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時代は変わるのではなく、変えていくもの
凝固するシーンをブレイクスルーする
驚異のニューカマーが突き立てた覚悟と革命前夜の音楽
雨のパレード『New generation』インタビュー&動画コメント

 一分一秒生まれゆく膨大な楽曲群を日々聴いていても、胸が躍ることも、衝撃を受けることも、新しいと思うことも、そうはない。そんな想いを今抱いているなら、あなたに試してもらいたい1枚がある。雨のパレードのメジャーデビューアルバム『New generation』は、その全てのざわめきと時代を動かす大いなる決意を込めた、'16年のシーンに浮上したエポックメイキングなマスターピースだ。ポストロックにダンスミュージックほか海外から様々な音楽的刺激を貪欲に吸収し、バンドにこだわりバンドサウンドにこだわらないフリーフォームで形成された今作は、新時代を切り開くポテンシャルを音で次々と証明していく、クリエイティブで美しいポップミュージックの応酬! そこで、先頃開催された『スペースシャワー列伝15周年記念公演 JAPAN TOUR 2016』でも、フレデリック、夜の本気ダンス、My Hair is Badらと毎夜しのぎを削った経験値を新たな糧に、初のワンマンツアーへと向かう4人にバンドの構造と新作の制作秘話をインタビュー。『New generation』のパッケージを開いた瞬間に目に入る、“Welcome to the new place!!!”という雨のパレードからの宣戦布告にして、手にしたあなたとの共闘宣言、「新しい時代を築く人たちを掴みたい。変えるのはみんなの方なんで」(vo・福永)と語る4人の言葉に、音に、耳を傾けて欲しい。

 
 
もう本当に好きじゃなかったんで、日本の音楽シーンのメインストリームが
 
 
――『スペシャ列伝』は今をときめくバンドが毎年出演していて、相当刺激的なツアーだったと思いますけど、いざ体験してみてどうでしたか?
 
福永(vo)「すっごく刺激が大きかったですね。影響された部分もいっぱいあるし、裏では仲良くやっているんですけど、ステージでは本当に真剣勝負で毎回やらせてもらって。ライブに対する価値観も変わったし、すごくいい経験になりましたね。ライブはもっと自由でいいし、ちゃんとお客さんとの対話で。そういうことを再認識しましたね」
 
山﨑(g)「あと、バンド人生でここまで対バンらしい対バンって初めてだったから」
 
――雨のパレードは合う対バン相手がなかなか見付からないという(笑)。
 
山﨑「アハハ!(笑) はい(笑)。もうすごく貴重な体験が出来ました」
 
――『スペシャ列伝』を観に来る人ってめちゃくちゃ“今”のお客さんというか、現在のオーディエンスを象徴している層とも言えるし、この辺にきっちり分からせていきたいのはあるよね。『New generation』のタイトルに象徴されているように、雨のパレードは自分たち自身だけじゃなく、デビュー時からもっと大きな流れを変えようとしているところが、他の若いバンドとは違うところだなと。
 
福永「そうですね。もう本当に好きじゃなかったんで、日本の音楽シーンのメインストリームが(笑)。メジャーデビューするにあたって、“僕たちは何を伝えたらいいんだろう?”って結構考えて。僕らの好きな音楽でシーンを塗り替えたいと思ったんで、その強い意志が入った1枚になっていると思います」
 
――みんなの音楽の出発点をさかのぼると、山﨑くんはゆずとメタル、是永(b)くんは青春パンクと亀田誠治、大澤(ds)さんはクラシックと東京事変、福永くんはドラマ『プライド』(‘04)の主題歌として聴いたクイーンから始まったとか。ただ、『New generation』からはとてもそこから始まったとは思えない音が鳴っています(笑)。
 
福永「そうですね(笑)。始まりはそうなんですけど、僕が海外の新譜をめちゃめちゃ漁っていて。楽曲的に影響されているのはそういう今の音だと思いますね。今作ではサウンド的には海外の人たちに負けないような音を追求して、シンセも取り入れましたし、ドラムパッドもふんだんに使って。音に貪欲に取り組んで“バンドであり、バンドサウンドでない”形になりましたね。あと、曲は基本的にセッションから作っているんで必然的に同期はなくて、そこは今推せるところかなぁと思っています」
 
――あと、雨のパレードが不思議だなと思ったのは、音楽的にはすごくクールで、その音からイメージするドライさとは異なる熱がありますよね。人間性を重視すると明言していたのも意外だなと。音楽がよければいい、ではない。
 
福永「何なんでしょうね? …やっぱり熱量は大事だなって『スペシャ列伝』でも改めて思ったし、本気で思っていることじゃないと伝わらないと思っていて。そこが反映されているのかもしれない。そう感じている人間の部分が」
 
――それこそ福永くんは、美術の専門学校に行こうと思ったことがあったりとか。
 
福永「あぁ、そうですね。すごい! よく掘ってきましたね(笑)」
 
(一同笑)
 
――(笑)。いろんなカルチャーに対してのアンテナというか興味がある中で、今は音楽を軸とした人生を歩んでいるわけで。何で音楽だと思ったんですか? 歌うのが好きだった?
 
福永「それすらも意識していなかったんですよね。小っちゃい頃から歌う機会はみんなにあったと思いますけど、その延長線上というか。だから、すごく自然に今ここにいるというか。両親はジャズが好きだったり、祖父が音楽の教師だったりはするんですけど、当時はユーミンさんとか小田和正さんとか玉置浩二さんはよく聴いていましたね」
 
――何か玉置浩二さんって、今めちゃくちゃ鍵を握っているというか。アウトプットは違っても、いい音楽をやってるな~と思う人のルーツに名前が出てくることが結構多い。
 
福永「うんうん。僕は『スペード』(‘01)というアルバムをめちゃめちゃ聴いていましたねぇ」
 
 
求めている場所はここじゃない
幕張メッセをブチ抜きで埋められるバンドになりたいと思っているんで
 
 
――とは言え、前作『new place』(‘15)以降、一時は燃え尽き症候群みたいになってしまったと。それだけやり切れた実感もあったわけですよね。
 



福永「アルバムもなんですけど、『new place』(M-7)という曲を作って、“僕はこれから何を書けばいいんだ?”って思っちゃって。そのときに、今作のコンセプト=“僕らの音で時代を変えたい”とも思った。歌詞にも全面的にそれが反映されていると思います」
 
大澤「『new place』以降、歌詞の書き方というか言葉の印象が個人的には変わったなって。(福永に)話を聞いたら、やっぱりスタンスが変わるきっかけがあったということだったので」
 
福永「“自分に向けてだけ書いてない?”って言われたことがあったんです。言われて初めて“あ、確かにそうかもしれない”って思った。なので、それ以降はみんなに向けて伝えるようにはしていますね」
 
――『new place』はバンドが外に向けて視野を開いた転機の1曲だと思うんですけど、音楽性を極めていって分かる人だけ分かればいいっていうアーティストもいると思うんですけど、雨のパレードはそうじゃないですもんね。
 
福永「そうですね。規模感的には、幕張メッセをブチ抜きで埋められるバンドになりたいと思っているんで。受け入れられるものを作ろうとは意識してますね」
 
山﨑「(福永の)バンドに対する牽引力もすごく強くなったし、1つ1つの指示だったり発言が明確になって、メンバーにも外にも伝わりやすくなったかなっていうのはあります」
 
――雨のパレードはサウンド的なことは散々言われると思うんですけど、歌詞がすごくいい。『new place』では“人には言えないいかれた過去”というラインがありますが。これはどんなことなんだろう? メンバーは知っている?
 
大澤「何のことかは…」
 
――これ、好きな子の縦笛を舐めたぐらいの話だったら言ってね?(笑)
 
(一同爆笑)
 
福永「アハハハハ!(笑) そういうレベルじゃないっす!(笑)」
 
――20代特有かもしれないけど、常にここではないどこかというか、どこにいても自分の場所じゃないような感覚が曲にはありますね。
 
福永「そうですね。求めている場所はここじゃないんで。まだまだ全然これからなんで」
 
 
東京はいろんな感性が磨ける街で大好きなんですけど
中途半端に夢を叶えた気になっている人が、田舎より適当に生きられる街
 
 
――今作は過去の代表曲と言える楽曲も入っていて、今までのキャリアのベスト盤みたいな側面もありますが、これはすごい作品になるぞという予感はありました?
 
福永「いやもう必死だったんで、あんまり意識はしていなかったです(笑)。最初は新曲だけでいこうと思っていたんですけど、いかんせん制作期間が短かったのもあって、途中からこういう方針になって。でも、前の曲の歌詞にも潜在的に言いたいことが入っていたのかなって、今となっては思っていて。自分たちの全力をぶつけられるタイミングはここだったと思うし、これはこれでよかったのかもしれないなって。ただ、バンド自体も成長しているし、機材が増えてイメージしていた音が使えるようにもなったので、『10-9(トーク)』(M-8)や『揺らぎ巡る君の中のそれ』(M-9)なんかは、自分たちの今の感性でリアレンジしましたね」
 
――『10-9』と『揺らぎ巡る君の中のそれ』の歌詞には同じ一節が出てきますけど、これは意図的なもの?
 
福永「古着屋さんの結構大規模なファッションショーがあったんですけど、みんなで並んで大きな声で詩を朗読するみたいな演出があって、そのときに楽曲の提供と、詩を書いてくれないかと言われて。『10-9』は、その価値観について書きましたね」
 
――そうか。だからこの曲にはポエトリー・リーディング的な要素があるんですね。それが『揺らぎ巡る君の中のそれ』の歌詞とつながっているのは?
 
福永「『10-9』自体が、実は『揺らぎ巡る君の中のそれ』だけじゃなく、僕らの前の曲たちの歌詞が結構引用されていたりして。僕らの爪痕も残せないかなと思って、いろんな歌詞から持ってきました」
 
――ファッション界の人って音楽が好きな人が多かったり、通じるものがありますよね。
 
福永「そうですね。音楽はかなり柔軟なものだと思っていて、いろんなカルチャーとまざるとも僕は思っているし。高円寺の古着屋さんとかもうヤバいっすよ。インドネシアの若手のバンドとか、どこかの国の政治家がやっている音楽とかを教えてくれたり(笑)」
 
――あと、全編を通して今作には“海”を感じるんですよね。“灰色の空と海”みたいなイメージがすごくある。
 
福永「あぁ~海、好きです。よく先輩とかと夜中に呑んで、そのまま地元の海に行って裸で泳ぐ、みたいなことをやっていたんで(笑)。あと、鹿児島は灰が降っているし(笑)」
 
――だからか(笑)。『Tokyo』(M-2)は地元の鹿児島で作ったということですが、曲作りで鹿児島に帰ったりすると?
 
福永「今回は初めて地元のスタジオで制作期間的なものを設けてやってみました。そこも近くに海があって。何か新鮮でよかったですね」
 
――東京をモチーフにした名曲が世の中にはいっぱいあって、『Tokyo』もある種の気合を持って書かれた曲だと思うんですけど。
 



福永「元々“東京”という曲を書くこと自体に憧れに近いものがあったし、いつかは書こうと思っていて。“僕から見た東京はどんな街なんだろう?”と考えたとき、別に冷たくもないし、寂しくもないし、会いたい人にも会える。いろんな感性が磨ける街で大好きなんですけど、中途半端に夢を叶えた気になっている人が、田舎より適当に生きられる街だなって。なので、“夢を捨てたって/生きてけるように出来た街だ”っていう表現を」
 
――その麻酔を感じながら、果たしてこの場所で本当に夢を叶えようと出来るのか。
 
福永「なので“調子はどう?”ってみんなにも僕にも言ってるんですけど」
 
――この曲のある種まっとうなギターのカッティングとかを聴くと、ちょっと安心しますね(笑)。
 
山﨑「この曲でやっとギターを弾きました(笑)」
 
福永「アハハハハ!(笑)」
 
――もはや、オーソドックスなギター自体あまり求められないだろうしね(笑)。
 
山﨑「そうですね(笑)。今回はシンセが割とガッツリ入る曲が多かったんで。シンセそのものにも興味もあったんで、これを機にあれこれ勉強していろいろ試しながら。ただ、シンセってすごく音の幅が広いんで、それを絞っていくのが難しかったですね。ただ、“これだったら倍音たっぷりのギター方が合うよね”とか“ちょっとソリッドなシンセの音の方がいいよね”みたいに、自分の振り幅を持てるようになったのはありますね。選択肢は広げられたかな」
 
――そういう話を聞いてると、“俺はギタリストだから”みたいな、プレイヤーとしてのエゴが一切ないですよね。
 
山﨑「昔は割とそういうものもあったのかもしれないですけど、今はもう単純に楽器そのものが好きなんですよ。音が出るものは何でも好き。これもあれも触りたいみたいな(笑)」
 
大澤「ドラムだと、『Tokyo』みたいにシンプルなビートもあれば、パッドと合わせたビートもあって。私の使っているパッドもいろんな音が出るので、何をどう入れるとカッコよくなるのかですごく悩みました。効果音的な使い方も出来るし、言っちゃえば別に何を入れてもいいというか。それがむっちゃ難しかったですね。個人的にも、すごく振り幅のあったアルバムだなって」
 
――同期に頼らず人力でやっている以上、ビートは肝ですもんね。
 
是永「今まではベースのフレーズが先に出来たりすることも多くて、そこに合わせてもらったりもしていたんですけど、今回は他のメンバーのフレーズが先にあって、それにどう合わせていくのかをすごく考えたり。それが難しくもあり、楽しくもありましたね」
 
 
“直感に素直になった方がいい。直感はなりたい自分に素直だ”
 
 
――レコーディングの山場というか、印象的なエピソードとかありました?
 
福永「『Movement』(M-3)は、録る前日の夜まで歌詞が1つも出来ていなくて。次の日の歌録りのときですら、歌詞がなかったんですよ。これはマジで死ぬかと思いました(苦笑)。言いたいことはボヤッとはあったんですけど、そこから固める作業がすっごく大変で。僕は夜1人で散歩しながら歌詞を付けるんですけど、いざやってみたら、リズムをめっちゃ出しているメロディだから、歌詞もかなりの量が必要だったんですよ。かと言って、もう今さら変えられないし、コンビニを4軒ぐらい廻りながらコーヒーとエナジードリンクを飲み続け、明け方まで歌詞を書いて2時間寝てまた起きて、レコーディングの20分前ぐらいにようやく書き終わりましたね(笑)」
 
――この曲の押し付けがましくないアジテーションは響きますね。『breaking dawn』(M-5)なんかも、無機質に見えがちな音楽の中にある生身の部分を感じました。
 
福永「ありがとうございます! 『breaking dawn』は“これでまた淡々と回る世界の一部に戻ってしまうんだ”っていう、このフレーズがどうしても言いたくて。それで過去のいろいろを思い出しながら書きました(笑)」
 
――基本的に曲を先に作って、後から歌詞をそうやって散歩しながら作る?
 
福永「同時のときもありますけど、だいたい深夜に外に出て書いてます(笑)。もう全部iPhone」
 
――今作を作り終えたときに達成感はありました? 只々追われていたとは思うけど(笑)。
 
福永「そうですね。また次の制作が待っているんで、今も苦しんでいます(笑)。ただ、『スペシャ列伝』の時期はずっと外に出ちゃっていたんで、今はめっちゃ曲作りがしたいっすね。機材も増えているので(笑)」
 
山﨑「深夜に“ちょっとKORGのサイトを見てください!”とか言われてね(笑)」
 
福永「あと、Five Gっていうアナログシンセの名店があるんですけど、それがいっぱい置いてあるお店にブラーッと入って、この人は26万のシンセをローンで買ってますからね(笑)。やべぇ、緊張してきた~!って(笑)」
 
――あの~一応ギタリストやんね?(笑) 『New generation』には積み上げられた音楽的素養もきっちり収められていますけど、さっき話した人間性の部分であったりロマンをちゃんと信じているのがいいなと。直感というものの大事さを心得てるというか。
 
福永「ありがとうございます! これは受け売りなんですけど、スティーブ・ジョブズが“直感に素直になった方がいい。直感はなりたい自分に素直だ”って言っていて。その言葉は結構大事にしていますね」
 
 
新しい時代を築く人たちを掴みたい。変えるのはみんなの方なんで
 
 
――リリースに伴う初のワンマンツアーもいよいよ始まります。
 
福永「もう本当に巻き込んでいきたい一心ですよね。新しい時代を築く人たちを掴みたい」
 
――自分たちが築くのと同時に、これからを変えていく人たちが世の中にはたくさんいるわけですもんね。
 
福永「そうですね。変えるのはみんなの方なんで」
 
是永「たくさんの人に聴いてほしいです。もっと知ってほしいし、好きになってほしい。ついてきてほしいです」
 
山﨑「『New generation』はまた新しいスタートラインになったんで、今日福永が話したような芯の部分はブレないように、どんどん作品を出し続けていきたいなって」
 
大澤「列伝ツアーも1公演1公演成長していくという目標だったんですけど、今後アルバムを出すごとに絶対に前作を超えるようなバンドに、そういう音楽を作っていきたいなぁと思います」
 
福永「TwitterとかInstagramとかも、頑張って数字を増やしたとしても、中途半端なフォロワーだとすぐにいなくなっちゃうんですよね。結局、やることはすごく単純で、ブレずにいい曲を書いて、いいライブをして、ファンを大事にしていたら、多分大丈夫だろうと思っていて。あと最近、お世話になっている方々と一緒のテーブルでいろいろお話しさせていただく機会があったんですけど、“スターになって欲しい”と言われたんで、スターになります!(笑)」
 
(一同笑)
 
――ちなみに雨のパレードのバンド名の由来は?
 
福永「個人的に“雨”に思い出があるんですけど、矛盾がある言葉って結構インパクトがあると思っていて。“心地いい矛盾がある言葉って何かないかな?”って探している時期に、いろんな作品でたまたま“パレード”っていう名前に引っ掛かることが多くて。それで雨のパレードっていう」
 
――なるほどな~。何だか、福永くんがどんな人間なのか、もっと知りたくなるね。
 
福永「フフフ(笑)。それは呑みの席で(笑)」
 
大澤「アハハ!(笑) いかれた過去を(笑)」
 
――(笑)。それではまたワンマンツアーで会いましょう!
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2016年3月31日更新)


Check

Movie Comment

初々しさと大阪での居所(笑)
雨のパレードからの動画コメント!

Release

代表曲も収録した新感覚の1stアルバム
はエンドレスリピート必至!

Album
『New generation』
発売中 2800円(税別)
SPEEDSTAR RECORDS
VICL-64526
※初回限定紙ジャケット仕様

<収録曲>
01. epoch
02. Tokyo
03. Movement
04. Focus
05. breaking dawn
06. novi Orbis
07. new place
08. 10-9
(New recording)
09. 揺らぎ巡る君の中のそれ
(New recording)
10. encore
11. Noctiluca
12. Dear J&A
13. Petrichor

Profile

あめのパレード…写真左より時計回りに、山﨑康介(g)、是永亮祐(b)、大澤実音穂(ds)、福永浩平(vo)。’13年結成。 ‘15年7月にリリースした3rdミニアルバムの表題曲『new place』がスペースシャワーTVのヘビーローテーション“it!”に選出され、iTunes Storeでも無名の新人にかかわらず大展開。耳の早いファンの間で広まり話題となり、同年10月に開催された『MINAMI WHEEL』では初出演ながら開演前に入場規制となる動員を記録する。福永浩平の声と存在感、ライブパフォーマンスにおける独創的な世界観は中毒性を持ち、アレンジやサウンドメイキングも含めまさに“五感で感じさせる”バンドとして注目されている。最近の活動ではファッション業界からも注目され、『装苑』や『Droptokyo』など最先端のファッションメディアから特集を組まれ、GAPの大型イベントなどに出演し、音楽ファン以外からも一目を置かれる存在である。’16年2~3月にかけて開催された『スペースシャワー列伝15周年記念公演 JAPAN TOUR 2016』にも出演し、3月2日にはアルバム『New generation』でメジャーデビューを果たした。

雨のパレード オフィシャルサイト
http://amenoparade.com/

Live

軒並みソールドアウトのツアーを経て
6月には新たに自主企画も!

 
『雨のパレード ワンマンツアー
「New generation」』

Pick Up!!

【大阪公演】

Thank you, Sold Out!!
▼4月2日(土)18:30
CONPASS
スタンディング3000円
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※小学生以上は有料、未就学児童は無料(大人1名につき、子供1名まで同時入場可)。

【愛知公演】
Thank you, Sold Out!!
▼4月3日(日)18:00
Live&Lounge Vio
前売3000円
ジェイルハウス■052(936)6041

【東京公演】
Thank you, Sold Out!!
▼4月9日(土)18:30
clubasia
スタンディング3000円
VINTAGE ROCK■03(3770)6900


【東京公演】
一般発売5月8日(日)
Pコード292-597
▼6月6日(月)19:00
Shibuya WWW
オールスタンディング3300円
[ゲスト]有
VINTAGE ROCK■03(3770)6900

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「いや~またすごい人たちが現れました。彼らのライブを初めて観たのは昨年12月、自分もガッツリ関わっているイベントの『音エモンpresents「LIVE BURGER next vol.7」』。観た後、打ち上げで言いましたから。“自分ら売れるわ”って(笑)。それぐらいの確信と期待を与えてくれるフィジカルなパフォーマンスとムードに、一気にやられました。そして、トドメがこの『New generation』ですよ。クリエイティブでありながらきっちりポップ、恐るべきクオリティの全13曲は、誰からもNoと言わせない全方位の説得力と才能と同時に、間口の広さをしっかりと持っている。マニアック過ぎても近付きにくい、シーンにジャストフィットし過ぎていても冷めてしまう、みたいなことは往々にしてあると思いますが、その抜群のバランス感覚とセンスで、素晴らしいデビューアルバムを彼らは作り上げました。これで音楽から感じるクールさ通りのシュッとしたパーソナリティでも納得なんですが、嬉しいことに鹿児島産の人懐っこさとあたたかさと酒呑めそう感が共存(笑)。となればもう無敵ですよ(笑)。音楽は人が作るもの、時代も人が作るもの。あなたもこの胸躍る新たなパレードに、今すぐ参加してください!」