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ホーム > インタビュー&レポート > 「わたしにとって曲作りは役作りでもありました」(miwa) miwa&坂口健太郎が登壇した 『君と100回目の恋』大阪舞台挨拶レポート

「わたしにとって曲作りは役作りでもありました」(miwa)
miwa&坂口健太郎が登壇した
『君と100回目の恋』大阪舞台挨拶レポート

映画『君と100回目の恋』(2月4日(土)より公開)の先行上映会が、23日(月)に大阪市内で実施され、同作でダブル主演を務めるシンガーソングライターのmiwaと俳優の坂口健太郎が舞台挨拶を行った。

映画は、彼女の運命を変えるため何度もタイムリープし、100回人生を捧げようとした“一途男子”を坂口が、彼の1回の未来を守るため自分の運命を決めた切なさと強さを併せ持つ彼女をmiwaが演じている。
 
本作が映画出演2作目となるmiwaは、クランクイン初日、堤防の上をスキップするという場面の撮影で「演技に自信がなくてガチガチで動きがぎこちなくなってしまって…」と振り返り、「当初はニヤニヤした表情に対して『何その顔?』って言われる場面だったんですけどあまりに変なスキップだったんで『何その変な動き?』に台詞が変わりました」と裏話を明かし、「見て笑ってください」とにこやかに話してくれた。本作を観る際、注目しておきたいポイントだ。
 
劇中に出てくる映画のために書き下ろした楽曲は、miwaとしてではなく(miwaが演じる)葵海として書いたと話すmiwa。「何度も台本を読んで、実際にまだ演じていない風景を思い浮かべながら、どんなシーンでどんな思いで歌うシーンになるんだろうと考えながら書きました。わたしにとっては曲作りですけど役作りでもありました。葵海として作った曲を葵海が歌うということで自然に歌うことが出来たと思います」
 
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音楽活動で何度も大阪を訪れているmiwaに改めて“大阪”の印象を聞くと、「大阪はデビュー前から何度も来させてもらって応援していただいている町。ライブは毎回お客さんも温かくて盛り上がってくれる。本当に楽しいですし、食べ物も美味しいし、第2の故郷と勝手に思っています!」とコメント。会場からは自然と大きな拍手が巻き起こり、miwaを優しく温かく迎え入れているようだった。
 
音楽がキーワードとなる本作で、初めてギターに挑戦したという坂口。それについてmiwaが「まずギターを持つ姿が様(さま)になっていて、カッコいい。とにかく手が大きくてわたしが押さえられないコードも簡単に押さえてしまってすごい!」と絶賛。そして、miwaはギター初心者がつまづきやすいコードも坂口は難なくこなしていたことを明かした。
 
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褒められ過ぎて照れた坂口が「でも狭いコードを押すときに逆に手が大きすぎてキツイ!てなるんですよ」と返すと、miwaは「こんなにカッコよくて、歌もうまくて、何でも出来てうらやましい!」とさらにべた褒め。坂口が頬を赤らめて「そんなそんな(照笑)」とスクリーンの後ろに隠れようとする一幕もあり、照れまくる坂口を見たファンらから「かわいい~」という声が漏れていた。
 
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最後は、「坂口くん演じる陸の“一途男子”っぷりにキュンキュンしていただけると思います。ライブシーンではわたしが一生懸命書いた曲を歌うシーンもあります。この映画は未来や過去にとらわれず、今この瞬間を大切にしたいと思える作品に仕上がっていると思います。今みなさんのそばにいる人をより大切に思うことができると思います。ぜひ楽しんでください」(miwa)、「ラブストーリーであり青春映画でもあるんですが“音楽”が重要な大きい軸になっている映画です。陸と葵海の関係性もだけど、そこから生まれる音楽の良さもしっかり伝えられる作品だと思います。ぼくが初めて観たときに感じた『いいな』という感覚をみなさんはこれからたぶん感じてくれるのかなと思うと、うらやましいし楽しみです。楽しんで観てください!」とメッセージを贈り、舞台挨拶は終了した。



(2017年1月23日更新)


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Movie Data

©2017「君と100回目の恋」製作委員会

『君と100回目の恋』

▼2月4日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開

出演:miwa 坂口健太郎 
   竜星涼 真野恵里菜 泉澤祐希
   太田莉菜 大石吾朗 堀内敬子/
   田辺誠一
監督:月川翔 
脚本:大島里美

【公式サイト】
http://kimi100.com/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/170202/