東心斎橋の怪しげなビルの奥に佇む扉を勇気を出して開けると、元はステーキハウスだったという立派な鉄板カウンターが店内をぐるり。店主、吉田さんは、千日前の老舗『味津の』で6年修行し、3年前にコチラをオープン。大きめの削り節で旨みを出し、和風ダシが香るくらいあっさりした味わいの生地＋甘さひかえめの辛口ソースはワインとの相性を意識したものだ。そして「卵ってすばらしい！」という吉田さんの卵への愛情ゆえに、オムライスなど、たまごメニューが充実。すべてのお好み焼きに半熟卵をトッピング可能なので、ぜひお試しを。

コバ「こちらがその店や」
ポン「怪しい雑居ビルに入っていくから心配しましたけど、めっちゃお洒落な店ですやん！」
コバ「BGMがストーンズのお好み焼き店もそうないやろ」　
ポン「しかも、このコの字カウンターがいいですよね」
コバ「コバヤシの『コ』やからな」
ポン「ビールもハートランドビールってところがまたお洒落。確かに、ココならおねえちゃん連れて来れますわ」
店主「お待たせしました～」
２人「こ、これは！」
店主「お好み焼きの豚・じゃが・みんちです」
コバ「オレは、じゃがいも入りのお好み焼きがめっちゃ好きやねん」
ポン「コバヤシさん、コレ、めっちゃ旨いですよ！」
コバ「コラ！ 何先に食べてるねん!!（と言ってひと口）う、うまい！！」
ポン「ふわふわでめっちゃ柔らかいですよ。しかも、じゃがいもとミンチが絶妙に合いますね」
コバ「そういえばオレの親父、家ではじゃがいもとミンチ炊いたやつしか食べてなかったような…」
ポン「そんなワケないでしょ！」
コバ「しかし、ストーンズの音楽とこの鉄板の焼ける音がココまでマッチするとは。しかし、ロゴのようにベロを出したらこの鉄板で火傷するやろうけど」
ポン「しかしコバヤシさん、こちらの店の野菜は、か・な・りこだわってますよ」
コバ「野菜王子も納得か」
ポン「ココは女子が喜ぶ店ですわ」
店主「女性のお客さんも多いですよ」
ポン「これは確実にまた来ますね～（ニヤリ）」
コバ「オマエの生活を潤すような情報を提供するつもりは無かったんやけど。しかし、いつも女の話を浜本（テンダラー）としてるけど、オマエらの会話、今の若手芸人たちからしたら、昔の八方師匠ときん枝師匠みたいな感じなんやろな(笑)」
ポン「それはダメですって！ あれは決して見ていていいもんじゃなかった！(笑)」
コバ「とにかく、この店でしゃらくさい真似したら、鉄板の上でライガーボムの刑やからな」