ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > カツとスパイスカレーが調和する一皿
手仕込みのカツをスパイスカレーと合わせるスタイルが話題の店。要となるカレーは京都での和食の料理人としても活躍していた店主が、魚介ダシ、鶏ダシ、野菜スープを合わせたスープに調和するように丁寧にスパイスを合わせる。豊かな素材の旨みと程よいスパイス感のバランスが光るカレーの味は、カツとの相性もいい。カツはラムカツ、ロースカツ、ヒレカツの3種類を用意する。その日のカレーや数種の副菜などが一緒に盛られるプレートカレーなどの限定メニューもカレー好きから好評だ。
梅村「お洒落なお店ですね」
空「スパイスのいい匂いがします」
コバ「今日はカツカレーを食べるからな」
店主「お待たせしました~(と言ってカレー登場)」
3人「おおッ!!」
空「カレーとライス&カツがセパレートなんですね」
梅村「なかなか見ないですよ」
コバ「これは引きのあるビジュアルやな。では早速(と言ってカレー&カツをひと口)。旨ッ!! シャバシャバのカレーとカツがこんなにマッチするとは!」
空「スパイスが効いていておいしいです。サラサラいけますよ」
梅村「カツが脂っこくなく最高です」
コバ「このカツの柔らかさから察すると、甘やかされて育った豚なんやろな」
空「でも、意外と歯応えはしっかりしているんで、ストイックな部分も持っている豚かもしれませんね」
コバ「確かにな。でも逆境には弱そう…」
梅村「なに勝手に想像してるんですか! 20年もやってたら、揚げられた豚の気持ちまで分かるんですね」
空「でもスパイスカレーでカツカレーって意外と珍しいですよね」
コバ「そうやな。まあ、こんなに美味しいカレーを食べたんやから、今日はええカレーあるあるを期待してるぞ」
梅村「カレーのあるあるですか?」
空「今日は頑張りますよ。ケンコバさんは、このあるあるでお笑いの芯の部分を見てくるようなイメージがありましたから」
コバ「空はよく分かってるな。オレはぬるいこと言ったら許さないからな。その代わり、オレを納得させるあるあるを披露した際は、コンビでお笑い十字軍の候補生に迎え入れるから」
梅村「お笑い十字軍って、名前がまず重たいですね~」
コバ「本物のお笑いを追求する者たちの集まりやからな」
梅村「では気合いを入れていかせていただきます。漫画やアニメのカレー好きのキャラクターに主人公はいない」
コバ「キレンジャーとかってことか。確かに言われてみたらそうかもしれへんけど、関心が先に立つあるあるは、実はあまりよくないから」
梅村「なるほど!」
コバ「悪くはないけどな。まあ、陥りがちでたまにオレもあるから」
梅村「厳しいですね~さっきまであんなに楽しかったのに。空、せめて一矢報いてくれ!」
空「いきますね。最近のカレーあるあるなんですけど、どの店もオープンして1年半ぐらいしたら、3,000円ぐらいでオリジナルTシャツを売り出しがち」
店主を含む全員「(大爆笑)」
コバ「素晴らしい! これはお笑い十字軍入りも検討せざるを得ないあるあるやぞ」
空「本当ですか!!」
梅村「相方の手柄やけど、素直にめっちゃ嬉しい!」
コバ「ちゃんとあるあるやし、お笑いパウダーもある。むしろ皮肉にもとれて、また笑えるという一面もある。ラフ次元の二人を初の十字軍候補生として迎え入れるわ」
梅村「やった~!」
空「めちゃくちゃ嬉しいです!」
コバ「これだけのあるあるを披露されたら、オレも本気を出さざるを得ないやろ。今日のあるあるは、初めての泣かせるあるあるかもしれへんわ」
ラフ次元「お願いします!」
コバ「さんまさんが、未だにMBSの仕事を続けている理由の1つに『MBSのカレーが好きやからや~』とよく言うのは、ただの照れ隠しで、実は若い頃から使ってくれた恩義を感じているという」
梅村「なるほど!」
空「感謝を感じているんですね。ええ話ですね~」
コバ「ええ話やろ。でも、泣かす系はオレが一番嫌うことやから、このあるあるは本来十字軍には相応しくないねんけどな」
梅村「そうなんですか!」
コバ「だから、オレがいなくなった十字軍の運営はオマエらに任せるわ」
空「どういうことなんですか!」
梅村「ワケ分かんないですよ!!」
|