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「ギターのいいところは、“こうじゃなきゃいけない”がないんだよ」
12/28(土)大阪・フェスティバルホールでついにツアーファイナル!
愛器ムスタングから盟友・石田長生への想いに音楽観×人生観を語る
Charインタビュー&動画コメント

 日本を代表するギターヒーロー、Charが長年愛用してきたトレードマークとも言えるギター=ムスタングを、モダンにアップデートしたシグネチャーモデル、その名も“CHAR MUSTANG®”。来年の東京オリンピックをきっかけに生まれた新たな相棒に込めた想いについて、そして、今年はトリビュートアルバム『SONGS OF Ishiyan』に未発表ライブ音源集『大馬呆展(おおばほてん)』と関連作のリリースが続いた、かつてBAHOとして共に歩んだ盟友、故・石田長生の魅力について。現在は、澤田浩史(b)、Dr.kyOn(key)、ZAX(ds)(The BONEZ/Pay money To my Pain)らと全国ツアー『Char Live Tour 2019 “Mustang Since 1964”』の真っ只中、12月28日(土)には大阪・フェスティバルホールにてファイナルを迎えるCharが語る、ギターが見せてくれた景色と、ライブがくれた喜びと、音楽が教えてくれたこと。8歳からギターを弾き続け、御年64歳の今もなお、「“今日のライブ、よかったよ!”って言われるのが一番嬉しい」と笑うCharが残した大切な言葉の数々に、改めて思い知らされる。この人にして、この音楽あり。

 
 
エレキギターってもっともっと世界に羽ばたいていけるツールなのかなって
 
 
――だいたいは“今度アルバムが出て”とか、“ライブがあるので”みたいなプロモーションが定番ですが、“新しいギターができたから”というのは、本当にCharさんらしいなと(笑)。現在、開催中のツアーのタイトルも『Char Live Tour 2019 “Mustang Since 1964”』ということで、今年作られたシグネチャーモデル、CHAR MUSTANG®にインスパイアされたところも大きいのかなと。
 


「前回の東京オリンピック(’64)は俺がちょうどギターを始めた頃で。当時、輸入楽器を扱う銀座のお店の、鍵のかかったショーケースにそういうギターをよく見に行ってて。ある日そこにムスタングが登場して…縁があったんだろうね。その数年後、ようやく買ったストラトキャスターをかっぱらわれて落ち込んでるところに、友達から“帰国するアメリカ人がガレージセールに出していた”と聞いたのがムスタングで。痩せても枯れてもフェンダーのギターだから喜んでそれを買って、今に至ると(笑)。そしたらまた来年、東京オリンピックがあるっていうんで、’20年モデルを作りたいなと思い立ってフェンダーに相談したら、ぜひぜひということで。元々ムスタングってビギナー向けというか、学生用に作られた楽器でひと回り小さいし頑丈なんだけど、チューニングが狂いやすいとかいろいろ難点もあって。まぁ俺は気にしてないんだけど(笑)。でも、その辺の余計なところを削ぎ落としたモデルを作りたいなって」
 
――今までのCharさんのシグネチャーモデルはカスタムショップメイドで高価なものでしたけど、今回は手の届きやすい価格帯ということも含めて、Charさんの思惑があったと。
 
「ギターを弾く楽しさとか、ひいてはバンドを作る楽しさとかをもっと伝えるためにも、この歳になって俺も少しは社会貢献しないとなって(笑)。そういう意味でも、価格も含めてこれからギターを始める人も、今プロの人も使えるようなスペックにして、もう1回ムスタングに陽を当てたいなと。プロでムスタングを使ってるヤツって、世界的にもあんまりいないからね。ニルヴァーナのカート・コバーン(vo&g)が90年代に使っていたぐらいじゃないかな?」
 
――インタビューをしていても、“いじめられていたけどギターを手に取って、バンドを組んで”みたいな話がまだあったりして。やっぱり音楽って、楽器って夢がありますよね。
 
「エレキギターを“ジャーン!”と鳴らせば、“今日から俺は!!”っていう気持ちになれるし、テクニックを身に付けるなら練習すればいいだけだし、気軽に持ち運びもできる。俺ももう60を過ぎてるとは言え思うけど、エレキギターってもっともっと世界に羽ばたいていけるツールなのかなって。俺が子供の頃は大学受験して就職するか、もしくはスポーツで何者かになるか、もしくはドロップアウトするか、だったから(笑)。そのドロップアウトの中の選択肢の1つに、“バンドを組む”があったことが素晴らしかったと思うんだよ。60〜70年代には、そういうところから個性を持ったアーティストが登場して、それが世界を席巻した。日本はある種オンタイムで洋楽を聴いてきてるから、“ここから先はひょっとしたら、エレキだったりバンドだったりが、すごく可能性があるんじゃないか?”って思ったよね。だいたいエリック・クラプトンだとかジェフ・ベックだとかの世代がまだ現役でやってるわけだし」
 
――最近よく聞くのは、友達がいない=バンドを組むのが難しいし、今は1人で全部トラックも作れちゃうから、ラッパーになる子とかも多いですね。
 
「それも1つの選択肢だよね。でも、ギターが弾けた方がモテるよ(笑)」
 
――アハハ!(笑) カッコいい!
 
「それだけで俺もいまだにやってるから(笑)。あとはやっぱりライブがやりたい。今も子供の頃も変わらないのは、ギターを持ってライブをやるのは特別なこと。まさか64になってもやってるとは思わなかったけど(笑)」
 
――8歳でギターを始めて、ショーケースの中にあったあのギターが、いろんな世界に連れていってくれて。
 
「本当にそうだよ。俺からしてみれば、フェンダーのカスタムショップでシグネチャーモデルを作ることになるなんて…夢の夢だったよね。だって、子供の頃によだれを垂らしてショーケースを見てた、お年玉500年分だと思ってたギターのメーカーで作れるなんて(笑)」
 
――今回のツアーではすでに新しいムスタングを弾いているとのことで、何か新しいフィーリングはありましたか?
 
「旧ムスタングと持った感じは一緒なんだけど、野性味はまだ残りつつ、やっぱり’20年の音だなって。ショートネックの弱点だった低音弦がより太い音になって、そのためにこれまではストラトで表現していた曲も、新しいムスタングでは持ち替えなくてもある程度表現できる。今のところツアーもずっとこれでやってるので。あと、ストラトはストラトの、ムスタングはムスタングの表現があるんだけど、そのどちらでもない新しい表現ができるのはあるね」
 
――ツアーのドラマーとして、新たにZAX(The BONEZ/Pay money To my Pain)さんが参加していますね。
 
「前からThe BONEZを観て、“この太鼓いいな”と思ってて、1回遊んでみたいなと。たまたまいつもやってるドラマーとスケジュールが合わなかったのもあって、今回はZAXとやるチャンスなのかなと思って。バッチリだった」
 
――やっぱりドラムが変わると全部が変わるじゃないですか。Charさん、澤田浩史(b)さん、Dr.kyOn(key)さんの中に飛び込んでいくZAXさんの方がプレッシャーかなと思ったんですけど。
 
「最初はブツブツ言ってたけど、今はめちゃくちゃ楽しんでるみたい(笑)。俺も楽しんでるし、ZAXはパワーがあるし、人間がいい。元々は生粋の東京人4人のバンドだったのに、メンバーの半分が関西人になっちゃったよ(笑)」
 
 
音楽は勝ち負けじゃないから、個性だから
 
 
――今年は故・石田長生さんとのユニットBAHOの未発表ライブ音源集『大馬呆展』や、トリビュートアルバム『SONGS OF Ishiyan』のリリースもありましたけど、改めて形にする中で思うことはありましたか?
 
「生前から“自分でパフォーマンスするより人にやらせた方が曲が活きるよ”って、“どの口が言ってんだ?”っていつもケンカになってたんだけど(笑)。元々、石やんはいい曲を書く人で前からそれは感じてて、今回は“好きな曲を選んでトリビュートしてくれ”ってみんなに言ったら、もう思った通り原曲よりいい曲にしてくれて(笑)。やっぱり曲もそうだし、詞もそうだし、石やんは関西の大阪という場所では特に必要な人だったんじゃないかな。いろんな意味での扇の要みたいな。これだけの人が集まってくれて=音楽的にも、人間的にも、まとめる力がある人だったんだなと思った。俺の知らない石やんもまた見れたし」
 
――その音楽も、人も、忘れないでいてくれることはきっと嬉しいですよね。
 
「まぁ死んだヤツに乗っかって金儲けをしようとしてるだけだよ(笑)」
 
――よく言いますよ(笑)。こういうことができるのも音楽の力だなと。
 
「ホントそうだよね。例えば、クラシックだと“この曲はこういうふうに演奏しなきゃ”みたいなことが得てしてあるじゃない? でも、俺らがやってるようなジャンルの音楽は、好きなようにアレンジして、時に原曲よりよくすることもできる。それは今までもずっと行われてきたことだし、またこの先、違う若者が石やんの曲をカバーしていってくれたらいいなと思う。そうやって歌い継がれれば」
 
――そういう意味でもいいですね、トリビュートは。
 
「俺だって、子供のときはクラプトンがブルースを始めた人だと思ってたぐらいだから(笑)。あり得ないんだけど、子供だから分からないじゃん。そこからB.B.キングがいたり、フレディ・キングがいたり、またその元になってる人がいることを知って…それがいろんなところでフレーズになって俺の中にもあるし、俺の音楽を聴いてる人の中にも入っていってる。ギターのいいところは、“こうじゃなきゃいけない”がないんだよ。誤解でもいいんだよ。今のつまんないところは、YouTubeだか何だかで見れちゃう=誤解できないから」
 
――最近の若い世代にインタビューをすると、“自分が一番だ”とか“俺ってすごい!”と最初は思っていても、YouTubeを見たら自分よりすごいヤツが世の中にいるのがすぐに分かって、勝手に諦めちゃうと。
 
「もちろんスポーツは数字で結果が出るけど、音楽は勝ち負けじゃないから、個性だからね」
 
――今の世の中が傾倒していってる、“こうじゃなきゃいけない”ムードをぶっ壊せたり突破できるのが、案外ギターみたいなものだったりするかもしれないですね。
 
「それが音楽だからね。だって、自分の息子と同じ歳のヤツとバンドが組めるんだよ?(笑) 今回のツアーだって、外国人も含めていろんなチョイスがあったんだけど、やっぱり最後は人間じゃん? “こいつと一緒にやりたいか?”っていう。それに年齢とか出身は関係ないし、そこは音楽の一番面白いところだと思うよ。でも、昔は考えられなかったよね。例えば、俺が親父の世代の人と何かを一緒にやるって…釣りとか? 将棋とか?(笑)」
 
――アハハ!(笑) しかも人前でやる行為ですからね。
 
「しかもこっちが書いた曲を若いヤツにやらせるわけで。やっぱり曲も俺も若返るよね、ZAXとやることによって」
 
――音楽は楽器で変わるし、人で変わるし。
 
「やっぱり楽器で会話するわけだから、もう本当にみんな真剣だから。いろんな楽器がアンサンブルを作って、それが多ければ多いほど逆に個性が音になって出てくる。俺と石やんだってもう、2人で個性をぶつけ合った異種格闘技みたいな(笑)。今回、ZAXとやることでそういうことも証明されたかなって。ZAXも発見があると思うよ。俺に対していろんなイメージもあっただろうから。まさかこんなにやんちゃだとは思ってなかっただろうけど(笑)」
 
――Charさんはムスタングを持ったときにティーンエイジャーに戻れると言ってましたけど、今でもライブをしてギターを弾くことが、ちゃんと楽しいのはいいですね。
 
「大変だけどね(笑)。大変だけど、いい意味で歳と共にとんがっていってる部分はあるね。シャープになってる」
 
――丸くなるんじゃなくて、むしろ。
 
「それだけはあり得ない(笑)。感性はよりエッジィになっていきたいと思うし」
 
――逆にそういうCharさんであり続けてくれたら、僕たちも歳を取るのが怖くなくなります(笑)。
 
「もちろん20〜30の頃と同じとは思わないけど、今の方が無駄がなくてよりストレートにできてる感じはする。迷いがないというか、もう知ったこっちゃないという(笑)。こっちがいいと思うものをやらない限り意味はない。もちろん相手が欲してるものを提供したいという、エンタテインメントのルールみたいなものを知らないわけじゃないけど、“よっしゃ!”って思えるものが全てじゃないかな」
 
 
決めごとはあるけど決めてないこともいっぱいあるんだよね
そこのスリルみたいなものが面白いわけで
ライブってその日にしかできないことだから
 
 
――今のCharさんの話を聞いていたら、ツアーファイナルのフェスティバルホールはいい日になりそうですね。
 
「そう、年末は大阪でね。しっかり体調を整えて臨みたいです。やっぱりそこは大事だよ、表現するにはメンタルとフィジカルが一致しないと悔しい想いをするからさ。でもまぁ、決めごとはあるけど決めてないこともいっぱいあるんだよね。そこのスリルみたいなものが面白いわけで。ライブが始まってから終わるまで、ステージの上でレコーディングと同じようなことをやって何が面白いのかって思うよ。トラブルが面白いのに(笑)。やっぱりライブってその日にしかできないことだから。もちろんフェスティバルホールでもベストを尽くすつもりではいるけど、そのベストのクオリティを上げていきたいというか、そうじゃないと意味がない。“今日のライブ、よかったよ!”って言われるのがいまだに一番嬉しいことで、“新しいCD、いいですね”にはあんまり興味がない(笑)」
 
――それぐらいライブでの声が嬉しいというか、力になるというか。
 
「レコードのA面/B面を作るのは1つのアートな作業だけど、トラックを作る=エディットをしてるので、あんまりアーティスティックな作業ではなくなっちゃってて。モノラルからステレオになって、ステレオから4chになって、8ch、16ch、32ch…って上がってデジタルになって、ついにはもう無尽蔵にトラックを作れて、サンプリングもできる。誰もがトラックを作れる時代だと思うんだけど、その中に入ってるものは何なのか? そこは人間じゃないと。だから絶対に失敗もするしトラブるんだよ。そこをきれいにシェイプされちゃったら、隙間もないし、音楽として聴いてて面白くなくなっちゃう。まぁぼやいてばっかりでもしょうがないんで、俺はその分、ライブでやるから」
 
――だからこそ、観に来てよっていうことですよね。
 
「ぜひぜひ! 音楽っていうものは、やるヤツも聴くヤツも楽しむ才能を持ってるわけだから。人類の才能だからさ、音楽で喜怒哀楽を感じられるのは。明るいコードを明るいと思う。悲しいメロディを悲しいと思うのって、教育じゃないじゃん? どこの国に行ったってそうなんだよ。何でやろ?(笑) きっとDNAだよね。だったら、そっちを研ぎ澄ませた方が面白いんだよ。この間、何でラグビーを知らない人までみんなが食い付いたかっていうと、あの生々しさなんだよ。あれだけフィジカルなのにインテリジェンスを感じるスポーツだったっていうことだと思う。人間が持ってる喜怒哀楽が、あのスポーツの中にも入ってたんじゃないかな。俺もハマっちゃったもん」
 
――そう考えたらやっぱり、音楽とかスポーツはいろんなものを飛び越えてつなげるパワーがありますね。
 
「ね。だからもう、“ええ加減にせんかい阪神! しっかりせえや!!”って思ってる(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) まさかの最後がそのオチ(笑)。
 
「今年はいわゆる令和元年だったし、来年は来年で東京オリンピックもあるし…交通規制とか面倒くせぇな、ちょっとの間、大阪にいようかな?(笑) 知らないうちに21世紀もはや20年も経ってしまったんだと思うと、これから先、孫のために俺ができることは音楽しかないんで(笑)。やり通していきますよ」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2019年12月27日更新)


Check

Movie

声もシブい…シビれます!
Charからの動画コメント

Release

進化と円熟を続けるCharの
未発表ライブ映像をコンパイル!

LIVE DVD/Blu-ray
『OLD NEWS』
【DVD】
発売中 3850円
ZICCA RECORDS
ZRON-02
【Blu-ray】
発売中 4400円
ZICCA RECORDS
ZRON-03
※特典ダウンロードカード内容:新曲5曲を含む、2018年ツアーライブ音源全25曲
[ZICCA PICKER 2018 vol.20 live in Tokyo / 2018.10.14 日比谷野外大音楽堂公演]

<収録曲>
01. All Around Me
  2011.9.13 川口リリア
 『TRADROCK “Acoustic” by Char』
02. Jeff's Boogie
  2016.5.15 武田神社
 『Char 2016 Tour “1976+40=2016”』
03. Shinin’ You Shinin’ Day
  2017.12.27 紀尾井ホール
 『Char Acoustic Tour 2017』
04. Without Love
  2012.4.21 日比谷野外大音楽堂
05. Cry Like a Baby
  2018.2.8 Billboard Live Tokyo
06. Nameless Land
  2018.5.20 日比谷野外大音楽堂
 『Char Live 2018 “Yaondayon”』
07. Rippa na Slippa
  2018.5.20 日比谷野外大音楽堂
 『Char Live 2018 “Yaondayon”』
08. Song In My Heart
  2010.9.4 きゅりあん
 『TRADROCK by Char』
09. Smoky
  2013.12.29 EX THEATER ROPPONGI
 『Char 3 Nights』
10. You Got The Music
  2014.12.30 EX THEATER ROPPONGI
 『Char “RECITAL” 2014』
11. Tomorrow Is Coming For Me
  2013.12.27 EX THEATER ROPPONGI
 『Char 3 Nights』
12. Apple Juice
  2017.1.29 フェスティバルホール
 『Char 2017 Live』

Profile

チャー…’55年6月16日、東京生まれ。本名・竹中尚人(たけなかひさと)。ZICCA REDORDS 主宰。8歳でギターをはじめ、10代からバックギタリストのキャリアを重ねる。’76年に『Navy Blue』でデビュー以降、『Smoky』(’76)『気絶するほど悩ましい』(’77)『闘牛士』(’78)等を発表。Johnny, Louis & Char結成の翌年、’79年に日比谷大野外音楽堂にてフリーコンサート『Free Spirit』を行う。’88年、江戸屋設立以降、ソロと並行して、Psychedelix、BAHOでの活動を行う。’09年にはWEB を主体としたインディペンデントレーベル、ZICCA RECORDSを設立し、自身が影響を受けたギタリスト(エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ベンチャーズ、ジミ・ヘンドリックス等)のカバーであるTRADROCKシリーズ(DVD/CD)全7タイトルを発表。’15年5月、十二支のアーティストによる書き下ろしアニバーサリーアルバム『ROCK 十』(ロック・プラス)を発表[子:泉谷しげる、丑:佐橋佳幸、寅:布袋寅泰、卯:ムッシュかまやつ、辰:石田長生、巳:奥田民生、午:松任谷由実、未:佐藤タイジ、申:JESSE、酉:福山雅治、戌:宮藤官九郎、亥:山崎まさよし]。6月15日、還暦を迎える前夜に、13組のアルバム参加アーティストをシークレットゲストに迎え、日本武道館公演を開催。7月、日比谷野外大音楽堂にてフリーコンサート『Rock Free』を開催。’16年、デビュー40周年を記念した全国28ヵ所のツアー『1976+40』を敢行。また、ギターマガジン誌による、プロギタリストを中心とした音楽関係者へのアンケート投票『ニッポンの偉大なギタリスト100』にて、1 位に選ばれる。’18 年、Fender Custom Shopにて日本人初のプロファイルドモデルを発表、またオリジナル楽器ラインZICCA AXも展開中。

Char オフィシャルサイト
https://top.zicca.net/

Live

新たなシグネチャーモデルを手に
今年はツアーファイナルで大阪へ!

 
『Char Live Tour 2019
“Mustang Since 1964”』

【宮城公演】
▼11月23日(土)SENDAI GIGS
【東京公演】
▼11月28日(木)かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
【群馬公演】
▼12月7日(土)高崎芸術劇場
スタジオシアター
【東京公演】
▼12月8日(日)中野サンプラザ
【北海道公演】
▼12月21日(土)Zepp Sapporo


【愛知公演】
チケット発売中
▼12月27日(金)18:30
Zepp Nagoya
全席指定7800円
[メンバー]澤田浩史(b)/Dr.kyOn(key)/ZAX(ds)
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※2階以上の最前列は、安全確保のため、
着席での観覧をお願いしておりますので
ご了承ください。

 

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード175-024
※販売期間中は、インターネット・店頭にて販売。電話での受付はなし。
▼12月28日(土)16:30
フェスティバルホール
全席指定(当日引換券)7800円
[メンバー]澤田浩史(b)/Dr.kyOn(key)/ZAX(ds)
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※公演当日、開場時間より当日券窓口にて座席指定券と引換えいたします。お渡しするお席は先着順ではございません。予めご了承ください。

チケット情報はこちら

 

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ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「今年もChageさん、中村あゆみさん、八神純子さんetcとレジェンドの取材をさせてもらいましたが、ついにCharさん初取材ですよ! 今回はアルバムのリリース云々ではないインタビューでしたが、名曲『Smoky』('76)が生まれたのもムスタングのギターのサイズ感が呼んだフレーズがきっかけになったというぐらい、Charさんのキャリアには欠かせない愛器を再構築したシグネチャーモデルや、関西のシーンの重要人物だった故・石田長生さんとの思い出、新たなツアーメンバーZAXさんとのエピソードなど、多岐にわたるトピックが飛び交いました。いや~シビれたな…本当にズシッとくる言葉の数々! 今でもちゃんとカッコよくて、ちゃんと憧れられる。しかも、Charさんの話を聞いてたら、ギターが欲しくなる(笑)。間違いなく、今年の忘れられない取材の1本でした」