ホーム > インタビュー&レポート > 2018年は大阪フィル 尾高忠明マエストロ初参加! 全国クラシックファンの注目と期待を集めながら 『大阪4大オーケストラの響演』堂々完結?
尾高忠明は静かに資料に目を通している。藤岡幸夫はあたりの空気を楽しんでいる。飯森範親は会場をゆっくりと見渡し、外山雄三はいかめしく笑っている。2018年『大阪4大オーケストラの響演』(以下『大阪4オケ』)に登場する4人のマエストロたちの記者会見の模様である。大阪に本拠を持つ4つのオーケストラが一堂に会し、自分たちが今最も聴かせたい音楽を演奏するという全国にも例を見ないコンサート。来春4月21日(土)、あの興奮と熱狂がまたしてもフェスティバルホールを包み込む。マエストロたちの言葉からぜひ、その意気込みを感じ取ってほしい。
なお記者会見に際しては若干の波乱があった。ポスター、チラシに躍る「4オケ完結」との文言は何を意味するものか、説明を求める声が記者から飛んだのだ。「それは…」、登壇者ならびに記者一同に緊張が走る中、主催サイドから返って来たのは「演奏順序が一巡したということです」というふんわりとした回答。では次はどうなるのか。2019年『大阪4オケ』の開催は?その動向に全国のクラシックファンの注目と期待を集めながら、フェスティバルホールに春が訪れる。
〔取材・文 逢坂聖也/ぴあ〕
(2017年12月22日更新)
●2018年4月21日(土)16:00
フェスティバルホール
S席-8500円 A席-7000円
BOX席-14000円
Pコード 345-683 チケット発売中
※15:30よりファンファーレ、
アンサンブル演奏、プレトークあり。
尾高忠明〔音楽監督〕
大阪フィルハーモニー交響楽団
エルガー:序曲『南国にて』作品50
藤岡幸夫〔首席指揮者〕
関西フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:
バレエ音楽『白鳥の湖』ハイライト
(藤岡幸夫セレクション版)
飯森範親〔首席指揮者〕
日本センチュリー交響楽団
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
作品34
外山雄三〔ミュージック・アドバイザー〕
大阪交響楽団
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
【問い合わせ】
フェスティバルホール■06-6231-2221