2回の公演を終えた私たちは、ロンドンに戻りまた別ホテルへ。
エレベーターを降りるとまた階段を上り、
3枚くらい扉を開けてたどり着くこの部屋は、なんだか秘密基地みたい。

 

晴子が窓際に寝ているので窓開ける係なんだけど、
重い窓を開ける姿がいつも滑稽でそれもまた面白いです。
みんなにも見せたい。

 

 

夜は、以前私たちが日本で共演したロンドンのバンド、
Night Flowersのメンバー2人とご飯を食べに行ってきました！
久しぶりでしたが、その頃の出来事を覚えてくれていて嬉しかった。

 

日本で出会い、今度は私たちがイギリスに居て会っているなんて不思議な気持ち。
おすすめのトルコ料理をお腹いっぱい食べて幸せな夜でした。
後半自分がなんの言語で話しているのかよくわからなかったけど、通じ合える何かがあった。

 

 

翌朝。ゆっくり起きて、近くのコインランドリーへ行く。
コインに両替してもらい、いざ洗濯しようと試みますが、
洗濯機の扉がなかなか閉まらない。
試行錯誤していたら居合わせたお兄さんが閉めてくれました。

 

洗濯が終わるまでのすこしの間、
コーヒーをテイクアウトしようと立ち寄ったカフェは、
素敵なおじさまたちがやっていて、
5分でいいから座って行きなよと声をかけてくれた。

 

たっぷり、なみなみに入ったアメリカン。
美味しかったです。

 

店を出る時、写真を撮ってくれて、
私たちの音楽を聴いて踊ってくれるフレンドリーなお店です。
帰るまでにまた行きたいな。

 

さて、洗濯がおわりその場にあった洗濯カゴを使い、
コインはゆっくりと入れて乾燥スタート。
しばらくして店員の女性がピンク色の紙どこやった？と。

 

さっき何気なく使ったカゴは実は人のもので、
尚且つそこにはクリーニングのチケットが入っていたみたいでした。
くちゃくちゃにしてしまった、、ごめんなさい！！！
なんとかなって(なってないかもしれないけど)、
その女性も最後に楽しいツアーをと応援してくれました。

 

優しい人ばかりでありがたいな。

 

別のお休みにはLiverpool Streetへ！
すこし歩いたところにあるBrick Laneでベーグルを食べたり、
古着屋さんに行った、街を楽しんできました。

 

その夜はさらに運良く(良すぎです)、
Widowspeakのロンドン公演を観ることができました！！！

 

満員の広い会場に優しく響き渡るコンパクトで無駄のないサウンド。
きっとどんな場所でもあの音が聴けるんだ。
繊細なダイナミクスに心奪われました。

 

会場にいたみんながゆったり同じ音に浸っている。
素敵な時間でした。

 

 

私たちも続きのライブが早くしたい！！

 

イギリスは空がとっても広いし、かわいい動物にたくさん会える。
夕方が長くてゆっくりと過ごしたくなるところです。
そう思ってるとあっという間に夜になって早く寝なきゃ～と、
バタバタしてしまう私たちですが。

 

UK Tourも折り返し。
この機会に感謝して、残りの時間もめいいっぱい吸収してきます！

 

それではまた！

text by 渡辺朱音