「大阪ブラック」で知られる醤油ラーメンの名店「金久右衛門」の代表である大蔵氏が、手掛けるとんかつの専門店。まさかの新展開は大蔵氏の大好物であるとんかつに使う肉を、愛飲するバーボンで漬け込んだら旨みと風味が増したことがきっかけなのだとか。看板は、ラーメンスープづくりのノウハウを活かして和ダシに昆布、煮干し、カツオなどをくわえた自家製丼ツユと、半熟溶き玉子のバランスが見事なカツ丼。30種類くらい揃うバーボン（1ショット600円）といただけるスタイルも面白い。

コバ「こちらのお店は、初期たまランからお馴染みの大阪ラーメンの名店『金久右衛門』のオーナーの新展開らしい」
田中「すごいお洒落な店ですね」
武智「これがカツ丼の店なんですか」
コバ「トンカツのお店やけど、カツ丼が名物みたいやな」
オーナー「お待たせしました～（と言ってカツ丼登場）」
３人「おおっ！！」
コバ「こちらのカツ丼は、バーボンで熟成させているんですよね？」
オーナー「そうなんです、バーボンは甘味があるので熟成させることで甘味と旨味の両方が引き立つんですよ」
コバ「ハードボイルド味なカツ丼ということですね。では早速（と言ってひと口）うまいッ!!　なんか、今まで食べたカツ丼と割下が違うぞ！」
オーナー「割下のカエシがうちの金久右衛門の『紅醤油』というラーメンのカエシを使用しているんです」
武智「確かに旨味が凝縮されてる感じで、トンカツの存在感がスゴイです」
コバ「田中の味の感想は？」
田中「おいしかっタ・ナ・カ」
コバ「（無視）」
田中「コバさんも、縁起かつぎでカツ丼食べたりするんですか？」
コバ「そう言えば、『ダイナマイト関西』の前に普通にカツ丼食べてるのをゴエ（浅越）に見つかってイジられたことはあったな」
スーパーマラドーナ「（爆笑）」
武智「コバさんのそういうの珍しいですね」
コバ「じゃ、そろそろ極上のカツ丼あるある聞かせてくれるか」
田中「あるあるというのは、あるなーってヤツですよね。ありますよ」
コバ「じゃ、田中から頼むわ」
田中「受験の前にカツ丼食べたら合格するって言われてたけど、カツ丼売り切れてたから落ちた」
コバ「ハァ？ なんやねん、それ。あるあるでも何でもないし、別にオマエにあった話でもないやろ」
田中「はい」
コバ「あるあるじゃないにしても、せめて実体験にしてくれや」
田中「カツ丼頼む時、小盛にするんですけど、小盛だと御利益が薄くなる」
コバ「ハァ？　確かにオマエは小盛を頼むのかもしれんけど、御利益が薄くなったことはないやろ？」
田中「はい」
コバ「だから、せめて実体験にしてくれって」
武智「オレがいきますわ。昼にカツ丼食べたら、夜8時ぐらいまで何も要らない」
コバ「まぁ…普通過ぎるな」
田中「そろそろコバさんのあるあるが聞きたいです」
コバ「オマエらの世代は分からんかもやけど、刑事ドラマの主題歌をアーティストが担当して以降、取調べのシーンにカツ丼が出てきたことなし」
武智「（爆笑）」
田中「よく分からないです」
コバ「Superflyが唄う刑事ドラマでカツ丼が出てくるシーン見たことあるかって話や」
田中「たまたまでしょ」
コバ「何やオマエ、コラァ!!」
武智「コバさん、力尽くで納得させるのはダメですって(笑)」