東京で68万人を動員した『フェルメール展』が
2月16日(土)よりいよいよ大阪で開催!
展覧会ナビゲーターの石原さとみが来阪!
17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家ヨハネス・フェルメール作品が6点展示される、西日本では過去最大規模となる展覧会『フェルメール展』が2月16日(土)より5月12日(日)まで、大阪市立美術館にて開催される。それに先立ち、2月14日にオープニングイベントが行われ、展覧会ナビゲーターで音声ガイドのナレーターを務めた石原さとみが来場した。
石原は、「大阪でしか展示されないフェルメール作品をどうしても観たかったので、今回はわがままを言って、来させていただきました。大阪展のみの展示となっている「恋文」は、のぞき見しているような感覚に陥る作品でした。実物を観る前に画集などで観ていたんですが、印象が全く違って、驚きと発見がたくさんありましたし、どんどん想像が膨らんでストーリーが浮かんできました。そして、「手紙を書く女」は特に好きな作品です。恋に焦がれている様子や切なさ、儚さが想像できるので、どんどん引き込まれていきました。また、日本初公開となる「取り持ち女」にはすごく迫力を感じました。コントラストの強さや彫の深い表情などが、いろんなメッセージを伝えているように感じて、圧倒されました」と語った。
「恋文」
「手紙を書く女」
「取り持ち女」
最後にフェルメールの魅力について石原は「私は、美術館に行くと必ず音声ガイドを付けて、歴史や文化などその絵の背景を聞くことで想像を膨らませながら観るのが好きです。また、私はお芝居の仕事でカメラの前に立つことが多いので、モデルの女性たちはフェルメールからどういうオーダーを受けたんだろうか、どのぐらい静止していたんだろうかと考えながら観たりするんですが、歴史を知らなくても、ただ好きか嫌いか感じるだけでもいいと思いますし、どんな見方でも正解だと思うので、ぜひ足を運んでいただいて本物に触れてほしいと思います」と語っていた。
「手紙を書く婦人と召使い」
「リュートを調弦する女」
本展覧会では、初来日となる「取り持ち女」や大阪展のみの展示作品「恋文」以外にも、「手紙を書く女」などフェルメール作品6点に加え、ハブリエル・メツーら17世紀オランダ絵画39点も展示されている。
『フェルメール展』は、2月16日(土)より5月12日(日)まで大阪市立美術館にて開催。
取材・文:華崎陽子
撮影:福家信哉
(2019年2月15日更新)
Check