ホーム > インタビュー&レポート > ラミン・カリムルー、城田優 レア・サロンガ、シエラ・ボーゲス… 2人のディーボと2人のディーヴァが織り成す ワールドプレミアムショー『4Stars』がまもなく開幕!
――早速ですが、まずは『4Stars』に向けての意気込みを聞かせていただけますか?
ラミン・カリムルー(以下、ラミン):素晴らしい共演者と仕事ができることをうれしく思ってます。日本のお客さんは非常に私を応援してくださり、アメリカ、カナダ、イギリスまで観に来てくださるのですが、今回は私が日本に来て、コンサートができ、皆さんが好きな曲や、新しい曲をお届けできることをうれしく思っています。
――では、レア・サロンガさん、シエラ・ボーゲスさん、城田優さんという3名の共演者について、それぞれの印象をお聞かせください。
ラミン:レアさん、シエラさんはこれまでも共演経験があるので、またご一緒できてうれしく思います。お二人の仕事に対する姿勢や倫理観も非常に感銘を受けますし、もちろん歌声もすばらしい。仕事を楽しくしてくださる方々です。城田さんとは今回、初めての共演になりますが、城田さんもCDを出していらっしゃるということで、同じような仕事をしている方と新たに知り合い、一緒に舞台ができることを非常にうれしく思っています。
――ラミンさんはミュージカル俳優としても華々しいご経歴をお持ちですが、今年はミュージシャンとしての活動も際立っています。ミュージカル俳優という立場からいったん、離れることは、ラミンさんのキャリアにはどのように生かされていますか?
ラミン:『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役が終わったあと別の仕事がきたので、今はミュージカル俳優を休憩しているのですが、それはとてもいいことだと思っています。充電もできるし、ミュージシャンの経験がミュージカル俳優として役に立つと思います。
――それをどのように反映したいとお考えですか?
ラミン:まず、私も作曲をしているので、私の耳もよくなるでしょうし、リズムにもより乗りやすくなるかと思います。そして自分の声も変わるんじゃないかと思います。実際、コンサートツアーを行った後に(『オペラ座の怪人』の)ファントム役を演じたとき、自分の声が変わったなと思ったので、今回もそういうふうになるのではないかと思います。
――具体的にどのように変わったんでしょうか?
ラミン:強くなったと思います。というのは、1回のコンサートで27曲とか、非常にたくさんの曲を、いろんな会場で歌うので。そしてまた、いろんな場面で上手に適応できるようになりました。歌にとってストレスは非常に敵となるのですが、コンサートを重ねることでどのようにリラックスするかということを学ぶことができました。ジムに行くと筋力がつくように、毎回、コンサートでたくさんの曲を歌い続けることで喉も強くなりましたし、正しく歌う方法を身につけたと思います。
――では、歌を歌うことの魅力、また、音楽の力について、どのようにお考えか教えてください。
ラミン:まず、歌うことに関しては、詩と詩のイメージを結びつけることで歌全体を感じることができることですね。そして音楽の力については、演者自身が歌のストーリーと非常に結びついている状態で、お客さんも演者が奏でるストーリーと結びつくことができれば、音楽の力を与えられることができると思います。ストーリーに共感できれば音楽の力が発揮されるのではないかと思います。
――なるほど。ありがとうございます。では最後に、日本のファンの方にメッセージをお願いします。
ラミン:早く皆さんにお会いして、最高のショーをお届けしたいと思っています。感情的で魅力のあるステージにしたいです!
――今日はありがとうございました。
(2013年6月 8日更新)
発売中
Pコード:425-607
▼6月27日(木)18:30
▼6月28日(金)14:00
▼6月29日(土)14:00/18:30
▼6月30日(日) 14:00
梅田芸術劇場 メインホール
S席-11500円 A席-8000円 B席-4000円
[演出]ダニエル・カトナー
[音楽]ジェイソン・ロバート・ブラウン(編曲・アレンジ・ミュージックスーパーバイザー)
[出演]レア・サロンガ/ラミン・カリムルー/城田優/シエラ・ボーゲス
※未就学児童は入場不可。諸事情により海外の出演者の一部が変更される場合があります。
[問]梅田芸術劇場
[TEL]06-6377-3800