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faceback!

2004年のトピックス

アテネオリンピック開催。日本は金16、銀9、銅12のメダルラッシュ
新紙幣発行。1万円札が福澤諭吉、5千円札が樋口一葉、千円札が野口英世に
大阪近鉄バッファローズとオリックスブルーウェーブが合併、東北楽天ゴールデニーグルスがプロ野球に新規参入
ニンテンドーDS、プレイステーションポータブルが発売
『冬のソナタ』がNHKで放映、ヨン様ブーム、韓流ブームが流行
歌手・レイ・チャールズが肝不全のため死去

「faceback!」一覧

憧れの広島市民球場で前人未到の弾き語りライブ!
奥田民生がデビュー10周年を迎えた2004年に表紙に

 ソロとして、プロデューサーとして、そして2009年に電撃復活を遂げたユニコーンの一員として、その飄々とした佇まいと唯一無二のソングライティングで、日本の音楽シーンで独自の存在感を放ち続ける奥田民生。そんな民生が初めて「ぴあ関西版」の表紙に登場したのは1999年の3月1日号。そしてその5年後の2004年の10月21日号では、ソロデビュー10周年を記念した弾き語りライブ『ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』を目前に控え、再び表紙を飾ることになる。

 1993年のユニコーン解散後、翌1994年にソロデビューシングル『愛のために』ですぐさまシーンに復帰した民生は、バンド時代にも成し得なかったミリオンヒットをいきなり達成。その後も『さすらい』『イージュー★ライダー』など数々の名曲を世に生み出し、1996年以降はPUFFYらの楽曲を手掛け、プロデューサーとしてもその才能をいかんなく発揮している。

 「ぴあ関西版」で2度目の表紙を飾った2004年は、民生のソロデビュー10周年のアニバーサリーイヤー。当時は本誌でも、10月30日の『ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』に向けて「来んさい見んさいインサイドアウトサイド 奥田民生、番記者の目。」というカウントダウン連載を実施。再三のインタビューや「奥田民生 大辞典『OT辞10』」などの特集を交え、民生の10周年を追いかけた。当時は、平原綾香の『Jupiter』、河口恭吾の『桜』など新人のヒットに世が沸き、宇多田ヒカル、Mr.Children、EXILE、浜崎あゆみなど、まだミリオンヒットが生まれていた時代。そんなCD隆盛の中、作務衣姿にアコースティックギター1本で大観衆を唸らせた民生の『ひとり股旅』は、ライブにこだわった民生の歌声と楽曲の凄みが、最も生々しく響いた伝説の1日だと言えるだろう。なお、今年の10月22日に行われた嚴島神社奉納コンサートも、『ひとり股旅スペシャル』として行われている。

 そして、11月30日(水)には全国ツアー『okuda tamio tour 2011-2012 ~おとしのレイら~』もスタート。関西公演は12月13日(火)・14日(水)梅田芸術劇場 メインホール、 16日(金)京都会館 第一ホール、19日(月)神戸国際会館こくさいホールにて行われる。デビューから一貫して変わらないライブへの姿勢とは裏腹に、熟成するワインやウイスキーのように深みと味わいを増す民生の歌の世界を、是非生で味わって欲しい。

 

Information

okuda tamio tour 2011-2012 ~おとしのレイら~』
チケット発売中 Pコード148-226

▼12月13日(火)・14日(水)19:00
梅田芸術劇場 メインホール

▼12月16日(金)19:00
京都会館 第一ホール

▼12月19日(月)19:00
神戸国際会館こくさいホール

全席指定6300円
清水音泉■06(6357)3666
※販売期間中はインターネットでは1IDで1公演につき1回のみ購入可。電話予約は同一番号から1公演につき1回のみの予約で「発信者番号」通知の設定が必要。公衆電話・一部IP電話・PHS等での予約不可。

 

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(11月25日更新)