民芸調の趣ある店構えからもわかるように、コチラは土山人出身の店主・早内さんが３年半前に独立したお店。蕎麦の実は、大分、長野、福井など国産のものを季節に合わせて厳選。蕎麦は、せいろと田舎の２種が選べる。すだちが整然と並べられた美しいルックスに目を奪われる『冷やかけすだち蕎麦』は、土山人時代の手法を受け継ぎつつ進化。当時は珍しく、長く愛され続けている一杯だ。夜は、『旬菜とゆばの旨酢ジュレかけ』(750円)などの料亭風の一品と共に、麦、芋、蕎麦、など店主のオススメが揃う焼酎を味わうのもいい。