ホーム > インタビュー&レポート > 浜田雅功、ファンの愛に涙も INI、奥田民生、近藤真彦、サンボマスター、DISH//、 NEWSらが出演 過去最大規模の『ごぶごぶフェスティバル2026』 ライブレポート完全版【DAY2】
前日とうってかわり、朝から終日大雨に見舞われたDAY2。かなり過酷な環境でのフェス開催となったが、オーディエンスはカッパやレインシューズ姿で来場し、グッズやフードエリアもしっかり楽しんでいた。
浜田CEOは、電動キックボードではなく軽トラの助手席に乗って公園に到着。出迎えのごぶごぶメンバーに傘を差し出され、歩いて会場入りした。また違うパターンでの「オープンカー(軽トラ)」での登場となった。
そして、DAY2も中山美穂の『世界中の誰よりきっと』で開幕。浜田CEOは全く止む気配のない雨を見て「誰や雨降らしたん! 昨日あんな天気良かったのに」とこぼしつつも、ごぶごぶメンバーが「声出して楽しんで!」と観客を盛り上げるなど、雰囲気を高めてくれた。
【INI】

雨などものともしないパフォーマンスで最高の幕開けを飾ったのは、11人組グローバルボーイズグループ・INI。今回は田島将吾が腰の治療のために欠席となったが、生バンドをバックにステージに現れた池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、シュウ・フェンファン、髙塚大夢、西洸人、藤牧京介、松田迅の全力パフォーマンスは、鮮烈に記憶に焼きついた。

『HERO』のイントロ、華やかなピアノサウンドが鳴り響くと、尾崎がシャウトして会場を一気に引き締める。そこからいきなり全員で前へ! 一列に並び、雨に濡れながらタオルを振り回す。メンバーが集まり走ってジャンプするなど、まるで無邪気な子どものように笑顔で雨と戯れる。目が覚めるようなオープニング。パフォーマンス中に飛び出した「この雨楽しんだもん勝ち」という池﨑の言葉通り、雨だからこそ逆に楽しんでやろう! と言わんばかりのテンションの高さとそのポジティブなパワーに、観客も牽引されて手を上げる。瞬く間に明るいムードを作り上げると『True Love』『OURS』とキラキラポップチューンを投下。ステージいっぱいに広がって集まった観客とコミュニケーションを取る。


MCでは観客の体調を気遣いつつ、雨男は誰?という話に。木村が名指しされ「浜田さんこいつです!」と言われた木村は「浜田さんが雨男の説あります」と爆弾発言。メンバーに「すごいこと言うやん」とツッコまれていた。



自由なムードが印象的なHIPHOPナンバー『DUM』、ダイナミックなダンスブレイクの迫力が抜群だった『Walkie Talkie』、一体感のあるコレオがクールな『CALL119』と、3曲をメドレー形式で繋いでいく。大人数だからこそのフォーメーションとハイクオリティなダンス、湿気さえも味方につけた艶やかなパフォーマンスから目が離せない。
MCでは、万博記念公園にゆかりのある佐野が「出身なので思い入れが強い」として「万博クイズ」を出題。「太陽の塔の顔はいくつあるか?」というクイズの選択肢に手を上げる観客。「答えは4つでした~! 知らなかったですよね?」と嬉しそうな佐野の言葉に大いに盛り上がった。

いよいよラストスパート。後藤が「土砂降りの中、全員で濡れて、全員で最高に楽しんだっていう最高のライブにしよう!」と鼓舞して最新シングルのリード曲『All 4 U』へ。雨なんて関係ないとばかりに足を高く上げ、軽快なステップのシンクロダンスをのびのびと全力で踊る。ラストは『FANFARE』をパワフルにプレイ。藤牧のロングトーンが雨を割って空を貫き、メンバーも会場もボルテージは最高潮に。ラストにはテンションの高まった佐野が水の溜まった床に膝をつき、ヘドバンを炸裂! 雨が彼らを一層輝かせたライブ。メンバーは心底晴れやかな表情を浮かべていた。バンドメンバーもワンチームとなり、これ以上ないほどのトッパーの役割をこなしたINIだった。
【サンボマスター】

INIによって引き上げられた熱が漂う中、ゴダイゴの『モンキー・マジック』をSEにステージに現れたのは、『ごぶごぶフェス』初出演のサンボマスター。山口隆(唄とギター)は「『ごぶごぶフェス』踊りませんか?」と誘い、TBSの朝のバラエティ番組『ラヴィット!』のテーマソングでもお馴染みの『ヒューマニティ!』でライブを開始すると、木内泰史(ドラムスとコーラス)のドラムフィルで『青春狂騒曲』へ。山口が「それなりに楽しいフェスにするか、雨の中伝説のライブにするか、どっちか決めろー!」と叫ぶとオーディエンスは即座にテンションを上げて、前のめりに拳を突き上げる。山口は「この雨の中にいる何万人、俺たちは全員優勝させるために来たんですよ!」と熱く叫び、アンセム『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』を熱唱。巻き起こった大合唱、雨の中掲げるピースサインは、確実にステージと観客の心を結びつけた。

山口はあふれる想いを伝えていく。「今から魔法みたいな演奏すっかんな! 俺たちがロックンロールバンドだ!」と『Future is Yours』を全力投球。近藤洋一(ベースとコーラス)のベースラインが響く中、<未来は君のためにあるの>という優しい歌詞、かき鳴らされる熱い演奏が胸に響く。

『できっこないを やらなくちゃ』では、前から後ろまで、大人も子どもも見渡す限りのオーディエンスが笑顔で手を上げる。この曲に幾度となく背中を押されてきたという人も多いだろう。サビでの一体感は間違いなくこの日のハイライトのひとつ。

最後は「幸せになって終わるぞ!」と『花束』を贈る。さみしいことや悲しいことがあっても寄り添い、<あなたは花のように咲きほこる人>と優しい呪いをかけてくれるサンボマスター。両手いっぱいの愛を伝えてライブを終えたところで、浜田CEOがステージに登場。ライブの素晴らしさを讃えるように「ずっと優勝!」と叫ぶ。浜田CEOの心にもしっかりと花束が届いたようだった。
【NEWS】

奇跡的に小雨になり、空が明るくなった頃に登場したのは、2028年に迎える結成25周年に向けてのプロジェクトも始動したNEWS。演奏を支えるバンドメンバーは北島優一(g)、近藤寿(g)、宮本將行(b)、裕木レオン(ds)、岡田基(key)、佐々木詩織(cho)、オオノリュータロー(cho)の7人だ。オレンジ色のつなぎを着た小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久がステージに現れると観客は一気に高揚。増田の力強いシャウトから投下されたのは『weeeek』。誰もが知る名曲のゴキゲンなサウンドが自然に身体を揺らす。3人は心底嬉しそうにステージを走り回って盛り上げ、加藤は「俺たちがNEWSだー!」と高らかに叫ぶ。センターで肩を組みジャンプする3人は、眩いほどの輝きを放っていた。

イントロから歓声が上がった『チャンカパーナ』ではマイクスタンドを操りながら、情熱的に魅力を振りまいていく。アウトロで響き渡った増田の長尺ロングトーンは圧巻。春ソング『さくらガール』に続いては、メンバーのイニシャルをタイトルに冠した最新曲『KMK』をパワフルに疾走! 25周年の始まりを告げる楽曲からは、彼らの強い意思が伝わってきた。


MCでは小山が「初めまして! NEWSでーす! NEWS知ってる方ー!」と挨拶。増田は「『ごぶごぶフェス』ってことは、同い年のつもりでいきますけどいいですか?」と"ごぶとごぶ"の関係でいこうと観客に呼びかける。普段浜田CEOにお世話になっている増田は「浜田さんにSixTONESがハマり過ぎて、NEWSまだハマってない。今日1日で浜田さんにハマれるように頑張りますのでよろしくお願いします!」と気合いを入れた。アニバーサリーへの期待感を煽りつつ、ファンへの想いを歌った『4+FAN』へ。一面がクラップで満たされると、これまでの彼らの軌跡と決意がリンクした『「生きろ」』、分厚いバンドサウンドに乗せて剥き出しのラップと歌声が突き刺さるブチ上げソング『ROOOTS』を連投。小山が「明日から頑張れよー!」とエールを送ったのが印象的だった。ラストチューンは力強く上質なメロディーが胸に響く『U R not alone』。彼らの未来を明るく示す楽曲のパワーはさすが。ステージの3人はあまりにもヒーローで、最後は全員で大きくジャンプ! 堂々たるフィナーレで会場を圧倒してみせた。
【舞台裏トーク1】
浜田大先生描き下ろしTシャツに着替えたINIのメンバーの元へ向かった浜田CEO。MCで雨男だと言われた木村柾哉が「(雨が降ったのは)浜田さんのせいですよね~」と言えば「違うわ!」と愛あるどつきが炸裂、大爆笑の渦に包まれる。その後、浜田CEOからのアマジャンが贈られるとメンバーは大喜び。この日欠席だった田島の分もしっかり用意してあり、「これ渡しといて」とメンバーに託すというCEOらしい気配りを見せていた。
中学生の頃からダウンタウンのファンだというサンボマスターの山口と木内。特に山口は憧れの存在を前に、終始恐縮しきり。先ほどのライブの最後に登場した浜田CEOに驚き、そそくさとステージを後にしたことを詰められた山口は「いただいた時間を過ぎたら殺されると思って......本人に会えた嬉しさより恐怖の方が」と発言、しっかりどつかれていた。アマジャンを手にした3人は「カッコ良い! 嬉しい!」と感激しつつも、まだ恐怖心が抜けないのか(!?)慌てて着用しようとしたところ、ファスナーが噛んで開かなくなってしまう事態が発生。見事爆笑をさらっていた。
そしてライブを終えたばかりのNEWS。増田は、ステージに出る前に裏で音合わせのために歌っていると、浜田CEOに真顔で「これフルでやんの?」と言われ、すぐさまマイクを下ろしたと裏話を明かしていた。「でもライブはすごかった!」と大絶賛で、増田の頭を優しく頭を撫でる場面も。その後お決まりの「早よせな殺すで」と脅しが飛ぶ中(笑)、3人がアマジャンを着ると、ごぶごぶメンバーから「似合うー!」と声が上がっていた。
【DISH//】

再び降り出した雨の中、登場したのはDISH//。北村匠海(vo&g)が「『ごぶごぶフェス』よろしくお願いします!」と叫び、『No.1』を爽やかに投下。どこまでも伸びる北村のクリアな歌声と、それを後押しする矢部昌暉(g)のギターに耳が喜ぶ。さらに『HAPPY』、『ヒーロー』とアッパーチューンを連投。矢部、橘柊生(dj/key)、泉大智(ds)、サポートの城石真臣(g)、安達貴史(b)が繰り出すアンサンブルがひとつの塊になって、万博記念公園に放たれていった。
跳ねるビートの中で北村は「雨は降ってきましたけど、まだいけるでしょう!?」と煽り、コール&レスポンスで盛り上がる。北村は雨の中でもお馴染みの法螺貝を響かせ、和風ロックナンバー『プランA』へ。小気味良いリフが本能をくすぐり、拳を突き上げさせる。




そして彼らが高校生の時にカバーしてリリース(2016年 8thシングル『HIGH-VOLTAGE DANCER』通常盤に収録)したH Jungle with tの『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント』をロックアレンジで披露。早めのBPMに高速バッキング、動きまくるベースラインが最高にカッコ良く、オーディエンスも大喜びで手を上げ縦ノリで揺れる。サビで北村に「どうぞ!」と促されると、もちろん全員で<Wow WowWar......>とシンガロング。橘の低音ラップもクールにキマり、素晴らしい一体感を生み出した。

北村は当時を回顧して「17歳だった僕たちは、『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント』をカバーしたんですが、僕たち当時全国のショッピングモールを無料ライブで廻っていて。本当にこの曲のおかげで少しずつ興味を持ってくれる人が増えてきたんですね。おかげで一歩一歩進んでこれた気がして。なかなかうまく歌えなくて悔しかったんですけど、今日リベンジさせていただきました」と感謝を述べた。事実、浜田CEOもライブ後のトークで「DISH//の『WOW WAR TONIGHT』カッコええやん」と呟いていた。ラストスパートは代表曲として愛される『猫』、冒頭のアカペラが極上の『沈丁花』であたたかく締め括った。2011年の結成から15年、重ねた努力と道のりが感じられる特別なライブだった。
【奥田民生】

雨が降る中、万博記念公園に少しずつ夕闇が迫り始める。湿気を孕んだ空気がどこかエモーショナルですらある。そんな時間帯には、『ごぶごぶフェス 2024』DAY1のトリで、浜田CEOの相方として出演した奥田民生が2年ぶりにソロで登場。長年、奥田とライブ活動を共にしている小原礼(b)、湊雅史(ds)、斎藤有太(key)の「MTR&Y」のメンバーと静かにステージに上がると、「こんにちは奥田民生です。良い気候ですけども、この後出てくる歳上の2人のために体力温存して、休み休み観てください」と彼らしい脱力感のある挨拶から、代表曲で名曲の『さすらい』を力強くプレイ。続けて2013年にマツダ企業広告のオフィシャルソングだったドライブソング『風は西から』とヒットチューンを投下。平成時代を懐かしみつつ、今も変わらぬ等身大の歌声と醸し出すラフな雰囲気に心地良く身を任せる。同時に、どこまでもロックに進化し続ける奥田民生の凄みを享受した。

旧知の仲であり、今年5月に有明で対バンライブを行ったウルフルズの『かわいいひと』を愛をもってカバーをすると、大人の渋みが滲み出るロックンロールチューン『マシマロ』へ。各パートの音が粒立ち、単音を伸ばす独特のコーラスワークも最高にカッコ良かった。奥田は手応えを感じたのか、演奏を終えると「よし!」と叫んでいた。

そして今年1月にリリースしたEP「あまりもの」から" 奥田節"満載の骨太ロックな『スピード』をセルフカバー。さらに、乾いた砂漠の景色を描いた『無限の風』が湿った夜の空気に溶けていく様は切なく幻想的。ブルージーな奥田の歌声、小原と湊の安定感抜群のグルーヴ、高音が映える斎藤が奏でるアンサンブルに酔いしれた。

奥田は「ありがとう! 大阪ー!」と叫び、最後に名曲『イージュー★ライダー』を力強く演奏。ソロ活動を始めて30年を超える奥田だが、彼の創り出す音楽の豊かさとロックの衝動を改めて感じられる至福の時間だった。
【近藤真彦】

トリ前には、近藤真彦が降臨。朝から雨に打たれているはずの観客はまだまだ元気! 期待の眼差しでステージに目を向ける。ラフなセットアップ姿で足取り軽くステージに現れた近藤は、佐藤誠(g)、河野充生(b)、関慶和(ds)、山﨑文一朗(key)、藤林祐聖(sax.key)、政野早希子(cho)、森加奈子(cho)の7人編成のバンドを従えて、『大将』『純情物語』『一番野郎』と昭和ポップスを気持ち良く歌唱。立ち姿はスターそのもので、纏うオーラは発光している。そして何といってもボーカルスキルの高さだ。心底嬉しそうにステージを動き回り、感情を込めて飛ばす歌声はハリがあり、不思議とフレッシュさも感じさせた。


MCでは「どうも~! こんにちは~! みんな、大丈夫かー! 寒くないかー!」と叫び、「いろんなところでコンサートさせてもらってるんですけど、今日はいつもと違うエネルギーを感じて、最高のお客さんです!」と感謝を述べる。普段はライブとレーシングの繰り返しの日々だとして「僕は曲に恵まれていて、音楽の力をすごく感じる。今日も皆さんにパワーをもらっています」と目を輝かせた。1980年の歌手デビュー曲『スニーカーぶる~す』に続いては『ブルージーンズメモリー』、『ハイティーン・ブギ』を披露。昭和世代はもちろんだが、この日出演していたNEWSら、近藤の後輩アーティストたちがカバーしているのを聴いたことがある若い世代も「この曲知ってる!」とばかりに手をアップ。世代を超えて受け継がれる曲、音楽の歴史を作っている張本人だと思うと、スケールの大きさに胸が熱くなった。例え曲を知らずとも、卓越した演奏力からは十分に曲の力を感じることができた。

近藤は浜田CEOより1歳年下で、芸歴は1年上。MCで浜田CEOを「60過ぎの男の色気を感じたよ」と褒める場面もありつつ、あっという間にライブ後半。1996年に放送された堂本光一主演ドラマ『銀狼怪奇ファイル』の主題歌『ミッドナイト・シャッフル』で平成へ時代をなぞると、観客は大歓喜。ラストの『ギンギラギンにさりげなく』では、浜田CEOも参加。昨年12月に放送された『ごぶごぶ』でもコラボ熱唱していたが、生で目撃できる貴重な機会だ。浜田CEOに連れられたサンボマスターの山口と木内も、恐縮しつつ観客と一緒に大盛り上がり。懐の大きさと圧巻のパフォーマンスでさすがの貫禄を見せた近藤だった。
【舞台裏トーク2】
「雨の中ありがとうございました」とDISH//を労う浜田CEO。そこで北村が「僕ら、野外のワンマンライブは大体雨なんですよ」と言うと「まさか......(雨男は)君ら!?」と疑惑の目が向けられる。メンバーは慌てて「いや、最近は止んでたので!」と弁明する。そしてアマジャンを贈られると子犬のように目を輝かせて「これが噂のだー!(矢部)」「これ(「浜ちゃん指さして!」ファンサうちわ)嬉しい!(橘)」とそれぞれ無邪気に大喜び。微笑ましい光景だった。
コーヒーを飲みながら休憩している奥田民生に「あなた酒飲まへんの?」とツッコむ浜田CEO。「歳をとるにつれて(飲む量が)減っていった。飲む時は飲みますから。いつも飲んでるわけじゃない、過渡期です(笑)」と切り返す。浜田CEOからアマジャンを贈呈されて着ようとするも、再びファスナーが噛んで動かなくなるアクシデントが発生(笑)。井本が開けようとするも開かず、頭から被って強引に着用する方法を取ったが、さすが「似合うー!」と大絶賛だった。
近藤に「素晴らしかったです、ありがとう」と感謝を述べる浜田CEO。すると近藤から「『ギンギラギンにさりげなく』でもうちょっと早く出てきてほしかった」というリクエストが。浜田CEOは「サンボマスターの山口がごねたんよ。袖で踊ってたのに」と裏話を暴露。その後アマジャンを渡されると「お! これすごいね」と興味津々で見つめ、なぜか井本に「開けて」と無茶ブリ。「スカジャンが横須賀だから、尼崎だからアマジャン」との由来に深く納得した様子の近藤。かつてレーサーとしての顔も持つ彼だけに、スポーティーなアマジャンは、それはそれはよく似合っていた。
【浜田雅功】

過去最大規模で行われた『ごぶごぶフェス2026』も、いよいよ終わりが近づく。浜田CEOは「大丈夫ですか? 最後の最後、みんないきますよー! まずはこの曲からいってみよー!」と叫び、DAY1と同じくごぶごぶバンドメンバーの演奏に支えられて『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント』を歌唱。1番を歌い終えるとやはりステージを降り、『ごぶごぶフェス』仕様の軽トラの荷台に乗って、強まる雨風に打たれながら、力強く歌いながら、手を振りながら客席ブロックの間を通り、後方ブロックの方へ。そしてバズーカでグッズを発射。雨だし無理しなくても......という気持ちが一瞬頭をよぎったが、きっとこれは浜田CEOの持ち前のサービス精神と、朝からずっと雨の中で残ってくれている観客への感謝の表明だ。足元はもうぐちゃぐちゃで、気温も下がってきた。しかし間近に浜田CEOを見た観客はきらきらした笑顔で名前を呼び、手を振り、大声でシンガロング。ひとえに愛がなせる技だ。浜田CEOも『GOING GOING HOME』を歌いながらステージに戻り、特大の「ありがと~~!」を返したのだった。


続き、歌唱したあいみょんの『マリーゴールド』。あまりのキーの高さに「もっと気楽なやつにしたら良かった」としゃがみ込むが「ちゃんと歌えてた?」と確認してホッとする。とはいえ冷たい雨に打たれた浜田CEO。「そっち行って皆さん手降ってくれるから、頑張ってやりましたよ。めっちゃ頑張って帰ってきて、『マリーゴールド』やらんかったらよかった」と疲労の色を隠せないが、観客に応援されて『春はまだか』をバッチリ歌唱。浜田CEOにとって観客の存在は活力になるのだということも伝わってきた。この勇姿を見たごぶごぶメンバーも「オヤジ最高でしたよねー! カッコ良かった!」と胸を熱くしたようだった。


島田紳助作詞作曲の『えっ! さよなら』をしっとりと歌い上げると、イントロで毎回歓声が上がる『チキンライス』へ。すると、曲の途中で声を詰まらせて歌えないほど感極まる浜田の姿が。涙の裏にはさまざまな理由があるのだろう。思わずもらい泣きしそうになった。




アンコールでは、DAY1で湘南乃風と一緒に歌い届けた『人生爆笑』をごぶごぶメンバーと力強く歌唱。「オヤジー!」と浜田CEOを囲んで歌う、ごぶごぶメンバーの顔つきが頼もしい。そして、DAY1よりも大きな観客の<結果発表!>の声に「すげえ。何なん? ようそんな力残ってたな!」と驚く浜田CEOは、渾身の<結果発表!>を叫んだ後、うっすらと涙を浮かべていた。


本当に最後の最後。この日の全出演者も呼び込んで感動のフィナーレを迎え、『ごぶごぶフェス2026』は無事に閉幕した。あたたかな空気に包まれる中で、2日間の感想を聞かれた浜田CEOは「1日目は良い天気で、結構な盛り上がりでした。2日目は天気悪すぎて、ほんまにみんなずっと立ってんねん。こんな最後まで残ってくれんの!? <結果発表>がすごすぎたんですよ。みんなほんまにありがとう! ちょっと泣きそうなってもうてる」と再び涙を拭った浜田CEO。共に苦労を乗り越えたこの体験は、全ての人にとって忘れられないものになったに違いない。ビジョンには「来年も会えるかも?」のメッセージ。次はどんな伝説が生まれるだろうか。
『ごぶごぶフェスティバル 2026』の模様を収録した特別番組『ごぶごぶフェス2026 2時間SP』が、MBSテレビで8月5日(水)23:56~25:56に放送。さらに、MBSラジオでは特別番組『ごぶごぶフェス2026 たっぷり聞かせますラジオ』が8月11日(火・祝)17:45~21:55に放送される。ぜひ、あの日の感動をもう一度味わおう。
Text by 久保田瑛理
Photo by オイケカオリ
小中村政一
浜村晴奈
ハヤシマコ
桃子
ヤナギ
吉村幸紘
渡邉一生
ⓒGOBU GOBU Festival
『ごぶごぶフェスティバル2026』DAY1 レポートはこちら
(2026年7月28日更新)
『ごぶごぶフェスティバル2026』
2026.6.6 Sat/2026.6.7 Sun
万博記念公園 東の広場
《DAY2》
【INI】
01. HERO
02. True Love
03. OURS
04. DUM〜Walkie Talkie〜CALL119(メドレー)
05. All 4 U
06. FANFARE
【サンボマスター】
01. ヒューマニティ!
02. 青春狂騒曲
03. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
04. Future is Yours
05. できっこないを やらなくちゃ
06. 花束
【NEWS】
01. weeeek
02. チャンカパーナ
03. さくらガール
04. KMK
05. 4+FAN
06. 「生きろ」
07. ROOOTS
08. U R not alone
【DISH//】
01. No.1
02. HAPPY
03. ヒーロー
04. プランA
05. WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント(H Jungle with tカバー)
06. 猫
07. 沈丁花
【奥田民生】
01. さすらい
02. 風は西から
03. かわいいひと(ウルフルズ)
04. マシマロ
05. スピード
06. 無限の風
07. イージュー★ライダー
【近藤真彦】
01. 大将
02. 純情物語
03. 一番野郎
04. スニーカーぶる〜す
05. ブルージーンズメモリー
06. ハイティーン・ブギ
07. ミッドナイト・シャッフル
08. Baby Rose
09. ギンギラギンにさりげなく
【浜田雅功】
01. WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント
02. GOING GOING HOME
03. マリーゴールド(あいみょんカバー)
04. 春はまだか
05. えっ! さよなら
06. チキンライス
EN. 人生爆笑
日時:8月5日(水)23:56~25:56(予定)