インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > ツアーチケットが続々SOLD OUT! 19歳のリアルな感情を歌う、新世代のパイオニアバンドFAITH メンバー全員インタビュー&動画コメント


ツアーチケットが続々SOLD OUT!
19歳のリアルな感情を歌う、新世代のパイオニアバンドFAITH
メンバー全員インタビュー&動画コメント

長野県伊那市発、2020年の今年、全員が20歳を迎える男女混合5人組バンドFAITH。メンバーのうち3人が日米ハーフという編成で、『未確認フェスティバル2017』でエントリー総数3199組の中からファイナリストに選出、1stミニアルバム『2x3 BORDER』が「CDショップ大賞2018」甲信越ブロック賞を受賞、Apple Musicの今最も注目すべき新人アーティストに選ばれるなど注目を集め、2020年1月15日、1stフルアルバム『Capture it』でメジャーデビューを果たした。ボーカルのアカリ ドリチュラーが手がける英語詞には、子供と大人の狭間で揺れ動くティーンの感情が色濃く詰め込まれている。それを王道ロック、ポップパンク、ファンク、カントリーの風合いを感じるものなど、多様性のある本格サウンドに乗せて昇華する。クオリティの高さと充実度はまさに1stアルバムにして10代のベスト盤。収録曲の『19』はFM802 1月度のヘビーローテーションに選ばれ、関西での知名度もグンとアップ。一体彼らはどんなバンドなのか? アカリ ドリチュラー(以下、Akari)、ルカ メランソン(以下、Luca)、レイ キャスナー(以下、Ray)、ヤジマレイ(以下、ヤジマ)、荒井藤子(以下、藤子)に話を聞いた。ぴあ関西版WEB初登場!

世界中で活躍できる大きなバンドになりたい
 
 
――結成の経緯はRayさん、ヤジマさん、Lucaさんがお兄さんたちの影響でライブハウスに通っていてバンドを組み、高校に上がる時にAkariさんと藤子さんが加入した、ということですよね。
 
ヤジマ(g&vo)「はい! 間違いないです(笑)」
 
――全員別々の学校だったんですか?
 
Ray(g&vo)「中学はそうですね。俺と藤子は同じです」
 
藤子(b)「だいたいバラバラでした」
 
――出会いは地元のライブハウス(伊那GRAMHOUSE)だとか。
 
Akari(vo)「地域にライブハウスが1つなので、皆当たり前に集まるのがそこだったんです。ちょうど私が初めてグラムハウスに行った時に、幼馴染だったこの3人が(Akari・Ray・Luca)久しぶりに再会したんです。それで、バンドやろうぜって誘われて」
 
Ray「男子メンバーはもともとバンドをやりたくて。高校入ったら軽音楽部とかあると思うんですけど、俺らはバンドやりたいって思ったのが中学の時だったので。(ヤジマが)1人でギターずっと弾いてる、みたいなのを兄ちゃん伝いで聞いて、“じゃあ一緒にやろうよ”って誘って集まったんです。バンドを組む上で学校は関係なかったですね」
 
――バンドをやりたいという志が一緒だった?
 
ヤジマ「今は一緒だけど、高校の頃は女子2人は他にもやりたいことがあるからバンドは3年生までって話してて、これからどうしようかみたいな時期も結構あったんですけど、いろいろ経験していく中で本気になってきたというか。バンドにまっすぐ向き合ってやれるようになってますね」
 
――そのキッカケは2017年の未確認フェスでグランプリを逃したことですよね。当時メジャーを目指そうとか、目標はあったんですか?
 
Akari「その時はハッキリとした目標というのがあんまりなくて。確かに悔しかったし、おかげでバンドを続けようという気持ちになったんですけど、最終目標としては今と変わらず世界中で活躍できる大きなバンドになりたいってことでした。上京してからメンバー5人やスタッフさんを交えて話し合って、先をちゃんと考えるようになりましたね」
 
――メジャーデビューが決まった時はどうでした?
 
Akari「嬉しかったですね。知り合いでメジャーデビューした人たちは何年も実績を積み上げてきて、大きいライブハウスをソールドさせる実力があって当たり前で。そういう先輩を見てたから、私たちがそこまでいってない時点で“え、もう?”とは最初思いました。でも逆にデビューするからこそ、見合った実力もつけていこうって意識に変わったし、頑張んなきゃいけないと思いました」
 
――若さが持つ無敵感はFAITHの楽曲でも歌われていますが、そこを過信してはいなかったんですね。
 
Ray「“若いのにすごいね”って、言われることはあったんですけど、俺らとしてはあんまり年は関係なくいきたいなと。でも若いって間違いなく武器だなと思ってるんで」
 
Akari「昔から、高校生とか関係なく、対等に見てほしかったのはありますね」 
 
 
 
外から新しい作り方の提案があったことで、やり方の幅が広がりました
 
 
――今作『Capture it』は作品としては4枚目です。前作の『Yellow Road』からどういう経緯で制作に入っていきましたか?
 
Akari「その前の年の夏くらいに曲をたくさん作ろうという時期があって、『Yellow Road』をレコーディングしたタイミングで、一緒に『Our State of Mind』(M-5)と『Lonely』(M-4)も録音してたんです。その時はアルバムとかあんまり考えずに、1週間近く毎日スタジオに行って10時間ぐらい篭って、結構行き詰まりながら作ってて。でも閉じこもってやるのがあんまり向いてなかったみたいで、休憩時間にセッションしてできた曲とかが今の曲につながってるんです。だから曲としては1年以上かけて作ってきたものが多くて、その中でも反発や不満、楽しいことや嬉しいことがあってできた曲なので、今までのアルバムよりいろんな種類の曲があります。それこそ『19』(M-2)は新しいタイプの曲に挑戦してみようって。最初に送った参考曲はガチガチのEDMだったんですよね」
 

 
Ray「最初Akariからまだコードもついてない状態で歌メロと参考曲が送られてきて、もうバッチバチで」
 
ヤジマ「その時男子メンバーは3人でアメリカにいて」
 
Luca(ds)「“待って、どうする?”みたいな」
 
全員「(笑)」
 
Ray「色々と試行錯誤しまくったんで、俺らとしては挑戦的な曲です」
 
Akari「それぞれの好きな曲が詰まったアルバムになりました。『Memory of You』(M-7)も、2ビートの曲を作ろうってずーっと言ってて毎回挫折してたんですけど、やっと真面目に向き合って、“2ビートをどうしたら入れられるか?”みたいな話しをして」
 
Ray「仮タイトルを“2ビート”にして」
 
Akari「そうそうそう! もう逃げられないようにしたので(笑)。最終的に良い感じに仕上がって良かったです」
 
――レコーディングはいかがでしたか?
 
Ray「レコーディングのやり方も結構変わりましたね。今まではオケを完成させて、そこに歌を乗っけてコーラスつけてたんですけど、今回は歌が乗った後も“歌がこうだからオケを変えよう”とか、歌目線で考えるようにしたんですよ」
 
ヤジマ「Akariがさっき言ってた、篭ってた期間も行き詰まって大変だったんですけど、その分長い時間音楽に向き合えるから頭を使うことができて、1回投げ出したものにもっかい向き合うとイメージが湧くのもわかって。とにかく今回は制作期間も長くて、集中して制作できましたね」
 
Akari「10代最後のアルバムになったんですけど、5年間やってきたことが詰まったものになりました。レコーディングの形も変わってきて、プロデューサーさんが入ってくれて、外から新しい曲の作り方の提案があったことで、それも自分たちの蓄えにできる。やり方の幅が広がりました。歌詞も、言い回しや韻の踏み方がわかってきたり、学べることが多くて良かったです」
 
Ray「クラップを録る時にゴム手袋をはめてみたり、遊びながら楽しんでレコーディングしてました。前作のRECの時、スタジオの電気を消して雰囲気を作ると良い感じに録れることがわかったから、今回は最初からやってみたり」
 
Luca「ムーディーにしてね(笑)」
 
Akari「ボーカルブースも、結構暗くしたんですよね。落ち着くし集中できるので。あと自分の好きな香水を振ってめっちゃ良い匂いをブースに充満させてAkariの部屋を作ったから、感情も入りやすくて。リラックスできる空間って大事だなって」
 
Ray「レコーディングにも少しずつ慣れてきて、全体的に良い意味で力が抜けて、自分たちのやりやすいようにできた感はありましたね」
 
 
 
『19』の歌詞にすごく救われた
メンバーの言葉でここまで回復できるってすごい
 
 


――個人的に『19』が衝撃でした。無敵感を歌いつつも、歌詞に“全ての状況がひっくり返った時”と出てくる。冷静さを持ち合わせているんだ、すごいなと思ったんです。
 
Akari「周りに大人の人が多いからこそ現実的に考えさせられる時もあるし、曲を書いた時は10代で、自分が高校生の時なんて“なんで高2でこんなに将来のことを真剣に考えなきゃいけないの?”ぐらいに思ってたんです。その中で自分の主観以外も大事なのかなと思ったりして、客観視する気持ちもちょっと身についたと思います」
 
――『19』にはどういう想いが込められているんですか?
 
Akari「『19』は去年のGWに男3人がLucaのアメリカの親戚の家に2週間遊びに行ってて。それなら私もアメリカ行きたいって、親戚がNYにいたので1週間ぐらい遊びに行ってきたんですけど、その時日本での生活に窮屈さを感じていて。自分らしさを出したら嫌われるんじゃないかとか、この人にこう思われるのが嫌だとか、そういうことばっかり気にして、生きるのがすごい嫌だなと思いながら暮らしてた時期だったんです。で、ポンッとアメリカ行ったら、周りを気にしないし、自分を確立してる人がすごく多くて。全員じゃないにしても、みんな堂々としてるように見えたんですよね。そういう姿に、“カッコ良い、素敵だな”って憧れたのがキッカケです。周りに押し固められたり、型にはめられて生活するのってどうなんだろう、自分を100%出せない状況はどうなんだろうと思って。自分の性格もあるけど、周りの人がそうさせる傾向が日本にはあるなって」
 
――ありますね。
 
Akari「ありますよね? 1つに揃えようとする感じが嫌で、“もっと自分らしくいようよ”とか、“周りを気にしないで自分らしくいた方が絶対に良い”と思って書いた歌詞です」
 
――“私は私でいるために生まれてきた”という歌詞も印象的でした。
 
Akari「そう思いたいって願望もちょっと入ってます。自分に言い聞かせるような感じ」
 
――メンバーの皆さんは歌詞を読んだ時どう思いました?
 
Ray「自分はハーフなんで、向こうの文化も身近に感じてたというか。アメリカの人はなんか、自信を持ってるように感じるんですよね。自分の仕事を“すげえでしょ!”とか、“俺の息子すげえんだよ!”ってめっちゃ自慢するし。でも日本人は良い意味でも悪い意味でも謙遜する文化がある。だからAkariもそういうことも考えてんのかなー?とは思いましたね」
 
Akari「うん、そんな感じ」
 
ヤジマ「俺も初海外・初アメリカに行って、いろんな衝撃を受けて。自分も無意識に人の目を気にしたり顔色を伺うタイプなんで、それがアメリカに2週間いた中でどんどん剥がれていったというか。意外とみんな俺のこと見てねえなって(笑)」
 
Akari「良い意味でね(笑)」
 
ヤジマ「そういうふうに思ったら、ふわっと楽になったというか、人生がすごい楽しくなりましたね」
 
――Lucaさんと藤子さんはどうですか?
 
Luca「俺は小さい頃アメリカのニューオリンズに住んでて、皆フレンドリーで知らない人とも一緒に話して仲良くなって、人間としてコミュニケートするのが当たり前だったんですよ。でも日本に暮らして東京に出たらそれが当たり前じゃないことに気づいて。さらにそれを当たり前じゃないと思ってない人が多いんだなって。この曲はそういう人に対する曲なんじゃないかなと思います」
 
藤子「4人が言ってた内容はもちろんそうなんですけど、私自身、気分が落ちたり塞ぎ込んでる時期にAkariの歌詞の和訳を読んだんです。和訳だから英語で伝えたいことが100%伝わってないかもしれないけど、英語ができない私みたいな人でも『19』の歌詞にはすごい救われたというか。メンバーの言葉でここまで回復できるっていうリスペクトが、“はあ〜すごいなあ(感嘆)”って(笑)」
 
Akari「(笑)」
 
藤子「FAITHはそういうところが好きだなと思って。実際に自分が助けられたからこそ、すごく思い入れがあります」
 
――“19歳でいられるうちはなんだってできる”という歌詞があります。20歳になって変わったことはありますか?
 
Akari「19歳が20歳になった短期間だと、一気に何かが変わったとかはないんですけど、自由が増えたから」
 
Ray「酒が飲めるようになった(笑)。そういう変化はあるけど」
 
Akari「制限がなくなることで、多少の息抜きのしやすさというか、気分が楽になる感じはありました」
 
Ray「そう考えると19歳とか1番むずいんじゃないかな。逃げ道がないし」
 
Akari「大人になりたいところもあるし。ただその分責任もついてくると思うので、ちゃんとしなきゃ(笑)」
 
Ray「大人になったけど大人にならなきゃなって気持ちがあります」
 
ヤジマ「10代の頃って、大人は自分たちのことを子供だと思ってるし、自分も子供の関係で喋ってたけど、わかりやすく数字で大人になったから、対等に話さなきゃって意識につながって、大人と話すのがすごい楽になった」
 
Akari「確かに。成人してる時点で大人として扱われるので、そこは結構楽になった部分だと思います。子供だからって言われるのがずっと嫌で、だからこういう歌詞も書いちゃうんですけど、“いや一緒だから”みたいな。ひねくれてるんですよね(笑)」
 
Ray「完全にひねくれてる(笑)」
 
Luca「メンバーそれぞれ思うことがあって意見交換するから、考え方が大人っぽくなっていってると思います。みんなの意見が混ざって自分の意見があるから、ほんとに支え。それが結構デカいかな」
 


 
楽曲を客観的に全体で見る目がついてきた
 
 
――『Caught Up in Time』(M-9)は壮大な1曲ですね。
 
ヤジマ「この曲はAkariが最初にギターとメロを持ってきてくれて。カントリー調だったんですけど、カントリーって結構そのままのムードで突き進んでいくから意外とスケールが大きくし辛いんですよね。だけど歌メロはスケールがデカいし、どう壮大にするかアレンジが難しくて」
 
Luca「後半につれてどうするかは結構話し合いましたね」
 
Ray「むずかったよね」
 
ヤジマ「むずかった~」
 
Luca「急に雰囲気変えても違和感あるだし、段階をどう踏むか」
 
ヤジマ「プロデューサーさんと意見交換しながら作って」
 
Ray「今まで自分たちのできる楽器でしか曲のアレンジが考えられなかったんですけど、音の重ね方というか、他の楽器の音色で世界観を作っていくところもすごく勉強になった曲ですね」
 
藤子「『Capture it』を作るにあたってベーシストとしてすごい成長できたというか。『2×3 BORDER』と『Capture it』を今聴き比べると、圧倒的に『2×3 BORDER』の方がめっちゃフレーズが動いてるんですよ、ベースとして」
 
全員「ああ~!」
 
藤子「やりたいことをやりたいだけやってるんだけど、それを踏まえて『Capture it』を聴くと、ベースの立ち位置が確立されてるというか。そういうのもプロデューサーさんに教えてもらったし、その考えを吸収したメンバーからも教えてもらった。『Caught Up in Time』はめちゃくちゃシンプルだけど、それが1番出てる曲なのかなと思います」
 
Ray「なんかやっぱ自分の楽器を聴いちゃうんですよね。“あ、俺今カッケーことしてんな”みたいな」
 
Akari「(笑)」
 
Ray「多分それぞれがそう思ってたから、やりたいこと詰め込みすぎてボーカルが聴こえないとか、ごちゃごちゃになっちゃう部分があって。だけど今回自分たちでも“シンプルな方が全部の音が聴こえるじゃん!”って気付けて。楽曲を客観的に全体で見る目がついてきたなと思いました」
 
――ジャケットもポップで可愛いですね。
 
ヤジマ「メジャー1発目だから名刺代わりにしたくて。今までメンバーの顔ががっつり写ってるジャケットあんまりなかったんですけど、今回はちゃんと顔も見えるようにして、世界観もありつつ」
 
Akari「テーマは、ホームパーティーしてて、朝方疲れて1つの部屋に集まってきた5人(笑)」
 
ヤジマ「“結局集まっちゃうよね、うちら~”みたいな」
 
Akari「スンとしてる感じなんですけど、裏面や中面でポップさが伝わればいいかなと思って。サブスクとかで表のジャケットだけ見る人が多いので。“大人っぽい顔してるね”とか“カッコ良いね”とか言ってくださるんですけど、裏と中まで自分たちで考えてこだわったんで、是非見てほしい~(笑)」
 
――これから新しいFAITHがスタートするわけですが、今後の展望は?
 
ヤジマ「大きく言えば、世界の誰もが知ってるアーティストになりたくて。それに向けて小さな目標をとにかくステップアップしていく感じですかね。とりあえず今年はメジャー1年目なので、やれることを全力でやりつつ、良い音楽と良いライブを作り続けていけたらなと思ってます」
 
――個人でやりたいことは?
 
藤子「目標、2つあって。1個はFAITHのベースとして成長して、いろんなことに挑戦して頑張ることを怠らずに、地に足つけて頑張り続ける。2つ目は外国行ってみたいなー」
 
Akari「おお! 一緒に行こうよ(笑)」
 
藤子「私ラーメン大好きなんですよ。客観的に外国のラーメン食べて、ちゃんとレビューとか書きたい」
 
Ray「それは聞きてえ!(笑)」
 
藤子「今年こそは行ってみたい。あと洋服が好きなんで、ストリートの古着屋さんも行ってみたいです!」
 
Luca「俺も外国行きてえなあ。世界旅行したいですね。自分はイタリアの血がちょっと入ってるから、20代のうちに絶対イタリアは行ってみたいですね。で、スパゲティ食べて、一眼レフ持ってって、夜景撮って、チャリに乗る(笑)」
 
Akari「私も2人と似ちゃうんですけど、去年の11月に1人で台湾旅行に行ったんです。3泊4日で何も決めずに行ったのがすごい良くて。1人で行った割には1日も1人でいなかったぐらい楽しかったので、今年は2~3カ国目標で1人海外に行きたいと思ってます」
 
――Rayさんは?
 
Ray「去年は結構新しいジャンルの音楽に触れる機会が多くて新しい扉をいっぱい開けてきたんで、今度はその開けた扉を深くまで追いたいなと思ってます」
 
Akari「おー」
 
藤子「なんかカッコ良い」
 
Ray「表面だけ知ってても面白くないから、各ジャンルをガーッと掘っていきたいですね」
 
ヤジマ「音楽に関わらずね」
 
Ray「うん、ほんとそうですね」
 
ヤジマ「都市伝説とか好きだもんな」
 
Ray「都市伝説も人に説明できるくらいには知っときたいですね(笑)」
 
ヤジマ「俺は今年、富士山に登りたいです! ずっと登山はしたかったんですけど、結局してなくて、せっかく登るなら富士山だなと思って、バンドで日本一とりたいなという意味も込めて」
 
――今年の夏とか。
 
ヤジマ「そうですね、行きたいです!」
 
Ray「富士山で1曲書いてきてよ」
 
Akari「書けるまで降りられません(笑)」
 
ヤジマ「……マジ?」
 
全員「(笑)」
 
ヤジマ「マネージャーも一緒に!」
 
マネージャー「良い曲か判断するわ(笑)」
 
Ray「それは良い曲ができるな」
 
ヤジマ「楽しみにしててください(笑)」
 
――2月から全国4カ所でツアーが始まります。どんなツアーになりそうですか?
 
Akari「前回に比べたら本数は少なくなったんですけど、少ないからこそ足を運んでくれるお客さんに目一杯楽しんでもらえるライブをしようと思っていて。スリーマンツアーの後がワンマンで、いつもより長い時間で楽しんでもらえるので、今まで以上にショーのような、広い会場を思わせるようなライブがしたいですね。お客さんとコミュニケーションが取れるような楽しい空間を作っていきたいなと思ってます」

text by ERI KUBOTA



(2020年2月12日更新)


Check

Movie

Release

Major 1st Full Album『Capture it』
発売中 2500円(税別)
VPCC-86291

《収録曲》
01. Party All Night
02. 19
03. September 7th (Updated)
04. Lonely
05. Our State of Mind
06. By My Side
07. Memory of You
08. Yellow Road
09. Caught Up in Time

Profile

フェイス…長野県伊那市発、平均年齢20歳の5人組バンド。2015年、別々の高校に通うメンバーが伊那GRAMHOUSEに集まり結成。メンバーのうち3名が日米のハーフというユニークな構成。 90年代洋楽をルーツに感じさせるサウンドにメインストリームのメロディが融合した、新世代が鳴らすグローバルポップ。 ボーカル、Akari Dritschler(アカリ ドリチュラー)の瑞々しく伸びやかな歌声も魅力。 2017年開催の10代限定夏フェス「未確認フェスティバル2017」では、エントリー総数3199組の中からファイナリストに選出。同年11月に全国発売された1st Mini Album『2×3 BORDER』が「CDショップ大賞2018」甲信越ブロック賞やApple Musicの今最も注目すべき新人アーティスト作品に選出される。 2018年12月には、“ロックプリンセス” クリッシー・コスタンザ率いるAgainst The Currentワールドツアー東京公演のオープニングアクトに抜擢。2019年4月リリースの2nd EP『Yellow Road』がタワーレコードの推薦作品 “タワレコメン”に選出され、楽曲がテラスハウスのBGMに、日本テレビ“2019MotoGPイメージソング”として『CHAMP」が起用されるなど話題を集めている。2020年1月、1stアルバム『Capture it』でメジャーデビュー。収録曲の『19』はFM802の1月度ヘビーローテーションに選ばれた。音楽へのピュアな熱量とボーダーレスな本格サウンドを兼ね備えたニューカマーとして要注目!

FAITH オフィシャルサイト
http://www.office-augusta.com/faith/


Live

「FAITH 1st Full Album
“Capture it” Release Tour 2020」

【大阪公演】
SOLD OUT!!
▼2月22日(土) 18:00
アメリカ村 BEYOND
スタンディング-2800円(ドリンク代別途必要)
[ゲスト]竹内アンナ/The Winking Owl
※3歳以上はチケット必要。
※チケットは1人4枚まで。
[問]H.I.P.■03-3475-9999

Pick Up!!

【愛知公演】

チケット発売中
Pコード:172-143
▼2月28日(金) 19:00
池下CLUB UPSET
スタンディング-2800円(ドリンク代別途必要)
[ゲスト]Mega Shinnosuke/Absolute area
※3歳以上はチケット必要。
※チケットは1人4枚まで。
[問]H.I.P.■03-3475-9999

【長野公演】
SOLD OUT!!
▼2月29日(土) 18:00
松本ALECX
スタンディング-2800円(ドリンク代別途必要)
[ゲスト]FINLANDS/竹内アンナ
※3歳以上はチケット必要。
※チケットは1人4枚まで。
[問]H.I.P.■03-3475-9999

【東京公演】
SOLD OUT!!
▼3月6日(金) 19:00
TSUTAYA O-Crest
スタンディング-2800円(ドリンク代別途必要)
※3歳以上はチケット必要。
※チケットは1人4枚まで。
[問]H.I.P.■03-3475-9999



『HIROSHIMA MUSIC STADIUM
-ハルバン’20-』

チケット発売中 Pコード:173-214(1日券)、780-699(日券)
▼3月21日(土)・22日(日) 12:00
広島市内ライブハウス
1日券(全自由)-4000円(ドリンク代別途要(リストバンド交換時))
2日券(全自由)-7000円(ドリンク代別途要(リストバンド交換時))
[出演]alcott/ANTENA/the shes gone/This is LAST/ドラマストア/Novelbright/Half time Old/FINLANDS/reGretGirl/ircle/アシュラシンドローム/kobore/SPARK!!SOUND!!SHOW!!/セックスマシーン!!/超能力戦士ドリアン/バックドロップシンデレラ/ビレッジマンズストア/POT/Maki/ヤングオオハラ/RED in BLUE/OKOJO/オレンジスパイニクラブ/KALMA/THE BOYS&GIRLS/THEラブ人間/時速36km/東京少年倶楽部/東京初期衝動/ドミコ/FAITH/mother/メメタァ/アメノイロ。/OCEANS/Cloque./The 3 minutes/3markets[ ]/TETORA/ドラマチックアラスカ/NoisyCell/BACK LIFT/PELICAN FANCLUB/マイアミパーティ/MOSHIMO/Yellow Studs/嘘とカメレオン/homme/Sunrise In My Attache Case/SpecialThanks/中山卓哉/PARIS on the City!/藤森元生/Plot Scraps/ココロオークション/PK shampoo/ROKI/Attractions/I’m Funny Fable./EOW/Oh No Darkness!!/きつねでこんコン!/くっつくパピー/KEISUKE/STUDY WHO/Newspeak/Made in Raga-sa/みきなつみ/みゆな
※6歳以上はチケット必要。リストバンド交換は10:30~。出演者は変更の可能性あり。出演者はいずれか1日に出演。出演者変更に伴う払戻し不可。会場・出演者等の詳細は、オフィシャルHP(http://www.haruban.rocks/)にてご確認ください。再入場可。各会場満員の際は、入場制限をする可能性あり。2日券は、Pコード:780-699にて販売。
※販売期間中は1人1公演につき4枚まで。
[問]夢番地広島■082-249-3571


『SANUKI ROCK COLOSSEUM 2020』
チケット発売中 Pコード:562-000
▼3月22日(日) 11:30
高松市内会場
3/22 一日券-4500円
[出演]阿部浩二/AIRFLIP/赤い公園/バックドロップシンデレラ/claquepot/Creepy Nuts/ドラマストア/FAITH/FIVE NEW OLD/八十八ヶ所巡礼/HAND DRIP/ハルカミライ/林青空/hozzy&田中ユウイチ(藍坊主)/藤森元生/ハンブレッダーズ/井上美喜/ircle/Ivy to Fraudulent Game/Kaco/kobore/古墳シスターズ/KOTORI/KUZIRA/マカロニえんぴつ/Made in Raga-sa/Maki/マタノシタシティー/mimosa/三阪咲/mol-74/中村一義(Acoustic set with 三井律郎)/Newspeak/NoisyCell/OCEANS/PassCode/PELICAN FANCLUB/Rihwa/SCUM FACTORY/奢る舞けん茜/SPARK!!SOUND!!SHOW!!/SpecialThanks/四星球/Suspended 4th/鈴木実貴子/たけやま3.5/TETORA/the engy/The Spanky Muds/The 3 minutes/東京初期衝動/突然少年/w.o.d./WOMCADOLE/9mm Parabellum Bullet
※未就学児童は入場不可。6歳以上はチケット必要。購入したチケットは、パス交換所にて専用パスに引き換える必要があります。出演者はいずれか1日に出演。出演者変更・キャンセルに伴う払戻しは致しません。詳細はHP(http://www.duke.co.jp/src)でご確認下さい。
※販売期間中は1人4枚まで。
[問]デューク高松■087-822-2520

チケット情報はこちら