大阪☆春夏秋冬連載『未確認戦隊FIVE STAR』第1回 YUNA【ワタシカメラ】

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大阪☆春夏秋冬連載『未確認戦隊FIVE STAR』
第1回 YUNA【ワタシカメラ】

MAINA(まいな)、MANA(まな)、EON(えおん)、YUNA(ゆうな)、RUNA(るな)から成る5人組ダンス＆ヴォーカルユニット、大阪☆春夏秋冬。メンバーひとりずつが、個性豊かな各コンテンツを週変わりで語りお届けする連載がスタート！

記念すべき第1回は、YUNAによる連載企画『ワタシカメラ』。カメラマン・渡邉一生さんのもと、フォトグラファーを目指します！

連載企画スタート

ぴあ関西版WEBでの連載企画が始まりました。

どうも初めまして、大阪☆春夏秋冬のYUNA(ユウナ)です。

えーと、簡単に自己紹介でもすると…、音楽とカメラが好きな21歳といった感じです。ええ、簡単に。

この連載内容ですが、週替わりでメンバーそれぞれが好きな内容の記事を書いていきます。私的には、一時期ハマり出したサウナ企画なんてのも一案だったのですが…(笑)、そもそも、ぴあさんから「カメラの連載を始めないか？」というお話をいただいて始まったこの企画でもあるので、もちろんカメラに関する内容をこの先お届けしていきたいと思います。

カメラの内容といっても色々ありますし、知識や経験があるわけではないので…、私の師匠でもあるカメラマン渡邉一生さん（以下、ナベさん）に教わりながら、カメラの面白さを伝えていけたらなぁと思います。

実は何年か前、ぴあさんの『春夏秋冬ぴあ』でしゅかしゅんの特集を組んでいただいた時に撮影していただいたのが、ナベさんとしゅかしゅんの初めましてなんです。それ以降は『MBS音祭』などのイベントでライブ写真を撮っていただいたことがあっただけなのですが、今ではカメラの全てを教えていただいたりナベさんのアシスタントをさせていただりと、私の師匠に！(笑)

人の幸せを引き出す天才であり、日々を楽しく染めてくれるようなナベさんの写真が私は大好きで、何事にも愛があって（お酒にも）とても尊敬しているそんな方です。

出会った原点でもあるぴあさんで連載が始まるのも何かのご縁ですかね～。

カメラを勉強したいなんて方は是非一緒に学んでいきましょう！　この先、面白いこと企んでいますのでどうぞよろしくお願いします。

という訳で、このページをご覧頂いている殆どの方はご存知ないかもしれませんが、YUNAの師匠的な事をさせて頂いておりますカメラマンの渡邉一生／ワタナベカズキと申します（多分今後はナベとか呼ばれる笑）。しゅかしゅん以外にも様々なアーティストさん達と撮影で仕事させて頂いている音楽とカメラが好きな43歳（執筆当時）といった感じです。撮影現場はこんな感じかとか、どんな見方で写真見れば楽しいだろうかとか。写真にまつわる諸々をYUNAと一緒に皆さんにお伝えできれば幸いです！

アー写撮影

さて、今回は4月中旬に行った大阪☆春夏秋冬のアー写撮影について書いていきたいと思います。

“新体制でのアー写・バンドメンバーを加えたアー写”が必要という事で、今回ディレクション＆撮影を担当させていただきました。実は、前回のアー写も渡邉さんにサポートしていただきながら撮影したのですが、今回は打ち合わせやロケハンなどをガッツリ。

“アー写をどんなイメージにしたいか？”“この1枚で大阪☆春夏秋冬をどう感じ取ってもらいたいか？”

この2つをテーマに試行錯誤し、撮影に挑みました。

ソロアー写【ライティングとレタッチ】

まずは、メンバーそれぞれのソロアー写。これがSNSのアイコンやホームページなどで使用する写真になります。

私の機材【カメラ : canon EOS 5D Mark Ⅲ・レンズ : canon EF F1.8 STM 】はこのあと出てくる撮影オフショットで使用していますが、本撮影は渡邉さんにカメラとレンズをお借りしています。

今回は全て【カメラ : canon EOS R5・レンズ : EF24-70mm f/2.8L Ⅱ USM 】で撮影しました。

個人アー写では、「どんな色にも染まれるという時代から成長し、自分の色を持てるようになった今」を表現したかったので、衣装のブーツに合わせてメンバーそれぞれで違う色のカラーバック紙を使用してみました。

あとは、SNSで流れてきた時に単色の原色は目を惹くからという理由でも。派手にやりたいですよね(笑)。個人の性格的に控えめにいきたい派のはずなんですけど、しゅかしゅんとしてはどこまでも目立っていきたい所存です(笑)。

私は「背景に影をつけたいです」というところまでをオーダーをしていたのですが、アー写撮影の前日、渡邉さんから何枚かのサンプル写真が。

「メンバーそれぞれのカラーバック紙と同じ色の光を顔に当てるのはどう？」というスパイスをいただき、私自身、一癖ある写真が好きなので即採用させていただき試してみることに。本番当日の照明機材は渡邉さんがセットしてくださいました。

個人撮影は今回メインライトに何も付属品を付けない所謂『直当て』の光を使いました。それはYUNAのオーダーである『背景に影を落としたい』というのが基本であったからで、直当ての光は真夏の太陽光のように強い光と明確な影を表現してくれるからです。そして太陽が少し斜め上から当たってるようなイメージでセッティングしてます。それから、大阪☆春夏秋冬という個性溢れるグループの顔となる写真には『ありきたりではない違和感』を持たせたかったのと、衣装担当RUNAが選んでくれたメンバーそれぞれのカラーブーツが個人撮影では目立ちにくくなるのでそこを写真として補完できたら良いな思ったところから、メンバーのブーツ色と同じ色の光を追加のストロボにスポット光になるような機材をつけて、更にカラーフィルターを被せてそれぞれの顔に当ててちょっとしたスパイスにした方が面白いかなと前日に提案してみました(笑)。MAINAが一番目の撮影でしたが、そのスパイスに速攻反応してくれたのは嬉しかったですねー。『目元に色が入ってる！！』って確認画面を見てすぐに察してくれてました。

撮影と撮影の合間には、メンバーそれぞれに写真をセレクトしてもらい、私が自宅に持ち帰り、現像からレタッチまでを担当しています。

まあ、「最後までやってみます」という強気な発言のせいで、このあととても頭を抱えるのですが(笑)。

ツアーやリハーサルが続いていてスケジュールが詰まっている中でも、今回の作品をやり切りたいとの思いは曲げられなくて、レタッチまで挑戦してみました。前回のアー写撮影の時も最後まで仕上げてはいるのですが、今回は照明や色を使っているのでより一層難しくて。

背景の彩度を上げたいけれど人物の肌の色とのバランスが悪くなってどうしよう…みたいな感じで結構苦戦しましたね。

この撮影の後、確か東京でのライブがあったりで移動→ライブ→移動→リハとか、そんなスケジュールを聞いていたので「仕上げ俺がやろうか？」と提案しましたが、前述の通りYUNAが最後までやるというので任せました(笑)。今回のYUNAが悩んだポイントで言うと、確かに全体の彩度を上げ過ぎると人物の肌の色とかまで不自然になってくるので、特定の色のみの彩度を上げるって事をすればYUNAの作業はもっとスムーズだったかもしれないですね。 Photoshopとかお持ちの方なら、人物だけ切り抜いて背景だけ別レイヤーにして調整するとかもアリかもです。でも現場でちゃんとライティングするのが一番ですね、俺ももっと頑張ります(笑)。

(1/160秒　f/7.1　ISO400)

グループアー写【シャッターを切る瞬間】

次に撮影するのは5人のアー写。

今回の集合アー写のテーマが「最大限の“シンプル”」になっています。色がない中で、それぞれの存在感を立たせていきたいという思いがあって、今回は白ホリのスタジオを選びました。集合の方もストロボを使用して、少し影を出しています。

個人の動きを多めにそれぞれの個性を引き立たせつつも、5人のバランスを考えて何百枚も撮影を重ねました。撮影後の写真セレクトも自分たちで。

今までのしゅかしゅんアー写にはなかったんじゃないかな。超シンプルな、チョケ感無しの5人の写真になったね(笑)。前回のアー写撮影の時に思ったけどそれぞれの人間力があるなと思ってたので、今回みたいな白バックでも弱くはならないだろうなと思って、YUNAの提案に賛同しました。結果、こちらから注文つけなくともそれぞれのポージングやら表情やらを出してくれたので、シャッター切った立場としては満足です！

ライティングは個人撮影の時よりは拡散させた光にしています。各々に当ててた色付きスポットも無しです。
『誰かを』では無く『みんなに』に出来るだけ均等に光を当てたかったので。

(1/160秒　f/7.1　ISO500)

続いてはバンドメンバーの撮影。

私自身、こういった形で男性の写真を撮るのが初めてだったので、表情をうまく引き出せるか心配でした。ただ撮影している隣で、メンバーがバンドメンバーの顔の角度や表情のアドバイスをしてくれていたおかげで、カッコいい瞬間を引き出すことに成功したんじゃないかなあと感じています。

男女関係なく撮られ慣れてない人たち(ミュージシャンって意外と)は硬くなりがちで、そんな時周りのみんながその被写体の良い表情を見て「今の良いよ！」とか「その角度かっこいい！」とか言ってあげるのは非常に大事だと思います！　YUNAは男性を撮り慣れてないけど、男女関係無く被写体に対してカメラマンが「今の良い!!」と思った表情や仕草を見た瞬間にシャッター切るのが大前提かなーと思ってます。そこがカメラマンの本心が現れてしまう恐ろしい所でもあり、個性が出るとこでもあると思ってます。個人的にはその際に「今の表情最高！」と男女問わず明確に伝えるようにしてます！

(1/160秒　f/6.3　ISO320)

最後は8人でのアー写撮影を。

人数が多いだけに難しくなるのが、全体の立ち位置バランスと表情の統一感。

決まった立ち位置がないため、衣装や身長のバランスを考え、撮った写真を確認しつつ自分達で並び位置を決めていきます。

1人でも半目の人がいたり、表情の統一がされていないとその写真は使えないので撮る回数を重ねておくというのが今回の進め方。

そんな中、最終決定された写真はなんと1番最初に撮影された写真でした(笑)。意外とそういうのってありますよね。

結果何が言いたいかって、最高の構図でメンバー全員が最高の表情をした写真を1発で撮ってしまう渡邉さんが凄いって事です…ね！師匠！(笑)

そう、意外と一番最初のカットが結局良かったってのは今回に限らず不思議とあるね(笑)。でも今回はみんなが並んだ瞬間ハマった感覚があった気がするな。師匠などと言われてますが俺もまだまだ修行の身なので、この連載を通して弟子のYUNA共々レベルアップして、皆さんに喜んで頂けるしゅかしゅん写真を沢山撮っていけるように頑張りますので応援いただけましたら幸いです！　俺が関わった撮影に対する皆様のリアクションは非常に楽しみにしてますので、今後とも何卒!!

(1/160秒　f/7.1　ISO500)

人に感動と興奮を伝えられる写真

というわけで、こんな感じでアー写撮影を行っていました。

いかがだったでしょうか？

この連載で、撮影した全てのアー写が解禁されたわけですが、写真解禁の瞬間って本当にドキドキします。写真が新しくなった時のワクワク感とか、ファンの人の反応を見ていると達成感がすごいですし、その瞬間がめちゃくちゃ楽しくてたまらないんです。

そもそも私が、本格的にカメラをやりたいと思い始めたのはここ何年かのいろんな影響がありまして…。

ステージに立つ側なのでもちろん自分がライブしている瞬間を撮られることもあるのですが、自分が人生の生き甲斐としている場所で、一生に一回しかないその瞬間を残してもらえるってもの凄く幸せじゃないですか？

私自身ライブを観に行くのもめちゃくちゃ好きなので日々実感しているんですけど、例えば家に帰ったとしてその日の余韻を写真1枚で存分に味わえますし、ライブに来れなかった人にも興奮を伝えられる仕事って本当に素敵だと思うんです。

人が映っていない無機質な写真だとしても、それを撮っている誰かのストーリーがあって。写真を見ても魅力を感じますし、いざ自分が撮ると楽しくて楽しくて。

写真の面白さは無限にあると思いますが、そんな中でも特に撮ってみたいと思う写真にフォーカスを当てながら今後も連載お届けしていくので、何卒！

次回はRUNAです！　お楽しみに～。ではまた。

撮影・文：YUNA(大阪☆春夏秋冬)／渡邉一生

（2021年5月12日更新）

Check

『ワタシカメラ』

YUNA [Cho & Dance]

カメラマン・渡邉一生さんにカメラを学び、フォトグラファーを目指す連載企画。『様々な場面で大切な瞬間を残し、人へ届ける。』をテーマに、理想の写真を現実にしていきます。YUNAと共に写真を学びたい人は必見です！

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YUNA Instagram
https://www.instagram.com/ssfwyuna

大阪☆春夏秋冬プロフィール

2017年10月avex traxよりメジャーデビュー。MAINA(まいな)、MANA(まな)、EON(えおん)、YUNA(ゆうな)、RUNA(るな)から成る5人組ダンス＆ヴォーカルユニット、大阪☆春夏秋冬！　テレビ朝日「関ジャム完全燃SHOW」にて『令和のアイドル界で厳選！スゴいヴォーカリスト10人』のひとりに選ばれたメインヴォーカルMAINAの圧巻の歌唱力と、セカンドヴォーカルMANAを中心に絶妙のコーラス＆ダンスワークで、ソウルフルなロック・ファンク・ポップス・聴く人を虜にするバラードまで幅広い音楽を、歌とダンスで表現する。CDや配信などの音源データでは満足できない、本物のLIVEアーティスト!!

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大阪☆春夏秋冬連載
『未確認戦隊FIVE STAR』

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Information

《MEDIA》

YUNA スタイルブック『U 22』発売決定！
渡邉一生氏による撮り下ろし写真で幕を開け、YUNAが撮影した22年間の日々が詰め込まれている。セルフインタビューに加えエッセイ等も全て書き下ろし。全てのデザインレイアウトをYUNA自らが考え作り、隅から隅まで楽しんでもらえる一冊が完成。

詳細はこちら
https://twitter.com/syukasyun/status/1392084950891958281?s=20

《EVENT》

『YUNAオンライン生誕イベント&スタイルブックネットサイン会』(ZOOM)
日程：5月26日(水)
時間：
19:00～　オンライン生誕イベント
※10分間接続確認→19:10からイベント開始(45分間)
20:00～　スタイルブック2ショットネットサイン会
※お一人様2分間
参加費：15000円(税込)　※サイン付きスタイルブック付き
お申し込み期間：5月11日(火)19:00～15日(土)12:00

詳細はこちら
https://twitter.com/syukasyun/status/1392057073756565504?s=20

《LIVE》※グループ

『∞ ～INFINITY～』
チケット発売中　Pコード：197-824
▼6月9日(水) 19:00
BIGCAT
VIPチケット-20000円(Tｼｬﾂ､ｻｲﾝ付ﾀｵﾙ､ﾏｽｸ､ﾘﾊｰｻﾙ体験付､ﾄﾞﾘﾝｸ代別途要)
グッズ付きチケット-10000円(Tｼｬﾂ､ｻｲﾝ付ﾀｵﾙ､ﾏｽｸ付､ﾄﾞﾘﾝｸ代別途要)
タオル付きチケット-5000円(ｻｲﾝ付ﾀｵﾙ､ﾄﾞﾘﾝｸ代別途要)
ワンコインチケット-500円(ﾄﾞﾘﾝｸ代別途要)
※4/27(火)の振替公演｡未就学児入場不可｡公演当日は必ずオフィシャルサイトにて注意事項等をご確認の上､ご来場下さい｡
※チケットは､インターネットのみでの販売｡販売期間中､VIPチケットは1人1枚まで｡その他のチケットは4枚まで｡
[問]ハッピータイム事務所■06-6725-8810

《LIVE》※メンバーソロ

YUNA生誕LIVE
『U22 ～日常が特別な居場所～』
5月23日(日)一般発売　Pコード：197-936
▼6月1日(火) 18:00
ROCKTOWN
A席-5000円(自由、整理番号付、ドリンク代別途要)
[出演]YUNA／大阪☆春夏秋冬(友情出演)
※未就学児は入場不可｡VIP席は､前席保証･特典プレゼント3点付き【サイン付きポストカード／公演ライブフォト後日プレゼント／本番で流す自作フォトムービープレゼント】｡ご購入､ご来場前にオフィシャルHPで注意事項をご確認下さい｡問合せ:info.qube.event@gmail.com
※A席のみの受付｡販売期間中は1人4枚まで｡

MANAソロライブ『SOOTHING VOL.3』
5月23日(日)一般発売　Pコード：197-937
▼6月8日(火) 18:00
ROCKTOWN
一般チケット-3000円(自由、整理番号付、ドリンク代別途要)
[出演]MANA
[ゲスト]KOIKEMAN55
※未就学児は入場不可｡VIPは､前方VIPエリア･後日開催オンラインZoomパーティー参加権付き｡ご購入､ご来場前にオフィシャルHPで注意事項をご確認下さい｡問合せ:info.qube.event@gmail.com
※一般チケットのみの受付｡販売期間中は1人4枚まで｡

MAINAバンドセットライブ
『プラスティック・ラブ』
5月23日(日)一般発売　Pコード：197-938
▼6月15日(火) 18:00
ROCKTOWN
一般チケット-3000円(自由、整理番号付、ドリンク代別途要)
[出演]MAINA／TETSUYA(友情出演)／TENTEN(友情出演)／MAECHAN(友情出演)
※未就学児は入場不可｡VIPは､前方VIPエリア･『LAST DAY～special edition～』収録デモCDプレゼント｡ご購入､ご来場前にオフィシャルHPで注意事項をご確認下さい｡問合せ:info.qube.event@gmail.com
※一般チケットのみの受付｡販売期間中は1人4枚まで｡