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NMB48の3代目キャプテン・塩月希依音が
まもなく開催される夏コンへの思いや
33rdシングル「初めてのオール」について語る
【NMB48 特別連載 前編 塩月希依音インタビュー】

2025年10月に塩月希依音が3代目キャプテンに就任し、同年11月に11期研究生が加入するなど、新たな体制で活動が始まったNMB48。

7月17日(金)にはよしもと漫才劇場の芸人たちとの対決などが行われる公演『NMB48 夏の全力!歌って踊って大爆笑』、18日(土)には2026年最初となるグループ全員での大型公演『NMB48 SUMMER PARTY 2026』と2018年にドラフト3期生としてグループに加入した安部若菜の卒業コンサート『そして最後のページには』をZepp Osaka Baysideにて開催。

そこで今回は、3代目キャプテンの塩月希依音に公演への意気込みほか、5月リリースの33rdシングル「初めてのオール」のことなどについて話を聞いた。

――七夕の短冊企画の願いごとを拝見しました。「キャプテンが金髪、競馬に続いてジャグラーで爆連を狙い始めませんように」という(笑)。

こうやって取材で取り上げていただいて、笑ってもらうために書きました! なぜなら競馬は自分のお財布からしっかり出て行っているので。身を削っているから笑っていただかなきゃ...。

――競馬の結果はどんな感じですか?

しっかりと外しています。ファンの方からは「これからも希依音ちゃんが競馬で負ける姿が見たい」って。「いやいや、みんなは人ごとやからええけど!」って感じです(笑)。GI競走だけではなく地方競馬もチェックしているんですけど、それも一発逆転を狙っているからなんです。競馬を見ること自体、すごく楽しいのですが、すこしくらいはうま味も手にしたいなって。人生はギャンブルだと思って生きている節があるので。とりあえず、競馬で勝ちたい。勝負事はなんでも勝った方がいいので。

――塩月さんって、大人の階段を爆走していますよね。5月には、まさに大人の第一歩を踏み出す若者たちの姿を歌ったNMB48の33rdシングル「初めてのオール」がリリースされましたが。

私は10代の頃、黒髪ロングを貫いて、キャラクター的にも正統派なアイドル像でずっと活動していました。でも昨年、金髪になったあたりからリミッターが外れたというか。競馬も楽しむようになって、自分の中ではどれもハタチになってからじゃないと経験できないようなことばかりだったんです。「ハタチになったらこんなことをしたい」と思っていたことがいくつかあって、それが今、一つずつ実現できるようになりました。

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――「初めてのオール」のMVでは不良も演じられていて、これも塩月さんとしては新境地ですよね。

撮影前は「イケメン役をやってもらいます」と聞いていたんです。だから王道のイケメンキャラをいろいろ見て撮影に向かったら、真逆のとんでもない人格のクズ男キャラでした。後輩のゆかたん(青原優花)とは地元で噂のカップルみたいな設定で、そんな二人の様子をセーラー服の女子高生たちがのぞいている。印象的な場面は、私が楽しそうに電話で話しながら小銭を投げ捨ててお店を出ていくところ。自分の中に眠っているクズっぽさを全部出すように、小銭を投げ捨てる演技をしてみました。

――不良役は演じていて楽しいところもあったのではないですか。

キャプテンをやっているので、普段は「しっかりしなきゃ」と気持ちを引き締めていたのですが、あの演技をした日を境に、自分のなかでさらに吹っ切れるものがありました(笑)。

――塩月さんはもともと達観しているところがありますよね。それこそ「初めてのオール」は人生について語っている曲であると解釈した上で、「そもそも人生とは暇つぶしである」という持論を持っていらっしゃると聞きました。

誤解を恐れずに言えば、私って常に暇なんです。もちろんNMB48の活動やキャプテンとしてのお仕事は充実していて、忙しいのですが、でも私自身の人生はまた別のところにある感覚なんです。暇だからなにをしてもいいというか、それこそ忙しくても忙しくなくても、またアイドルであってもなくても、それは自由。みんなに等しく"終わり"はやってきます。だからそれまでどんなことをするのか、という意味でも「暇つぶしだな」って。

――そういう考え方をするようになったのは、10代の早い時期からアイドルとしてお仕事をしてきたことも関係していますか?

それは確かにあるかもしれません。10代の頃は先を見ることの方が多かった気がします。「将来、こんなことをしてみたいな」と考えていたけど、20代になった途端、先を見るより、それまでを振り返ることの方が多くなりました。みなさんから見たら「まだ20年じゃないか」だと思いますし、もちろん、知らないことだってたくさんあります。でも私は、後々に人生を振り返ったときにどうありたいか、なにを残したいか、そんなことを考えることが増えました。

――なるほど。

だからこそ本当に好きなことをして、自由な気持ちで生きたいです。10代の頃に抱えていた「自分は将来、どうやって生きていくのか決めなきゃいけない」というような焦りから解放されて、「意外とそんなに焦らなくていいかな。もしかしたら今が終わりのときかもしれない。だったら好きなことをして生きよう」って。だからストレスもなく、毎日を楽な気持ちで過ごせています。

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――肩の力が抜けている感じが伝わってきますし、それがNMB48での活動にも生かされるのではないでしょうか。ちなみに7月17日(金)の『NMB48 夏の全力!歌って踊って大爆笑』では、よしもと漫才劇場(マンゲキ)の芸人と対決コーナーなどもあるそうですね。

この公演は「やっと自分の身を委ねられるときがきた」という感じです。私がどんなことをしても、芸人のみなさんがちゃんとツッコミを入れてくださるはずなので、自分の全部を解放させたいです。こんなに気持ちのいいことはないな、と。公演内容は、NMB48とマンゲキメンバーのみなさんがストロングにモノボケをしたり、ゲーム対決をしたり、真っ向勝負することになりそうです。芸人さんたちは、「アイドルに負けるわけにはいかない」と気合いが入っているはず。でも、そんな芸人さんたちを負かしたとなると、NMB48の評価も上がると思うんです。私たちにとっては大きなチャンスです。鍵を握るのは、『R-1グランプリ』にも挑戦したことがある三鴨くるみちゃん。お笑いが大好きなメンバーで、公演に向けて準備を進めているみたいです。

――18日(土)には『NMB48 SUMMER PARTY 2026』、そして安部若菜さんの卒業コンサート『そして最後のページには』が実施されます。

『NMB48 SUMMER PARTY 2026』ではメンバーからの意見も取り入れた公演内容になっているので、思う存分、楽しんでいただきたいです。そして、私と同期のわかぽんの卒業公演は、もちろん「寂しい」という気持ちもあるんですが、たくさんお世話になって、そして一緒に頑張ってきたメンバーをステージ上でちゃんと見送ることができるのは、現役のメンバーとしての一つの特権だと思うんです。だから、笑顔でわかぽんを見送りたいです。

――塩月さんは事前に卒業することを聞いていたんですか?

いえ、わかぽんは親御さんにも言っていなかったそうなんです。「さすがわかぽんだな」って。でも私は、長年一緒に活動してきたから、なんとなく「(卒業発表は)今日だな」と感じるものがありました。発表を聞いたときも「やっぱり今、このタイミングだったのか」と思いました。でも、人づてに聞いたのですが、わかぽんは最後まで卒業を迷っていて、その理由は「キャプテンになった希依音を残していくのが心配だから」だったそうなんです。それを聞いたときはさすがに号泣しました。

――安部さんの卒業コンサートでも、塩月さんはどんなリアクションをするのか気になります。

泣くことはないと思います。というのも、小嶋花梨さんの卒業コンサート(2025年11月)のとき、ご本人よりも泣いちゃったので。映像を見返して「さすがにこれはアカン!」って思いました(笑)。だからわかぽんの卒業コンサートは泣かないです。「私はもう一人で立っていられるよ」という気持ちをしっかり伝えて、わかぽんに「これなら大丈夫」と安心してもらいたいです。

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【NMB48 特別連載 後編 新澤菜央インタビュー】はこちら

Text by 田辺ユウキ
Photo by 福家信哉




(2026年7月15日更新)


Movie

Live

〈夏の全力!歌って踊って大爆笑〉
▼7月17日(金) 19:00
Zepp Osaka Bayside
【問合せ】contact@n-rise-y.co.jp

〈SUMMER PARTY 2026〉
▼7月18日(土) 13:45
Zepp Osaka Bayside
【問合せ】n-rise@yoshimoto.co.jp

〈安部若菜 卒業コンサート「そして最後のページには」〉
▼7月18日(土) 18:00
Zepp Osaka Bayside
【問合せ】n-rise@yoshimoto.co.jp

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