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恋愛からバンドメンバーの関係まで
“2つの対峙”を描く2ndアルバム『BI』
FINLANDSインタビュー&動画コメント

FINLANDSの2ndフルアルバム『BI』がリリースされた。前作のアルバム『LOVE』からちょうど1年。“2つの”という意味を持つ『BI』には、囁くようなバラードからBPM200を超えるエッジーな楽曲まで全12曲が収録されている。今作はFINLANDSの楽曲、作詞作曲すべてを手がけるボーカル・ギターの塩入冬湖が、音楽家として、27歳の女性として生きる上での実体験や、近しい人が経験した出来事を、自身のものと捉えて音楽に昇華させた作品。生身の人間が感じた感情や記憶が、生々しくもどこか詩的に、情緒豊かに詰め込まれている。言うなれば、彼女と彼女の周囲そのもの。決して飾らないFINLANDSの音楽には、共感するリスナーも多いだろう。塩入自身、あらゆる立場の人に聴いてほしい、という自信作。『BI』に込めた想いを聞いた。

恋愛だけで一生笑って生きていけることはない
 
 
――リリースおめでとうございます。タイトルに『BI』とつけた理由は?
 
「“BI=2つの”という意味なんですけど、私これまで“自分対誰か”とか、“自分対生活”、“あなた対彼女”というように、2つの対峙を描いてきたことがすごく多くて、今までは実体験よりも“この人はこう思ってるんだろうな”とか、“この人はこう言ったら、こういうふうな結末を与えてくれるんだろうな”って、想像上で済ませていることが多かったんです。ただ今回は、自分が経験したことや、近くにいる人が経験したことを自分事のように見つめていて。というのも、生身の人間が出す結論や、気持ちの変化の結果を、自分が如実に経験したことで、今まで以上に2つの対峙というものを深く描けるんじゃないかなと思ったんです。それと同時に、音楽を作っている時の自分と、27歳のただの女性として生きる自分、その二面性が私の中ではずっとあって、それが混ざりあわないことにすごく違和感を感じていたんですね。でも、この作品を作っていくことで、女性として得た経験や感じた気持ち、それを使って音楽にして昇華すると、音楽を作る自分と女性としての自分が救いあっていることに気づいたんです。自分の中に二面性があることが全然悪いことではないんだと思えて。だから“BI”という言葉が私の中ではピッタリだったんですよね」
 
――なるほど。冬湖さんは仕事と恋愛のバランスはうまく取れる方ですか?
 
「私は恋愛も音楽も並行して全然やれるんですけど、10代とか20代前半の頃は、恋人だけに一辺倒になって、それで音楽をおろそかになった経験があったと思うんですよ。でもその時、潜在意識として気付いたことがあって。恋愛だけで一生笑って生きていけることはないと思うんですよね。私は自分を好きでいるために音楽を作ると言ったら変ですけど、自分を救うために音楽を作っているので、それを取ってしまったら、楽しく生きていけることはないと思っていて。なので、恋愛と音楽は同じ土俵にはあがっていないんです。今まで6年間FINLANDS をやってきて、それだけの年数やってると、ほんとに生活全てがバンドになってくるんですよね。で、外から来る要素というのが恋愛なんです。生活の中にある音楽と、生活の外からやってくる恋愛、どちらかを取らなきゃいけないというふうに思ったことは、今までないですね」
 
――音楽は音楽、恋愛は恋愛、ということですね。これまでは生活の外からやってくる恋愛を音楽にしていなかった。今回、ご自分の体験を描こうと思ったのは、何か気持ちの変化があったんですか?
 
「私、音楽がすごく好きで、それが趣味で、今は仕事にさせていただいている環境なんですけど、音楽に没頭している時って、何か自信があるんですよね。没頭したら没頭しただけ、きっと良い結果が待っている。後先は見えてないけど、大丈夫だろうという気持ちがあるから、がむしゃらにやれるんです。自分の意見もハキハキと言えるし、間違ってると思うことを突っぱねることもできる。多分そこには他者の気持ちがあまり存在してないからできるんじゃないかなと思って。恋愛って一対一の、他者の気持ちがすごく関係してくるもので、その他者に“嫌だ”とか“好きじゃない”とか“もう一緒にいたくない”とか言われてしまったら、その結論を覆すことはできないじゃないですか」
 
――そうですね。
 
「私は唯一変えられないものが人の気持ちだと思っていて。だから必要以上に自信をなくすし、卑屈になってしまうんじゃないかなと思ってきたんですけど、去年、個人としてもFINLANDSとしても変換期があって。今までなら、相手の気持ちを受け入れることが怖いので、見ないようにとか、あんまり深く掘り下げないように、今の関係を維持できるようにしてたと思うんですけど、年齢を重ねたからか、自分が可哀想な存在になったり、惨めな想いをしても、立ち直れないことは絶対にないなと思えるようになって。絶対に自分はもとの場所に戻ってこれるし、どうにか立ち直って生活していけるっていう自信がすごいついたんですよね。だから恋愛に対しても、もうあまり怯えずに“大丈夫”と言える。結果がどうであれ、きちんと立ち直れるんだぞって。それは、二面性として音楽をやってる自分が作り上げた結果なのかなと思いましたね」
 

 
 
男性側が女の子をどうしても幸せにしてあげなきゃいけないっていう想いを
強く持ちすぎている
 
 
――今作を聴かせていただいて、歌い方の表現の幅をすごく感じました。『PLANET』(M-5)のように優しく可愛い歌い方の曲もあれば、『electro』(M-8)のようにエモーショナルな金切り声の曲もあって。
 
「そうですね(笑)」
 
――“二面性”というところで歌い方を意識されたりはしましたか?
 
「歌い方に関しては、歌詞が大事だなと思っているので、毎回歌詞にあわせた歌い方にしてるんですけども、そうすると歌詞によって自ずと色が出てきて、すごく対極的なものが現れたりするんですよね。今言っていただいた『electro』と『勝手に思って』(M-6) とか。そういうところで二面性が出せたらいいなとは思ってましたね」
 
――冬湖さんの歌詞は言葉が多いですし、情熱的なもの、儚いもの、詩的な表現もあります。歌詞を書く時はどういうモードで書かれてるんでしょう。サラサラッと書けるんですか?
 
「いや、サラサラッとは書けないんですけど、各曲にワンフレーズだけ絶対に使いたいという始まりのワードがあって。たとえば『ハイライト』(M-7)だったら、“太陽光量足りない所為で お前の顔すらよく見えない”の部分です。あとはどういう曲にしたいかというのは、もうそのフレーズが出てる時点で結構決まっているので、そこに合わせて書いていくことが多いですね」
 
――なるほど。個人的に『electro』のラストの“わたしは幸せにしてほしいなんて 馬鹿なあなたには一度も願っていない”というフレーズが印象的でした。冬湖さんは誰かに幸せにしてほしいと思いますか? それとも自分で幸せを掴みたい?
 
「幸せにしてほしいとは思わなくなりましたね(笑)。恋愛において感じるのは、男性側が女の子をどうしても幸せにしてあげなきゃいけないっていう想いを強く持ちすぎているなと思って。“100%幸せにしてほしい”なんてこちらは一言も言ってないのに、その気負いが邪魔してることがすごく多いなと思って(笑)」
 
――あ~確かに。
 
「別にそんなことお願いしてないのに、勝手にそんなこと思われて、悲観的になられても困るなって(笑)」
 
――資料にもあった、ご友人カップルのお話ですね。彼も彼女を幸せにするため必死に頑張っていたけど、結局別れてしまったんですか?
 
「別れちゃいましたね。去年その件に関して、本当にすごい考えたんですけど。彼は彼女を幸せにしてあげたかった、彼女がおばあちゃんになった時、その孫とか、全てをひっくるめて幸せにしてあげたかったんですけど」
 
――めちゃくちゃ背負ってますね。
 
「そうなんですよ。まあわからなくはないんですけど、でも彼女は、“そうじゃない。別に私は幸せにしてもらいたいとかじゃなくて、もっと一緒にあなたと生活がしたかっただけなの”みたいな。あなたと普通に、朝起きて、歯を磨いて、ご飯を食べて、一緒にどこか出かけて、パン屋さんに行ってパンを買う、そういう生活がしたかっただけなの、みたいな。“こんなに世の中噛み合わないんだな!”と思って」
 
――(笑)。
 
「そこからすごい考えたんですけど、確かに20代前半の頃、周りの結婚願望がすごく強い子は“幸せにしてほしい、養ってほしい”って言ってたのを見てた時期はあるんですけど、でも自分がふとこの年になってみたら、幸せになろうと思ったら自分でなれるなと思って」
 
――そうですね、特に今の時代は。
 
「自分で幸せになる方法くらい、心得て生きてきてると思うんです。ただ、好きな人と一緒にいたらすごく楽しいじゃないですか。だから、一緒にいてくれればそれでいいのに、彼にしても世の中にしても、その心を理解してない節があるなと思って」
 
――ゼクシィのCMで“結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです”というコピーが世間の共感を得ましたね。この男性は男らしいのかもしれないですけどね。
 
「そうですね、きっと男らしさはあるんですけどね。こんなに噛み合わないんだな~と思って(笑)」
 
――この出来事がアルバムの制作に大きく関わったんですか?
 
「すごく関わりましたね。2人とも友人だったので、両方と話して。水曜に男の方と会って、木曜に女の方と会って、“もう気持ちがごちゃごちゃだ”みたいな」
 
――お互いの言い分を聞いて。
 
「そうですね。途中で“もうどっちでもいいや”と思ってきちゃったんですけど(笑)。『勝手に思って』は、話を聞いたその日に、なんかもう耐えられなさすぎて作った曲ですね」
 
――どの曲も思い入れは強いと思うのですが、特に力を入れて書いた曲は?
 
「『ハイライト』と『BI』がすごく気に入ってます。『ハイライト』に関しては、メロディーもなんですけど、歌詞で“可哀想でもいい 私と居てよ”というフレーズがあって。私今27歳で、27になってそういう言葉を発すると思ってなかったんですけど、“可哀想でもいい”っていうのが、卑屈な気持ちではなく、すごく乾いた明るい気持ちなんです。“私はきっと可哀想な存在になっても、卑屈な存在になっても、立ち直れるし戻ってこれるから大丈夫”って、すごくストレートな明るい気持ちで言えている曲なんですね。なので年齢に対する思考が変化してきたんだなと感じて。今でもすごく思い入れはありますね」
 
――先ほどのお話に通じる、実体験に基づいた歌詞なんですね。今まではあまりストレートな言葉は使おうとされなかったんですか?
 
「そうですね、ストレートな言葉をすごく避けて曲作りをしてきた節がありますね」
 
――ソロでも活動されていますが、『落ちない』を聴いた時、素直なわかりやすい歌詞だな、と感じました。
 
「ソロのCD『落ちない』を去年の秋口に作ったんですけども、そのCDを制作している時期と『BI』の曲作りをしている時期が同じだったんですね。なので、ソロもちょっとストレートな言葉の使い回しになってきてるんじゃないかなと思いますね」
 
――なるほど。ソロとFINLANDSの活動で意識して分けていることはありますか?
 
「曲ができた時点で、これはどうしても自己完結させたいなと思った曲はソロでやるようにしていて、逆にこれはどうしてもバンドメンバーでアレンジしたいなと思った曲は、バンドに持ってくるんです。化学反応を起こすというか、弾き語りでやってた曲をバンドでやってみると、すごくしっくりくることがあって。前作の『LOVE』というアルバムに入れた『オーバーナイト』という曲も、ずっと弾き語りでやっていた曲で、バンドに持っていったらすごく良かったので、じゃあやろうということになったんです。一応自分の中では分けてはいるんですけど、完璧に絶対に、ということではなくて、バンドでやってみて素晴らしかったらやろうと思える感じですね」
 

 
純粋に“こんな経験初めてだな”と思えるくらい
素晴らしい映像と曲を作れた
 
 
――もう1曲思い入れがあるとおっしゃった『BI』ですが、MVもすごく印象的でした。
 
「この曲はMVになってる映像があるんですけども、その映像を、ずっとアートワークを担当してくださっているアートディレクターの大川直也さんに作っていただいたんです。普段は曲があってMVを作るのが順路だと思うんですけど、その逆で、映像を見て私が音楽をつけたいという話をずっとしていて、それをやっと叶えることができて、完成したのが『BI』という曲です」
 
――そうなんですね。
 
「だからあのMVが始まりで、後から曲がついているという形なんです。お互い何の説明もせずに、“映像できたよ~”ってもらった映像を見ながら曲を作りました」
 
――では、印象的な青と白のカラーや、風船といったモチーフも、大川さんが頭の中のイメージを映像にされたということですか。
 
「そうです。それを全部歌で表現する。自分と彼が経験してきたであろうこと、自分の現状、そういうものと映像を組み合わせるというか。映像を見て理解をしてもらえる曲を作りたいなと思いました」
 
――尺も合わせて作られたんですか?
 
「もともと7分くらいの映像で、全然気にしないでいいからって言われたんですけど、作り上げたら結果的に7分ちょっとになったので、多少の編集をしただけで、ほぼそのままです」
 
――すごい。作ってみていかがでしたか?
 
「お互い純粋に“こんな経験初めてだな”と思えるくらい、すごく素晴らしい映像と曲を作れたと思います。そこまで言い切れる作品を作れたことが嬉しいです。最初にお話ししたように、“BI”というのが“2人の対峙”なんですけど、曲順を辿るごとに自分の中での“BI”が変わってきてるんですよね。恋人、友人の男女、最後になってくると私たちFINLANDSの話だったりするんですよね。だから自分の立場や環境によって対峙してるものって変わってくるんだぞ、というところを描きたいなと思って作りました」
 
――これまでジャケットのアートワークは、顔の見えない女の子でしたが、今回はガラッと変わりましたね。
 
「発光体がふたつ並んでると思うんですけども、その発光体が大川さんの手作りなんです。ある日連絡がきて、“蛍光灯を作るのにハマってるんだよね”って言われて。普通の蛍光灯って両端から電気を供給し合ってるじゃないですか。それを片側だけから送電すれば、そのまま持ち運びできるので、じゃあそれを使って何かやりましょうという話をして、作ってもらったんですよ。ふたつでひとつなのか、ひとつでふたつなのかというところが、すごく『BI』に合ってるなと思って、今回使わせていただきました」
 
――大川さんとはずっと交流はお持ちなんですよね。
 
「私が音楽をスタートしてCDを作り始めてからずっとアートワークをやってくださっている方なので、もう10年くらいの付き合いです。モノを作ることに関して、こんなにも仲間な人はいないなってくらいですね」
 
――綺麗なジャケットですね。
 
「そうなんですよ、自分で言うのも何なんですけど、すごく綺麗なんです。ブックレットの紙質もめっちゃいいですよね。奮発してくれたのかな(笑)。しかも写真、ノーフォトショップなんです」
 
――加工なしなんですか!? すごい。バッチリはまったジャケットなんですね。
 
「そうですね、すごく好きなジャケットです」
 

 
 
女性目線で曲を書くことが多いけれど
自分の曲に性別や括りをつけたことは、今までないつもりなんです
 
 
――あと個人的にカッコ良いなと思ったのが『ブームダンス』(M-10) です。歌詞は恋愛というより、社会的な内容ですね。
 
「そうですね。最近、音楽の好き嫌いの見分け方を他人に委ねてるんじゃないかなと思うシーンがすごく多いなと思って。多分、そういうシーンを作り出そうとしてる人がいるからなんですよね。“こういうものを好きな人たちは、こういうものを好きになってください”っていう進路を示してしまってる。それに関して、“もっと自分で好きなものを選べる環境があるんだぞ”ということを知ってもらいたいなと思って書きました。あと、去年“ガールズバンドブームですが、どうですか?”ということを、インタビューで沢山聞いていただいたんですけど、知ったこっちゃないなと思って。別にガールズバンドブームで全然いいんですけど、それを作り出したのは私たちじゃないし、私たちに聞くのはいかがなものなのかなとずっと思っていて、それを描きたいと思って書いた曲です」
 
――風刺的な。
 
「そうですね、悪口です」
 
――(笑)。冬湖さんは、自分の経験や赤裸々な感情を作品として表に出すことに抵抗はないんですか?
 
「抵抗はないですね。今回の『BI』は、ほぼ実体験だったり、近しい人の経験なんですけど、もし万が一、私が今までの恋人や好きだった人に“これ俺のことでしょ?”って言われても“違う”って嘘つけるんで。そういうのって、本人が違うと言い切れば事実にはならないので、私はそこに関しては何のためらいもなく、悪口も、愛おしいっていう気持ちも、全部書けますね」
 
――『BI』は女性の強さも優しさも儚さも同時に感じられる、とても素敵な作品だと思いますが、どんな人に届いてほしいですか?
 
「私は女性なので、どうしても女性目線で曲を書いてしまうことが多いんですけど、自分の曲に性別や括りをつけたことは、今までないつもりなんです。男や女という単語は出てきますけど、好きな人がどんな人であれ、性別とか関係なく、どんな立場の人でも、個体差として自分のことのように感じていただけたら嬉しいなと思うので、ほんとに万人に聴いてもらいたいです。環境や自分の置かれた立場によって、感じることって絶対違うと思うんですよね。同じ曲を聴いても、悲しく感じるのか、楽しく感じるのか。だからほんとに両極端の立場にいる方に聴いていただきたいと思います」
 
――9月7日には京都・GROWLYで『BI TOUR』が、9月22日(土)には『BI TOURワンマン』が大阪・Shangri-Laで行われますが、どんなツアーになりそうですか?
 
「『BI』には6分~7分ある曲が多いんですね。そういう曲って今まで私たちの中にない曲だったので、どんなふうに聴いていただけるのか、というところですね。やっぱりライブで聴くのとCDで聴くのでは違うと思うんで」
 
――そうですよね。
 
「どれだけ生々しさを出せるかというのが、ツアーにおいての私たちの大切な心持ちなんじゃないかなと思っておりまして。私も好きなバンドのCDを聴いていて、そんなにだなと思っていた曲も、ライブに行った帰り道、大好きになってることがあるので、そういう経験をしていただけるようなライブを真剣にやれるように、頑張ってどの都市も廻らせていただきたいなと思っております」
 
――楽しみにしています。ありがとうございました。
 
「ありがとうございました」

text by ERI KUBOTA



(2018年9月18日更新)


Check

Movie Comment

Release

“2つの対峙”を描いた『BI』

アルバム『BI』
発売中 2500円(税別)
FU-017

《収録曲》
01. PET
02. ガールフレンズ
03. yellowboost
04. sunny by
05. PLANET
06. 勝手に思って
07. ハイライト
08. electro
09. ランドエンドビート
10. ブームダンス
11. プリズム
12. BI

Profile

塩入冬湖とコシミズカヨからなる女性ロックバンド。「RO69JACK」での入賞経験を持ち、一昨年辺りから全国各地で話題のフェスやイベント、大型サーキットフェスにも多数出演。早耳ロックリスナーたちの間でたちまち話題となる。2015年に『ULTRA』『JET』と2枚のミニアルバム、2016年にはフルアルバム『PAPER』をリリース。『JET』に収録の『さよならプロペラ』は北海道日本ハムファイターズのテレビCMに起用されるなどポピュラリティも併せ持つ。またFINLANDSを象徴する、どんなに暑い真夏の屋外ステージでも決して脱がない厚手の冬物コートを着用してのライブも話題。 2018年7月11日、1年ぶりの2ndフルアルバム『BI』をリリース。9月からは「BI TOUR」が全国6箇所、「BI TOURワンマン」が全国5箇所で行われる。

FINLANDS オフィシャルサイト
http://finlands.pepper.jp/


Live

「BI TOUR ONEMANLIVE」
【北海道公演】
▼9月15日(土)COLONY

Pick Up!!

【大阪公演】

Sold Out!!
▼9月22日(土) 18:30
Shangri-La
オールスタンディング-3000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※中学生以上は有料。
[問]GREENS■06-6882-1224

【愛知公演】
▼10月11日(木)CLUB ROCK’N’ROLL
【福岡公演】
▼10月13日(土)graf
【東京公演】
▼10月16日(火)渋谷CLUB QUATTRO


「BI TOUR」
【静岡公演】
▼9月2日(日)静岡UMBER
【京都公演】
▼9月7日(金)GROWLY

【神奈川公演】
▼9月24日(月・休)F.A.D YOKOHAMA
【福島公演】
▼9月29日(土)club SONIC iwaki
【宮城公演】
▼9月30日(日)LIVE HOUSE enn 3rd
【千葉公演】
▼10月4日(木)千葉LOOK


『BALLOND'OR The Strawberry Party』
チケット発売中 Pコード:129-045
▼11月2日(金)
LIVE HOUSE FEVER
オールスタンディング-2500円(ドリンク代別途要)
[出演]BALLOND’OR/FINLANDS/DJ 後藤まりこ/錯乱前戦
※入場時ドリンク代600円頂きます。
[問]エイティーフィールド■03-5712-5227

チケット情報はこちら