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みんなウルフルズを待っていた!
4年半ぶりに再始動した4人が地元大阪・道頓堀をジャック
9000人が狂喜した船上ゲリラライブを密着レポート!!

 ‘09年8月30日、大阪・万博記念公園での野外ライブ『ヤッサ09FINAL!!』をもって突入した活動休止から4年半…。’14年2月25日、ウルフルズ復活。活動再開の発表と共に配信限定でリリースされたニューシングル『どうでもよすぎ』の突き抜けっぷりに、泣き笑いしたファンはどれだけいただろう。オフィシャルサイトにて一挙に発表されたツアーやリリーススケジュール。そして、“3月1日(土)17:15「大阪市内」某所に【ウルフルズ現れる!?】”の意味深なひと言…。活動再開から僅か3日で、テレビ番組『ミュージック・ステーション』にて早くも揃い踏みの雄姿を見せてくれたウルフルズが、3月1日、4年半ぶりのライブパフォーマンスを大阪・道頓堀にて披露した。直前の告知にも関わらず、小雨降り注ぐ中川岸を埋め尽くす観衆が集まった、ウルフルズによる大規模道頓堀ジャック。地元が生んだ人気バンドの再始動を約9000人が祝福した、どこよりも詳しい(!?)船上ゲリラライブレポートをお届け!

ulfulsdotonbori_hiki.jpg 16:45、事前予告通りその出現場所がアナウンスされるや、大阪が生んだ国民的バンドの地元での復活第一声を聞こうと、すさまじいスピードで道頓堀が人、人、人で埋まっていく…! その喧騒の中迎えた17:10、大阪ミナミのランドマークの1つ“ひっかけ橋”=戎橋下へとたどり着いた船上に、ワインレッドのスーツでバッチリキメたウルフルズの4人が登場!! 道頓堀川が一気に大歓声に包まれる。
 
ulfulsdotonbori_yori.jpg 「どうもありがとう、ウルフルズです! 大阪ー! いくで~!!」とトータス松本(vo&g)が煽れば、いきなり“ライブハウス道頓堀”さながらのコール&レスポンスで大盛り上がり。「カモン! ケーヤン」の掛け声に合わせ鳴り響いたのは、あの耳なじみのあるワウギターのカッティング…!(鳥肌) そう、地元大阪での4年半ぶりのライブの幕開けを飾ったのは、ご存知『ガッツだぜ!!』!! 船上という360°ステージで、川を挟んだ両サイドにアピールするトータス。いやはや…この光景をどれだけ待ったことだろう。4年半のブランクをまるで感じさせないパワフルなステージに、道頓堀を埋め尽くす観客も興奮冷めやらぬ様相。みんな、ウルフルズを待っていたのだ。方々から“おかえり~!”の声が巻き起こるのも、地元大阪ならでは。「改めまして、ウルフルズです! 嬉しいな…」とトータスも思わず言葉を漏らす。

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 そして、立て続けに披露されたのは、あの名バラード『バンザイ~好きでよかった~』! “やっぱカッコええな”、“感動や~”etc様々な声が周りから聞こえてくる。振り返れば、スタート時よりもさらに膨れ上がった大観衆が、4人の姿をじっと見守っている。こんなにも観る人をハッピーにし、力をくれる、ウルフルズの音楽。きっとそこにいた多くの人たちが、その熱い歌声を聴きながら胸の内でそう思ったことだろう。

 
「ありがとう! うわーもうすごい人で。あいにくのこんな天気になってしまって。でも何か、象徴的な感じがしたりして…雨もええなと。ホンマにお待たせしてね、みんな待っててくれたんやなっていうのが、こうやってみんなの顔を見ると伝わって…ものすごいエネルギーになってくる感じがするんよね、うん。…ここで改めてメンバー紹介していいですか!? ミスター・スマイル! ウルフルケイスケ!」(トータス松本)
 
「まさか船の上でライブが出来るとは…一生、忘れません」と感慨深く語るウルフルケイスケ(g)に、「’85年は飛び込んだん? (ケーヤンは)すごいタイガースファンやから(笑)」と返すトータスとのナニワなやりとりも微笑ましい(※’85年は阪神タイガースが球団史上初の日本一に)。
 
「ホント嬉しい。こんなに人が集まって…ありがとうございます、頑張ります!」(b・ジョンB)
 
「4人で演奏して、照れくさかったり、嬉しかったり、ありがたかったり。今こうやって、みんなに会えて嬉しいです。今日はありがとう!」(ds・サンコンJr.)
 
「ホンマにありがとう! いや~やってよかった! ホントにこれからもオレら、全力で…もう1回、全力で頑張ってみるわ。自分らが“コレや!”と思ったことだけを目指してやっていくから、それがみんなの力になったりしたら、こんなに嬉しいことはないです。ライブの最中にソースの匂いのしてくるようなこんな街で(笑)、しかもこんな船の上でライブがやれて、こうしてみんなに祝福してもらって…ホントにありがとう!」(トータス松本)

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 各々の想いを9000人の前で直接告げた4人。そして最後に、「もう1曲新曲を、あまりにも投げやりなタイトルやけど(笑)、みんな歌って踊ってくださいヨロシク!」と披露したのは、ドライブするバンドサウンドもゴキゲンなロックンロール・ナンバー、『どうでもよすぎ』! 変わらぬ魅力とバンドをリスタートさせたフレッシュな喜びに満ち溢れた新曲に、観る方も演る方も笑顔になっていく。
 
「オレたちは~!?」「ウルフルズ~!」
「君たちは~!?」「お客~!」
「ここは~!?」「道頓堀~!」
「合言葉は~!?」「A・A・P=アホアホパワ~!」
 
 お決まりのコール&レスポンスもバッチリ決めて、大盛り上がりのステージを終えたウルフルズと9000人の観衆が手を振り合い、去りゆく船上から別れを惜しむ。僅か20分ながら“復活ウルフルズ”を強烈にアピールした船上ゲリラライブは、このバンドの長い歴史が再び始まったことを如実に物語った美しい光景だった。
 
 
 なお、今後のウルフルズは、約6年半ぶりとなるオリジナルアルバム『ONE MIND』を5月21日(水)にリリース。77777枚限定の初回盤は、『ガッツだぜ!!』『ええねん』など歴代の代表曲ばかりを収めたベスト“復活(フッカッツ)だぜ!!盤”付きと太っ腹の内容だ。さらには、8月30日(土)には大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場にて『クリアアサヒPresents OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る! 復活のヤッサ!!』を行うほか、10月からは6年ぶりの全国ツアーもスタートと盛りだくさん! 今後もウルフルズから目が離せない充実の1年になりそうだ。
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史

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(2014年3月 5日更新)


Check

Set List

地元大阪道頓堀を巻き込んだ
4年半ぶりの復活ゲリラライブ!

『クリアアサヒ presents
 復活(フッカッツ)だぜ!!
 ウルフルズ 道頓堀ストラット』
3月1日(土) at 道頓堀川船上

01. ガッツだぜ!!
02. バンザイ~好きでよかった~
03. どうでもよすぎ

Release

活動再開と同時に配信で発表された
2014年型ウルフルズの最新曲!

Digital Single
『どうでもよすぎ』
発売中 250円
ワーナーミュージック・ジャパン

<収録曲>
01. どうでもよすぎ

初回盤にはなんと豪華ベスト付き!
6年半ぶり12thアルバムが完成

Album
『ONE MIND』
5月21日(水)発売
【初回生産限定盤
 ベストアルバム『復活だぜ!!』付】
3500円(税別)
ワーナーミュージック・ジャパン
WPCL-11844/5
※77777枚限定

【通常盤】
2800円(税別)
WPCL-11846

<収録曲>
Disc1
どうでもよすぎ
メイド イン ジャパン
ブヤカシャー!
あついのがすき
とまらへん
きこえてくるのはいつもココロの声
らせんのファンタジー
わかるぜ!その気持ち
ヒーロー
ど真ん中
ジャンケン
あーだこーだそーだ!
※曲順未定

Disc2(初回生産限定盤のみ)
ガッツだぜ!!
ええねん
バンザイ~好きでよかった~
大阪ストラット
借金大王
サムライソウル
かわいいひと
笑えれば
それが答えだ!
SUN SUN SUN'95
※曲順未定

Live

復活後初のイベントは両国国技館で!
東京にて濃厚三つ巴ライブが決定

【東京公演】
『uP!!!SPECIAL MUSIC COMPLEX
 2014,Spring』
一般発売3月8日(土)
※発売初日の電話予約は、特別電話■0570(02)9970にて受付。
Pコード224-950
▼3月16日(日)15:30
両国国技館
マス席6300円(1名分)
2F指定席6900円
[出演]ウルフルズ/サンボマスター/
THE BAWDIES
※3歳以上チケット必要。マス席・ステージバック マス席は4枚単位での販売。ステージバック席は一部ステージが見えづらい席となります。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


ヤッサで終わり、ヤッサで始まる
地元大阪でぶち上げる宴が大復活!

Pick Up!!

【大阪公演】

『クリアアサヒ Presents
 OSAKAウルフルカーニバル
 ウルフルズがやって来る!
 復活のヤッサ!!
一般発売7月13日(日)
※発売初日は店頭での直接販売および特別電話■0570(02)9500(10:00~18:00)、通常電話■0570(02)9999にて予約受付。
Pコード226-509
▼8月30日(土)15:30
万博公園もみじ川芝生広場
大人7000円(11歳以上)
子供2500円(4歳以上10歳以下)
キョードーインフォメーション■06(7732)8888
※雨天決行・荒天中止。3歳以下入場不可。スタンディングエリアはブロック分け、入場整理番号付。小学生(11歳・12歳)は保護者同伴で入場可。ピクニックエリアは入場整理番号付、レジャーシート持ち込み可。子供チケットはピクニックエリアのみ入場可。チケット代に自然文化園入園料は含まれておりません。

 

10月からは全24公演の全国ツアー!
関西では計5日間のライブが開催

 
▼10月4日(土)
埼玉・川口総合文化センターリリア
▼10月5日(日)
東京・オリンパスホール八王子
▼10月10日(金)
静岡・静岡市民文化会館 大ホール
▼10月13日(月・祝)
愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
▼10月15日(水)
大阪・フェスティバルホール
▼10月18日(土)
岡山・倉敷市民会館
▼10月19日(日)
広島・広島文化学園HBGホール
▼10月21日(火)・22日(水)
大阪・オリックス劇場(旧 厚生年金会館)
▼10月25日(土)
香川・アルファあなぶきホール
▼10月26日(日)
高知・県民文化ホール オレンジホール

▼11月1日(土)
福岡・福岡サンパレス
▼11月3日(月・祝)
熊本・熊本市民会館崇城大学市民ホール
▼11月9日(日)
神奈川・神奈川県民ホール
▼11月15日(土)・ 16日(日)
東京・渋谷公会堂
▼11月22日(土)
岩手・盛岡市民文化ホール
▼11月24日(月・祝)
宮城・仙台サンプラザホール
▼11月29日(土)
北海道・ニトリ文化ホール

▼12月2日(火)
兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
▼12月4日(木)
大阪・フェスティバルホール
▼12月13日(土)
新潟・新潟県民会館
▼12月20日(土)
石川・本多の森ホール
▼12月27日(土)
沖縄・沖縄コンベンションセンター