愛媛をはじめとする様々な地方の郷土料理を提供するこちらの看板メニューは、愛媛県今治市に伝わる郷土料理『せんざんき』。竜田揚げに近い唐揚げで、オーナーの正岡さんの実家のリンゴ園から取り寄せたリンゴジュースを加えたタレに、モモ肉を１日漬け込むことで、肉をしっとりと柔らかに仕上げている。衣にかじりつくとジューシーな肉汁が溢れ、上品なスパイスの香りもバランスがよく、サイズは大きめだが何個でもイケてしまう旨さ。他にも『熊本辛子レンコン』(500円)や『山口 瓦茶そば』（700円）など、西日本を中心とした郷土料理が揃い、旅行気分で飲めてしまう貴重な居酒屋だ。

コバ「コチラのお店は、愛媛料理をはじめ、各地の郷土料理が食べられる店なんや」
２人「楽しみです～！」
コバ「そして、愛媛では鶏の唐揚げのことを『せんざんき』と呼ぶらしい」
かなきち「愛媛料理って、他に何があるんですか？」
コバ「有名なところで言えば、じゃこ天やな」
かなきち「じゃこ天食べたい！　大好きなんです！」
コバ「かなきち、おそらく今まで食べてきたじゃこ天と愛媛のじゃこ天では全然違うから」
店主「お待たせしました」（と言って、じゃこ天と唐揚げ登場）
２人「うわー！」
コバ「唐揚げ大きいやろ。これがまさに『せんざんき』。では早速（と言ってひと口）。旨ッ!!　外がサクサクで中ジューシー」
はる「うわ、家の唐揚げと全然違います！」
かなきち「じゃこ天もおいしいです！　確かに今まで食べたじゃこ天と全然違います！」
コバ「そりゃ、どちらも本場愛媛の味やからな。オレンジジュースもおいしいやろ」
はる「おいしいです！」
かなきち「ジュースにオレンジが入ってます！」
コバ「当たり前や!!」
はる「もう唐揚げ、何個でも食べられそうです」
コバ「この唐揚げを持って帰って、缶ビール片手に大阪城公園の桜を見に行ったら最高やろな」
かなきち「それ、ただのオッちゃんですよ」
店主「最後に、この『鯛めし』もよかったら食べてください」
コバ「こ、これは？」
店主「愛媛の郷土料理で、主に漁師さんが食べるメニューなんです」
２人「これ、めっちゃヤバイです！」
コバ「おい、何先食べてんねん！　本当、オマエたちはすぐ“ヤバイ”って言うからな（と言ってひと口）。こ、これはヤバイ！」
かなきち「こんなの初めて食べましたよ」
はる「もう、今日はダイエットいいです」
コバ「愛媛はスゴイな。友近、ＲＧはいいとして、さすがは高見知佳さん、木村健吾さんを生んだ土地やと思わんか？」
２人「？？？？」