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十三ファンダンゴでの2DAYSライブも目前!
混乱の日々を生き抜く同時代の戦士たちに贈る
ファイトソング『MY ONLY LONELY WAR』

昨年、インディーズからメジャーに活動の場を移し、ベスト盤『ハローグッドバイ』、オリジナルアルバム『WAO!!!!』を短期間のうちにリリース。ツアーやイベント、フェスなど文字通りステージからステージへと渡り歩くような日々を生きるSAから届いたファイトソング、それがニューシングル『MY ONLY LONELY WAR』に詰め込まれた4曲だ。今回のシングルには、6月12日のTAISEI(vo)の50歳の誕生日当日に開催された『MID CENTURY BANQUET TAISEI’S BIRTHDAY GIG』のライブ映像と、同じくTAISEIの単独インタビューを収録したDVDがセットされている。通常のSAのライブとは一味違うセットリストが組まれたバースデーライブ、そして音楽と共に生きてきた半生を振り返るインタビューを堪能した後で新曲『MY ONLY LONELY WAR』を聴くと、また違った感慨が胸に迫ってくる。代わり映えのしない毎日を生きているようでも、1日1日はまったく違っていて、誰にとっても1分1秒だって無駄な瞬間はない。胸を張って、満面のビッグスマイルで、戦いに挑む戦士たちにSAが捧げる真新しいエールについてTAISEIに話を聞いた。まずは、8月まで行われていたツアーを振り返っての話からスタート。

――新曲『MY ONLY LONELY WAR』の話の前に、8月まで行われていたツアー『KEEP THE FLAG FLYING TOUR』のことを少し。神戸でのライブを拝見したんですが、楽しい場面もありつつ、TAISEIさんの動きや表情にいつも以上に迫真を感じて、身が引き締まるような場面も多かったです。

あのツアーはアルバムの発売記念ツアーじゃなかったこともあって、SAの立ち位置を再確認するツアーにしたいという思いがあって。だから、自分としてはピシっと背筋を伸ばして挑む気持ちもあったんじゃないかな。前作『WAO!!!!』(2016年)はバラードもあり、いつも以上にSAというバンドのキャパシティや音楽の間口の広さを打ち出したアルバムだったけど、あのタイミングでそういったものをやらなきゃいけないと思ったし、それが自分が50歳という節目の年齢に向かう意味とかけじめでもあるのかなって。コムレイズ(=SAファンの総称)の中には『WAO!!!!』を聴いて“SAはどこへ行っちゃうの?”って戸惑った人もいたかもしれないけど、あの時のツアーでも言ったけど、俺達は変わらないし、それでいて変わっていく。SAはいつも新しい扉を開いて広げていきたいと思ってるし、それに対して賛否両論あっていいし、そうじゃなきゃ面白くないよね。それをちゃんとステージで伝えたかったんですね。あのツアーは、ステージングにしろ歌にしろ、意識的に自分の中で気持ちを高めていたところはあったから、おこがましい言い方になっちゃうけど、“どうだ、まいったか!”みたいなところもあったかな。

――そのツアー中の6月12日にTAISEIさんは50歳のお誕生日を迎えられ、東京ではその日にライブがありました。シングル『MY ONLY LONELY WAR』に付属のDVDにその時の模様が収録されていて、ライブではTAISEIさんの以前のバンド、BAD MESSIAHの曲も2曲『UNDER THE GROUND』『そりゃないぜセニョリータ』を歌われていましたね。

BAD MESSIAHは僕が20代の時にやっていたバンドなんだけど、その後にSAをもう一度始めて特に今のメンバーになって16年活動している間ずっと、BAD MESSIAHを否定し続けてたんだよね。“俺の中にはBAD MESSIAHはない。俺はSAだから”って。でも50歳を迎えるにあたって考えたんだけど、自分の歴史は変えられないし過去を否定していること自体がかっこ悪いと思ったのね。俺はいわゆる再結成ということにはこれっぽっちも興味はなくて、むしろ再結成することはダサいと思ってるんですね。そんな自分が16歳の時にやってたSAってバンドを30歳過ぎてからまた始めた時点で1回ダサいことをやってるわけですよ(苦笑)。だからBAD MESSIAHを再結成させることはない。ただ曲には何も責任はないわけで、当時自分が知ってる数少ないコードだけで作った曲たちを、どこかで披露してやらないと報われないし、今BAD MESSIAHをやらなかったら後悔するんじゃないかなって思ったの。『そりゃないぜセニョリータ』を歌う時にMCで“いちばん恥ずかしい曲をやります”って紹介したけど、あの曲は発売当時CMソングだったんだよね(笑)。歌ってみたら案外恥ずかしくなくて、いい曲だなって(笑)。

――お客さん達もすごく楽しそうでした。

だから、やれてよかった。20代の時にやっていたBAD MESSIAHは、ハードなバイカーズロックをやるんだって意気込んでたけど、メジャーの洗礼を受けて牙を抜かれて、それからずっと憑りついていた亡霊がやっと成仏できたんだと思う。だから6月12日は俺の誕生日でもあり、BAD MESSIAHの命日になりました (笑)。

――(笑)DVDの最後にメンバーの楽屋での映像があり、SHOHEIさんとKENさんが突然歌い出すタイミングが一緒だったり、NAOKIさんからTAISEIさんへのメッセージもあって、ステージでの姿とはまた違った4人の人間味とバンド愛を垣間見ることができました。

SAってバンドの空気感が非常に良くなってる気はしますね。突っ張ってる部分ももちろんあるけど、ライブにしろ音楽制作にしろ、もっと自由にハッピーに、自分たちのやれる音楽をやりたいっていう自然な形になれた気がする。いい意味でバンドが穏やかというか、SAに対する捉え方や立ち向かい方もメンバー1人1人それぞれに持てているし、僕が詞を書いたり曲を書いたりすることへの絶対的な信頼も感じる。俺自身もライブでKENちゃんのベース聴いて、SHOHEIがドラム叩いて、NAOKIがギター弾いてる姿がカッコいいなぁと思うもんね。これが20代で結成したバンドだったら、またちょっと違ったんだと思う。僕らは30代でSAを始めてスタートの時点でそこそこ大人のパンクバンドで、30代から成長が始まっているところが良かった気がするんですね。幼馴染とか同級生とかのなれ合いもないし、兄弟でもないし、音楽的な衝突はちょいちょいあるけど、それはいいものを作ろうとしているディスカッションの先にあるもので、ちゃんと前を向けている気がする。だから、大人になってからSAを始めて良かったんだと思います。

――『MY ONLY LONRLY WAR』(M-2)で歌われている戦いというのは、そうやってハッピーにやっていくための強さを培うための戦いであるように思います。SAのライブではお客さんが肩を組んで歌う場面もありますが、仲間がいても1人で踏ん張らないといけない局面はある。この曲の詞にある通り、誰もが“それぞれの戦いに挑みゆく戦士なんだ”と。

そういうことなんだよね。自分自身もボーカリストであり曲や詞を書いているんだけど、ふと孤独だなと感じる時があるんですね。それは自分に酔っているわけじゃなくて、たとえば俺がいいステージをやってライブがドカッと盛り上がったら、それはバンドの手柄。でも、ライブで俺の声が出ていなかったり調子が悪かったら、それはバンドのせいじゃなくて俺がダメで、それがひいては“今日のSAはダメだった”ってことになるんですよね。バンドのリーダーでありボーカリストということはそれだけ背負っているものがあるわけだし、ある意味では1人で戦わなきゃいけないと思いながらやってきたところもありますね。


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――まさに『MY ONLY LONELY WAR』そのものですね。

ランニングしている時に“お前ならやれる”って自分を鼓舞したり、逆に失敗したなと思うライブの翌日なんかは“お前ダサいよ。なんでできないんだよ”って自分をボロカスに言ってる。自分の中で“今日の俺は勝てた”と言える日もあれば逆もあって、それの繰り返しだと時には疲れちゃうこともあるけど、それがあるからやれている気もするんですね。“もっとラクにやればいいじゃん”というふうにはできないし、そうやって自分を追い込んでいるからこそステージで解放されるし、笑えるし、自然体でいられるんだと思う。30代の頃はまだそれができなくて、ガチガチでやらなきゃって気負ってた気がしますね。その頃も今もやっていることは同じで、毎日何時に寝て何時に起きて、ランニングして、食べるものにも気を遣ったりして、喉の調子を整えるルーティンをする。特に、45歳を過ぎた頃から“ちゃんと歌を歌うということはどういうことなのか”と自分に問いかけたりするようになってきて、それは年齢的にも自分があと何年歌えるかというところに差しかかったことも大きかったんだと思う。ただマイクを持って突っ立って歌うだけなら誰にでもできるけど、僕はステージを駆けまわって跳んだり、拳を上げていたいし、それをやらないと自分じゃないと思ってる。そのためには体力作りも必要で、そう考えるとここ数年でやっとプロのボーカリストになれた気がしますね (笑)。この前、何をしてる時だったかな。“俺、あと10年は歌えるな”って何か見えた気がしたんですよね。

――さっきのランニングの話にも出てきましたが、1曲目の『威風Do!Bop!』で“やれるやれると自己暗示”と歌われていますね。

ステージに出る直前まで袖で“俺はやれる”“俺はやれる”ってずっと言ってる(笑)。3人にも言ってるし、そうやって自己暗示しないとまともに立っていられないよね。よく増子ちゃん(怒髪天・増子直純)とボーカリスト同士で話すんだけど、お互いステージに出る前は“何とかして今日のライブが中止になんないかなって思ってる”って(笑)。やっぱりステージは怖いですよ。出てしまえばこっちのものだけど、出るまでは怖くて、でもその怖さがあるからやっていられるのかなとも思う。その爆発力がステージを作るし、だからスポットライトに飛び出していくんでしょうね。“余裕、余裕”なんて感じでやっていたらダメだし、僕はステージに立つ人間だけど、ライブに来てるみんなも、そういうふうに自分を奮い立たせる場面や、“自分はやれる”と思う瞬間、『MY ONLY LONELY WAR』で歌っているような、“「ヨシッ」と小さく胸で言って進む”時があると思う。そういうちょっとしたところを切り取って、だけど本質を突いたことを歌にできたら自分自身も納得して歌えるし、自分が納得していることは、人にも伝えられる。そういうところは大事にしたいんですね。

――他にも『威風Do!Bop! 』には“ビッグスマイル”や“かかってこんかい!”などSAらしいワードが歌詞にちりばめられていますね。

NAOKIがステージで笑ってギターを弾いてる姿って、みんなをハッピーにさせるよね。僕も最近ステージで笑えるようになったし、言葉通りのビッグスマイルになれている気がする。だいたいさぁ、50にもなったおじさんが“やったらんかい”とか“なめんなよ”とか、よくそんなこと言ってるわと思うよね?(笑)。人によっては幼稚だなとか、いつまでも青くせぇ歌詞だなと思う人もいるかもしれないけど、それは気にしなくなったね。それが自分の中のリアルだし、それを別の言葉に置き換えちゃうととたんにスピードが止まっちゃう気がする。BAD MESSIAHの頃は、きっと自分でも恥ずかしいと思うような言葉で歌ってたんでしょうね。今になってみれば、『そりゃないぜセニョリータ』なんてフレーズは、SAの詞の中に出てきそうだよね (笑)。でもあの頃はそうじゃなかったし、今思うのは、本当に生きている言葉で歌わないと、嘘をついているような気がするんだよね。


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――3曲目の『FIGHT BACK』では、よりストイックに戦うことについて歌われています。歌詞カードを見るとボクシンググローブが描かれていて、そのストイックさに納得しました。

今回の3曲は戦うことをテーマにしたかったんですね。戦いといってもWAR=戦争という意味ではなくて、人生においての自分自身との戦いですよね。誰もが毎日、大なり小なり戦いに挑んで、勝ったり負けたりしてる。俺だって自分に甘くなっちゃう時もあるし、逃げ出したくなる時もある。けど、それをやっちゃうと後でいや~な気持ちになるんだよね(笑)。“自分、なんかダサいよな”ってなりたくなくて、“じゃ、やっぱりやるしかないな”って奮起する。そういうところも俺だし、聴いてるヤツらもそういうところってあると思うんだ。へこむ時もあるけど、それでも“やったらんかい!”って自分の胸をどんと叩いてみろよって。そういう意味では沢木耕太郎の小説じゃないけど、ボクシングが自分の中に戦いのイメージとしてあるんだよね。

――4曲目の『野郎どものテーマ』は1曲目から3曲目までの歌の核の部分がピックアップされて繋がれて、それでいてウエスタン映画のテーマ曲のような楽しさがありました。

これははっきり言っちゃうとオマケ (笑)。シングルだし3曲入っていればそれでいいんだろうけど、自分の中ではシングルでもアルバムでも作品を作るとなったら、歌詞カードとかも含めた全体的なパッケージとして1つの作品でありたいと思っているんですね。映画でいえばまず序曲があって起承転結があって……というように、今回の3曲をショートムービーに例えて、1曲目のアタマに入っている口笛に乗って荒野をマーチングして……というふうに組み立てていって、最後の4曲目は戦いを終えてみんなで酒盛りしてるような感じで、1曲目の口笛のメロディーを3拍子にした音に乗せて歌ってる。『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』もそうだけど、60年代のサイケデリックロックのアルバムで全曲通してずっと同じSEが流れていたり、作品を作る上ではそういう物語とか流れのあるおもしろさを表現することにも挑戦したいんですよね。パンクだからって、曲間もなくただガンガンと曲が入っていればいいわけじゃなくてね。

――気が早いですが、新しいアルバムも期待しています。10月からのツアー『MY ONLY LONELY WAR TOUR 2017』では大阪は11月1日(水)、2日(木)ファンダンゴ2DAYSですね!

やりますよ! ワンマン2DAYSは珍しいし、ファンダンゴでは初めてライブをやるんだけど、お客さんとの距離が近いハコだって聞いてるから楽しみで。汗とかツバが飛ぶような間近にお客さんがいて、音がバンと出て、歌や言葉がそのままぶっ刺さる。その感じは、お客さんもボルテージが上がると思うし、熱量を感じるライブができるんじゃないかな。楽しみにしていてください!


取材・文/梶原有紀子
撮影/河上良(bit Direction lab.)

 



(2017年10月17日更新)


Check

「MY ONLY LONELY WAR」

発売中
シングルCD+DVD
TECI-578
¥2,037+税

〈収録曲〉
CD
01.威風Do!Bop!
02.MY ONLY LONELY WAR
tvk「音楽缶」9月度オープニングテーマ(2017年)
テレビ東京系「おしゃべりオジサンと怒れる女」10月度エンディングテーマ(2017年)

03.FIGHT BACK
04.野郎どものテーマ

DVD
01.Happy Birthday To You
02.NOTHINGNESS
03.FIRST IMPULSE
04.WILD WILD YOUTH
05.SA(BAD TIME)
06.YOUTH ON YOUR FEET
07.BEAUTIFUL CALLING
08.UNDER THE GROUND(BAD MESSIAH)
09.そりゃないぜセニョリータ(BAD MESSIAH)
10.I GET POSITION
11.ROCK'N ROLL BELIEVERS
12.FOSSIL HEAD
13.Andy
14.DELIGHT

2017.6.12 SHIBUYA CLUB QUATTRO
MID CENTURY BANQUET -TAISEI'S BIRTHDAY GIG- & LOOKING BACK TAISEI'S HISTORY INTERVIEW

MY ONLY LONELY WAR TOUR 2017

発売中

Pコード:336-633

▼11月1日(水) 19:30
▼11月2日(木) 19:30

Fandango

オールスタンディング-3800円(整理番号付、ドリンク代別途要)

※小学生以上は有料。未就学児童は保護者1名につき1名まで無料。

[問]夢番地
[TEL]06-6341-3525

チケット情報はこちら


●Profile

エスエー…TAISEI(vo)、NAOKI(g)、KEN(b)、SHOHEI(ds)。`84年、当時高校生だったTAISEIを中心に岐阜で結成。強烈なメロディセンスとシンガロングな楽曲スタイルは結成直後から話題となり、パンクスの間で全国的な知名度を勝ち得たが、`87年にバンドは解散。その後`99年にTAISEIのソロプロジェクトとしてSAが再始動。`01年末に、LAUGHIN’NOSEやCOBRAを経たNAOKIや元DOG FIGHTのKEN、SHOHEIが加入し現在の布陣に。翌年、自主レーベルより現在のメンバーによる初のアルバム『GREAT OPERATION』発売。`07年ランシドのジャパンツアーのサポートアクトを務め、`09年には8ヶ所を横断する全米ツアーを敢行。`11年には台湾最大の野外フェス『SPRING SCREAM』を含むツアーを行い、さらに同年12月には再び台湾の大型フェス『ROCK'IN TAICHUNG』に出演。`14年に7th アルバム『THE SHOW MUST GO ON』`15年に8th アルバム『BRING IT ON!』を立て続けにリリースし、`15年7月には初の日比谷野外音楽堂ワンマンを大成功させる。その野音での模様を中心としたドキュメンタリー映画『劇場版SA サンキューコムレイズ』が翌`16年2月に公開。同年10月には、メジャー初のオリジナルアルバム『WAO!!!!』を発売。SA史上初のラブ・バラード曲をはじめ、グラムロックやブラックミュージック、ポップスまで幅広いルーツを落とし込んだ楽曲をつめ込んだ意欲作となった。`17年9月6日にニューシングル『MY ONLY LONELY WAR』発売。現在、同作を携えた全国ツアー『MY ONLY LONELY WAR TOUR 2017』真っ最中で、関西公演は11月1日(水)、2日(木)十三ファンダンゴにて。12月26日(火)には、岐阜CLUB ROOTSで『GOSH YOU GIG!!2017-BACK TO 1984,DRIVE TO 2018-』を開催。タイトルにある通り、33年前のこの日に結成から間もないSAがデビューライブを行ったことを祝して、TAISEIの地元でありSA誕生の地である岐阜でライブを開催。

SAオフィシャルサイト
http://sa-web.jp/

ライター梶原有紀子さんからのオススメコメント

「`15年のアルバム『BRING IT ON!』以降、リリースのたびにインタビュー取材をする機会を頂いているおかげで、いつもその時その時の真新しいSAを探ることができる。今回のシングル『MY ONLY LONELY WAR』に収録されている4曲とも、いたるところに“BRING IT ON!(=かかってこんかい!)”の意気がちりばめられていて、そういうSAの変わらないところと、インタビューで語られていた“SAはいつも新しい扉を開いて広げていきたい。変わっていきたい”という柔軟で真摯なところを尊敬しています。インタビューが終わった後にTAISEIさんが“やるか、やらないか。そのどちらかしかない”と笑って話していて、何かあるとそれを思い出しては、“自分もまだまだやれる”と思っています。コムレイズの一人として」