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再始動後初の音源『スローモーションリプレイ』をリリース!
活動停止からこれまでの日々をじっくりと語った
宮本菜津子(vo&b)インタビュー
MASS OF THE FERMENTING DREGSが 再始動後初の音源『スローモーションリプレイ』をリリース! 活動停止からこれまでの日々をじっくりと語った 宮本菜津子(vo&b)インタビュー
メンバーの脱退から2012年に活動停止を余儀なくされたMASS OF THE FERMENTING DREGSが、素晴らしい新曲『スローモーションリプレイ』を手土産に帰ってきた。フロントの宮本菜津子(vo&b)に、ドラムの吉野功、ギターにはこれまでサポートメンバーとして活動を共にしていたが今回の再始動を機に正式メンバーとなった小倉直也。まさに鉄壁の面々。今回、初のアナログ7インチ盤という形でリリースされた『スローモーションリプレイ』は、A面にはバンドバージョンを、B面には宮本菜津子のソロバージョンを収録。その2曲を是非、聴き比べてみてほしい。東京では、バンド初の試みとなる昼の時間帯にワンマンライブを行う企画「デイドリームなんかじゃない」が3月19日(日)にスタート。今後6月、9月、12月の3回予定されている。また、3月23日(木)よりノルウェーのバンド、AIMING FOR ENRIKEのジャパンツアーに参加。エンジンはとっくに温まっていて、今にも火を噴いて加速しそうな3人がステージに立つ姿を想像するだけで、胸が高鳴る。世界でもっとも、秀逸でカッコいい名を持つバンドを「自分の人生だから」とさりげなく言った宮本菜津子に、活動停止からこれまでの日々も含めじっくりと語ってもらった。
――MASS OF THE FERMENTING DREGSが再び始まり、3月1日には久々の音源『スローモーションリプレイ』が発売されました。これは宮本さんのソロバージョンがカップリングに収録された7インチアナログ盤という形でのリリースなんですね。
マス・オブ・ザ・ファーメンティング・ドレッグス…写真左より、吉野功(ds)、宮本菜津子(vo&b)、小倉直也(g)。'02年に神戸で結成。地元神戸と大阪を中心にライブ活動を行い、'06年より東京でもライブを開始。'07年にニューヨークで、フレーミング・リップスやナンバーガールの『SAPPUKEI』を手掛けたデイヴ・フリッドマンのプロデュースにより2曲をレコーディング。同年夏にFUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO GOステージに出演。秋にドラマーが脱退し、BACK DROP BOMBの有松益男らがサポートメンバーとしてライブでドラムを担当。'08年1月に1stアルバム『MASS OF THE FERMENTEING DREGS』をリリース。同作のリリースツアーより、WORDの吉野功がサポートメンバーとしてドラムを担当。9月に東京で初の自主企画イベント『視界をクリアに』開始。翌`09年2月に2ndアルバム『ワールドイズユアーズ』発売。'10年2月に1stシングル『ひきずるビート/まで』をリリースし、同年8月に初のフルアルバム『ゼロコンマ、色とりどりの世界』を発売。台湾、カナダなど海外公演を開催。'11年よりQomolangma Tomatoの小倉直也(g)をサポートメンバーとして迎え、各地のフェスやライブイベントに多数出演、同年末に吉野が脱退を表明し、'12年9月にバンドの活動停止を発表。宮本菜津子はソロ活動をス出演。ワンマンライブ『視界をクリアに』を5月に新代田FEVERで、10月には心斎橋Pangeaで開催。タート。'15年12月に下北沢GARAGEで再始動後初のライブ。翌'16年にはカナダのバンド、CANCERSのジャパンツアーに参加。他にもLEO今井との2マンやDr.DOWNER、快速東京、CARDなど多彩な顔触れとライブで共演。`17年3月1日にMASS OF THE FERMENTING DREGSと宮本菜津子のソロ名義によるスプリットという形の7インチアナログ盤『スローモーションリプレイ』をFLAKE RECORDSより発売。3月23日(木)高松tooniceを皮切りに3月28日(火)奈良NEVERLANDまで続くAIMING FOR ENRIKEのジャパンツアーに参加。大阪公演は3月24日(金)心斎橋HOKAGE。3月25日(土)は名古屋のフェス『IMAIKE GO NOW』の3STAR IMAIKE会場に登場。