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「楽曲は記憶を持っている」
『魔法の絨毯』がTikTokで大ブレイク!
激動の1年を経て、話題の川崎鷹也が語る音楽人生の美学と願い
『サクラウサギ』インタビュー&動画コメント

 今や音楽シーンのまだ見ぬ超新星がひしめく最前線となった動画投稿アプリTikTokを起点に、昨年、『魔法の絨毯』(’18)でその朗々と響くハスキーな歌声と、切なさを濃縮還元したようなメロディを一気に世に知らしめたシンガーソングライター、川崎鷹也。YouTubeの再生回数は約2,500万回(’21年3月4日現在)、彼が丹念に紡いだラブソングが発表から約2年という時を超え起こした奇跡は、無名の歌い手に大きなチャンスをもたらしただけでなく、金や政治や忖度なくとも誠実な音楽は届くと証明した、多くの音楽人にとっての夢と希望となった。そんな彼の最新曲『サクラウサギ』は、J-POPに多くの名曲=ライバルが居並ぶ“卒業”、そして“桜ソング”に果敢に挑みつつ、誰もが経験したであろうあの日の風景をフラッシュバックさせる繊細な描写がはかなくも美しい1曲。あのとき、想いを伝えられたなら、きっと人生は変わっていた。だが、伝えられなかったからこそ今がある――。話題のシンガーソングライターが、公私ともに劇的に人生が変わったこの1年の目まぐるしい日々から、18歳から変わらないソングライティングやライブへの核なる想いを、その楽曲同様真っすぐに語ってくれた。

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本当に忖度なしで聴いてくれた人に、良いと思ってもらえたのがうれしくて
 
 
――昨年は本当に人生を大きく変えた1年だったと思いますけど。
 


「『魔法の絨毯』(’18)をいろんな方に聴いていただけるようになって、“2年も前の曲なのに何で今?”という驚きもありましたけど(笑)、街を歩いていて初めて声を掛けてもらったり、カラオケに行ったら履歴に僕の曲が入っていたり、ランキングの上位に食い込んでいくのをリアルタイムで見ることができて…すごくうれしかったですし、プライベートなことで言えば仕事も辞めたし、子どもも生まれたし、去年は本当にいろんなことが巻き起こって、てんやわんやで気付いたら’21年になっていました(笑)。全てが変わったのは子どもが生まれてからで、いろんなものを持って生まれてきてくれたのかなと、今でも妻とは話していますね」
 
――ミュージシャンとしても1人の人間としても、大きな転機というか濃い1年でしたね。川崎さんは家族の存在が音楽活動においてもプラスになっているのを感じます。自然体が大事というか。
 
「僕は頭に浮かんだフレーズとかメロディをそのまま使うようにしていて、そこから考え込むと、だいたいボツになるんですよね。“結局、最初に浮かんだあの言葉だったな”と思うことが多いし、曲にリアリティを求めるからこそ、家族との関係性だったり、人間性だったり、日々成長できるように意識しているというか。最初はプライベートなことを公表するかどうか迷ったんですけど、僕は本当にリアルなことを歌っているし、嘘をついていない説得力を皆さんに感じてもらうにはその方が良いのかなと思って。そんなにキャーキャー言われるタイプでもないので(笑)。そうしたら思いのほか“おめでとう”だらけで、“あれ、本当に黄色い声がなかったわ”と思いながら…(笑)」
 
(一同笑)
 
――とは言え、昨年のTikTokから派生した思わぬブレイクは、大手芸能事務所が、レコード会社が、タイアップが、フェスに出ないと…とか、政治力じゃなくても音楽はちゃんと響くんだという、ちょっとした希望でもありました。
 
「本当にその通りで、シンガーソングライターは世の中にめちゃめちゃいるし、僕の周りにもイケてるミュージシャンがたくさんいるんですよ。そういう人たちをずーっと見てきて、一緒にライブもやってきた中で、“みんな、こんなに良いのに”という話を仲間うちでもよくしていたんです。だからこそ、本当に忖度なしで聴いてくれた人に、良いと思ってもらえたのがうれしくて。あんまり大きな声じゃ言えないですけど、僕も大手事務所所属じゃないので(笑)」
 
(一同笑)
 
「それでも自分を信じてくれるスタッフだったり社長だったり仲間たちが僕のために動いてくれて、僕もそれに対して恩返ししようと思えるので。しかも、“この人と一緒に仕事したい”と思える人が、一人一人増えていってるんですよね。今のマネージャーもそうなんですけど、僕の高校の同級生で」
 
――しかも、お笑い芸人でもあるそうですね(=髭兎の薄井賢也)。
 
「そうなんです。彼もマネージャーなんてもちろんやったことがなくて、RPGみたいに仲間をどんどん増やして、大ボスを倒しに行く、みたいな感じが今は楽しくて」
 
――川崎さんはすごくしっかりしていますね。まだ25歳ならもっとチャラチャラして舞い上がってもいいのに(笑)。
 
「アハハハハ!(笑) 僕は18歳からコロナが始まるまで、何があっても月3〜4本はステージに立ち続けてきたんですけど、本当にライブのたびに、その30分間のステージを(日本)武道館だと思って歌ってきたんですよ。だいたいお客さんは2人とかで共演者の方が全然多かったんですけど(笑)。でも、自分なりに“この状態で武道館に立っても大丈夫” と思えるライブをやり続けたからこそ、いろんな方が認めてくれて、ようやくそのスタート地点に足を踏み入れられたので。今までの日々が自信につながって、やっと“間違ってなかったな”と思えるようになりましたね」

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人と人との温もりや信頼だったり、そういうパーソナルな感情が生まれる場が
どんどん減っているのが、すごく寂しいなと思った
 
 
――そんな昨年のブレイクを経た新曲『サクラウサギ』は、J-POPにおける1つの大きなテーマであり、同時に埋もれかねない土俵でもある、桜にまつわる曲で。桜ソングを次の一手にしようと思ったのは?
 
「『サクラウサギ』は東京に出てきて1~2年目ぐらいの専門学生の頃に、自分の高校の卒業式をイメージして書いた楽曲なんです。高校生活の中で想いや感謝や謝ることも含めて、伝え切れずに卒業した人が自分も含めてきっといるんだろうなと思って、その気持ちを代弁するというか、曲にしたいなと思って作ったのが『サクラウサギ』で。本格的に再レコーディングすることになったタイミングで、“コロナの影響で卒業式が、文化祭が、運動会が、合唱コンクールetcがなくなっちゃいました”、みたいなメッセージが僕のところに結構届いて。“友達と文化祭でふざけ合えないのか”とか、“あいつ、卒業式で泣かないと思ってたのに”とか、僕が大事にしている人と人との温もりや信頼だったり、そういうパーソナルな感情が生まれる場がどんどん減っているのが、すごく寂しいなと思ったんですよね。気持ちを伝え切れずに不完全燃焼で終わってしまう人が、僕らの世代よりたくさんいるかもしれない。そう思ったとき、“『サクラウサギ』ってこういうことが言いたかった楽曲だよな”とふと思い出して。伝えたかったメッセージが今の時代にピッタリ合ったので、この時期にリリースを決めたんです」
 
――ただ、桜×ウサギの組み合わせは、なかなかパッとは思い付かないように感じます。
 
「“卒業”とか“誕生日”とか“母の日”とか、そういうテーマの楽曲をシーズンに合わせて作りたいなとは思っていて、その中の1つとして桜の曲を書こうと思ったとき、伝えたいけど伝えられない女の子がストーリーの主人公として浮かんで。想いを伝えられなくて、寂しがり屋で、臆病で、泣き虫で…あと、TV番組か何かで見た、“寂しいと死んでしまうウサギ”みたいなイメージがどこかで残っていて、“じゃあこれをドッキングしちゃおう!”という突発的なチャレンジというか遊びがきっかけだったんですよね」
 
――『魔法の絨毯』は、自分のことを歌って大切な人の心が動けば、それによって周りの人の心も動くという、川崎さんの理想像が具現化した曲ですが、『サクラウサギ』は自分と想いは重なるけど、主人公が別にいるというか。
 
「確かに、“俺も伝えられないことがあったな”とか、“あのとき、何であんなことを言っちゃったんだろう”とか、自分の心の中に残っている想いを主人公の女の子に託しているというか」
 
――ただ、この『サクラウサギ』の切なさのピークでもありますけど、最後の最後で、“いやいやいや、ここまできて告白せーへんのかーい!”という(笑)。
 
「アハハハハ!(笑)」
 
――何も言い出せず会う約束すらできなかったなら分かるけど、せっかく勇気を出して2人きりで会えたのに!(笑)
 
「言わないんですよね~(笑)。そこがエモいですよね。この曲はAメロからラスサビまでが物語になっていて、この女の子になり切るのと同時に、映画監督みたいな立場でカメラを回すようにこの物語を追っていく。最後に女の子は本当に言うつもりだったんですけど、いざ目の前に相手の顔を見たら、勇気が出なくて唇も震えちゃって、この3年間のいろんな思い出が回想シーンみたいに頭に浮かんで…本当は“好き”と言いたいのに、無意識に出てきた言葉が“ありがとう”だった。結局、言えなかったんですよね。だからこそ、“この曲を聴いたあなたは、言えるようにしてね”というその先のメッセージがあるので、ここは言えなくてもいいのかなと思ったんですよね」
 
――確かに想いを伝えられてしまったら、曲を聴いたときのハッピーエンドな余韻に満足して終わっちゃうかもしれない。でも、この曲のある意味、残酷なラストは、そうならないように、私も言わなきゃ、俺も言わなきゃと、だからこそ思わせるのかもしれないですね。

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“俺たちにとっての卒業ソング=『サクラウサギ』だよね”と
そういうふうに愛される曲になったら良いなと
 
 
――あと、個人的に気になったのは、“あなたのことを思うほど 私の顔が熱くなる”というフレーズで。J-POPの常套句としては、顔じゃなくて“胸が熱くなる”とか言うんじゃないかなと思ったんですけど。
 
「ちなみに元々は、“顔が赤くなる”だったんですよ。好きな人のことを妄想して赤面するところを表現したかったんですけど、何か違うなと思って。僕自身、当時好きな人のことを思い浮かべたときは、ヘンに緊張して顔が熱を持って“熱い熱い!”みたいなことがあったので(笑)、そこから見つけた表現が“顔が熱くなる”だったんですよね」
 
――そして、いつもは最後に思い浮かぶタイトルから始まったこの曲は、川崎さんにしては珍しい作曲パターンで。
 
「これはもう、その珍しいパターンの一発目の楽曲でした。『サクラウサギ』という言葉が先に浮かんで、どういう物語にしようかなと書き進めていったんですけど、“待って、歌詞にサクラウサギが全然出てこない。このワードを歌詞に入れ込むのムズッ!”って(笑)。結局、最後の一行の“『好き』って言えない”までサクラウサギが出てこないまま書いちゃって、この好きと言えない女の子=サクラウサギだなというところに落とし込んで、最後の最後にひと言だけ付け加えたんですよね。本当にタイトルにめちゃめちゃ縛られました(笑)」
 
――でも、並み居る桜ソングが世にある中で、勝負できる曲になったのでは。
 
「卒業シーズンにぜひ皆さんに聴いてほしいなとは思いますけど、クラスの5〜6人でも、“俺たちにとっての卒業ソング=『サクラウサギ』だよね”と言ってもらえる、そういうふうに愛される曲になったら良いなと思うんですよね。卒業式で合唱されるような楽曲ももちろんうれしいですけど、ふざけ合った仲間うちで盛り上がるような楽曲が、僕の正解なのかなとは今は思っていますね。“あなたにとって卒業ソングとは?”のランキング12位ぐらいの(笑)」
 
――アハハ!(笑) 大きなムーブメントにならなくとも、そういう仲間たちの思い出から外せない曲になれば。『サクラウサギ』のMVは、LINE LIVEで実施されていたオーディションで選ばれた2人が主演を務めたとのことですが、とてもドラマチックな映像になりましたね。
 


「しかも、すごく楽しい現場だったんですよね。ここ半年で『魔法の絨毯』、『エンドロール』(’20)、『君の為のキミノウタ』('18)とMVを公開してきて、クオリティだったり求められているものを感じるようになっていく中でも、シンガーソングライターとして自分のやりたいことを表現するのが僕の芯にあるもので。『サクラウサギ』に関しては壮大なイメージがあったので、ああいう学校で撮影して、ライティングにもすごくこだわって。体育館の上から大きなライトをつるしたり、実は体育館の外からもどデカい照明を当てているんですよ」
 
――そうだったんですね! それで太陽の光が差すように見せたり。
 
「パッと見ただけじゃ分からないぐらいたくさんの方々の協力があって、あれだけいいMVができたのは僕にとってもスキルアップになりましたし、主演の2人も本当に寒い中、朝早くから2日間にわたってめちゃめちゃ頑張ってくれたので。僕の入り時間の方がよっぽど遅かったですから(笑)。それこそ冒頭でお話ししたように、少しずつ僕の楽曲を良いと思ってくれる仲間が増えて、同じ方向を向いて、足並みをそろえて、“これをどう表現する?”って一人一人が考えてくれるようになって…そういう流れがカチッとハマったMVになったのかなと思いますね」
 
――それまでは自分に結果が跳ね返ってくるか否かだった音楽活動が、家族がいて、事務所のスタッフがいて、MVを撮ってくれる仲間がいて…背負うものが増えてくることが、川崎さんにとっては良い重みになっていそうですね。
 
「そうなんですよ。それこそ妻は高校生の頃から、“目に映る全ての人を幸せにしたい”とずーっと言っているんですけど、それは全部自分に返ってくるからで。人に優しくすることで結果的に自分が幸せになる。回り回って自分のためになる。僕もそれを聞いてすごくしっくりきたし、納得がいったし、僕にとっての音楽もそれで。聴いてくれる人に愛情だったり感謝を届けているけど、ライブ会場で僕の歌を聴いて泣いてくれたり、一緒に口ずさんでくれたり、笑顔になってくれたり…そういう瞬間を見ることで、“音楽をやめなくてよかったな”とか、“またステージに立ててよかった、曲を作ってよかった、もっとグッとくる曲を書こう!”って、自分のエネルギーに変わる。それは今のスタッフや周りで関わってくれている人も同じなので、より大きいパワーが出せている気がするんですよね」

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またここに帰ってきたいと強く思った
 
 
――3月28日(日)には東京・品川インターシティホールにて弾き語りのワンマンライブ『川崎鷹也 Acoustic LIVE ~出会いと別れのひとり唄~』も控えていますが、関西圏でのライブはいかがです?
 
「やりたいですよね~。2年前ぐらいにフリーライブに出させていただいたときは、都内のお客さんとはまた雰囲気が違って、本当にレスポンスが早かったり、手拍子がすごく大きかったり。あと、めちゃめちゃ面白かったのは、ステージの目の前であぐらをかいて日本酒を呑んでいる人がいて、“お、兄ちゃん良いぞ〜!”とか言って(笑)」
 
(一同爆笑)
 
「でも、いざ歌ったら黙って聴いてくれて…何か温かいなって。あのときにまたここに帰ってきたいと強く思ったので。あと、僕の親父が奈良県出身で、じーちゃんばーちゃんと栃木に引っ越してきてからもずっと一緒に住んでいたので関西への想いは元々あって、お正月のお雑煮が白味噌だったり(笑)。今日のこういう会話のテンポ感とかも好きですし、ライブハウスももちろんですけど、また大阪の野外ステージでやりたいなと思いますね」
 
――川崎さんは野外ライブが好きだと公言していますね。
 
「ああいう広大な場所で自分を開放できる空間を見るのがすごく好きで。元々フェスが好きで、よく行ったりもするんですけど、前の方で“ウェ~イ!”ってはしゃぐというよりは(笑)、後ろの方で静かに聴いてるタイプで。バンドがドカドカやっている中で弾き語りの人がつかつかステージに出てきて、アコギ一本で何千、何万人を魅了したら気持ち良いだろうなとずーっと思っていたので、それを自分でやってみたいなと、どんどん思うようになっていますね」
 
――今となっては、その景色があながち絵空事ではないのが楽しみですね。
 
「やりたいな〜! 本当はアカペラでもやってみたいんですよね」
 
――最後に、出会いと別れの春を前にした読者の皆さんへメッセージをいただければ。
 
「僕もそうなんですけど、楽曲は記憶を持っているなと思っていて。“この曲を聴いたらあのときの風景が思い浮かぶ”みたいなことってあると思うんです。まだまだ苦しい時期だし、笑えない時期かもしれないですけど、だからこそ『サクラウサギ』を聴いて、“あのときは会えなかったけど、何とか乗り越えたよね”って数カ月後、数年後に思ってもらえたらうれしいし、頑張れないときは僕の音楽だけじゃなくて、他のミュージシャンの楽曲でもいいし、音楽というものに寄り添ってもらえたらと思う。そうなれるように、僕らミュージシャンは必死にグッとくる曲を書き続けるので。どうかあともう少し、一緒に頑張っていきましょうというのは、伝えたいメッセージかもしれないです」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史

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(2021年3月 4日更新)


Check

Movie

話し声もとってもステキです…!
川崎鷹也からの動画コメント

Release

秘めた想いを言い出せない全ての人へ
桜ソングの新たな名曲が誕生!

Digital Single
『サクラウサギ』
発売中
Warner Music D.N.A.

<収録曲>
01. サクラウサギ

Profile

かわさき・たかや…’95年、栃木県生まれ。’18年、アルバム『I believe in you』でシンガーソングライターとして本的に音楽活動を開始。一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディラインが魅力。’20年8月、TIkTokで『魔法の絨毯』が話題となり、同曲を用いた動画が2万7000本以上アップされ、トータルの再生回数は約2億6千万回にも及ぶ(’20年9月現在)。また、Spotify“バイラルTop50”、LINE MUSIC“アルバムトップ100”で1位を獲得。最新作は、’21年1月15日にリリースされた配信シングル『サクラウサギ』。

川崎鷹也 オフィシャルサイト
https://kawasaki-takaya.com/

Live

川崎鷹也の真髄が味わえる
春のアコースティックワンマン!

 
【東京公演】
『川崎鷹也 Acoustic LIVE
~出会いと別れのひとり唄~』
チケット発売中
▼3月28日(日)16:30
品川インターシティホール
指定席5500円 ペアシート8800円
ディスクガレージ■050(5533)0888
※3歳未満入場不可。来場者記念「サクラウサギお守り」付。ペアシートは1枚のチケットで2名様分のお席をご用意しております。2名様お揃いの上ご入場をお願いいたします。ペアシートは場内後方のお席となります。予めご了承ください。


Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「僕もいろんなミュージシャンの成功例を見てきましたけど、川崎鷹也はなかなかのレアケース。こういうことがあるから人生分からない。おかげで、今はまだ世に知られていないアーティストでも、みんなに可能性があると思わせてくれました。そして、彼自身も自分の音楽のみならず、そういった同志たちを含めた音楽自体が届いてほしいと建前ではなく本気で語る姿に、とてもグッときました。彼の音楽は、聴いたことがないようなアバンギャルドさも、ぶっ飛んだ斬新さもありません。だからこそ届くし、だからこそ届くのが難しい。そんな中で、こういうスタンダードに良い音楽にきちんと結果がもたらされたことをうれしく思うし、安心もしましたね。まだまだ世の中、捨てたもんじゃねぇなと。あと、家族のことをさらりと話す/話したくなる家族がいるのも、すごく良いなと思いました。今後はファミリー案件の仕事もガンガン増えそう(笑)。話していてもいわゆる新人とは思えない落ち着きで、意外とトークもイケる。またガッツリ話を聞いてみたいアーティストが1人増えました」