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釜山出身のシンさんは、東京にあるワンタン麺の名店「八雲」出身。日本の調理師学校での勉強中にたまたま食べた八雲の味に惚れ込んで働くようになり、ラーメンづくりの腕を磨いたキャリアの持ち主だ。看板は修行先同様、旨み満点の肉ミンチと絶妙のプリプリ感を持つ海老ワンタンを使ったラーメン。大山鶏の肉とガラ、8種の魚介を加えて滋味と奥行きが感じられるスープを軸に、趣の異なる2種の醤油味を用意する。2024年の6月からは、甘じょっぱい魚介系醤油味のつけだれが特徴のつけそばも登場。こちらもおすすめだ。
河野「こんな洒落たエリアにラーメン屋さんがあるんですね」
コバ「こちらは東京にあるワンタンメンが有名なお店で修業された店主さんのお店やからな」
店主「お待たせしました~(と言ってラーメン着丼)」
2人「おおッ!!」
河野「うまそうですね~」
コバ「ここまでワンタンが主張しているビジュアルも珍しいな(と言ってひと口)。なんと! 塩ラーメンとは何かを今一度考えさせられる洗練された極上のスープやな。すっぴんの私を味わってと言われている感覚やわ」
河野「ワンタンも海老と肉の2種類あって、このスープとすごくマッチしています」
コバ「海と山で育った、本来なら出会うことない2つの具がワンタンとなってこの丼ぶりの中で共演ならぬ競演しているワケやからな」
河野「ワンタンで囲まれているから直接会っているワケではないですもんね」
コバ「個室で伸び伸びできて気持ちええんやろな。このワンタンなら、家にいても『今からワンタンメン食べに行くか!』とソファーを立ち上がることができるもんな」
河野「(爆笑)」
コバ「こんな絶品のワンタンメンを食べたら、さすがにあるある出てくるやろ」
河野「美味しすぎて、あるあるを考える脳みそにならないですよ」
コバ「困るな」
河野「でも、こうやって実際に食べた方があるあるが出てきそうな気がします」
コバ「ええやつを頼むぞ」
河野「分かりました。ワンタンあるあるできますね。ワンタンを食べる時、中身が透けて見えるので、雑誌の袋綴じを開けるようなワクワク感を味わえる」
コバ「いやいや、雑誌の袋綴じは透けて見えてへんやん」
河野「見出しは書いてあるじゃないですか」
コバ「袋綴じの良さは開けないと見られへんところやけど、ワンタンは見えてるねんぞ。アカン、あるあるとして成立してない」
河野「難しいですね…。コバさんのあるあるを聞いて勉強させてください」
コバ「分かった。よく聞いておけよ。エースコックのワンタンメンの豚のキャラクター、自分の仲間たちで出汁を摂られているのにいつも笑顔って考えると切なくなる」
河野「(大爆笑)」
コバ「いつも笑顔でぜひ買ってください的な顔してるやろ」
河野「そう考えたら、確かにすごく切ないですよね」
コバ「一緒に養豚場で育った仲間たちが茹でられているワケやからな」
河野「いや~面白いですわ。でも、これってワンタンメンあるあるなんですか?ただの想像ですやん」
コバ「もしかしたら恋人が茹でられているかもしれへんって考えてみろや」
河野「そんなサイドストーリー絶対ないですって!」
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