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faceback!

1996年のトピックス

芸術家・岡本太郎が死去
棋士・羽生善治が史上初の七冠を達成
SMAPから森且行が脱退、オートレーサーに転身
アトランタ五輪で、日本が金3・銀6・銅5のメダルを獲得
大阪府堺市の学校給食で病原性大腸菌・O-157による食中毒が発生
俳優・渥美清が死去、国民栄誉賞を授与
ドジャースの野茂英雄投手が、メジャーリーグで日本人初のノーヒットノーランを達成

「faceback!」一覧

アトランタ五輪の“マイアミの奇跡”から16年
男子サッカーが強豪スペインを下し、いよいよロンドン五輪開幕!!

 7月27日の開会式に先駆け、サッカーの予選リーグが早くも始まった『ロンドンオリンピック2012』。日本は男女揃って白星発進を決め、幸先の良いスタートを切った。特に男子は、優勝候補筆頭のスペインを下しての大金星であり、'00年シドニー五輪以来の決勝トーナメント進出に期待が高まる。

 そして、五輪サッカーでの大金星と聞いて思い出すのが、前園真聖、中田英寿、川口能活ら黄金世代を擁したサッカー五輪代表が予選リーグで優勝候補のブラジルを撃破した、'96年アトランタ五輪での“マイアミの奇跡”である。当然ながらアトランタ五輪特集号のぴあ関西版表紙には、田村亮子、千葉すずの隣りに小さな前園キャプテンの姿も(笑)。結果、2勝1敗という成績ながら予選リーグ敗退となったものの、今から16年前の日本サッカー界にとってこの快挙はまさに“事件”であり、後の日本人Jリーガー欧州移籍ラッシュのキッカケとなった大会ともいえる。他競技では、田村亮子が韓国のケー・スンヒの柔道着を左前に着けるという奇策の前に敗れての銀メダル、松野明美との女子マラソン最後の代表枠を争った有森裕子が銅メダルに輝くなどのドラマもあり、アトランタ五輪で日本は金3、銀6、銅5の計14のメダルを獲得した。

 今回のロンドン五輪では最高のスタートを切った男女サッカーをはじめ、柔道、水泳、陸上、体操、レスリングなど各種競技でメダル奪取の可能性が高く、金16、銀9、銅12の史上最多計37メダルを手にした'04年のアテネ五輪を上回る成績が期待される。日本選手たちの活躍に一喜一憂しながら、8月12日まで続く熱戦の数々に酔いしれたい。

 

Information

『ロンドンオリンピック2012』

開幕中~8月12日(日) まで

各種競技の日程などは、日本オリンピック委員会「ロンドンオリンピック2012」特設ページをチェック!
http://www.joc.or.jp/games/olympic/london/

 

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(7月27日更新)