ユースケ「谷原章介は大した男だ!頼りになるやつだ!」
橋本愛、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、
宮﨑あおい、吉田康弘監督が出席した
映画『バースデーカード』大阪合同会見レポート
映画『バースデーカード』の合同記者会見が7日(金)、大阪市福島区の朝日放送社屋内で実施され、本作に出演している、橋本愛、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、宮﨑あおいが吉田康弘監督と共に出席した。
本作は、誕生日に毎年届く亡き母からのバースデーカードを通じて、内気だった娘・紀子が大人へと成長していく様が丁寧に綴られる感動作。主人公の紀子に橋本、父親の宗一郎にユースケ、弟の正男に須賀、母親の芳恵に宮﨑が扮している。
本作は大阪でもロケが行われたため、ユースケは開口一番「久しぶりに大阪に帰ってきたで!」と関西弁で挨拶。また、須賀がユースケを真似て関西弁を続け「父から受け継ぐスタイルです!」と話すと、ユースケも「まぁ悪い気はしないよ」と返し、集まった記者らを笑わせた。
その大阪で取られた場面というのが、紀子が実在の長寿クイズ番組「アタック25」の解答者として出演する場面。実際に「アタック25」が収録されている朝日放送社屋内のスタジオで行われた撮影について橋本は「とても貴重な体験をさせていただきました。とにかく谷原さんがテレビで見るままの谷原さんでした」と感想を述べ、笑った。
観覧席側で紀子を応援する場面を演じたユースケは「実は“ガンバレ”て書いたうちわを持って応援する場面だったんですけど、その場のあそび心で“ガバンレ”って順番を入れ替えたんですよ。そしたら谷原くんがそれに触れてくれたんです。大した男だ。頼りになるやつだ!」と自身のアドリブをそつなく拾った谷原を絶賛した。
ストーリーは一見、よくあるお涙頂戴系感動作と思う人もいるかもしれないが、橋本は「人の死を扱った作品だけど“死”を描いているのではなく、その後の前向きなエネルギーを描いているところが気に入った」と話す。また、ユースケも「みんなが大好きなママが亡くなるという話だけど、よくある難病ものとは違う。悲しく撮っていない」と続け、さらに宮﨑も「台本のメインはその後の家族の生き方のほうに比重を置いている。泣かせようとしないところがいい」と、本作に手ごたえを感じている様子で吉田監督が手がけた脚本を絶賛した。
映画『バースデーカード』は10月22日(土)より梅田ブルク7ほかにて公開される。
写真左から、ユースケ・サンタマリア、宮﨑あおい、橋本愛、須賀健太、吉田康弘監督。
(2016年10月 7日更新)
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