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グッドメロディ、グッドミュージック!!!
誰もが楽しめる音楽を発信する男女5人組バンド、フレンズが
初のワンマンツアーを前に、充実した自身の活動について
結成から未来を語るインタビュー&動画コメント

 元the telephonesの長島涼平、元THE ラブ人間のおかもとえみ、そしてnicotenのひろせひろせ(廣瀬成仁)らにより2015年に産声を上げたバンド、フレンズ。今年5月に発売された1stミニアルバム『ショー・チューン』は、初めて会ったのにすぐに打ち解けてしまえるような親しみやすさと歌心、そして5人が普段生活する東京という街の匂いや空気をとじ込めたポップソング集になっている。AORやR&B、EDMなど5人の音楽的バックボーンの多彩さや、何よりも普段着感覚で紡がれたような言葉とメロディーが見事にタイムレスなポップスとなり得ているところなど、注目したいポイントはたくさん。ただ、インタビューで長島が「セカンドキャリアとか、これまでのバンドがどうとかは関係ない」と話している通り、溢れ出る情報にはひとまず蓋をして、心ゆくまでフレンズのみずみずしいグッドメロディー、グッドミュージックを楽しみたい。10月はMINAMI WHEEL2016に出演、そして11月3日(木・祝)はShangri-laにて記念すべき初ワンマンツアーの初日を迎える。



“ゼロから自分たちでやっていく”
というところを大事にしていきたい



――資料によると、フレンズの結成は昨年の6月8日。
 
ひろせひろせ「その日は僕の25歳の誕生日で、毎年自分の誕生日のタイミングでイベントをやっていて、去年は“廣瀬成仁が25歳になった今、やりたい25のこと”というのを挙げて。その中に“女の子ボーカルのバンドを組んでみたい”という項目があって、その日にフレンズで初めてライブをやり、めでたく結成&初ライブの日になりました」
 
長島「そう。だからこのままいくと、バンドの周年が毎年こいつ(=ひろせひろせ)の誕生日になるのがシャクで(笑)」
おかもと「あ、本当だ!(笑)」
 
―― (笑)。
 
ひろせひろせ「もともとフレンズになる前からエミソン(=おかもとえみ)と僕で曲を作ってて、僕がそれまで詞先で曲を書いたことがなくてやってみたかったから、お願いして詞を書いてもらってたんです。それで何となく“このバンドをやろうかな”と思い始めた時に呑み友達、いや呑み先輩(笑)の涼平さんに話したら“やってみようよ。俺、ベース弾くよ”って」
 
長島「2人が一緒に曲を作ってることも知ってたし、曲もすごくよかったから」
 
ひろせひろせ「初ライブをするにあたってメンバーが必要で、涼平さんはベースで、エミソンは歌う人で、僕はこれまでボーカルはやったことがかったんですけど、歌と鍵盤をやることになって。その時に涼平さんが“ドラマー連れて来るわ”と言って連れてきてくださったのがLOUIE(SEKIGUCHI)さんで。その時は別のギタリストがいたんですけど、今年2月にその方から(三浦)太郎さんにバトンタッチしてこの5人になりました」
 
三浦「ハイ。だから僕、新人です(笑)。僕が前にやってバンドのサポートベースを涼平さんがやってくださってて、そのつながりもあったし、フレンズの存在も知ってたんですけど、今年に入ってバトンタッチの話を頂いて。“ゆるい感じでやっていくから手伝ってよ”って言われて入ったんですけど、入ってみたら全然ユルくなくて(笑)。 ライブも月に1本ぐらいかなと思ってたら、フタあけてみたら月に5~6本ライブがあって、ユルいどころかめちゃめちゃちゃんと活動してて(笑)。だから、最初の頃はライブをやるにも心の準備が全然できてなかったですね」
 
おかもと「最初は、文化祭で初めて演奏する学生みたいな感じだったよね。前のバンドのミュージックビデオを観てたらすごくハジけてたのに、“あれ?違う人だったのかな?”って思うぐらいガチガチで(笑)」
 
長島「LOUIEとは、お互いの前のバンドの時から一緒にツアーをやったり、かなり濃い付き合いをしていて。ただドラムが叩けるだけじゃなくて、人間的な面でも合う人が良かったから、彼も前のバンドをやめてヒマそうだったんで声をかけました (笑)」
 
SEKIGUCHI「僕は前のバンドをやってた時に一瞬、納得しちゃったところがあって、“もうバンドはいいかな”って踏ん切りをつけて就職したんです。その後、ライブに携わる仕事をしていたんですけど、その時に友達のAwesome City Clubのライブを観たりしていて、“……やっぱ音楽やりたいなぁ”と思ってた時に涼平さんから連絡をもらったので、タイミングが良かったですね」
 
――フレンズの活動はいかがですか?
 
SEKIGUCHI「普通に楽しい(笑)。ライブも、みんなで移動してる時も楽しくて、こんな楽しくやってていいのかなって思うぐらい。『ショー・チューン』はライブ会場と通販で売ってるんですけど、発送する時にみんなで手分けして住所を書いたりして。そういうのも楽しいですね」
 
長島「レターパックにCDを詰める作業をね、みんなでやってるんです(笑)」
 
ひろせひろせ「だから、全国の誰がCDを買ってくれたか、自分たちでだいたい把握してます(笑)。鳥取とか仙台、沖縄とか、まだ一度も行ったことがない街でも聴いてくれてる人がいるんだなって実感しますね。太郎さんの地元が長崎なんですけど、長崎にも買ってくれた人がいて、“早く長崎でライブしたいね”って言ってて」
 
長島「フレンズは、ゼロから自分たちでやっていくというところを大事にしていきたいなと思ったんですね。セカンドキャリアとか、みんながこれまでどういうバンドでやってきたかとかで判断するんじゃなくて、シーンの中から自然発生的に生まれてきたバンドとして、いきなり飛び級するんじゃなくて1個1個積み上げていくというか。応援してくれている人たちにもそういうところを見せていきたいし、それが今順調にちょっとずつですけど広がってきてるので、このままもっと多くの人に届けばいいなって」
 
ひろせひろせ「一番最初にCDを作ろうって決めた時に、ちゃんと地に足を着けてやっていった方がいいんじゃないかって話になって。僕にとって4人はバンドの先輩的な存在でもあるし、僕よりもいろんな経験をしてる人たちばかりだから、いろんなことを教えてもらってます」
 
――メンバーそれぞれがこれまでいろんなところで繋がっていたことが、フレンズというバンド名の由来になっているんですか?
 
おかもと「いえ。それは、私が散歩しながら“バンド名は何がいいかなぁ”って考えてた時に、パッと見上げたら『フィリピンパブ フレンズ』って看板が目に入って、“これだ!”と思ってすぐにLINEで写真を送って」
 
長島「“それ、いいじゃん!”って(笑)」
 
ひろせひろせ「バンド名を決める飲み会とかもやって全然決まらなかったのに、そのLINEで一発で決まるっていう(笑)」

※ここで長島、三浦、SEKIGUCHIの3人はこの日のライブの準備の為退出。
 

“記録より記憶に残るもの”
そういう音楽をフレンズは作れると思う







――(笑)。素敵だなと思ったのが、『Love,ya!』(M-1)にも『夜にダンス』(M-3)にも歌詞の中にいくつも素敵なシチュエーションがあって。『Love,ya!』の“東京タワーがきれいで見とれてる”の一節は、東京出身のおかもとさんが日常的に触れている景色を切り取っただけかもしれないけれど、東京の街の空気がとても自然にそこにはあって。カテゴリー的なシティポップとは違う街の匂いを感じる音楽だなと。
 
おかもと「それはうれしいかもです(笑)」
 
ひろせひろせ「サウンドを聴いて“シティポップだね”とか“おしゃれ”って言われることもあるんですけど、曲の中の情景を切り取ってシティポップといわれる分には僕はうれしいし、“東京に住んでる人だから書ける歌詞だよね”といわれるのはうれしいんですね。いつもえみそんに“こういうテーマで歌詞を書いて”とお願いするんですけど、それは、僕自身が音楽を聴いてグッとくる時って、365日毎日響くわけじゃないんだけど、365日の中でたった1日だけでも、“この曲が今日の俺のテーマ曲なんじゃないか?”、“これ、俺のことを歌ってるんじゃないの?”と思える1日、1曲がある。そういう曲が名曲だと思うし、そういう曲を作れたらと思うんですね。たとえば『Love,ya!』(M-1)に“新宿”や“東京タワー”、もっといえば“不動前”って東急目黒線の駅名を出しているけど、知らない人にとっては“そんなところに行ったことないし”となるかもしれないけど、もしかしてその人が東京へ遊びに行った時、そういう場所、場面に出くわす1日があるかもしれない。そういうテーマソングを書きたかったんですね。そうやってフワッとお願いしたら、もうバッチリそういう歌詞を書いてくれるから」
 
おかもと「歌詞はだいたい電車の中で書くことが多いですね。彼が“ナナナ~”って歌ってるデモが届くと、そこの部分を“何ていってるのかなぁ?”って想像したり、勝手に変換したり、翻訳したりして(笑)」
 


――『DIVER』(M-5)もすごく心地良くて何度でも聴きたくなる曲です。メロウというか、どこかにちょっと切ない感じもあって。
 
おかもと「そうなんですよ。『DIVER』は、NHKの朝の連続ドラマで『あまちゃん』が放送されていた時に1コーラスだけ書いていたもので。作ったのはいいけど自分ではアレンジできなくてお蔵入りにしてたんですけど、フレンズを始めて“曲はある?”って聞かれた時に“あ、あまちゃんの曲がある!”と思い出して(笑)。それをフルコーラスアレンジしてくれたのが『DIVER』です」
 
ひろせひろせ「えみそんの書く歌って、歌うのがめっちゃ難しくて。でも聴いた時にスッと入ってくるし、その入ってくるスピードが速いと思うんですね。そういう曲は特に、後ろのアレンジをわかりやすくしてあげるといいかなって。カラオケとかで歌ったらめっちゃ難しいと思うんですよ。今後歌ってみてください(笑)」
 
おかもと「私も難しいもん」
 
ひろせひろせ「本人も難しいんかい(笑)。けど、難しくてもイイ曲だからね」
 
――『ショー・チューン』って世代によって懐かしく感じる人、新しい音楽として触れる人、いろいろでしょうけど、フレンズを知らない人たちの中にも自然に広がっていけるグッドメロディーばかりだなと思ったんです。シュガーベイブの『SONGS』に近い印象を受けました。
 
おかもと「すごくうれしい。あのアルバム、大好きなんです。5人とも、いろんなことをやってみたいんですね。“このバンドはロックだから”みたいなのはフレンズにはなくて、シティポップといわれる曲もあればラップの曲もあるし、なんでもできるから、なんでもやってみたい」
 
ひろせひろせ「俺がふだん聴いてる音楽も、何かの影響を受けて生まれたものだと思うし、誰もやっていないまったく新しいものを作ることはできないと思うんです。けど、フレンズはポップアイコンになれると思っていて。どういうことかというと、音楽ってものをストイックに考えた時、いろんなジャンルやいろんなトレンドがあって、それを作ってきた先駆者はいっぱいいて。フレンズはそういう先駆者にはなれないけど、“記録より記憶に残るもの”というたとえがありますけど、そういう音楽をフレンズは作れると思うんですね。誰もやっていない新しい音楽を作ろうと躍起になって悩んで、失敗して落ち込むよりも、“これがフレンズだよね”っていう音楽を作ればいいじゃんって俺は思うんですね」
 
――この5人でしかできないことをやりたい、と。
 
ひろせひろせ「そうそう。それがいいんじゃないかな」
 
おかもと「すごい。えらい! かっこいい!(笑)」
 
ひろせひろせ「僕はZARDとかのビーイング系がずっと好きで、えみそんは歌謡曲が好きで、そういうのが根本にあるし、俺の中に昔からずっとあるテーマは“カラオケで歌える曲を書きたい”なんですね」
 
おかもと「私は80年代のポップアイドルだったシュガーと、シンガーソングライターの泰葉と、SPEEDが好きで。私はもともとはベーシストで、ベースを始めたきっかけはファンクが好きだったりもして、いろいろ好きだし聴くんですけど、カラオケで盛り上がるのはJ-POPですね。歌メロが楽しいものが好きで」
 
ひろせひろせ「最初にフレンズってバンド名が決まった時も、まずジャニーズのJ-FRIENDSが浮かんだしね(笑)」
 
おかもと「そうそう(笑)」
 
ひろせひろせ「この5人でやってるからこそ何でもありだし、曲を作っている僕ら2人の考えていることを他の3人は理解してくれている。それが仲の良さというか、みんな本当に和気あいあいとしてるんですよ。だから今後、“このバンド、楽しいよね”っていうのがなくなった時は、誰からともなく“もうこのバンド、辞めない?”ってなるんじゃないかな。楽しくないと、このバンド自体が続かないですからね」  
 
おかもと「楽しいが一番だからね」
 
――『とけないよ』(M-2)もしっとりしてるけど踊れる曲ですし、『Tonight』(M-4)もそうですね。盤で聴くのとライブで聴くのはまた雰囲気が違うんでしょうね。
 
おかもと「まさに、今それを実感していて『ショー・チューン』の曲もライブでやるまでどんな盛り上がり方をするのかわからなくて。でもライブを重ねるうちに、みんなが手を上げて聴いてくれてたり、盛り上がっていたり、こんな楽しい曲になっていくんだってことを自分たちでも発見しました。そうやって、みんなで曲を作って行くんだなって」
 
ひろせひろせ「それは5人でスタジオでやってる時には全然わかんなかったですね」
 
――ひろせひろせさんはnicotenの活動と並行してフレンズがあり、おかもとさんもソロ、他のメンバーもさまざまな活動をされていますが、それは今後も変わらず?
 
ひろせひろせ「でしょうね。フレンズをやることになった時、nicotenのメンバーに相談もしたんですが、その時にみんなが言ってくれたのは“1人1バンドっていう時代は終わったと思うし、やる以上は売れてもらわないと”って。それは嬉しかったですね」
 
おかもと「いいよね~、青春ドラマみたい(笑)」
 
――2人の声のなじみ方も、聴いていてとても気持ちいいです。
 
ひろせひろせ「僕、フレンズ以前にボーカルの経験がなかったし、最初は歌うつもりもなかったんですね。でも最近、ONIGAWARAの斉藤(伸也)さんがすごく褒めてくれて。“今時、テレビ番組の企画で芸人さんが歌ってるみたいな歌い方をしているバンドマンは、お前のほかにいない。普通以上に普通なのがいい”って (笑)」
 
おかもと「アハハ! 褒めてる?(笑)」
 
――11月のワンマンも楽しみです。大阪は初日で11月3日(木・祝)Shangri-laですね。
 
ひろせひろせ「大阪は、東京の次に一番たくさんライブをやってる場所なんですが、今回は初めてのワンマンなので、ぜひいろんな人に聴きに来てもらえたらうれしいです!」
 
おかもと「そう。絶対楽しいからみんな来てね~!」


text by 梶原有紀子



(2016年10月 7日更新)


Check

Movie Comment

初の大阪でのライブ時に撮影
メンバー全員動画コメント!!


Release

グッドミュージックな全5曲
通販・会場限定の1stミニアルバム

mini Album
『ショー・チューン』
※通販・会場販売限定
発売中 1,800円(税込)

01.Love,ya!
02.とけないよ
03.夜にダンス
04.tonight
05.DIVER

Profile

フレンズ…おかもとえみ(vo)、ひろせひろせ(廣瀬成仁、key)、長島涼平(b)、三浦太郎(g)、SEKIGUCHI LOUIE(dr)。’15年6月8日、結成。渋谷系ならぬ、渋谷の一つ手前の駅名を冠した『神泉系』をテーマに聴く人誰もが楽しめる音楽を発信。今年に入り『VIVA LA ROCK 2016』や『RUSHBALL 2016』、『BAYCAMP 2016』など数々のフェスやライブイベントに出演。SoundCloudでの楽曲発表に加え、これまでライブ会場と通販限定で『ベッドサイドミュージック』を、配信で『夜にダンス』、『Love,ya!』の2曲をリリース。今年5月に発売された1st ミニアルバム『ショー・チューン』はライブ会場と通販で入手可能。11月3日(木・祝)大阪Shangri-laを皮切りに初のワンマンツアーを開催されるワンマンツアーの会場でワンコイン(500円)シングル『ビビビ』が発売されるのに先駆け、現在YouTubeにて同曲のミュージックビデオが公開中。メインボーカルのおかもとは元THE ラブ人間で現在はソロや、オワリカラの高橋ヒョウリら特撮を愛するメンバーと組んだバンド、科楽特奏隊のメンバーとしても活動し、ひろせひろせはnicotenのベースとしても活動。長島涼平はthe telephonesの盟友、松本誠治(dr)やラッパーのDOTAMAらと組んだFINAL FLASHでも活動し、三浦太郎(元HOLIDAYS OF SEVENTEEN)はバンドと並行してソロ、SEKIGUICHI LOUIE(元The Mirraz)も定期開催しているイベント『SHOWCASE』でDJとして活動するなど、メンバー全員がフレンズ以外でも精力的に活動している。

フレンズ オフィシャルサイト
http://friendsbandjp.weebly.com/

Live

初の東名阪ワンマンツアー!
ツアー初日は大阪公演!!

【大阪公演】

『シチュエーション・コメディseason1』

【大阪公演】
発売中 Pコード307-113
▼11月3日(木・祝)18:00
Shangri-La
オールスタンディング3000円
GREENS■06-6882-1224

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【愛知公演】
Thank you, Sold Out!!
▼11月12日(土)18:00
CLUB ROCK’N’ROLL
オールスタンディング3000円
CLUB ROCK’N’ROLL■052(262)5150

【東京公演】
Thank you, Sold Out!!
▼11月13日(日)18:00
Shibuya WWW
スタンディング3000円
ディスクガレージ■050(5533)0888


新曲『ビビビ』も公開!!
HP及び上記ツアーにて会場販売



Comment!!

ライター梶原有紀子さんからの
オススメコメントはこちら!

 1曲耳にしただけで、というより、『夜にダンス』のイントロの“トゥートゥットゥー♪”というコーラスが聴こえた瞬間に、フレンズが鳴らす音楽のとけない魔法にかかりました。心地よさの中にそこはかとなく色気のあるボーカル、おかもとえみさんの歌声は、熱すぎず冷たすぎずいつでも触れられるちょうどいい温度。ミュージックビデオを観てさらに驚いたのは、その歌声同様おかもとさんの何気ない立ち居振る舞いから放たれるさりげないフェロモン。“マジか!”と思った人はぜひ、『夜にダンス』か『DIVER』のMVを今すぐチェックしてください。アルバム『ショー・チューン』収録の『とけないよ』に“ドキドキするぐらいがちょうどいい”という歌詞があるけれど、フレンズはまさにそういうドキドキする楽しさを音楽で味あわせてくれる