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声を上げる覚悟はあるか――?
震災を越えたどり着いた5年ぶりのアルバム『超克』、
『AIR JAM』復活の舞台裏etc、BRAHMANの今を裏話満載で語る
Road to the OCTAGON、TOSHI-LOW(vo)公開インタビュー!

 現在のロックシーンにおける最重要バンドの1組であり、生命を燃やし尽くすような壮絶なライブで絶大な存在感を放ち続けるBRAHMAN。‘95年の結成以降、叙情と衝動を行き来するスリリングな旋律とカタルシスでオーディエンスを扇動する孤高のライブバンドが、5年ぶりとなるアルバム『超克』をリリースした。2011年3月11日の東日本大震災以降、復興支援に向けたアクションをいち早く開始。彼らの人生観と音楽観を大きく変えた未曾有の出来事は、初の日本語詞の導入、ライブにおけるMCの解禁、そしてメディアでの発言も含め、黙する美学を貫いてきたBRAHMANが、自らの志を、言葉を発する大いなる転機となった。そこでこの重要作を紐解くべく、バンドのフロントマンであるTOSHI-LOW(vo)を迎え、大阪・南堀江のFLAKE RECORDSにて開催されたぴあ関西版WEB公開取材をプレイバックレポート! 3.11以降の想いを結実させた新作に至るまでの揺れ動く想い、盟友Hi-STANDARD復活のキーマンとなった怒涛の舞台裏etcを、TOSHI-LOWとも親交の深いFLAKE RECORDSのDAWAを交えて語った『BRAHMAN New Album“超克”公開インタビュー』。現在は『Tour 相克 FINAL 「超克」the OCTAGON』を終着点に怒涛のツアーを展開中のBRAHMANの、ここでしか聞けない秘蔵エピソードの数々、その言葉の1つ1つに灯る火を感じて欲しい。

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カッコつけて通じるほど震災は甘くなかった


 
――いやはや、5年ぶりのリリースということで。
 
TOSHI-LOW「事務所のスタッフが“DAWAさんから電話がかかってきて、うちで売るから特典ない?って言われたんですけど”って。おめぇさ~!」
 
DAWA「結局何になったか知ってる? 昔のステッカー。“AIR JAM 2000 BRAHMAN”とか書かれてます。レアです! ありがとうございます!」
 
TOSHI-LOW「頼んないでくれる?(笑)」
 
DAWA「いやいやいや5年ぶりやで! うちで初めて売るねんでBRAHMAN」
 
――音楽業界におけるリリース間隔としても、人としても、5年というのは決して短い時間ではなかったと思うんですけど、この間には震災もあって。僕もいろんな方にインタビューをしていて、再結成や再始動したバンドの方たちは特になんですけど、40を過ぎると死がリアルになってくる。震災で思い知らされたところもあるし、“やりたい”とか“言いたい”と思っていることに口をつぐんでいる間に、本当に出来なくなってしまうかもしれない時代で。そういう機運に奮い立たせられて、今改めて音楽をやる方もいる。時代のムード的にも変わらざるを得なかった5年間だったと思うんですけど、TOSHI-LOWさんは音楽との向き合い方みたいなところで、考えたことはありますか?
 
TOSHI-LOW「特に向き合い方が変わったわけじゃないけども、本当にちゃんと向き合ってたの?っていうのを、2011年の3月11日に突きつけられたと思うし、それは俺に限らずいろんな人が、自分の今やってることって何なんだろう?って一瞬立ち止まったと思う。そう考えると、やっぱり自分も甘ちゃんだったなって思うことはスゴいあるよね。本気でやってたのかな?って思う。やってたつもりなんだけどね」
 
――周りから見ていたら、BRAHMANは1本1本のライブで本当に終わってしまうかもしれない壮絶なエネルギーを見せてくれていたと思うんですけど、TOSHI-LOWさんの中ではやっぱりいろいろと感じざるを得なかったんですね。
 
TOSHI-LOW「それまではMCもしないし、黙っている分どんな批判をされても言い訳しないで全部受け止めればいい、みたいなやり方だったんだけど、震災が起きてそう悠長なことも言ってらんなかったっていうのはありますね」
 
――逆に言うと、“言葉を発しなければいけない”と思ったと?
 
TOSHI-LOW「それで少し回り道が減るんだったら、今はいいんじゃねぇかなって思ってる。カッコつけて通じるほど震災は甘くなかったから。自分が避難所に行っておばあちゃんとかおじいちゃんと喋るのに、“俺、バンドやってます”って言っても意味ないじゃない? 丸裸になってどれだけ人と接して、いろんな話をして…自分が“BRAHMANのTOSHI-LOW”としてやらせてもらってきた以外のことで、通じ合ったことがやっぱり多いから。自分はそれを忘れていたというか、それに甘えていて。もういいかな、そういうのって思ったんだよね」


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俺らの代とか、俺らの音楽を聴いたことがあるような世代が
希望をなくしたら、もしかしたら俺らのせいかもしれない
 
 
――ぴあ関西版WEBの連載『LOSTAGE 五味岳久の奈良からの手紙』では、以前Ken Yokoyamaさんにも出演して頂いたんですけれども。
 
TOSHI-LOW「あれは売名だと思うよ?(笑)」
 
DAWA「ハハハ! 再結成させといてよう言うわ(笑)」
 
――そのとき同時に行ったアルバムインタビューの際に、それこそハイスタがまたやろうとなったのはTOSHI-LOWさんの説得も結構大きかったって。
 
TOSHI-LOW「まぁね、呼び出したからね」
 
――居酒屋で2時間詰められたみたいな話をしていて(笑)。
 
TOSHI-LOW「2時間じゃないよ。0時過ぎに呼んで4時くらいまで話してたから(笑)」
 
――それは具体的にどんな話をしたんですか?
 
TOSHI-LOW「一番初めに支援活動をしたときに、ドラムの恒岡(章)とかはよくお菓子とか物資を持ってきてくれたから、“恒さぁ、今こそハイスタの出番なんじゃないの?”って言ったら、“俺はやってもいいよ”って(マネしながら)」
 
――ハハハハハ!(笑)
 
TOSHI-LOW「“今やってもいいって言ったよね?”って。それで難波(章浩)に電話したんだよ。そしたら、難波バンドがちょうど9月の横浜のスタジアムを押さえてたのよ」
 
DAWA「それを当初『AIR JAM』の名前でやるかとかどうとかあったよね」
 
TOSHI-LOW「それに誘われてたけど、“それは本当の『AIR JAM』じゃないじゃん”って断ったの。そしたら、ちょうどそれをキャンセルするみたいなツイートを見て、難波に“やんないの?”って聞いたら、“やんない”って。“じゃあ本当の『AIR JAM』をハイスタでやってよ”って話をしたら、難波もブチ切れて朝7時に2人で言い合い(笑)。そこで、俺がすぐ横山(健)に電話して2~3日待って。そしたら“TOSHI-LOWやっぱりさ、あれは『AIR JAM』じゃないし、元々ハイスタがどうこうっていうのはないから、待ってくれよ”ってみたいなことを言われて、それもそうだなって。その後、震災の復興番組でラジオに出た帰りに居酒屋で飲んでたら、ちょうどその飲み屋のマスターみたいな人が俺のことを知ってて。何で知ってるかっていうと、俺がうちのばあちゃんと震災後にようやく会えて抱き合った写真を、綾小路翔がリツイートして回ってきたっていう(笑)。そしたらその人が、横山と難波が肩を組んで“GO JAPAN!”みたいにやってる写真を見せてきて。俺は“仲良いフリしやがってボケコラァ!!”って(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
TOSHI-LOW「頭にきて横山の留守電に入れちゃったの。そしたらすぐ“てめぇコラ誰に言っとんじゃ!!” みたいな電話がかかってきて。でも皆さん勘違いしないでくださいね? 本当はすごくいい人で優しい男なの(笑)。“どこにいんだよ!”“六本木だよ!”“来いや!”ってなって、30分くらいでホントに来てくれたから俺嬉しくてさ~。そこから言い合いになって、初めはやっぱり“出来ない出来ない”って言ってたんだけど、何か顔がパーッて変わった瞬間があって。そのときはもう俺、結構ベロベロに酔っ払ってたんだけど(笑)」
 
DAWA「Kenさん飲まへんもんね(笑)」
 
TOSHI-LOW「それがちょうど避難所で自殺とかが始まっちゃってた頃で、そんな情報がバンバン入ってきて…。そのとき、俺らの代とか、俺らの音楽を聴いたことがあるような世代が希望をなくしたら、もしかしたら俺らのせいかもしれない、って思ったのよね。それを横山健に伝えて。“あんたハイスタの歌詞に何て書いてある? こういうときにどうすればいいと思う?って書いてねぇか? 読んでみろよ、自分で!”って…。そのときにやっぱね、横山健の顔がパンッて変わったんだよ。でも答えは言わないで帰っていったのかな。1~2日経って、うちの嫁と子供とトシちゃんっていう人と4人で飲んでたのね。あ、トシちゃんはフジロックとかで司会をしてて、9mm Parabellum Bulletを紹介するのに“何ミリだっけ?”って言った人ね(笑)」
 
――ハハハハハ!(笑)
 
TOSHI-LOW「そこで飲んでたら電話がかかってきて。初めは難波かな? それから恒、横山からかかってきて。“『AIR JAM』やる”って。もう大号泣」
 
DAWA「続けざまに?」
 
TOSHI-LOW「そうだよ。続けざまに」
 
DAWA「それぞれ俺が伝えるわって」
 
TOSHI-LOW「そうそうそう。俺も嫁もトシちゃんも、で、子供もつられて泣いてんの(笑)」


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“『AIR JAM』の日まで生きてみよう”って思ったヤツは
俺はあの町に何人もいると思う
 
 
――それこそアルバムの初回盤にはその『AIR JAM 2012』のライブの模様も入っていますが、実際『AIR JAM』に今改めて出てみてどうでした?
 
TOSHI-LOW「今回、あの3人を観た瞬間にさ…俺らも休まないで頑張ってきたけど、それとはまた全然違う届き方をするんだよ。それは別に勝ち負けとかじゃなくて素直に、この人らにしか出来ないことがあるってすごい思った。あそこで『AIR JAM』をやるって決めて、あのとき仮設とか避難所にいたとしてだよ、“『AIR JAM』の日まで生きてみよう”って思ったヤツは、俺はあの町に何人もいると思う。やっぱり勇気付けられたと思うよ」
 
――でも今の言葉を聞いて同時に、やっぱりBRAHMANにしか出来ないことがあると思ったんですよ。BRAHMANの音楽に奮い立たせられて前に進もうと思う。それが今回のアルバムを聴いてまず感じたことで。何だか分からない力に背中を押されるというか。
 
TOSHI-LOW「でもDAWAのツイートによると、“BRAHMANのアルバム聴いたよ”の後に、何にも書いてないの」
 
DAWA「何で見てるのよ!」
 
(一同笑)
 
TOSHI-LOW「普通さ、その後に良かったなり何なりあるじゃん? レコ屋の人がその続きを何にも書いてないって心象わる~何これ~と、思って!」
 
――それはここでぜひ。せっかくここにいるわけですから。
 
DAWA「そんなん…無理やわ…漢字が多いな、とかさ」
 
(一同笑)
 
DAWA「メンバーのコーラス増えてるよね」
 
TOSHI-LOW「う~ん、そうだねぇ。買うか? それで(笑)」
 
――そもそもお2人の接点はどこからなんですか?
 
DAWA「前にいたレコード屋の店長がBRAHMANと仲が良くて、飲んでるところにちょっと行ってみたいな。最初は顔知ってる、くらいやったもんね? お店に買いに来て、“あ、TOSHI-LOWくんや”みたいな」
 
――DAWAさんって本当にいろんなアーティストとつながってますよね。ビックリさせられることが多いです。
 
DAWA「何なんでしょうね。長いんですよね。前のレコード屋を含めると、結構やってきてるから。同じように続けてる人とは知り合うんで。僕も続けてるから、ちょっと信用してもらったりする。っていうのじゃないですか?」
 
TOSHI-LOW「信用は大事だよね、本当に」
 
――BRAHMANもかなり長いですよね?
 
TOSHI-LOW「19年目なんじゃない? だって’95年結成とかだからさ」
 
――間に5年間休止して、とかじゃないですもんね。
 
DAWA「止まってないもんね。でもペースはめちゃくちゃ遅いけど。音源がね、音源が!」
 
――ライブはものすごくやってるのに(笑)。
 
DAWA「この前“大阪でライブするから”って観に行ったら、京橋の50人くらいしか入らないスタジオみたいなところでやってて。観るのがめちゃくちゃしんどい! でもライブはずっとやってるもんね」
 
TOSHI-LOW「やってるね。あと、京橋と言えば立ち飲み屋すごいね~!」
 
――そこ!?(笑)
 
DAWA「安いねん。安く飲めて、朝9時からやってる」
 
――でもそこ掘り下げるところじゃないですからね、今日は。
 
TOSHI-LOW「いいんじゃない? ぴあだったらグルメのページもあるでしょ?」
 
――確かにある。あるけど(笑)。


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自分のいびつな心であったり、弱いところをヒリヒリしたまま
その形のまま引き受けられることを強さと呼ぶんじゃないかな
 
 
――今日のようなイベントもそうですけど、TOSHI-LOWさんは今回の一連のリリース・プロモーションで本当にいろんなところで話してましたよね。ライブでのMCしかり、こういった場所での発言しかり、TOSHI-LOWさんの言葉が届くところに出向いて。
 
TOSHI-LOW「ヘンな話、それで喜んでくれるなら、じゃないんだけど、誤解なく手にとって聴いてくれるんだったらって。そして、こうやってお店で買う。世代的にレコードが好きだしさ、そういう風になったらいいなって思う。2次元じゃなくて3次元で、物質の喜びってあるからさ」
 
DAWA「戦ってるよ。打倒amazonでやってるよ」
 
――今回は、それこそアナログ盤もリリースされて。その辺でDAWAさんも相談を受けたりはありました?
 
DAWA「ギターのKOHKIくんがすげぇアナログ好きで。売る場所としてレコード屋を多少は意識してくれたのかもしれないし、CDもダウンロードもあるのに、アナログを出してくれるのは嬉しいです。レコード屋は好きな気持ちだけでやってるので。あと、今回のアルバムにはFLAKE初回特典があってさ。MC集やで! MCだけが入ったCDよ」
 
――もはやさだまさしかTOSHI-LOWさんかの世界(笑)。それで成立させてしまえるってことですもんね。今回のイベント応募のアンケートの中にも、MCにグッとくるという意見が多くて。“どうやって考えるんですか? いつも準備してるんですか?”っていう質問が多々あるくらいで。
 
DAWA「(クラウド・サーフの)人の上に乗っかって10分くらい喋ってね(笑)」
 
TOSHI-LOW「そんな、人をねぶたの山鉾みたいに言わないでよ(笑)」
 
DAWA「ちゃんとその土地土地のネタが入ってるからね」
 
――それにもみんな感心してましたよ。MCの話もそうですが、やっぱり今回のアルバムが日本語詞で書かれているという点は、どのインタビューでも問われていたことだと思うんですけど、ならではの良さとか難しさはありました?
 
TOSHI-LOW「単純に洋楽が好きだし、90年代初頭からある、日本人が英語で歌う曲も大好きだし。別に原語で考えているわけじゃないけど、今自分の中で刺さるのが日本語で。でも、日本語のデメリットがあって、1音1語だし、どうしてもメロディが繋がらないから、スピード感がなくなっちゃう。それをどう解消していくのか。意味のない日本語だったり英語っぽい日本語は確かに乗せられるんだけども、そうじゃなくてそこに全ての意味を置きたかったから。それはもう…5回くらい逃げ出そうかなって(笑)」
 
――今回は、TOSHI-LOWさん自身も聴くのにパワーがいるアルバムだと言ってましたね。
 
TOSHI-LOW「自分が言ってることが自分に返ってきてるようなもんなんで。そう言う自分はどうなんだよ?って。自分に一番突き刺さるように作ってるから。人に言ってるようでもね。だから、戦うべきは自分であるし、乗り越えるべきは自分で。それも出来ないようなヤツが人の役に立つわけがないし、助けられるわけがないと思ってる」
 
――自分が凛として、強くなければならない。
 
TOSHI-LOW「でも、強さって誤解されるんだけど、マッチョなもので押しつぶすのが強さじゃなくて、そういう自分のいびつな心であったり、弱いところをヒリヒリしたまま、その形のまま引き受けられることを強さと呼ぶんじゃないかなって。そういうところに人間1人1人の個性であったり、すごい大事なものが詰まってると思うのね。だけど大人になるにつれてそれに目をつぶって、関係ないでしょそんなのってどんどんシャットアウトしていくから、みんな丸くなるっていうか。そうじゃないんだよ。ホントは尖んがってるんだよ、みんなもっと」
 
――その言葉をTOSHI-LOWさんから聞けることが、力になるというか。これでいいんだ!って思えますよね。
 
TOSHI-LOW「その人なりのいいところがやっぱりあると思うし、それに気付けるかどうか。ただ、そういうのって社会で生きていく上で邪魔になるんだよ。それを邪魔ととるか、自分固有のものとしてとるか。どっちかだからさ」
 
――それで言うと、常に自分とも戦っていかなきゃいけない。
 
TOSHI-LOW「自分ってどんなものなのか、人に説明するのってすごく難しくない? どこ出身でとか、側(がわ)は言えるじゃん。でも結局自分って何なの?って聞かれたら、性格だって優しいところもあれば残酷なところもあるだろうし、みんな複雑に出来てるわけで。それを正確に知っていくことって、すげぇ大事なんじゃないかな」
 
――あと、BRAHMANはずっとライブを続けていますけど、今回のツアーに関して何か違う想いはありますか?
 
TOSHI-LOW「リリースツアーって自分に刻み込むツアーだから、どっちかって言うと本当に自分のためにやっている気がする。手放しで自分の中からその曲が出るようになったときに初めて、アルバムが完成するんじゃないかなって。=たいしたことは出来ないなと思ってるんです。毎日同じ曲を刻んでいく。観る人が観たら、こないだ観たのと変わんないって思うのかもしれないけど、違うんだよね。むしろ曲目が一緒の方が感じるものはデカいし、自分のちょっとした気持ちで揺れちゃうから」
 
――また結構な本数のツアーなんで、ここから感じることも多そうですね。DAWAさん、最後に言い残したことは?
 
TOSHI-LOW「あの続きを言うべきだと思うぜ」
 
DAWA「そんなのすぐに出てこないわ(笑)」
 
――それでは、BRAHMAN TOSHI-LOW×ぴあ関西版WEBの公開取材は、この辺で終了させて頂きたいと思います。本日はありがとうございました~!
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
Photo by 河上良(bit Direction lab.)

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(2013年5月27日更新)


Check

Release

熱きメッセージと強烈なエネルギー
渦巻く5年ぶりの5thアルバム!

Album
『超克』
【初回限定盤DVD付】
発売中 3500円
トイズファクトリー
TFCC-86425

【通常盤】
発売中 2625円
TFCC-86426

<収録曲>
01. 初期衝動
02. 賽の河原
03. 今際の際
04. 俤
05. 露命
06. 空谷の跫音
07. 遠国
08. 警醒
09. 最終章
10. Jesus Was a Cross Maker
11. 鼎の問
12. 霹靂
13. 虚空ヲ掴ム

<DVD収録内容>
『LIVE at AIR JAM 2012』
01. TONGFARR
02. THE ONLY WAY
03. SEE OFF
04. BEYOND THE MOUNTAIN
05. CHERRIES WERE MADE FOR EATING
06. SPECULATION
07. 鼎の問
08. 露命
09. 警醒
10. ANSWER FOR…
11. 霹靂
12. 賽の河原
-BONUS TRACKS-
13. 初期衝動(MV)
14. 警醒(MV)


【限定アナログ盤(12inch)】
発売中 3000円
PPTF-3859

<A side>
01. 初期衝動
02. 賽の河原
03. 今際の際
04. 俤
05. 露命
06. 空谷の跫音
07. 遠国

<B side>
01. 警醒
02. 最終章
03. Jesus Was a Cross Maker
04. 鼎の問
05. 霹靂
06. 虚空ヲ掴ム

Profile

ブラフマン…写真左より、MAKOTO(b)、TOSHI-LOW(vo)、RONZI(ds)、KOHKI(g)。‘95年結成。パンク、オルタナティブ、ハードコア、ラウドミュージック、フォークロアをも飲み込んだ独自の音楽性と、圧倒的なライブパフォーマンスを持ち味に、精力的なライブ活動を展開。インディーズ時代より絶大な支持を得る。今年2月20日には5年ぶりとなるオリジナルアルバム『超克』をリリース。現在は3月12日よりスタートした全国ツアーの真っ最中。

BRAHMAN オフィシャルサイト
http://www.tc-tc.com/

Tour 相克 FINAL
「超克」the OCTAGON 特設ページ

http://www.brahman-tc.com/octagon2013/


Live

新作を引っ提げたロングロード
岡山ではLOSTAGEとの対バンも!

 
『Tour 相克』
【岡山公演】
チケット発売中 Pコード188-879
▼5月28日(火)19:00
CRAZYMAMA KINGDOM
オールスタンディング2500円
[共演]LOSTAGE
夢番地岡山■086(231)3531
※中学生以上はチケット必要。

【宮崎公演】
Thank you, Sold Out!!
▼5月30日(木)19:00
宮崎SR BOX
オールスタンディング2500円
[共演]LIFE STYLE
キョードー西日本■092(714)0159
※中学生以上はチケットが必要。

【鹿児島公演】
Thank you, Sold Out!!
▼5月31日(金)19:00
鹿児島CAPARVOホール
オールスタンディング2500円
[共演]THE BACK HORN
キョードー西日本■092(714)0159
※中学生以上はチケットが必要。


【福岡公演】
チケット発売中 Pコード189-233
▼6月2日(日)18:00
Zepp Fukuoka
1Fスタンディング2500円
2F指定2500円
[共演]THE BACK HORN
キョードー西日本■092(714)0159
※中学生以上はチケットが必要。

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Pick Up!!

伝説化必至のセンターステージ
ツアーファイナルは幕張メッセ!!

『Tour 相克 FINAL
「超克」the OCTAGON』

チケット発売中 Pコード194-398
▼6月8日(土)18:00
幕張メッセ 国際展示場
オールスタンディング2999円
(ブロック指定)
※小学生以下は保護者同伴に限り無料。

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Column

LOSTAGEの五味岳久(vo&b)と
TOSHI-LOWが熱く語る!
公開インタビューに続いて
人気連載『奈良からの手紙』で
ガチンコ対談が実現!!