ホーム > インタビュー&レポート > コロナの時代、オーケストラは生き残れるか? 関西フィルハーモニー管弦楽団の存続を賭けた戦い 《ONE KANSAIで「関西フィル応援プロジェクト」》
目標額は5千万。浜橋専務理事によれば、そこに届いてようやく2020年度の関西フィルが見えてくるという。記者会見の後半には藤岡、掛布、辰巳の3氏がコロナ終息後の“共演”を語り合う場面もあり、当日のTV、夕刊紙、スポーツ紙ほかで数多く取り上げられた。スポーツ界、芸能界からの応援がプロジェクトの周知に大きく力を貸した形だ。クラウドファンディングの終了は11月30日。寄せられた金額は9月14日現在、10,007,000円に達している。オーケストラの存続を賭けたプロジェクトは始まったばかりだ。
■関西フィルハーモニー管弦楽団
2020年12月に創立50周年を迎える関西を代表するオーケストラのひとつ。音楽監督に世界的なヴァイオリニストでもあるオーギュスタン・デュメイ、桂冠名誉指揮者に飯守泰次郎、そして首席指揮者に藤岡幸夫を擁し、地域との密接な関係を築きながら、クラシック音楽の魅力を伝える質の高い演奏活動を展開している。2014年10月よりスタートしたBSテレビ東京の音楽番組「エンター・ザ・ミュージック(毎週土曜日朝8時半)に藤岡幸夫と共に出演中。
(c)s.yamamoto
(2020年9月 2日更新)
2021年1月16日(土)15:00
住友生命いずみホール
※豪華プログラムによる
ニューイヤーコンサートを予定しています。
●全席指定・税込
1階席¥4,000 2階席¥3,000
学生席¥2,000(25歳以下、1階席のみ)
2021年1月23日(土)16:00
ザ・シンフォニーホール
ソプラノ:リカルダ・メルベート
バリトン:ミヒャエル・クプファー=ラデツキー
【プログラム】
リヒャルト・ワーグナー:
歌劇「タンホイザー」より
序曲/歌の殿堂のアリア(Sop)
/夕星の歌(Bar)
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
前奏曲と愛の死(Sop)
楽劇「ニーベルングの指環」
『ワルキューレ』より ワルキューレの騎行/ヴォータンの別れと魔の炎の音楽(Bar)
『神々の黄昏』より ジークフリートの葬送行進曲/ブリュンヒルデの自己犠牲(Sop)
全席指定・税込み(10月14日発売)
SS席¥10,000 S席¥8,500
A席¥7,500 B席¥6,500
※ソーシャル・ディスタンス確保のため、客席は前後左右1席ずつ間隔を空けて配席します。チケット発売後の新型コロナウイルス感染状況の変化によって、ソーシャル・ディスタンス適用を解除し、空席にしてあった席を追加販売する場合があります。複数枚ご購入でもお連れ様と連席にならない可能性がありますが、あらかじめご了承ください。
【問い合わせ】
関西フィルハーモニー管弦楽団
■06(6577)1381
月曜~金曜10:00~17:00
土曜10:00~16:00 ※日・祝は休業