ホーム > NEWS > カルマセーキが2012年に仕掛ける連続自主企画 次回7/10(火)心斎橋JANUSの 『これがポップミュージックだ! Vol.5』には 奇才・タニザワトモフミが登場!
関西を中心に活動を続け、ポップかつ一筋縄ではいかないメロディと豊潤なコーラス、シュールで幻想的な詞世界で観る者をトリップさせる4ピース、カルマセーキ。今年は精力的に自らの自主企画イベント『これがポップミュージックだ!』を行い、5月に行われた前回もMaNHATTAN、Sentimental Toy Paletteと強烈な世界観を創り上げた彼らが、7月10日(火)に『これがポップミュージックだ! Vol.5』を心斎橋JANUSにて開催する。
今回のゲストは、彼ら自身もリスペクトしてやまないポップミュージック界の奇才、タニザワトモフミ。昨年、現在の音楽シーンに会心の一撃をくらわした衝撃の1曲『くたばれJ-POP』が話題に。先にリリースされた最新アルバム『何重人格』でも、その多彩なポップセンスを過剰に爆発させている彼だけに、この日の化学反応は言わずもがな。タニザワトモフミとの出会いや人となりの魅力は、カルマセーキが好き勝手に語った(笑)右記のコメントを見て貰えれば一目瞭然だ。
そこで、来週へと迫った同イベントに向け、カルマセーキから以下の意気込みと見どころ指南も。当日は現在の音楽シーンに何か物足りなさを感じているあなたを、極上のポップミュージックが出迎えてくれる一夜になることだろう。
間瀬「見どころは毎回そうですが、全部です。オープニングのcrawlから、最後の僕らカルマセーキまで。毎回毎回“何やねんこの組み合わせ!”と思われる『これポップ』ですが、今回は一番違和感がないかもしれません。世間的には“ひねくれポップ”と捉えられる音楽かもしれないけど、いつの間にかどんどんのっぺりしていってしまったのが今のJ-POPシーン。たまに僕らもやり過ぎな部分はありますが(笑)、ビートルズがそうだったようにもっとデコボコ感のあるポップミュージックが溢れて欲しいなぁと。もうJ-POPは1回死んでますから。だから『これポップ5』で見せられたらいいなと思うのは“蘇れ! J-POP”というメッセージです」
大塚「最高です」
山田「以前の『これポップ』よりゲストアクトのロック色が強いです。グイグイくる1日になりそうです。もちろんカルマセーキもグイグイいきまっせ!」
山口「見どころは全部の流れ! ①オープンすぐに来て、まずハッピーアワーのお酒を飲む(~19:00までは生ビール1杯300円!)→②その日の限定グッズを買う→③ライブを楽しむ→④次回の『これポップ』に注目する。当日はとにかく楽しんで楽しませます!」
【LIVE DATA】
『これがポップミュージックだ! Vol.5』
チケット発売中 Pコード172-851
▼7月10日(火)19:00
心斎橋JANUS
オールスタンディング2500円
[共演]タニザワトモフミ
[オープニングアクト]crawl
JANUS■06(6214)7255
※公演当日、高校生以下の方は学生証提示で1000円返金。
(2012年7月 6日更新)
――タニザワトモフミの魅力とは?
間瀬「やりたい放題なのに品がある。でも、こいつ絶対ヤバいんだろうなと思わせるところ。好きな曲たくさんありますが、ライブでデカいマラカスを振りながら歌う『宇宙旅行』。これは楽しいですね」
大塚「確信犯なところ」
山田「いい意味での雑食性があるところ。いろんなコアな要素を、万人がグッとくるように仕立てあげているところも、とても素晴らしいです。また、ライブでの曲の再現性と振り幅がヤバいです。そして何より毎回タニザワさんのライブに行くと、ミュージシャン視点を忘れて純粋にお客にさせられるとこです。どこにもないエンタテインメントぜひ体感しにきてください」
山口「ポップと変態の絶妙な融合。好きな曲は『くたばれJ-POP』」
――タニザワトモフミの第一印象は?
間瀬「デカい。身長もバンドの音も。名古屋でリハーサルを見てたとき、ギター、アンプ、サンダル、ズボンの色が全部ターコイズで揃えられてて、こだわりが強くて厄介そうな人だと思いました。そして、一癖も二癖もある曲を聴いている内に、それは確信に変わりました」
大塚「ターコイズ兄さん」
山田「珍しい12弦ギターを6弦にして使ってるのを見て、こだわりの強いマニアックな人だな~と思いました」(山田)
山口「お客さんへのサービスのレベルが高い人。初めて名古屋のUPSETで対バンしたとき、その日のイベントではズバ抜けて物販に人が並んでいて、タニザワさんが物販に立って1人1人にサインしてお喋りして…って最後までいたのでスゴいなあと思いました。私はお客さんといい感じにお喋りがで出来ないので、教えてもらいたいです」
――タニザワトモフミをイベントに誘った理由とは?
間瀬「CDを聴くより先にライブでタニザワさんの音楽を聴いたんですが、すごく面白かった。何と言うか、とても柔軟だなぁと。キャッチーさと毒とユーモアのバランスが良くて、僕が理想とするポップミュージックでした。『くたばれJ-POP』という曲も、今の世代のミュージシャンの気持ちを代弁してくれていると思いました。“くたばれ!”と言った後には、ちゃんと“これポップミュージックだ!”ってもんを見せて責任取ってもらわないと。だから呼びました」
大塚「ポップ兄さんだから」
山田「まさにイベントタイトルにふさわしい方だから」
山口「ポップミュージックだから!」