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賛否両論も覚悟のうえ!
クールなナンバーで新章の幕を開ける!!
M!LKインタビュー

個性あふれるメンバーが集まり“変幻自在”の活躍を見せる7人組ボーカルダンスユニット・M!LK。彼らはこの8月に新メンバーが加入し、新たなスタートを切ったばかり。そして11月14日(水)には新体制として第1弾となるニューシングル『Over The Storm』もリリース! より一層、7人に注目が集まる今、新メンバーの曽野舜太・山中柔太朗・琉弥、そして吉田仁人が大阪にいると聞きつけ、早速4人を直撃した!

――曽野さん、山中さん、琉弥さんという新メンバー加入してから約3か月。7人での活動はいかがですか?
 
山中「最初は不安だったんですけど、本当に4人の(先輩)メンバーが優しくて、3か月?ってくらいになじませていただいて……。7人で一つみたいに、みんなで前を向いている雰囲気になっています」
 
琉弥「3か月なのに5か月?みたいな感じです(笑)」
 
山中「濃いよね」
 
琉弥「詰まってる」

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――7人体制になって変化したことや新たに発見したことは?
 
曽野「仁人君は最初にお会いした時はめちゃしっかりしてそう!って思ったんですけど、意外と……(笑)」
 
吉田「(ジッと見つめて)……なんでしょう?」
 
曽野「意外とかわいらしい部分があったりして(笑)。すごく大好きですっ!」
 
全員「(笑)」
 
吉田「なんか7人になってから、素を出せるようになったと言うか…。実は僕、めちゃめちゃふざけたがりなんですよ(笑)。でも前までは、しっかりしなくちゃ!とか、MC回さなきゃ!とか思って出してなかった部分があったんですけど、みんながモチベーション高くいてくれるから、素を出してもいいかなって自分でも思ってるんです」
 
山中「僕たちは前からそうだったのかな?って思ってたんですけど、実は僕たちが入ってからみたいで」
 
吉田「みんながいい方向に作用してくれたんで」
 
山中「ふざけるところはふざけるけど、カチッと締めるところは締めてくれます」
 
曽野「切り替えがすばらしい!」
 
――大絶賛ですね! 逆に吉田さんから見て新メンバーはどうですか?
 
吉田「すごいんですよ。加入の発表は8月だったんですけど、実際には7月に会って活動し始めていて、そこから発表までの1か月ちょっとの間にもうグループとして成り立っているくらいの関係性ができたんです。リリースもあってよりグループのメンバー同士として話せるところまできたなって…。なじみも早いし、パフォーマンスでも追いついてきてくれたんですよ」
 
――新メンバーは昔の曲も覚えないといけないですもんね。
 
吉田「よくやってくれてるなって思います」
 
琉弥「本当ですか!」
 
山中「否定しろよ~(笑)」
 
琉弥「もちろんまだわからないこともあるんですけど(笑)、そこら辺も(先輩のメンバーが)やさしく教えてくれて……」
 
曽野「本当にそうなんです。最初、既存の曲の振り付けとかは先生に教えてもらうのかな?って思ったら、空いてる時間を使って仁人君が率先して教えてくれるんです」
 
山中「仁人君も疲れてると思うんですけど、それでも教えてくれるのでありがたいです」
 
――吉田さん、ものすごく褒められますね(笑)!
 
吉田「そうなんですよ……あとが怖い(笑)」
 
曽野「いや、実は(褒めろって)言われてるんですよ、裏で(笑)」
 
全員「(笑)」
 
吉田「台本をあとでお見せします(笑)」
 
――台本があるんだ(笑)!?
 
吉田「ウソです。ないです(笑)!」
 
――すごく仲がいいのがわかりました(笑)。さてニューシングル『Over The Storm』ですが、表題曲はM!LKのこれまでのイメージと違いクールですね。最初聴いた時はどう思いました?
 

 
山中「僕たちはM!LKをファンとして見て聴いてきたので、どんな曲がくるんだろう?って思ってたんですけど、そのなかで『Over The Storm』を聴いて…。最初は(今までのイメージと違うので)どうなるんだろう?って正直わからなくて、ダンスもどうなるんだろう?って考えてました」
 
――吉田さんはどうでしたか? 以前、1stアルバムにある『疾走ペンデュラム』という曲について、“カッコいいを表現できるような曲で、次のステージに進むステップになった”というようなことを話していましたが、『Over The Storm』はますますカッコいいを表現できますよね。
 
吉田「今までは“かわいい”が多くて、少し“カッコいい”がある感じだったんですけど、今回の曲は“ここまで振り切るんだ!”って思いました。『疾走ペンデュラム』も歌詞を見ると、ちょっとかわいらしいところがあったり、明るくいこうよ!っていうのがあるんですけど、『Over The Storm』はさらにカッコよくて、しかもそれがリード曲。今、M!LKが7人になって“さあ、どんな曲を出すんだ?”って注目されている時に、これをリード曲で出すっていう周りのスタッフさんたちの野心というか、M!LKにかける思いも感じられました」
 
――『Over The Storm』はダンスもクール。MVでは一人ひとりの“決めポーズ”的なシーンもありましたよね。
 
吉田「イメージカットみたいなやつですね」

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――それぞれの“カッコいい”を表現できたのでは? お気に入りのフレーズやシーンはありますか?
 
琉弥「僕は2番のサビの前の“だから 声を聞かせて欲しい”ってところでソロをもらっているんで……やっぱり……いいですよ!」
 
全員「(笑)」
 
曽野「あ、僕は柔太朗君のちょっと気だるそうな感じのヤツ(MVでのワンショット)が…!」
 
吉田「アンニュイな感じ」
 
曽野「そういう感じです。力が入ってるんじゃなくて、力は抜いているけど鷹のような目で見る!っていうのが、めちゃくちゃカッコいいんですよ。それは注目ですね。表情からポーズから全部完璧!」
 
山中「(うつむいて)……」
 
――山中さん、めちゃ恥ずかしそうじゃないですか(笑)。
 
山中「鷹のような目…は、今初めて聞きました(笑)。そういうのがどちらかと言うと得意なので、意識したりはしました。意外とみんな褒めてくださってうれしいです」
 
――逆に山中さんがおすすめする、メンバーのお気に入りのシーンやフレーズは?
 
山中「仁人君の1番のソロがかっこいいですね。さすがわかってるなって思います」
 
吉田「ありがとうございます……反応しづらい(笑)」
 
――なんか……すみません(笑)。さて、現在全国各地をフリーライブで回られていますが、お客さんの反応はいかがですか?
 
山中「すごくいいですね」
 
曽野「最初は、お客さんもどうしたらいいんだろう?って感じだったんですけど、もうすごく早いよね! c/wの『Brave Saga』という曲に一緒にやってほしいフリがあるんですけど、そのフリとかもみなさんやってくれて…。どこで覚えたんだ?っていう感じです」
 
山中「初めて披露する地方の方も覚えてくれていて…。うれしいです」
 
――いい反応が得られているんですね。なかには“前と違う!”っていうネガティブな意見もあるのかな?と思いましたが。
 
山中「もしそれがあっても計算のうちと言うか…覚悟のうえですね」
 
吉田「でも賛否両論ないといけないじゃないですか。いいねって言われるのって無難なものだと思うので、どっちの意見も出るっていうのは僕たちからしたら狙い通りというか、よかったなって思います」
 
――ちゃんと考えているんですね。感心!
 
山中「実は“あとづけ”の可能性もありますよ(笑)!?」
 
全員「(笑)」
 
――ちなみに、少し話に出ましたがc/w曲はどんな感じですか?
 
山中「今回、CDはA・B・Cの3タイプあってそれぞれc/w曲が違います。ジャケットもAからCになるにつれて、雲が晴れるようになっていて、曲もそれに伴ってだんだん明るくなっていきます。Cタイプのc/wの『ハロー!』は、本当にハロー!って感じですね」
 
曽野「そのまま(笑)」
 
山中「語彙力がなさすぎたけど(笑)、本当に明るい曲です。アンコールとかオープニングにやりたい曲。僕の推し曲はBタイプの『Feel Alive』で一緒に盛り上がれると思います。ふわ~って見てほしいというか…」
 
琉弥「浮いちゃう感じですね」
 
――浮いちゃう(笑)?
 
曽野「なんか宇宙に入り込む感じですね。世界を変えて始まる曲なんです」
 
山中「ふわ~って音から始まるんです。本当に(笑)」
 
琉弥「ひゅ~って(笑)」
 
吉田「歌詞も励ます前向きな曲です」

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――なるほど。で、Aタイプがさっき話に出た『Brave Saga』ですね。
 
山中「そうです。これが一緒にやってほしいフリがある曲。みんなで育てていきたい曲ですね」
 
曽野「ぜひ全タイプ聴いていただきたいですね!」
 
――そして、11月25日(日)には大阪でライブがあります。HPには“ライブにお越しの皆さんの声とクラップをレコーディングさせて頂き、音源を完成させたいと思います”とありますが。
 
山中「クラップやみなさんの声を録音してそのまま音源にするっていうことにチャレンジします」
 
曽野「それがそのままCDになるという感じです」
 
――ライブに行った人は記念になりそう。
 
山中「あれ、おれの拍手かな?って(笑)」
 
曽野「“大阪!”って大きい声で言ったら、もしかしたら入るかもしれない(笑)!?」
 
山中「それは使えない(笑)」
 
――クラップはどんな感じなんですか?
 
山中「僕的にはちょっと難しい気も……」
 
琉弥「僕も!」
 
吉田「お、大苦戦した人(笑)」
 
曽野「先にレコーディングでやったんですよ」
 
琉弥「やるって聞いてなかったんですよ~」
 
山中「みんな聞いてないよ!」
 
全員「(笑)」
 
琉弥「末っ子(メンバー最年少)だから許してくださいよ~」
 
吉田「僕は一回でやりましたけどね(笑)」
 
琉弥「それは……そりゃあ、ま……さすがですよっ!」
 
全員「(笑)」
 
――強気な末っ子ですね(笑)。
 
山中「手のかかる末っ子です(笑)」
 
――琉弥さんは苦労した分、お客さんの気持ちもわかるということで(笑)。
 
琉弥「そうなんですよね~(笑)」
 
――では最後にそれぞれ関西のファンにメッセージを! 末っ子からいきます(笑)?
 
琉弥「……考える時間をください」
 
全員「(笑)」
 
吉田「じゃ、僕から……(笑)。(新メンバー)3人のパワーの可能性があって、7人になったことでM!LKが羽を広げられる場所が増えたと思います。より変幻自在になれたと思うので、おもしろいグループになったなと思っていただいて、応援していただけたらうれしいです」
 
曽野「そして、今回のライブはタコ焼みたいにアツアツなライブにしたいと思います! 大阪、大好き!!」
 
――うまい(笑)!
 
山中「このあとまじめなこと言えないじゃないかよ(笑)。……そうですね、この記事でM!LKを初めて知ってくださる方もいると思うんですけど、M!LK は7人全員、個性がすごいんですよ。今いる4人だけでもこんなにクセがすごいのに(笑)、ほかの3人も個性的で、一回ライブを見てもらえたら、たぶんすべての人に“推し”が見つかると思うんです。だから一回ライブに来てもらって、僕たちの個性にも魅力にも気づいてもらえたらなと思います」

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――では“締め”を琉弥さんお願いします!
 
山中「考える時間あったよ~」
 
吉田「たくさん考えられたよ~」
 
琉弥「はいっ。僕たちが目指すのは……お好み焼きですね!」
 
全員「(笑)」
 
琉弥「説明します!」
 
吉田「じゃ、一回聞きます(笑)」
 
琉弥「お好み焼きって、いろんな食材が混ざってできあがっているわけで…」
 
山中「ほうほう」
 
琉弥「だから僕たちもいろんな経験を積んで、お好み……焼き……の……」
 
山中「かんだ(笑)!」
 
曽野「しかも僕らはミルク(M!LK)やぞ(笑)!」
 
琉弥「……で、タコ焼きなら、あの小さい中に大きなタコが入っていて、本当にすごいなって思うんですよね。だから、僕はそんな風になりたいんですよね!」
 
――お好み焼きからタコ焼きに変わった! 今のは何点でしょうか(笑)?
 
山中「0点です(笑)!」
 
――ありがとうございました(笑)!
 
琉弥「え~!」 
 
全員「(笑)」

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text by 服田昌子



(2018年11月14日更新)


Check

Release

『Over The Storm』
11月14日(水)発売 1000円(税込)

【TYPE-A】
ZXRC-1169

《収録曲》
01. Over The Storm
02. Brave Saga

【TYPE-B】
ZXRC-1170

《収録曲》
01. Over The Storm
02. Feel Alive

【TYPE-C】
ZXRC-1171

《収録曲》
01. Over The Storm
02. ハロー!

Profile

スターダストプロモーションに所属する板垣瑞生、佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人、琉弥から成る業界大注目のボーカルダンスユニット。2018年8月より現在の7人体制となる。いろいろなものに混ざりやすく、さまざまな形状に変化することのできる”変幻自在”のユニットを目指して活動を展開し、2015年3月に『コーヒーが飲めません』でCDデビューすると、シングル5作品連続オリコンランキングトップ5入りを記録。さらに2017年11月リリースの1stアルバム『王様の牛乳』もオリコンランキングで3位を獲得する。また、2018年春に開催した全国ホールツアーも全公演ソールドアウトという大成功で完走した。そしてついに、11月14日(水)、7人の新体制になってから初となるシングル『Over The Storm』を発表!さらに11月25日(日)には、堂島リバーフォーラムでのワンマンライブも控えている。

M!LK オフィシャルサイト
http://sd-milk.com/


Live

「M!LK THE LIVE 2018
~わちゃ2 & cool これがM!LKっ~」

【東京公演】
発売中 Pコード:129-226
▼11月23日(金・祝) 18:00
チームスマイル・豊洲PIT(ピット)
全自由-6500円(ドリンク代別途必要)
※未就学児童は入場不可。
※チケットは1人4枚まで。
[問]H.I.P.■03-3475-9999

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:128-939
▼11月25日(日) 14:45/18:00
堂島リバーフォーラム
全自由-6500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可。
※販売期間中は1人4枚まで。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

『NAGOYA NEWGENERATION LIVE』
チケット発売中 Pコード:128-477
▼12月21日(金) 16:30
日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
全指定席-5000円
[出演]lol/M!LK/祭nine./Tigh-Z/Cellchrome/Leola
※未就学児童は入場不可。
[問]実行委員会■052-223-1375
[問]クラシック名古屋■052-678-5310

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