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ミニアルバム『ロックンロールドリーマーズ』を引っさげ
全国ツアー「ロッククライミングツアー」の真っ只中!
新たな体制でスタートを切ったドラマチックアラスカ
ヒジカタナオト(vo&g)、サワヤナギマサタカ(g)の
インタビュー&動画コメント

これまでサポートメンバーだったギターのサワヤナギマサタカと、ベースのタケムラカズキが昨年秋に正式に加入し、新たな体制でスタートを切ったドラマチックアラスカ。インタビューでヒジカタナオトが話している通り、「ライブも制作もこのメンバーでできると決まって、改めてバンドをやれる喜びを感じた」ことは、メンバーの脱退等で不安定な日々を経験している彼ら自身を心から支えたに違いない。その喜びをエネルギーに代えて思う存分に暴れ、歌い、鳴らしまくった最新アルバム『ロックンロールドリーマーズ』は、聴けば聴くほど各曲の色も深みも増し“ドラマチックアラスカってこういう表情もあるんだ”という発見がいくつもある。大充実のこのアルバムを携えた全国ツアー『ロッククライミングツアー』は、バンドのホームグラウンドである神戸・太陽と虎からスタートし、ファイナルは3月25日(土)の大阪・なんばHatch。今回はバンドを代表してフロントマンのヒジカタと、めでたく正式メンバーになったサワヤナギがアルバムのことやここに至るまでの苦渋を味わった日々のこともまっすぐに語ってくれた。ドラマチックアラスカの新たなスタートを心から祝いたい。

――最新作『ロックンロールドリーマーズ』は、現在のメンバーになって最初のアルバムになりますね。
 
ヒジカタ「そうですね。昨年夏のワンマンツアーもサポートという名義ではあったけど今のメンバーでやって、その合間にも今回の制作を進め始めていて。その時にも、この作品以降のことを何となくではあるけど見据えていて、僕とドラムのニシバタの間では、“(サワヤナギ&タケムラと)一緒にやっていきたいけど、彼らはどうやろ?”みたいな話はフワッとありつつ、ベースのケガの治り具合が芳しくないとわかった段階でサワヤナギ君とタケムラ君に正式メンバーになってほしいという話をして。だから、脱退と加入が同時に決まった感じですね」
 
――ステージに立って演奏している4人の姿はこれまでとは変わりませんが、サポートから正式メンバーになって何か変化はありましたか? 
 
サワヤナギ「10月に正式メンバーになったんですが、僕もカズキ君もこれまで自分たちでもバンドをやってたから、そういう脱退とか加入のタイミングの大事さみたいなものは何となくわかってて。サポートの頃からずっと一緒にいて制作も一緒にやっていたから、“今日から正式メンバーです”って急に気持ちがガラッと変わったという感じはなくて、一緒にやっていく中で徐々に自分の気持ちが寄っていったというほうが近いかな。あと、正式に打診があったのは秋でしたけど、その前から呑んだ時とかにヒジカタ君がめちゃめちゃ酔っぱらってくると、“メンバーになってほしくて”ってずっと言ってて(笑)。その頃から自分でもいろいろ考えてはいたんで」
 
――普段はそういう“メンバーになってほしい”という話はしないんですか?
 
ヒジカタ「そういうシビアな話は、呑んでないとなかなか(笑)。彼は10代の頃からやってたバンド(NAMPA BOYS)が2016年の春に卒業という形で終わったばかりで、バンドの何たるかみたいなこともわかっているだけに、簡単に“一緒にバンドをやろう”とは言えない部分もあって。ただ、僕たちとしてもベースが抜けるということをマイナスに向けたくなかったし、2人に正式メンバーの話をした時は、そういう言い方はしなかったけど、これから先もメンバーとして一緒に続けていってくれるのか、“もうちょっと考えたい”というのであれば、2人とはもうここまでかなという覚悟はあって。その一方で、この2人はメンバーとしてやってくれるだろうという確信もありました」
 
――最悪の場合、バンドを解散するという決断を下すことも考えられた?
 
ヒジカタ「今回のアルバムを今の4人で作るにあたって、それが頭をよぎらないわけではなかったです。メンバーの半分が入れ替わる今回のタイミングで、さらにまた新しいことをするのであればドラマチックアラスカじゃなくてもいいんじゃないかなとか、バンド名を変えてしまったほうがいろんなことがうまくいくんじゃないかとも思った。けど、ドラマチックアラスカは僕が高校生の時に、音楽を全然知らないまま初めて組んだオリジナルのバンドで、僕のバンド人生というか僕の音楽人生そのものだからそれはやめたくなかった。ドラマチックアラスカという名前でやるからには、今までやってきたことを踏襲したアルバムにしたいなと思ったし、そこはブレずに示せたんじゃないかと思ってます」
 
――タイトルの『ロックンロールドリーマーズ』もそうですが、歌詞の言葉も音もまっすぐな曲ばかりで。
 
ヒジカタ「初期衝動をもう1回思い出せたんじゃないかなって。これまでサポートメンバーだったこともあって全員でスタジオに入れることがなくて、だいたい僕とドラムの2人でホワイトストライプスみたいな状態でやったりしてて(笑)、それがあんまりうまくいかなくて。やっと、ライブも制作もこのメンバーでできると決まってみんなでスタジオに入ることができて、改めてバンドをやれる喜びというか、“バンドって楽しいな”、“音楽って楽しいな”って気持ちのまま曲が作れて、それが今回のアルバムの初期衝動に近い感覚につながってるんじゃないかなと思う。4曲目にインストが入ってるんですけど、今までインストなんて作ったことなかったけど、すごく自分たちが楽しみながらやることができました」
 
――タイトル曲『ロックンロールドリーマーズ』(M-3)の次に、そのインスト曲『ロックンロールジャンキーズ』(M-4)が収録されていますが、このタイトルのカブり方と曲順はどんな効果を狙ったのかなと(笑)。
 
ヒジカタ「スタジオの休憩時間にふざけて、“3曲目のアウトロにこんな感じのがくっついてたらかっこいいんじゃね?”ってジャーンってやり始めたらどんどん面白くなってきて、“これ、アウトロじゃなくてトラックを区切ったらもう1曲できるんじゃね?”って。そうやって曲を稼いでいく手法を今回のレコーディングで得ました(笑)」
 
サワヤナギ「アハハ!」
 
ヒジカタ「この曲は一発録りで、みんなの息を合わせてやったんですけど、そういうこと自体が最近までの僕たちにはなかったことで。1stの時は、知らないことだらけで正直わけもわからないまま大人のおじさんにスタジオに連れて行かれてワーッてレコーディングしたんですけど、それまで自主制作で音質も全然よくない音源しか作ったことがなかったので、“こんなきれいな音で録ってもらえるのか!”って驚いたのが2013年の『ドラマチックアラスカ』で。その時はめちゃ楽しかったんですけど、それ以降はレコーディングがちょっと苦手になって、僕はとにかくライブが大好きな人だったんですね。けど、今回のレコーディングはすごく楽しくやれて、最初の時のいろんな気持ちを思い出したりして、すごく初々しいアルバムになったなって思います」
 
サワヤナギ「僕にとっては今作は1stアルバムみたいなもので、辛いことも、楽しいことも全部ひっくるめて楽しかったですね。レコーディングもスムーズで、たぶん今の4人の役割やバランスがいい状態なんだろうなと思います」
 
――1st以降、何かレコーディングが嫌いになるような出来事があったんですか?
 
ヒジカタ「バンドマンってインドアな職業だと思うんですけど、インドアな中にもアウトドア派とインドア派の2つのタイプがあると思うんですが、僕はアウトドア派で。とにかくライブが好きで、レコーディングスタジオの窓のない感じとかが耐えられなくて(笑)。サワヤナギ君はインドア派ですよね」
 
サワヤナギ「はい。地下大好きです(笑)」
 
ヒジカタ「ただ今回、レコーディングだからできることとか、レコーディングの可能性を垣間見れて、今まで以上に楽しめるようになってきました。今では、まだ曲もできてないのにレコーディングの予定を決めてるぐらいで(笑)、僕らこれから1年中ずっと曲を作るし、これまでもいい曲しか作ってないけど、これからもいい曲しか作らないです」
 
――歌詞のストレートさはドラマチックアラスカの大きな魅力ですが、特に『TEPPEN』(M-1)の“刹那を煌めくため声枯らしてんじゃない”とか“1番良いって言って”のあたりは、潔いぐらいにストレートですよね。
 
ヒジカタ「今、冷静に聴くとストレート過ぎてすごく恥ずかしい(苦笑)。ただ、“そのままのお前らでいい”とか、“ありのままでいい”といわれることって結構多くて、自分もその言葉に救われてきた瞬間もあるんですけど、ちょっと冷静になってみると、たとえば何かで成功したり、超売れていたり、すでに上にいる人がその言葉を言っても説得力ないよなと思ったんですね。だったら、自分は負け犬の遠吠えみたいに(かもしれないけど)、言いたいことを叫びたいなと思って作った曲で。もちろん、バンドはたくさんあるし僕も好きなバンドは1つじゃない。けど、言葉にして口に出すことってすごく力のあることだと思うので、言ってみようじゃないかという気持ちで」
 
――さっき言われたみたいに、“いい曲しか作っていない”という自信とプライドを持ってるからこそ1番でありたいのは当然ですよね。ただ、その想いを躊躇せずに出せたのは、正式メンバーを得てバンドとして改めてこの作品からまた始まっていく今のタイミングや、アルバムの顔ともいえる1曲目ということも全部関係があったのかな、と。
 
ヒジカタ「本当にそうで、メンバーがそろって1番最初に作ったのがこの曲だったんですね。まぁ、何でもストレートにモノを言っちゃうところが僕のいいところであり悪いところでもあるんですけど(笑)。正直、『TEPPEN』と似たようなことをSNSでつぶやいてるミュージシャンとかもいて。ただ、ミュージシャンでせっかく音楽ができるんやから、それを見た次の日には人が忘れてしまうようなSNSに想いを流すよりは、そのエネルギーを曲に変えようぜというところではあるんですね。独りよがりでマイナスな感じも入ってる想いかもしれないけど」
 
――最後の『キミトフライト』(M-7)で“東京の空が気になったり 同じ空だと強がってみたり”とあるのは、バンドをやっていく上で必ずある迷いの片鱗が出ているようにも見えますが、同じ曲で“まだ夢は死なない”とも歌われてる。この曲は、ここから行くぞという気持ちを歌った1曲目の『TEPPEN』と呼応しているように聴こえました。
 
ヒジカタ「そうですね。僕の思っている通りに伝わっていてめちゃめちゃうれしいんですけど、1曲目と7曲目は実は同じことを歌っていて、今回のメンバーが入れ替わる出来事に対する僕らの内面と、周囲の反応を曲にしたんですね。『TEPPEN』は、それを僕のダークサイドから照らしていて、『キミトフライト』はそれを希望の方向から照らしてる曲になってて。メンバーが変わることで離れていった人とか、そういう人たちに対する悔しさとか、ずっと足踏みしている自分たちの現状に腹が立つ気持ちをぶつけたのが1曲目で、逆にメンバーが変わるっていう大きなことを経てもそれでも応援してくれるファンの人であったり、連絡をくれたりライブに足を運んでくれる仲間、リリースの度にお世話になるメディアの人たちのありがたみ。それは今までも感じてたけど、今回そこを改めて実感して。そういう感謝の気持ちを込めたのが7曲目で、ストレートさでいえば、1曲目も7曲目も変わらないと思います」
 
――この曲の歌詞の“キミ”が指しているものはたくさんありますか。
 
ヒジカタ「そうですね。ファンの方やスタッフ、仲間、僕たちに関わってくれているすべての“あなた”ってことですね」
 
――ヒジカタさんにとっては、音楽もその“キミ”に含まれているのかなと思ったんです。さっき、音楽を全然知らないまま初めて組んだバンドがドラマチックアラスカだと言われていましたが、もしも志もなくバンドを続けていたらメンバーチェンジに心折れていたかもしれないですし、音楽に気持ちを掬い上げられてきたところもあったんじゃないかな、と。
 
ヒジカタ「そうですね。音楽にも感謝しないといけないですね。さっきも言いましたけど、僕はとにかくライブが好きで。曲を作る以前にライブがしたくてバンドを組んで、ここまで来たんですね。高校生の頃までさかのぼると、当時は全然友達もいなくて、ドラムのニシバタは同級生なんですけど、僕は文系で彼は理系だったんで校内でも全然会うこともなくて。休み時間も1人でiPodを聴いてお弁当も1人で食べて。僕はthe pillowsが大好きで、ドラマチックアラスカはthe pillowsが好きな4人で組んだバンドなんですね。そんな僕らが文化祭の1日だけは、バンドで演奏するとみんながウワーッってなって、普段はイケイケなサッカー部のヤツとかが“お前そんなことできるんや!”って僕たちを尊敬のまなざしで見てて。そこから始まって、ライブがしたいからライブハウスに出たいけど、そのためには自分たちの曲が必要で、the pillowsのコピーをしながら曲を作ってました。僕たちは不器用な人間なので、自分たちにとって音楽は日常の反動というか反対側にあるもので、日常ではないと思うんですよね。生きる上で絶対に必要なものではないと思うけど、でも僕はもしもライブ(=音楽)をやるなと言われたら、違うところにしわ寄せがきておかしくなってしまうんじゃないかなって気がします」
 
――サワヤナギさんはいかがですか? 自分にとってバンドとは、音楽とは何だろうみたいなことは考えたりしますか。
 
サワヤナギ「最初にギターを買った頃は僕も友達がいなくて(苦笑)、家で教則本に載ってるAC/DCとかを1人でコピーしまくってて。16歳ぐらいの時に地元でバンドをやり始めて、その流れで上京したんですけど、これまでも“俺はバンドで食っていくのか?”みたいなことを考えてはいましたけど、一番本気で考えたのは去年でした。前のバンドが終わってドラマチックアラスカのサポートの話があって、そこからメンバーになって。いろんなことがあって考えることも多かったんですけど……、あんまりよくわかんなくて(失笑)。“やっぱり、バンドや音楽が好きなのかなぁ”とか、“何だかんだ考えながらも結局バンドやってんだな、俺は”って思う瞬間が結構ありましたね。それは前向きな意味なんですけど」
 
――アルバムの話に戻りますが、『この夜は』(M-6)という曲は、1日の終わりと次の日の始まりの間のわずかな時間のやるせなさや寂しさがとてもリアルに描かれているように聴こえました。これは実際にあった“夜”のドキュメントなんですか?
 
ヒジカタ「この曲は去年の夏に書いたんですけど、ふだん仕事で忙殺されている時は家に1人でいる時間があまりないからか、フッと1人で家にいる時にすごく悲しい気持ちになって。明日が来る悲しみというか、自分でも何なんやろうと思う悲しい気持ちを曲にしたんですね。ふだんライブをやってて思うのは、僕らはライブでお客さんにとっての非日常を提供するし、僕たちも最初の頃はライブで演奏することは非日常なことだったんでしょうけど、やっていくうちにどこかで入れ替わってきて。ライブが日常で、家にいる時間が非日常みたいに倒錯するところがあって。そんな、夏のある日に寂しい気持ちで作った曲です」
 
――なるほど。7曲それぞれにいろんな色を持ったキャラクターの濃い曲ばかりですが、さっきも言われたように1曲目と7曲目にパキッとした強いメッセージがあることで、それ以外はどんな曲をやってもいいという自由度が今まで以上に増している気がします。
 
ヒジカタ「曲の振り幅の大きさは僕たちの持ち味で、それはこれまでのアルバムでもそうだったんですけど、今回は入り口にあたる1曲目と、出口の7曲目のメッセージだけがあれば、後は今の俺たちの感じが伝わってくれたらいいなという感じでしたね。2曲目の『チャイニーズパッション』は“天津飯が食べたい”というだけで特にメッセージはないですし(笑)」
 
――真顔で鳴らす部分と遊びの部分のバランスが取れてるんでしょうね。
 
サワヤナギ「『チャイニーズパッション』の歌詞、よく見ると字面がすごいですね。ほとんど“チャイニーズパッション”しか歌ってない(笑)」
 
――アルバムを携えたツアーは、ホームグラウンドの神戸から始まって、ファイナルは3月25日(土)の大阪・なんばHatchですね。
 
サワヤナギ「前回の夏のワンマンツアーは僕もカズキ君もサポートだったけど、今回のツアーは今まで以上に、バンドとしてその先を考えながらやれるツアーだなと思っていて。最初にサポートの話をもらった時、これからライブでやるであろう20曲ぐらいを1か月でコピーして、それでも時々“あぁ、この曲どうだったっけ?”みたいな時もあって(苦笑)。今は、これまでの曲も自分のものになってるし新曲もあるんで、今回のツアーに来てくれるみんなにも楽しみにしていてほしいし、自分自身もこれまで以上に楽しめるツアーになるんじゃないかなと思っています」
 
ヒジカタ「今作には7曲しか入れてないけど、実際はもっと曲もできていてそれも早く聴かせたいですし、僕らはこれからもずっと曲を作ってリリースしてというふうにやっていくので、ツアーが終わった頃にはまた新しい音を出せるんじゃないかな。でもまずは今回のツアーですね。やっとバンドの体制が整って、僕らはまたここから羽ばたいていきたいんですけど、まずはこれまでもずっと支えてきてくれてる人たちに恩返しをしたいし、今回のツアーに遊びに来てくれる人ってそういう人たちだと思うんですね。その人たちにしっかり気持ちを還していくところから始めたいし、そういうツアーにしたいと思っています。夏のツアーより本数も多いし、久しぶりに行けるところもたくさんあるんで、ツアーを回る中でしっかり自信をつけて、ファイナルの大阪は“どうや!”っていえるライブができるように胸を張って帰って来ます」

Text by 梶原有紀子



(2017年2月 9日更新)


Check

Movie Comment

ドラマチックアラスカからの
動画コメント!

Release

新体制後初のアルバム!

Mini Album
『ロックンロールドリーマーズ』
発売中 1800円(税別)
Living, Dining & Kitchen Records
PACIFIC RECORDS
LDCD-50135

<収録曲>
01.TEPPEN
02.チャイニーズパッション
03.ロックンロールドリーマーズ
04.ロックンロールジャンキーズ
05.オッドアイ
06.この夜は
07.キミトフライト

Profile

ドラマチックアラスカ...写真左よりタケムラカズキ(b)、ニシバタアツシ(dr)、ヒジカタナオト(vo,g)、サワヤナギマサタカ(g)からなる神戸発のギターロックバンド。’10年同じ高校に通うメンバーで結成。『COMIN’KOBE 13』でトリを務めるなど注目を集め、’13年6月にCDデビュー。’15年にトバナオヤ(g)、2016年にマルオカケンジ(b)の離脱を受け、’16年10月よりサワヤナギマサタカ(g)と、タケムラカズキ(b)を正式メンバーに迎える。ヒジカタの伸びやかなハイトーンボイス、心掴むメロディセンスと、これぞ王道といえるギターロックが彼らの持ち味。感情迸るアグレッシヴなライブも見応えあり。’16年12月に5枚目となる『ロックンロールドリーマーズ』をリリースした!

ドラマチックアラスカ オフィシャルサイト
https://dramaticalaska.com/

Live

新体制初の全国ワンマンツアー!

『ドラマチックアラスカツアー2017』

【鳥取公演】
チケット発売中 Pコード311-141
▼2月11日(土・祝) 17:30
米子laughs
オールスタンディング-3500円
[共演]ココロオークション/POT
夢番地岡山■086-231-3531

【岡山公演】
チケット発売中 Pコード311-141
▼2月12日(日) 17:30
YEBISU YA PRO
オールスタンディング-3500円
[共演]ReVision of Sence/
ヤバイTシャツ屋さん
夢番地岡山■086-231-3531

【新潟公演】
チケット発売中 Pコード313-680
▼2月18日(土) 17:30
新潟CLUB RIVERST
オールスタンディング-3500円
[共演]ココロオークション/
午前四時、朝焼けにツキ
キョードー北陸チケットセンター
■025-245-5100

【宮城公演】
チケット発売中 Pコード312-044
▼2月19日(日) 17:30
仙台CLUB JUNK BOX
オールスタンディング-3500円
[共演]Bentham/ココロオークション/
午前四時、朝焼けにツキ
G・I・P■022-222-9999

【北海道公演】
チケット発売中 Pコード311-394
▼2月25日(土) 17:30
mole
オールスタンディング-3500円
[共演]ircle/グミ
WESS■011-614-9999

【愛知公演】
チケット発売中 Pコード311-072
▼3月10日(金) 19:00
スペードボックス
オールスタンディング-3500円
サンデーフォークプロモーション
■052-320-9100

【東京公演】
チケット発売中 Pコード311-284
▼3月20日(月・祝) 17:30
TSUTAYA O-EAST
オールスタンディング-3500円
ディスクガレージ■050-5533-0888

Pick Up!!

【大阪公演】
ツアーファイナル!!

チケット発売中 Pコード311-013
▼3月25日(土) 17:30
なんばHatch
1Fスタンディング-3500円
GREENS■06-6882-1224
※3歳以上は有料。

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Comment!!

ライター梶原有紀子さんからの
オススメコメントはこちら!

「インタビューでヒジカタ君が“僕たちは不器用な人間なので”と話してくれた時に、前作『アラスカベリーズ』に収録されている曲『河原町駅』を思い出した。曲の最後のほうになって、やっと“僕は君が好きでした”と伝えるその距離のもどかしさや、そういうふうにしかできない切なさみたいなものがずっと残り続ける彼らの名曲のひとつ。ただ、新作『ROCK’N’ROLL DREAMERS』で聴ける曲はどれも、その切なさも前に転がっていこうとする力に見事に変換していて、だからただ元気がいいだけの曲でもないし、聴いていて元気が出るだけの曲でもない。“これからもいい曲しか作らない”という宣言を忘れず、今後もドラマチックアラスカの名曲がじゃんじゃん聴けるのを楽しみにしています」