ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 田中の中華そば
空間デザイナーが設計したスタイリッシュな空間で、名店「塩元帥」、「人類みな麺類」で腕を磨いた店主による一杯が堪能できると話題の気鋭ラーメン店。メニューは鶏ガラをベースに丁寧にとった黄金色の清湯を軸にした、まろやな醤油感が特徴の中華そばと魚介風味あふれる貝とばの2種類を提供する。京都の名製麺所である麺屋棣鄂から特注で仕入れる中太ストレート真空麺もスープと相性がよく、完成度の高い一杯に仕上がっている。
渡邊「すごい、いい感じのお店ですね」
コバ「外観だけ見たら完全にバーやな」
前野「店内もお洒落ですし、ラーメン屋感を全く感じませんね」
コバ「今日は人気メニューの『中華そば』をいただくから」
前野「そもそも、ラーメンと中華そばの違いって何なんですか?」
コバ「ええこと聞くやんけ。大将、実際どうなんですか?」
店主「一緒だと思うんですけど」
3人「(爆笑)」
前野「やっぱり、そうなんですね」
コバ「ではオマエたち、中華料理と中国料理の違い分かるか?」
前野「でっかい鍋あるじゃないですか」
コバ「(間髪入れずに)違います」
渡邊「辛さですか?」
コバ「違います」
前野「四川とか広東とか四つに分けているのが中華で、ざっくりしているのが中国料理とか」
コバ「違います」
渡邊「何なんですか?」
コバ「正解は、中国で作っている料理をそのまま出すのが中国料理で、それを日本人向けにアレンジしているのが中華料理ということや」
前野「なるほど」
コバ「だから、焼餃子は中華料理ということや」
前野「日本人向けにカスタマイズされたのが中華で、媚びを売ってないのが中国料理ということですね」
渡邊「へ~面白いですね」
コバ「ま、今日の話には何も関係ないねんけど」
店主「中華そば、お待たせしました~」
3人「おおっ!!」
コバ「では早速(と言ってひと口)なんや、めちゃくちゃ旨いぞ!」
前野「うわ~何なんですか、これ」
コバ「奇をてらっていない、文字通りの中華そばやな。店の外観を見た時にはどんなラーメンが来るのかと思ったけど」
渡邊「スープと麺の絡み方がすごいです。ボクも先輩芸人にこういう絡み方ができたらいいなと」
コバ「ナベよ、これは動画じゃないから、そこまで顔作らなくてええぞ」
クロスバー直撃「(爆笑)」
前野「貝そばも気になりますわ。今度また食べにきます」
コバ「そんな金ないやろ」
前野「それが、離婚したからあるんですよ(笑)」
コバ「では、そろそろラーメンのあるあるを聞かせてもらおうか」
渡邊「お店で食べてて、器の底にメッセージが書いてあるじゃないですか」
コバ「あるな」
渡邊「それに期待してスープを飲み干した時に限って、何も書いてない」
コバ「何やそれ」
渡邊「ダメですか?」
コバ「書いてる店はだいたい分かるやろ」
渡邊「豚骨ラーメン店の前を5回ほど通ると、匂いで食べた気になる」
コバ「オマエ、したことないやろが」
渡邊「すみません」
前野「美味しいラーメンをいただけた時は、おしぼりでテーブルをちょっと拭きたくなる」
コバ「オレは無いけど、教育にいいあるあるやな」
前野「教育にですか(笑)」
渡邊「コバさん、ガツンと来るラーメンあるあるなんてあるんですか」
コバ「このあるあるは、大将にもあるかどうかを判定していただければと」
店主「分かりました」
コバ「繁華街の路地で『あの煙草吸ってる兄ちゃん、どこかで見たことあるな』って思ったら、だいたい50m先のラーメン屋の店員が、気を遣って店から離れて煙草を吸っているという」
クロスバー直撃「(大爆笑)」
前野「ありますわ」
渡邊「確かに(笑)」
店主「今のはあると思います」
コバ「そういうことや」
クロスバー直撃「流石ですッ!」
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