな箇所をまわりたかったんですよね。俺は20歳で音楽を始めて、22歳でバズって、今24歳で、そんなに下積みとかライブ経験がないんですよ。むしろEP『香水』をキッカケに、“これからどんどん曲も作ってやるぞー!”って時にバズったので。まずはツアーで修行! 『掃除』をみんなに届ける! 良い風を送る! みたいなことですね~」
――このツアーの中でもきっと曲がどんどん変わっていくんじゃないかなと。
「すでに『掃除』も変わってきてます。ライブもね、去年は初めて大阪のフェスに出た時にもうビビっちゃって。でもだんだん楽しめるようになってきて」
――下半期、どういう活動をしていきたいですか?
「もう“Keep on”ですね。ずっと旅ができるといいですね。作れる時に歌を作る。で『JERSEY EIGHT』も、続けられるところまで続ける」
――ツアーが終わる頃には、全国に瑛人さんの居場所がいっぱいできていますね。
「それ、すごく楽しみですね!」
※このインタビューは7月30日に取材したものです。
Text by ERI KUBOTA
(2021年10月11日更新)
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