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「誰かの力になれる曲をこれからも歌っていきたい」
弱さや焦りも、揺れ動く気持ちも、出会えた感謝も歌にして――
安田レイの輝ける第2章『over and over/dazzling tomorrow』
インタビュー&動画コメント

 わずか13歳で音楽ユニット“元気ロケッツ”にボーカルとして参加し、20歳を迎えた’13年にはソロシンガーとしてデビュー。その後も、ドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲など話題の楽曲を次々と担当し、現在はモデルやラジオDJとしても活躍する才媛、安田レイが12thシングル『over and over/dazzling tomorrow』をリリースした。アコースティックな肌触りで奏でられるメロディとストリングスの応酬が、ネイキッドなビートと共に胸を高ぶらせる『over and over』、壮大なサウンドスケープにもまるで見劣りしない問答無用に人の心を動かす歌声が、弱さも焦りも受け止め聴く者に寄り添う美しき『dazzling tomorrow』。シンガーとしての転機を感じさせるアーティスティックな一面を引き出した最高純度の2曲は、彼女がいよいよネクストフェイズへと歩みを進めたことを高らかに告げている。来年2月には4年ぶりのワンマンライブの開催がいち早くアナウンスされるなど、ついに動き出した安田レイの第2章を記すインタビュー。揺れ動く気持ちも、出会えた感謝も、幾度となく「誰かの力になれたら」と語った彼女のこの声が、あなたに届きますように――。

 
 
最近はちょっとエモい気持ちになりやすい時期みたいです(笑)
 
 
――毎夏、7月3日のデビュー日を迎えると1つの区切りを感じると思いますけど。
 
「デビューから6年経って、やっぱり毎年思い出すのは20歳の頃、デビューしたばかりの自分というか…本当に何も分からない状態で、キラキラした世界に飛び込んだ感覚があって。その頃と比べると、できることはもちろん増えているけど、同時に、厳しい世界だなって(笑)。でも、たくさん素敵なアーティストがいて、いろんな音楽がある中で…自分のことを知ってくれて、ライブに来てくれる人がいることは、本っ当に幸せな奇跡だなって、最近もちょうどツイートしたんですけど(笑)。応援してくれてる人を大切にしたい気持ちは年々大きくなってるし、現実には大変なこともいっぱいあるけど、やっぱり自分には音楽しか、歌うことしかないと思っているので。今こうやって好きな音楽を仕事としてやれているのは嬉しいなって思います」
 
――ラジオのパーソナリティもしていると、新しいアーティストがどんどん出てくるのを余計に感じるでしょうね。
 
「今、私は3つのラジオ番組で喋らせてもらっていて、特にJFNの『CITY GIRLS MUSIC』は本当に自由に私が好きな音楽をかけたり、ゲストもブッキングしちゃうぐらいなんですけど、自分と年齢が近い20代のアーティストだと、最近ではiriちゃんとか竹内アンナちゃんとか、シンガーソングライターとして自分で楽曲を作りつつ、声にも人にも魅力がある人がたくさんいて。デビュー4~5周年ぐらいのときに焦りが出てきて、新しい世代にどんどん追い越されちゃうような感覚があったんですよね。でも、それを周りのアーティストに話すと、“デビュー5周年ぐらいで焦りポイントがくるもんなんだよ”って。結構“あるある”らしいんですよ(笑)。でも今は、そういう近い年代の人たちから刺激をもらって、人にはそれぞれペースがあるし、焦ってもいいものは作れないと考えられるようになったので、ちょっとは大人になれたのかな。ただ、さかのぼれば小6でオーディションを受けて、中1で元気ロケッツとして歌い始めたので、もう人生の半分は歌っているので、やっぱりいろいろと考えることはありますね」
 
――でも、この厳しい世界で歌い続けてこれたこと、あと、何より歌が変わらず今でも好きでいられることは、かけがえのないことで。時に歌自体がイヤになっちゃう人もいますから。
 
「そうですよね。歌うことを嫌いになったことは一度もなくて。ただ、焦ったことは山ほどあります(笑)。“ヤバいアーティストがめっちゃ出てきた! どうしよう!?”みたいな(笑)」
 
――とは言え最近、Twitterでも“今日も、歌を諦めなくてよかったと思える瞬間があったよ。”と言ってましたよね。
 
「実は今、新たに制作を始めていて、その楽曲も素晴らしいものができそうで。先頭に立つのは私ですけど、後ろにはスタッフや何百という関係者の方と、ファンのみんながいる。そういう人たちが私をここまで連れてきてくれたと思ってるし、絶対に1人の力では何もできないので…最近はちょっとエモい気持ちになりやすい時期みたいです(笑)」
 
 
私にも弱い部分はあるし、それをさらけ出したい想いが今はある
 
 
――ニューシングル『over and over/dazzling tomorrow』について、出演されたラジオでは“第2章の幕開け”とも言ってましたけど、それだけ自分の中にも新たな感覚があると。
 
「元気ロケッツ=四つ打ちのハウスミュージックからキャリアがスタートして、安田レイに関してもそういうポップサウンドのイメージがあると思うんですけど、私も大人の階段を上っていく中でどんどん自分の価値観も、聴く音楽も変わっていって、最近はアコースティックなサウンドを求めている自分がいて。そういった意味では、自分の歌う曲にも変化が必要だなと思って。最近よくプロデューサーさんと話しているのは、音数を減らして、声が、言葉がしっかり聴こえるサウンドで勝負したいなって。今回はその新たな扉としてこの2曲が出来上がったんです」
 
――本当に素晴らしい2曲で、両A面も納得です。
 
「嬉しいです。“両A面なのはなぜ?”ってよく聞かれるんですけど、シンプルにいい曲が2曲できたからなので(笑)」
 
――それでいて、この2曲には通じるテーマを感じますし。他のアーティストと自分を比べたとき、6年やってこれた自分の武器は何なのか考えますよね。それこそ今年の、26歳のテーマは“引き算”というのも関係はあったんですか?
 
「楽曲の音数を減らすという意味でも、今まではライブのMCでも、“頑張らなきゃ! 盛り上げなきゃ!”みたいな気持ちで、“イェ〜! みんなこんにちは〜!!”みたいなハイテンションだったりもしたんですけど(笑)、26にもなったしちょっと落ち着いて、どこか力を抜く場面を作っていった方が、自分の今の価値観、年齢に合ったスタイルかなと思うようになってきました。それって20歳の頃には絶対に思いつかないことだと思うんで。あの頃は、“頑張らなきゃ!”という気持ちだけでもうボーボー燃えていたし(笑)」
 
――そういう意味では、2曲とも力が抜けていて、間もしっかりありますし、スケールの大きい2曲ですよね。
 
「あとは、歌い方もまたちょっとずつ変わってきて。それこそ過去の曲を聴くと、“あ〜何か頑張ってるな”って自分でも思うんですけど、最近はその曲の力強さの真横に、やわらかさとか優しさが並んだスタイルで歌いたいなって」
 
――それを歌いこなせる自分になってきたのもあるかもしれないですね。今作では作詞作曲には関わらず歌に徹するスタイルですけど、一連の話を聞いていると、しっかりとディスカッションして楽曲を作り上げていく感じですね。
 


「『dazzling tomorrow』(M-2)は“自分の弱いところを見せようよ”というテーマなんですけど、それこそ今までの自分はヘンなところで完璧主義者だったんです。でも、私にも弱い部分はあるし、それをさらけ出したい想いが今はあるので、自分の気持ちとすごいリンクしているし、周りの友達と話していても、強がり女子・男子が多い気がして。そんなときに自分を救ってくれるのが音楽なので、この曲が誰かの力になってくれたらなと思っています」
 
――弱さを見せられないことで踏ん張れたりもしますけど、弱さを見せられることで突破できる局面もあって。
 
「やっぱりずっと自分の気持ちを押さえ込んでるとパンクしてしまうので…私も何度もパンクしてますから(笑)。1人でも2人でも誰か話せる人がいるだけで心強いし、世界は変わってくると思う。この曲を聴いてそういうことにも気付いてもらえたら嬉しいですね。あと、部屋に光が差し込んだり、雲の上にいる自分みたいなイメージが湧いてくる優しくてやわらかいサウンドだったので、歌い方もその世界観に沿って、ちょっと囁く感じで歌いたいなって。コーラスではたくさん声を重ねつつ、ふわっとした感じに録れたのが結構気に入っていますね」
 
――『dazzling tomorrow』=“輝く明日”ということで、本当に安田レイの新しい幕開けを感じる曲になりました。
 
 
悩んでるんだけど、どこかでそれを楽しめてる自分がいるのは
本当に応援してくれてる人のおかげ
 
 
――そして、『over and over』(M-1)に関してはどうですか?
 


「『over and over』は、“ライブ映えする楽曲がほしいね”って話し合う中でできた曲で。サビの♪wow…っていう箇所は、ライブでお客さんと一緒に歌うことで成長していく曲になのかなぁと思いますね」
 
――『over and over』=“繰り返す”という意味ですけど、ドラマなんてそうは起こらない日々の中で、何を自分の糧に生きていくのかは、歌う人のみならずリスナーの皆さんのテーマでもありますよね。
 
「朝起きて準備をして、職場や学校に行って、それぞれの場所で人間関係や仕事、勉強だったりがうまくいかなくてストレスが溜まったり…ブルーになってしまう日もあれば、もちろんいいこともある日々の中で、ドラマティックではないけれどいろんなことを繰り返している気がして。そんなとき、どうすれば止まらずに進んでいけるのかを考えたら、“自分は1人じゃない、みんなもこうやって何度も何度もいろんな傷みを繰り返して、それでも進んでるんだ”と思えると、ちょっと気持ちを強く保てるなって」
 
――音楽活動をしていたら、SNSがそういう力になることもあれば、時に翻弄されることもある。安田さんの場合は、支えてくれてるファンの声がエネルギーになっている感じがしますね。
 
「もう何年も前からずっと“歌を歌いたい、ステージに立ちたい”と思い続けてきて、SNSやライブでは、みんなとつながってるんだなってすごい感じるし…もちろんいろいろストレスだったり悩みもあるけど、私の歌を好きになってくれる人がこんなにもいるんだと思うからこそ、私もいい歌を作らなきゃって思う。悩んでるんだけど、どこかでそれを楽しめてる自分がいるのは、本当に応援してくれてる人のおかげですね」
 
――この曲のサビのフレーズには、“君と出会って素直な/気持ちを言葉にのせて/伝えられる自分に変われたんだ”とありますけど、この“素直な気持ちを伝える”という行為が、人生においては実は難しかったりもしますよね。
 
「私も距離が近ければ近いほど素直になれないところがあって、強がって謝れない(笑)。むしろ、初めましての人の方が自分の気持ちをスラスラ言えるかも…なので、この曲を聴いて、私もみんなと一緒に素直になりたい(笑)。あと、今回はMVもお気に入りで、“日常もカラフルにテンポよくリズミカルに楽しもう”っていうメッセージが込められているんです。映像の色合いもポップだけどスモーキーなレトロテイストが好評なので、楽曲はもちろんですけど、こだわって作ったMVもぜひ観てほしいですね」
 
――今回はどちらの曲も虹がビジュアルのモチーフになっていますね。
 
「ずっと虹というアイテムを使いたいなと思っていて。この2曲が出来上がったときに、どっちの曲も悩みながらも明るい方へと向かっていくという意味でも、今回のテーマにすごく合うかもしれないなと思って。私たち人間の感情も日々いろんな色に変わっていくし、私自身、感情の波が激しいタイプなので(笑)。あとは、雨が降らないと虹は見えないという意味合いも含めて選びましたね」
 
 
思ったことがなかなか言えない私みたいな人に
少しでもパワーをあげられるアーティストになりたい
 
 
――今作のレコーディングで印象的な出来事はありました?
 
「やっぱりその曲のストーリーがあるので、1パートだけ録り直すのはあんまり好きじゃなくて。もし“そこだけもう1回録りたい”ってプロデューサーさんに言われたら、“フルで歌い直せてください”って言うぐらい、流れを大事にしていて。ライブとはまた違った集中力が必要なんですけど、いい音楽をちゃんとみんなに届けたい想いがあるので」
 
――だからこそ、自分の中にない言葉だと歌いづらいから、事前のディスカッションが生きてくる。それにしても、今でもこんなに歌に魅入られているのは何なんでしょうね。
 
「本当に何なんでしょうね。小さい頃から音楽を聴いてきて…今でもそうなんですけど、すごい口ベタというか、思ったことを言葉にすることが異常にできなくて、いまだにそれで悩んでるんですけど(笑)。“言いたいことがいっぱいある。でも言えない。もうおかしくなりそう!”っていうときに音楽を聴いて、“そうだ、私だけじゃないんだこの気持ち”って気付けたから…もうその小学生の時点で、音楽の魅力というかパワーを感じてたので。そういう意味でも、思ったことがなかなか言えない私みたいな人に、少しでもパワーをあげられるアーティストになりたいなとずっと思ってきたので。今こうやって音楽活動をさせてもらってる中で、“大失恋をしてもう生きていけないと思ったけど、レイちゃんの曲を聴いてパワーをもらって今、次のステージに向かってます”とかファンレターをもらったりすると、本当に嬉しいですし。誰かが必要としてくれてるってこんなにも幸せなんだなって、本当に思います」
 
――いい仕事ですよね、本当に。
 
「いやぁ〜みんなからそういう言葉をもらったときに、“いろいろ戦ってきてよかったな”って(笑)、思いますね」
 
――この2曲は、今言ったようなことがまさに形を成した曲ですし、安田レイのよりアーティスティックな面が出てるのかなと。今作が完成したときに何か感慨深いものはありました?
 
「安田レイの第2章の幕開けだと私は思ってるんですけど、ここからまたいろいろ変化していきたいし、アコギとかピアノをもっと取り入れた、やわらかくて優しい楽曲を…って、何かぬくもりを欲してるみたいですね、私(笑)」
 
――安田レイのディスコグラフィをたどっていけば、感情の波が何となく分かるかもしれない(笑)。
 
「そうそう!(笑) やっぱり音楽を聴く人、好きな人って、音楽に力をもらいたい人が多いと思うし、誰かの力になれる曲をこれからも歌っていきたいです」
 
――今作を聴いたとき、この歌声を聴いているだけで、それだけで幸せな気持ちになるなと思わされました。
 
「あぁ〜嬉しい!(照笑) ありがとうございます」
 
 
やっぱりライブをすると、いろいろと不安な想いも全部飛んでいく
 
 
――今後のライブに関しては、まずは7月26日(金)愛知・名古屋ブルーノートにて『Blue Note 2019【6 elements】』がありますが、【6 elements】というタイトルはどこから?
 
「elements=“素材”なんですけど、デビュー6周年を迎えて、毎年いろんな人からもらってきた大事なものが、6つ集まったなと思って。この日はみんなにもらったその6つの大事な素材に感謝の想いを込めてライブをしたいなと思って、【6 elements】というタイトルにしました。あと、一昨年、名古屋ブルーノートさんに呼んでいただいて、それまではアコースティックセットでライブをすることがなかったんで結構チャレンジだったんですけど、いざやってみたらみんなのリアクションもよかったし、私も歌っててすごい楽しくて。こういうスタイルで、これからもいろいろとやっていきたいなと思うきっかけをくれた場所だったので、今回もまたタイムリーに声をかけてくださって、ちょうどデビュー月だし、喜んでやらせていただこうと」
 
――東京でも大阪でもなく、名古屋だけというのが珍しいなと思ったら、そういう理由があったんですね。そして、来年の2月7日(金)東京・EX THEATER ROPPONGIでは、ついに4年ぶりのワンマンライブが開催されます。
 
「EX THEATER ROPPONGIはそれこそ、この前iriちゃんのワンマンを観たばっかりで。何となく自分のライブを想像しながら観てたんですけど、音も会場の造りもよくて、自分がステージに立つのが楽しみですね。その日は『LIVE 2020「Invisible Stars」』=“見えない星”というタイトルなんですけど、普段忙しく生きていると、空を見上げることもあんまりなくて、大事なことを忘れがちというか。この日はそういう感情とか大切な人を思い出したり、優しい気持ちになれるステージにしたいなと思うのと、あとはもう1つ、自分を星に例えて、“まだ無色透明でフルパワーでは輝けていないけど、いつかスターになりたい”というダブルミーニングで、『Invisible Stars』にしました」
 
――あとは関西でのライブも期待したいところですね。
 
「この前、インストアライブをやったんですけど、そのときもみんなから“レイちゃん、関西でワンマンライブをやってよ! やっぱりいっぱい楽曲を聴きたいんだよね”って言ってもらえて。そういう嬉しい言葉ももらったので、近いうちに実現したいです! やっぱりライブをすると、いろいろと不安な想いも全部飛んでいくので、みんなともっともっと会う機会を増やしていきたいですね。そのためにも、まずは名古屋ブルーノートもそうですけど、来年のEX THEATER ROPPONGIは特別な夜になると思うので、みんなと一緒にその夜を作りたい。まだ何も言えないんですけど、来年は結構すごい年になりそうなので。お待ちしています!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2019年7月24日更新)


Check

Movie

新曲からお気に入りの古着屋まで
安田レイからの流麗な動画コメント!

Release

新境地を感じさせる壮大なスケール
珠玉の2曲を聴かせる最新シングル!

Single
『over and over/dazzling tomorrow』
【初回生産限定盤】
発売中 1667円(税別)
SME Records
SECL-2451~2

<収録曲>
01. over and over
02. dazzling tomorrow
03. over and over -Instrumental-
04. dazzling tomorrow -Instrumental-

<DVD収録内容>
01. over and over Music Video
02. dazzling tomorrow Music Video

【通常盤】
発売中 1111円(税別)
SME Records
SECL-2453

<収録曲>
同上

Profile

やすだ・レイ…’93年4月15日、アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。3歳で日本ヘ。10歳の頃、母親が聴いていた宇多田ヒカルに衝撃を受けシンガーを志す。13歳で音楽ユニット“元気ロケッツ”に参加。20歳を迎えた’13年、“自身の歌声をもっともっとたくさんの人々の心に直接届けたい”という強い想いを胸に、同年7月リリースのシングル『Best of My Love』にてソロシンガーとしてデビュー。その後も、ドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲など、話題の楽曲を次々とリリース。’15年11月にリリースした7thシングル『あしたいろ』は、TBS系ドラマ『結婚式の前日に』主題歌として共感を呼び、その年の活躍が認められ、『第57回輝く!日本レコード大賞』新人賞を受賞。なお、配信シーンでの活躍が顕著で、これまでにリリースした1stアルバム『Will』(’14)、2ndアルバム『PRISM』(’16)が共にiTunes J-POPチャートにて1位、総合では2位を獲得。’19年7月17日には、12thシングル『over and over/dazzling tomorrow』をリリース。ファッション分野やラジオDJとしても活動するなど、さらなる活躍が期待されている。

安田レイ オフィシャルサイト
https://www.yasudarei.net/

Live

名古屋に続いて来年は東京にて
4年ぶりのワンマンライブを開催へ

 
【愛知公演】
『安田レイ Blue Note 2019【6 elements】』
チケット発売中
▼7月26日(金)18:30/21:15
名古屋ブルーノート
一般6500円
名古屋ブルーノート■052(961)6311


【東京公演】
『安田レイ LIVE 2020
「Invisible Stars」』
一般発売未定
Pコード未定
▼2020年2月7日(金)19:30
EX THEATER ROPPONGI
全席指定5500円
サンライズプロモーション東京■0570(00)3337


Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「今回が初取材となった安田レイの新作『over and over/dazzling tomorrow』、もう永遠に聴いていられそうです。最高。インタビューに際し過去の楽曲も聴き漁りましたが、今回の方向性は大正解じゃないかなと。そして、容姿端麗、歌のみならずモデルやラジオDJもこなす多彩さに物怖じしちゃいそうなパーフェクト・ガールかと思いきや、出会って話したときのいい意味での不器用さというか、静かな熱というか、未完成な感じが、この歌い手の未来を余計に期待させました。そう、整えられた歌詞に、完璧な歌に、きっと人の心は動かない。歌唱力だけじゃない何とも言えない歌声の波動が、なぜだかまた彼女の歌を聴きたくさせるのです。いいタイミングで取材させてもらえたなと、この原稿を書きながら改めて感じましたね。あと、誕生日が一緒だったので勝手に親近感(笑)。彼女のシンガーとしての第2章に、俄然注目です!」