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1996年に、代表作とも言える青春映画『キッズ・リターン』が公開された
北野武監督による究極のバイオレンス映画の続編がいよいよ公開!
1989年に『その男、凶暴につき』で映画監督デビューを飾り、その後も1997年に『HANA-BI』がヴェネチア国際映画祭で40年ぶりに日本に金獅子賞をもたらすなど、今や国内外から注目を集める映画監督となった北野武。そんな『北野武』が「ぴあ関西版」の表紙を飾ったのは今から16年前の1996年8月20日号のこと。その年に、ほろ苦い青春の挫折を描いた監督第6作目『キッズ・リターン』が公開され、新たな北野武ワールドの誕生を感じさせた。1996年は、36億円の配給収入を記録した、今やトム・クルーズの代名詞的な人気シリーズとなっている『ミッション:インポッシブル』や、その後ハリウッドでもリメイクされた『Shall we ダンス?』が大ヒットを記録するなど、映画史に残る作品が数多く公開されている。そんな中でも『キッズ・リターン』は、同年のブルーリボン賞で監督賞を受賞、キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位に選ばれるなど、北野武監督の代表作とも言える青春映画として評価されている。
10月6日(土)より公開される、そんな北野武監督作『アウトレイジ ビヨンド』は、ヤクザ社会の壮絶なる下克上劇を描き、興行収入7億5千万円の大ヒットを記録した2010年公開の『アウトレイジ』の続編にあたる作品だ。前作で死んだと思われていたビートたけし演じる“大友”の帰還と共に繰り広げられる、関東VS関西の巨大なヤクザ同士の抗争が描かれる。前作で、ヤクザの世界で生きる男たちが生き残るために、裏切りや駆け引き、騙しあいを繰り返し、激しい権力闘争を繰り広げる様を暴力描写たっぷりに描き、三浦友和や加瀬亮らに、今までの柔らかいイメージをぶっ飛ばすような、ヤクザぶりを披露させた北野監督。その意外さと、徹底的なバイオレンス描写が話題を呼び、大ヒットを記録した前作を、遥かに上回る“アウトレイジ=極悪非道”な描写たっぷりに仕上がっている。
『アウトレイジ ビヨンド』 ●10月6日(土)より、梅田ブルク7ほかにて公開 映画情報はこちら/ |
(C)2012「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会 |
(9月28日更新)