ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > NARI屋
5人も入れば満員の店内。カウンター内の厨房には、食材やスパイスがギッシリと並べられている。この狭いキャパと雰囲気からは想像できない程、バラエティに富んだ本格的な料理を提供するのは、中国料理出身の店主・中島さん。取材中も見事な包丁さばきで、アジアンな野菜飾りをこしらえてくれる。昨年10月の開店以来、界隈で人気のおでんは、カツオ、昆布に鶏ガラを合わせ、山椒、八角などのスパイスを加えた“四川火鍋”のスープをアレンジしたもの。火鍋式おでんのほかにもヤンニンジャンでピリ辛に煮込んだ『赤ホルモン煮込み』(550円)や、四川山椒をたっぷり使った 『四川麻婆豆腐』(600円)など酒に合うスパイシーな一品が揃うので、ちょい呑みにも最適!
コバ「見ろ、これが四川風おでんや」
藤本「うわ、赤いですね」
秋山「これ、本当におでんなんですか?」
コバ「ま、とりあえず食べてみろって」
3人「いただきま~す!」
山名「うわ~めっちゃ、うまいんですけど!」
秋山「こんなおでん、初めてですよ!」
藤本「辛いのが苦手な自分でも、なんとか食べられますよ!」
コバ「そんなお決まりのコメントしかできへんヤツは帰れ!」
藤本「ひどい!」
山名「でもこのおでん、中華というよりはかなりアジアンな味ですよね」
コバ「PUFFYが聴きたくなってくるな」
秋山「アジアの純真ですか」
コバ「あの歌詞の意味が今なら分かるような気がする。『いまアクセスLOVE』って」
山名「全く分かりませんけど?」
コバ「簡単に言えば、おでんが中華にアクセスし始めたということや。井上陽水さんは時代を先取りしていたということやな」
店主「こちらもどうぞ食べてくださいね(看板メニューが数品登場)」
コバ「こ、これは口水鶏(よだれどり)! なかなか食べる機会のないメニューやから、オマエらとりあえず食べてみろ。もう、よだれがとまらんから」
山名「うまい!」
秋山「なんなんですかコレ!」
藤本「辛くないから食べられます!」
コバ「よだれがとまらないほど旨いから“よだれどり”(と言ってひと口)。おお! うますぎてよだれ出る間がなかった。なので“でない鶏”」
秋山「よだれ関係ないですやん!」
山名「こちらのグリーンカレーも辛いですけど、めっちゃ旨いです!」
コバ「これは絶妙な辛さやな~!」
藤本「辛すぎますよ、コレ!」
秋山「いや、辛いけどめっちゃうまいぞ」
コバ「しかし、こんな梅田のはずれの路地裏で、本格アジア料理が食べられる店があったとは…。まさにリトル・アジア」
山名「この取材、サイコーですよ! また呼んでください!!」
コバ「次は3人中2人だけ呼ぶから」
藤本「ボクだけ、のけ者ですか~!」
コバ「オマエは超激辛メニューの時に1人だけ呼ぶから、待っとけ」
藤本「死にますって~!!」
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