エモーショナルに、心を浄化してくれる現代のインディーロック

ほんまに来てくれた先日のSamm Henshawのライブが素晴らしかった…。秋に聴くヴィンテージソウルのとっておき感。少し早めにホリデー気分も味わえたような夜でした⭐︎今週末はDua Lipaを観にさいたまスーパーアリーナへ。前回の来日ライブはデビューアルバムが出た直後のSUMMER SONIC 2017ですから、スケール感も何もかも別物でしょうね～、今や世界的ポップスターへと駆け上がった彼女のステージが楽しみです。関西にも来てくれたええのに！！ねぇ！？

さて、今回ピックアップするのはFriko(フリコ)です。Niko Kapetan（V/G）とBailey Minzenberger（Dr）によるシカゴのバンド。アクセントは振り子じゃなくてグリコとかドミコ(V/GとDrの2ピースで編成も一緒や)と同じかと。今年のフジロックで初来日！初日GREEN STAGEお昼間のステージで、サポートメンバーを迎えた4人編成でエネルギッシュなパフォーマンスに心を掴まれた人も多いのでは？私もその1人。ステージの最後に秋のジャパンツアーを発表してくれまして、いよいよ来週大阪にもやってきてくれます！

ニコとベイリーは同じ高校に通い、音楽理論の授業を取っていた同級生。それぞれが作品を作っていた中で、高校卒業後にベイリーの幼馴染で2人の共通の友人でもあったジャック・ヘンリー(Frikoが今年2月にリリースしたデビューアルバム『Where we’ve been, Where we go from here』のエンジニア兼プロデューサー)が紹介したことをきっかけにFrikoを結成。

影響を受けた音楽にニコはデヴィッド・ボウイ、ベイリーはパラモア、共通してエモーショナルな音楽が好きで2人してビッグ・シーフやザ・マイクロフォンズに相当ハマったそう。いろんな影響を受けてきた彼らが生み出したデビューアルバムは各メディアから賞賛を得ただけでなく、リスナーからも評価を獲得。日本でもSNSの口コミだけで日本のApple Music総合チャートで最高10位を記録したという…これはかなり稀な状況なわけで、2020年代にインディーバンドがこのような注目を集めるなんてインディーファンとして嬉しいったらありゃしない！

ヘヴィでエモーショナル、メロディーは美しく親しみやすい。走り出したくなる衝動と浸れるドラマチックさ。心を浄化してくれる現代のインディーロックを体感してください◎

【FRIKO JAPAN TOUR 2024】
▼11月19日(火) 19:30
梅田クラブクアトロ
[ゲスト]Homecomings
https://smash-jpn.com/live/?id=4236