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“理想と現実のギャップにもがく姿こそ本当の自分”
ジャパニーズR&B/ソウルシーンの草分け的ディーヴァTinaが
8/22(水)ビルボードライブ大阪を前に
新作『A Song for You』に至るまでの8年間を語るインタビュー!

 ‘99年のデビュー以来、『I'll be there』『Magic』『Sunshine Love』『迷路』『Naked Heart / Baby Blue / To Feel The FIRE(Luv Tina version)』とスマッシュヒットを連発。ジャパニーズR&B/ソウルシーンの草分け的存在のディーヴァとして、確固たる存在感を放ってきた実力派シンガー、Tina。ここ数年は海外でのライブを軸に活動してきた彼女が、7月になんと8年ぶりのニューアルバム『A Song for You』をリリースした。デビュー時からの盟友DJ WATARAIや、SWING-O a.k.a.45をアレンジに起用し、客演にアンダーグラウンド・シーンのカリスマラッパーAnarchyを招聘。マボロシ等のギタリストとして人気の高い竹内明康(ex.SUPER BUTTER DOG)やBENNIE KのYUKI、HanaHらも参加した今作は、時を重ね今を歌うTinaの人間ドラマの1シーン1シーンが切り取られている。タイトルの由来となったレオン・ラッセルの名曲カバーさながら、聴く者の人生とリンクする13曲の“A Song for You”。リリースまでの8年間という長い道のり、アーティストとしてのキャリアと人生経験が交錯したドラマティックな今作について、8月22日(水)ビルボードライブ大阪での久々のバンドセットでのライブを前に、Tinaにたっぷりと語ってもらった。

Tinaからの動画コメントはコチラ!

――まずバイオグラフィを見て思ったのはものすごくリリース期間が空いていて、今回の『A Song for You』はそれこそ’04年のミニアルバム『Tina』以来8年ぶりのニューアルバムで。アーティストとしても人間としても長い年月だったと思うんですけど、Tinaさんにとってこの8年間はどういった時間だったんですか?

 
「自分の中では何か特別なことがあったわけではなくて、意外とあっという間で(笑)。個人としての活動をやりつつ、MACKA-CHINとSUIKENというラッパー2人とユニット・MONTIENもやりつつ、あとは海外でもライブをやったり。自分にとっては、そんなに長い感覚じゃないんですよね。特別休憩していたつもりもなく」
 
――ある意味活動のスタンスを変えたみたいな。
 
「そうですね。なので自分の中では全てが繋がってるんだけど」
 
――自分の生活のペースが変わり、それに伴って音楽活動のスタイルも変わって。決して途切れたわけではなくて、アウトプットのベクトルがリリースじゃなかっただけで。
 
「そうですね。ほとんどライブばっかりでしたね」
 
――逆にそんな8年間があって、改めてTinaとして作品を作ろうと思ったのには何かあったんですか?
 
「やっぱりそれまでは海外でライブをしたいという想いが、自分の中では強くありましたね。ザ・ルーツのピックアップでフィラデルフィアでライブをしたんですけど、そのときの私の頭は完全に、“これからは絶対にネオ・ソウル! オーガニック・ソウルだ!!”って。フィリー・ソウル(=フィラデルフィア・ソウル)という言葉もあるくらいの場所で、自分が思うように自由にやってみたいのがあったから。そういった期間があったからこそ、もう一度自分の作品をリリースしたいと思ったというか。私はそのときそのとき夢中になったモノをとことんやらないと気が済まないタイプで、何1つ後悔はしてないんですけど、やっぱりしなくていい失敗もしただろうし(笑)、それがあったからこそ得たモノもある。多分私は、ずっとこういう形で変わらずやっていくのかなぁと」
 
――海外と日本と並行して器用に動くことも出来たでしょうけど、現地の人からしても本気で飛び込んで来てるのは分かったでしょうね。
 
「海外でのライブとなると、ホントだったらレコード会社の人たちがある程度お膳立てするものなんでしょうけど、“ホントにマネージャーと2人だけで来たよ!!”って、ルーツ側のスタッフもビックリしてましたから(笑)。そこから『ブラック・リリー』っていうジル・スコットとかも出てるオープンマイク・イベントに行って、自分とやるミュージシャンをピックアップして。そうやって自分のオリジナル曲を1番を英語で、2番を日本語でやったんですけど、すっごい楽しかったですよ。もちろん音楽は国境とか言葉とか世代も超えてコミュニケート出来て繋がるモノだって頭では分かっていたけれど、誰も私のことも曲も知らなくて、ホントに自分の音楽が、言葉も何もかも超えるのか!?って最初は怖くなって…。でも、結果的にすっごく盛り上がって、何回かライブをやるようになって…頭じゃなくてホントに自分の血や肉として、音楽は言葉とかを超越して分かり合えたりとか出来るモノなんだって腹の底から感じることが出来たのは、その後の自分の歌に対しての自信にもなりましたし。そのとき“コレだ!!”って思ったモノを疑わないんですよね。“コレしかない!!”ってホントにどれだけ自分を信じられるのか? まぁひと呼吸置ける余裕も絶対必要だとは思うんですけど、そのときは好きなことばっかり自由にやってましたね(笑)」
 
――やっぱり“言葉や国境を越える”のを知識として知ってるのと、目の前でそれを繰り広げられて、しかも自分の歌でそれを感じてる人とは絶対的に違いますよね。
 
「現地のすごい上手いシンガーが歌ってても反応がないときはないの。私もすごくナーバスになって、そのイベントの総合MCをしている女の人に、“みんな私のことを当然知らないし曲も知らないし、おまけに言葉も日本語の歌だし…”って話したとき、“Tina、フランス語の曲知ってる? あんたフランス語分かる? だけどすごくいいと思うでしょ?”って。私もそんなことはもう当たり前に分かっていたはずなんだけど、その瞬間その場所で彼女が私に言ったその言葉は、すごく説得力があったというか、強く響いて。いつでもライブ前は緊張はしますけど、歌ったら楽しいのはどこかで分かってるから萎縮する程ではないし。でもこういう経験は初めてでしたね」
 
――それにしても僕の周りでも、海外にポンと行っちゃうのって女性が多いというか。男よりも何か身構えずバーン!って行っちゃうイメージがありますね。
 
「何だろ!? どうしてなんでしょうね? やっぱ女の方が強いんじゃないですか(笑)」
 
 
聴いた人のハートにグッと入る、私なりの、Tinaのソウルミュージック
 
 
――自分のキャリアにおいて自信になる経験を積んだ今、作品も以前より揺るぎないモノが出来そうですね。
 
「そうですね。でもブレないモノはずーっとあって、長く経験を重ねていくことによってそれがドンドン太くなっていくんだと思うんです。デビューした頃は何もかもが初めての経験で、悩んでる暇さえなかった。目の前にあるドアをどんどん開けて進むだけだったんだけど、大人になって経験が増えて初めての経験が減ってくると、考える余裕が出てくるのと同時に悩みも増えていくわけで。“Tinaはこうあるべきだ”っていう像が、自分のことながら客観的にいつもあるんです。ホントはやりたいことをやればいいんですよ。だけど、そういった自分のこだわりが逆に自分を狭める場合がすごくあって。“自由に”って思ってる段階ですでに不自由というか。ホントに自由な人はそんなこと考えないですから(笑)。そういった意味でも今は、自分が今まで思って来たR&Bとは? ソウルミュージックとは? みたいな考えさえもちっぽけに思えて。そのきっかけにはやっぱり去年の震災もありますし。あと、そんな風に世の中がどんよりしてる中、コンビニに入ったときにある方の曲が流れて、その曲が曇った自分の気持ちにスッと入って来たことがあって。音楽ってこういうことなんだよなって。伝えたい何かかがまずあって、それをどう表現していくのか。より伝えたいことのテーマありきという想いが強くなったというか。そうやって出来たのが『Starting Over』(M-2)なんですけど。私が伝えたいのは、聴いた人のハートにグッと入る、私なりの、Tinaのソウルミュージック。私自身は、R&Bだったりクラブシーンのムーブメントがあったからこそ今ここにいるし、日本のポップスの要素もすごく入っているんですよね。それが私らしさだし、Tinaのソウルミュージックってそういうものなので」
 
――それこそ今作は13の伝えたい想いに合わせた曲たちというか。ホントにドラマの集合体みたいな感じですよね。
 
「曲が出来ないとか歌詞が書けないっていうことよりも、だいたいはそこにまつわる人間関係だったりで悩んでいるアーティストの方が多いと思う。結局、自分たった1人から音楽は生まれてこないですから。それは楽曲という意味でも、そうじゃない枠組という意味でも、ホントにいろんな人が関わるから。そういう部分でいい意味でのぶつかり合いが今回は多くて制作期間が長くなってしまったけど、期間が長くなれば、その瞬間瞬間を生きてるから、見てるモノや感じるモノはやっぱり変わっていく。一本芯はありつつ、2年前に出来た曲もあれば、今年に入って出来た曲もある。この2年間の中でも私は確実に生きていて、その瞬間瞬間の日常の中でのドラマが曲の中に切り取られてる。それは紛れもない事実。本当に小ちゃいことから何から、生きていれば誰にでもドラマってあるじゃないですか。私の1シーン1シーンを切り取った歌を通して、聴いてくださった方と“私もこういうシチュエーションある!”って重なったり、繋がれたり、そういう風に思ってもらえたらいいなと思って、1枚のアルバムにしましたね」
 
――サウンドの肌触りはそれぞれ変わりつつも、それを繋ぐTinaさんの歌声さえあれば、成立してしまうのが今作を聴けば自ずと分かります。ちなみにデビュー曲『I’ll be there』のリアレンジ『Time goes by -’ll be there-』(M-1)も収録されていますが、それこそ成長した自分だったり、変わった自分が、当時のメンバーと改めて同じ曲に取り組んだのは、なかなかオモシロい体験だったと思うんですが。
 
「もちろん今回のアルバムで初めてご一緒した方もいますし、それはそれで新しい刺激があってオモシロかったんですけど、やっぱり久々のリリースということもあって、関わりの深い人に絶対に参加して頂きたいと思ってたんですよね。『Time goes by -’ll be there-』は私のデビュー曲をサンプリングした楽曲ということで、当時関わってくれたアレンジャーさんとDJ WATARAIくんを迎えて。楽しかったですね~。WATARAIくんは公私共にすごい仲良しですから。一番気を使わない相手(笑)」
 
――お互いにそうでしょうけど、変わったなぁとか逆に変わらないなぁってところはありました?
 
「やっぱり彼は“TinaのR&B”をすごく理解してくれてますね。彼はヒップホップの人ですけどすごくポップな感覚も兼ね備えてて、すごくバランスがいい人。まぁ大人になったとは言え、相変わらずなんですけどね、お互い(笑)」
 
――(笑)。逆に言うと“相変わらずでいられる相手”って嬉しいですよね。
 
「そうですよね、ホントに。私の財産ですよね。やっぱり何より、音楽で関わってきた人たちっていうのはね」
 
 
私の歌っていうのは、すごくね、熱苦しいんです(笑)
 
 
――『Set me free』(M-3)のライナーノーツにも“理想と現実のギャップにもがく姿こそ本当の自分”とありますけど、そう言ってもらえるとすごく救われるというか。やっぱりどっちかじゃないといけないんじゃないかとか、理想に届いてないのがダメなんじゃないかと思いがちなんで。聴く人にとってはすごくヒントになるというか。
 
「さっき“Tinaはこうあるべき”像の話をちょっとしましたけど、当時は取材とかを受けていても“笑わないで睨んでください!”みたいに言われて。私、そもそもカメラを睨み付けるようなタイプの女じゃないんですよ(笑)」
 
――そんなことがあったんですね(笑)。
 
「何て言うのかしら。R&B=クールみたいな」
 
――イメージ作りですよね。
 
「自分も若かったし、やっぱり理想を求めていたというか。そうなりたい自分と実際はそうじゃない自分との差にもがいて…。でもそういうところを人に見せることは、すごくカッコ悪いことだと思ってたの。クールにさらりとやってのけるのがアーティストなんだというか。でも、人が人を好きになる瞬間って、完璧な部分よりもちょっと…」
 
――ほころびというかね。
 
「そうそう。そういうところに人間らしさを感じるし、魅力を感じる。もがいてる自分こそが一番私らしいんじゃないかって自分でも認めて、それを人に伝える。その余裕が出来たって程でっかくなったわけでもないんですけど。何ですかね? 年齢ですかね?(笑)」
 
――(笑)。物事がシンプルになってくるのはありますよね。
 
「考え方がすごくシンプルになって、“そういうイケテないところも私だから!”って言えちゃう自分になっても、やっぱりすーっごい細かいことを気にするし、何か小さいなぁ~って思うこともいっぱいある(笑)」
 
――まぁでも、そこが人間らしさですよね。
 
「そうなんですよね。愛とか何にしても、サラッとしてないんですよね。必ずその表裏一体に何かがあって。毒があるところに惹かれたり、無味無臭じゃないというか。ゴツゴツしてて荒削りで、洗練されてないソウル。でもそれが私らしさだし、そういうところも隠さず伝えたい。私の歌っていうのは、すごくね、熱苦しいんです(笑)」
 
――でもやっぱり、結局は“熱”が人を動かすんだよなぁって思いますね。もがきながら必死に何かを伝えようとしてくれてる方が、Tinaさんが歌うからこその説得力とか、温度みたいなモノがこのアルバムにはあるのかなって。それこそ、そこで竹内朋康さん(ex.SUPER BUTTER DOG)であるとか、BENNIE KのYUKIさん、SWING-O a.k.a.45さんとか集まって、Tinaさんの楽曲を何とかしようと喧々諤々やってる姿がオモシロいというか。
 
「SWING-Oくんはお互い面識はあったんだけど、作品としては今回初めてやらせて頂いて。すっごい楽しかった」
 
――SWING-Oさんは今の仕事をしてくれてる感じがすごいありますね。
 
「そうなんですよ。彼はソウル父さんみたいな感じでいろんな人に慕われてて」
 
――ソウル父さん(笑)。
 
「何か穏やかなのよね。私自身すごく落ち着きがないんですよ。だから、ドンと構えてくれる人と必ず仕事を一緒にするようになってますね。WATARAIくんもそう。フロントマンっていうものはフワフワしてるもんですから(笑)」
 
――アハハハハ(笑)。数年ぶりのアルバムですけど、出来上がったときにはちょっとした達成感とか、思うところはあったんじゃないですか?
 
「そうですね。もちろん達成感もあったけど、ヘトヘトだった、正直言って(笑)。実は今回のアルバムって、ほとんど恋愛の曲がないんですよ。久々のリリースということもあってか、メッセージのある、綺麗事だけじゃない人のドロッとした部分を書きたかった。そうすると自分ともすごく向き合うし、人のドロッとした部分にも向き合うから、結構へヴィで(笑)。楽しみながらですけどね、そのヘトヘトも」
 
――冒頭でもそれこそブレないモノの話になりましたけど、長く歌い続けてる中で自分の核となる部分、大事にしてる部分はありますか?
 
「やっぱり私は、曲でも歌でも何でも、誠実に、そして愛情を込めたモノは絶対人には伝わるって信じてるんです。それは、そうであって欲しいという願いでもあるんですけれど。例えば“こだわり”って作り手側のエゴだったりする場合もあって、それがあるから良くて、ないからダメっていうことでもない。そのこだわりが聴いてくれた人に届いてるか届いてないかも分からないし、もしかしたら気付いていないかも知れない。でも、どれだけその楽曲に誠意を持って、誠実に向き合えるか。それはやっぱり聴いてくださった方も、理屈じゃなくてちゃんと伝わるんじゃないかって。そういう想いと願いだけが、私がまた歌いたいと思う原動力になる。そこには聴いてくれる誰かがいてくれるからこそで」
 
――それこそ聴いてくれる誰かがまさに目の前にいる、今作に伴ったライブもあって。8月22日(水)ビルボードライブ大阪でのライブに向けてはいかがです?
 
「地方のクラブイベントにはいっぱい出てるんですけど、バンド形態でライブをするのは久々なんですよ。だからすごく楽しみですね。ミュージシャンの皆さんも素晴らしい人たちなんで。ぜひぜひ遊びにいらしてください!」
 
――またビルボードでお会い出来ることを楽しみにしてます。本日はありがとうございました!
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 



(2012年8月15日更新)


Check

Release

様々な人間模様を描く魂の歌声が
胸を揺さぶる8年ぶりの5thアルバム

Album
『A Song for You』
発売中 3059円
エピックレコード・ジャパン
ESCL-3923

<収録曲>
01. Time goes by -I'll be there-
02. Starting Over
03. Set me free
04. Trouble Over
05. Mother's Day
06. Let's not play the game
~素直になって~
07. マーメイド
08. Be with you
09. Sincerity feat. Anarchy
10. Mr. Pretender
11. Time to say goodbye
12. My Way
13. A Song for You

Profile

ティナ…シンガー/ボーカリスト。ジャズサックス奏者の父親に音楽的影響を受けて育ち、幼少の頃からブラックミュージックに親しむ。’99年4月シングル『I'll be there』でメジャーデビュー。同年発売の1stアルバム『Colorado』はオリコン初登場1位を獲得。’00年『日本ゴールドディスク大賞 ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー』を受賞。同年キリンビバレッジのコーヒー『FIRE』にCM出演、話題を集めた。近年は、フィラデルフィアにてライブ出演、UKでのレコーディングなど海外のアーティストとの交流も活発に行ってきた。多くのアーティスト、ミュージシャンからの信頼も厚く、国内外問わず幅広い活動を展開している。

Tina オフィシャルサイト
http://www.tina-ladysoul.com/


Live

久々のバンドセットでのライブが
大人の上質空間ビルボードライブで!

『Tina~New Album『A Song for You』
 リリースライブ~』
チケット発売中 Pコード174-167
▼8月22日(水)18:30/21:30
ビルボードライブ大阪
自由席6500円
ビルボードライブ大阪■06(6342)7722
※カジュアル エリアはチケットぴあでの取り扱いなし。未就学児童は入場不可。

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Invitation!!

ぴあ関西版WEB読者
10組20名様をライブご招待!

【締切】8月17日(金)18:00
※当選は招待状の発送をもって代えさせて頂きます。
※受付は終了致しました。たくさんのご応募ありがとうございました。