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ホーム > インタビュー&レポート > 盟友FEEDERのTAKA(b)を迎えた 10年ぶりのシングル『Hide and Seek』も絶好調!  LUNA SEAとして、そしてソロとして活躍を続けるINORANが 全国ツアー初日の11/24(木)梅田AKASOを前に語った!!


盟友FEEDERのTAKA(b)を迎えた
10年ぶりのシングル『Hide and Seek』も絶好調! 
LUNA SEAとして、そしてソロとして活躍を続けるINORANが
全国ツアー初日の11/24(木)梅田AKASOを前に語った!!

 昨年、衝撃と歓喜の復活を遂げた伝説のバンド・LUNA SEAのギタリストであり、ソロアーティストとしても活躍中のINORAN。’97年のソロデビュー以来、作品毎に様々な音楽性を提示してきた彼が、約10年ぶりとなる(!)3枚目のシングル『Hide and Seek』を10月にリリースした。今やUKを代表するロックバンドの1組となったFEEDERのベーシストであり友人でもあるTAKA HIROSEとの共作で、骨太かつグラマラスなロックチューンとなった今作は、見事オリコンウイークリーチャートTOP10入りを果たすなど、ソロアーティストとしても今まさに脂の乗った状態を迎えているINORAN。この作品を手に11月24日(木)大阪・umeda AKASOからスタートする全国ツアーを前に、INORANの現在に迫るインタビューをお届け!

カッコ良すぎやしませんか!? INORANからの動画コメント!

inoran_interviewyoko.jpg――10月にニューシングル『Hide and Seek』がリリースされましたが、約10年ぶりにシングルとして作品を出したのには何か理由があったんですか?
 

「今回はみんなに出来るだけ早くこの曲を聴いて欲しかったんで。アルバムになっちゃうとレコーディングに時間がかかってしまって、曲が出来てからリリースまでに時間がかかっちゃうじゃないですか? でも、シングルであれば作ったときの新鮮さがすぐに届けられるかなと思って。それがいつの間にか10年ぶりだったという」
 

――INORANさん的には、シングルリリースが約10年ぶりという感覚はなかったと?
 

「そうですね。アルバムでもミュージック・ビデオを作るし、シングル/アルバムのかたちにはあまりこだわりがないので。そう言われれば、10年ぶりだな~くらいの感覚ですね」
 

――それにしてもLUNA SEAの活動もある中で、4月に出した8枚目のアルバム『Teardrop』からわずか半年でのリリースと、今年は精力的ですよね。
 

「なんか…未来に向かって走んなきゃいけないというか。ある意味、日本にとってとんでもない1年だったし、ミュージシャンとして、音楽人としてやるべきことは明るい未来に向かって走ることしかないと思ったから。なので今、走っています(笑)」
 

――そういう想いから、『Hide and Seek』のようなアグレッシブな曲を作ろうと思ったんですか?
 

「ソロでもそうだし、LUNA SEAでもワールドツアーや、この間のさいたまスーパーアリーナでのライブを経験した上で思ったのは、頭で考えるんじゃなくて、やっぱり自ずと身体が動く音楽というか…今は身体が動かされる音楽の方がいいんじゃないかなって。頭より身体やハートで感じるというか」
 

inoran_interviewtate.jpg――表題曲は、FEEDERのベーシストであるTAKA HIROSEとの共作とのことですが、それに至った経緯は何だったんですか?
 

「僕が元々FEEDERのファンで、彼のベースも好きで。5~6年前から交流があるんですけど、友達としても人間としても大好きな人で。彼がFEEDERとして日本に来日するときも、プライベートで日本に帰って来るときにも必ず会って呑んだりしていたんです。その内に“今度、一緒に曲を作ってみないか?”っていう話になって、今年の『FUJI ROCK FESTIVAL』でFEEDERが来日したとき、TAKAはちょっとの間日本にいるって言うんで、じゃあジャムセッションしてみようかと」
 

――ジャムセッションから生まれたということは、最初に何らかの方向性があったわけではなかったんですね。
 

「そうですね。リフとかのアイデアは持ち寄ったけど、結構出たとこ勝負です(笑)。ちょっとエロい感じの曲にしようっていうくらいでしたね。2人も結構な大人ですし、今はエロい方がカッコいいんじゃないの?って(笑)。いつもそうなんですけど、人とジャムったり音で会話するのって、すごく刺激的で。今回もTAKAと音で会話を出来たのが、すっごく刺激的でしたね」
 

――なるほど。そうやって受けた刺激を注入して、『Hide and Seek』は衝動に満ちた骨太なロックチューンに仕上がったのかもしれませんね。INORANさんのソロ曲は“静”のイメージが強かったんですけど、最新アルバムの『Teardrop』からバンドサウンドを押し出してますよね?
 

「去年、LUNA SEAがまた動き出して、やっぱりバンドって、バンドサウンドっていいなって思ったし、いろんなアイデアを削ぎ落として、シンプルに強くしていく方がいいなって」
 

――ということは、LUNA SEAが動いたことで、良い相乗効果があったと?
 

「それはもちろんありますね。10月22日のさいたまスーパーアリーナでやったLUNA SEAのライブで感じた気持ちを、今回のソロツアーやライブにも繋いでいきたいなと思ったし、音楽を通して何が出来るのか?というよりは、単純に幸せを少しでも増やしていきたいというか」
 

――もし、LUNA SEAが再始動していなかったら、ソロの作品ももっと違ったものになっていたかもしれない?
 

「なるべくして今を進んでいると思うから、もし~だったら……っていうのは想像出来ないです。ただ1つ言えるのは、ソロとLUNA SEAは全く違う点と点ではなくて、オレの中ではすべてが1つの線で繋がっていますね。さっきも言った10月のさいたまスーパーアリーナでもらった熱い空気を経験出来て良かったですし、その想いも繋がって…大げさかもしれないですけど、例えば大阪でライブをやっているときは、その場所を世界で一番暖かくて熱い場所にしたいと思うし」
 

inoran_rivertate.jpg――11月24日(木)の大阪・umeda AKASOはツアー初日ですからね。
 

「大阪からスタート出来るのは実はすごく嬉しいですね。大阪のオーディエンスは厳しいというか、熱いというか。ホントに真剣に観てくれるからこそ、やり甲斐が、戦い甲斐がありますよ。LUNA SEAも東京以外の地方初ライブが大阪だったので、何の因果か分からないけど、そういうのも含めて楽しみ(笑)」
 

――大阪公演には、ゲストとしてFEEDERのTAKAさんも参加されるということで、これはかなりレアなライブになりそうですね。あと、今回のツアーでは学生の皆さんは、当日学生証提示で1000円がキャッシュバックされるんですよね?
 

「そうなんです。ライブって音楽を一番ハートで感じられる場所だから、スタッフと考えて少しでも安くすることで若い人が観に来てくれたらいいなって。やっぱりこんな時代だからこそライブを観て生で感じてみて欲しいというか。音源とライブでは楽しみ方が違うし、バックバンドも素晴らしいメンバーだから、音楽のエナジーを感じて欲しいなって」
 

――ライブだとダイレクトに気持ちや熱さを感じられますもんね。それでは、まだライブを観たことのない人へ向けて、ソロアーティスト・INORANってどういうアーティストだと思います?
 

「何でしょうね…やっている音楽もコロコロ変わるから形容し難いし、観てもらうしかないんですけど…音楽を好きっていう気持ちは、バンドであろうが、ソロであろうが世界中で誰にも負けない自信はあります」
 

――個人的にはLUNA SEAではクール、ソロだと感情を全面に出した熱さを感じるんですよね。それでは最後に、ツアー初日を飾る大阪ライブへの意気込みを聞かせてください!
 

「春のソロライブは勢いだけだったけど(笑)、今度は突っ走るだけじゃなくて、熱くてあたたかい場所にしたいですね。前のツアーとは雰囲気が変わるかもしれないですけど、ツアー初日なんで飛ばしていきたいと思っています。みんなで一緒にね、世界で一番あたたかくて、熱い場所にしましょう!」



Text by 金子裕希
Photo by 宮家秀明(フレイム36)

inoran_riveryoko.jpg




(2011年11月21日更新)


Check

Release

オリコン週間チャートTOP10入り!
クール&ワイルドなニューシングル

Single
『Hide and Seek』
【Limited Edition A】
発売中 1800円
キングレコード
KICM-91361

<収録曲>
01. Hide and Seek
02. One Big Blue

[DVD]
01. Hide and Seek MUSIC VIDEO
02. Hide and Seek
MUSIC VIDEO DIRECTOR'S CUT


【Limited Edition B】
発売中 1500円
KICM-91362

<収録曲>
01. Hide and Seek
02. Joshua
[Bonus Track]【LIVE@FEEVER】
03. Your Light Is Blinding
04. Can you hear it ?
05. 千年花


【Normal Edition】
発売中 1200円
キングレコード
KICM-1363

<収録曲>
01. Hide and Seek
02. One Big Blue
03. Santa Ana Afternoons

Profile

イノラン…ロックシーンに多大な影響を与え、昨年再始動したLUNA SEAのギタリストであり、’97年よりソロ活動をスタート。作品毎に多種多様に富んだ音楽性を提示してきただけでなく、映画『a symmetry』(‘08)の劇中音楽や、国内外の様々なアーティストへ楽曲提供&アレンジを手掛ける。今年は『FUJI ROCK FESTIVAL’11』に出演したUKロックバンド、FEEDERのステージにゲストギタリストとして参加したり、香港で3000人規模のライブイベントを成功させるなど、ワールドワイドに活躍。4月にリリースした8枚目のアルバム『Teardrop』、そして最新シングル『Hide and Seek』がオリコンチャートTOP10入りを果たすなど、さらなる注目を集めている。

INORAN オフィシャルサイト
http://inoran.org/


Live

神戸&京都公演のチケットは完売
大阪公演にはスペシャルゲストも!

 
『Live Tour 2011“Hide and Seek”』
チケット発売中 Pコード150-669
▼11月24日(木)19:00
umeda AKASO
[ゲスト]TAKA(from FEEDER)

Thank you,Sold Out!!
▼11月30日(水)19:00
神戸VARIT.
▼12月1日(木)19:00
KYOTO MUSE

オールスタンディング5500円
ソーゴー大阪■06(6344)3326
※公演当日、学生の方は学生証提示で1000円返金。

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