ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 中寺2丁目ハンバーグ さんたべ
赤いクロスがお洒落な店を守るのは、洋食30年のキャリアを誇るご主人。キャップを被った清潔な出で立ちが印象的だ。約17種と豊富な一品料理のメインは主に九州産の和牛、しかもブリスケなどを使用したハンバーグとミンチカツ。自家製挽肉に経産牛を使うため風味と旨みが濃厚で、注文を受けてから手捏ねし調理する。すべて手作りのソースは甘みと苦味が絶妙な自家製デミグラスやホワイト、和風など6種。ビールのほかグラス300円のワインも好評。
こうへい「洋食屋さんって感じのいいお店ですね」
ゆうへい「ハンバーグ以外もいろいろ美味しそうですよ」
コバ「洋食の店はワクワクするよな。でも今日はハンバーグ一択、しかもデミグラスソースでいくから」
店主「ハンバーグお待たせしました~」
3人「おおッ!!」
コバ「では早速(と言いながら一口)うまいッ!! かなりのフワトロやけど崩れそうで崩れないのがええな」
ゆうへい「デミグラスソースがビターで大人の味わいですね。美味しいです」
コバ「本来デミグラスとはそういうものやからな」
こうへい「肉の旨さがストレートに伝わってきますよ」
コバ「オマエたち双子は、味覚もやっぱり一緒なん?」
ゆうへい「小さい頃から同じものを食べてきてるので、基本的には似てますよね」
こうへい「オーダーする時とかも大体頼んで欲しいメニューを言ってくれますから」
コバ「同じ胃袋、内臓やもんな」
ゆうへい「トイレに行くタイミングも大体同じですね」
コバ「確かに、ハンバーグ食べるスピードもほぼ同じやな」
吉田たち「(爆笑)」
コバ「じゃ、そろそろ二人にハンバーグあるあるを聞かせてもらおうか」
こうへい「ハンバーグのあるあるですか?
」
コバ「こんな旨いハンバーグ食べた後は、ナンボでも出てくるやろ。吉田たちには期待してるぞ。ホンマこのたまランにやって来る若手たちの不甲斐なさには頭を抱えているから」
ゆうへい「しそおろしハンバーグのしそを食べずに取っておいて、最後にグルンと巻いて食べがちとかは?」
コバ「おッ、ええとこ行ってるぞ。でもオレならテーブルクロス引きみたいに、しそ引きを成功した人おらんとかにするわ」
吉田たち「(爆笑)」
コバ「いや、でも悪くないな」
こうへい「じゃ、ボクもいきますね。オカンのハンバーグ、実はあまり火が通ってなくて2回焼きがちとかは?」
コバ「ないわ」
こうへい「ないですか?」
コバ「オレはオカンディスがあまり好きじゃないから」
ゆうへい「もう1ついいですか。ナイフで切ってて音がしないなと思ったら下に玉ねぎが敷いてあったとかは?」
コバ「ないな。1つめが良かったからコイツやるなと思ったら、こんなにピン寄せが下手なヤツだったとは」
ゆうへい「(爆笑)」
こうへい「鉄板ハンバーグの店、女の子は食べるのが遅いから、付け合せのスパゲティが鉄板にこびり付きがちとかは?」
コバ「それはあるな」
こうへい「本当ですか!」
コバ「ハンバーグあるあるではないけど、ピントはズレてないわ」
こうへい「めっちゃ嬉しいです!」
コバ「オマエらはできないなりにも、ちゃんと戦おうとする姿勢が好感持てるぞ」
ゆうへい「では、コバヤシさんのハンバーグあるあるをぜひ聞かせてください」
コバ「オマエたちが真正面から来てくれたから、オレも礼儀として真正面から行かせてもらうわ。びっくりドンキーの前で座り込んで電話してる女がおるなと思いつつ店に入って、ハンバーグ食べてコーヒー飲んで勘定して店出た時に、まだその女が電話してるという」
吉田たち「(大爆笑)」
ゆうへい「それ、ハンバーグ関係ないですやん」
こうへい「びっくりドンキーあるあるですよ」
コバ「じゃ、もう1つ。マルシンハンバーグの包み紙、水に漬けても水は入らない」
吉田たち「(大爆笑)」
ゆうへい「いや~さすがです」
こうへい「勝てませんよ」
コバ「オレにとってあるあるは、たまランでしかやらない、かくし芸みたいなもんやからな。でもオマエたちは見込みがありそうやから、次回また期待してるわ」
吉田たち「ありがとうございます!」
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