インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 「ポップスで鳥肌が立った感覚を信じて」 映画『愛されなくても別に』主題歌『プレゼント交換』が話題に 黒子首からhockrockbへ、決意表明と感謝を刻んだ人肌のポップス 『朝の迎え方』を語るメンバー全員インタビュー&動画コメント


「ポップスで鳥肌が立った感覚を信じて」
映画『愛されなくても別に』主題歌『プレゼント交換』が話題に
黒子首からhockrockbへ、決意表明と感謝を刻んだ人肌のポップス
『朝の迎え方』を語るメンバー全員インタビュー&動画コメント

 カンテレドラマ『極限夫婦』主題歌『バタフライ』、TVアニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』2nd Seasonエンディング主題歌『ラビリンス』、映画『愛されなくても別に』主題歌『プレゼント交換』など話題のタイアップ曲も収録。スリーピースバンドhockrockb(ホクロックビ)が、前作から約1年8カ月ぶりとなる3rdアルバム『朝の迎え方』を7月2日にリリースした。昨年、バンド名を黒子首→hockrockbへと表記変更、新作の幕を開けるオープニングナンバー『私のポラリス』からも明確な変化と覚悟を感じさせる全12曲は、持ち前のオルタナ要素に“弱さ”や“いびつさ”を恐れずに取り入れ、"誰にでも分かる言葉で、誰にも言えないことが言いたい"と目指した自身のポップスの黄金配合を確立している。今秋にはリリースに伴う東名阪ワンマンツアー『hockrockb Tour 2025 "Dawn Chorus"』を開催するhockrockbに、揺れ動く心の果てにたどり着いた転機の一枚について話を聞いたインタビュー。バズった、いいね、何億回再生、PV数…全てが数字で測られる時代だからこそ、数字だけでは測れない感情を信頼したくなる。hockrockbの奏でる人肌のポップスが、まだ見ぬあなたに届きますように――。



悩んでいる状態こそ人生だし、それ自体は別にネガティブなことじゃない


――今作は、マンドリンやバイオリンなどが入った音楽隊のような1曲目『私のポラリス』から、hockrockbの変化が伝わってきます。メンバー3人の手応えも、SNSやメディアでの発言から感じられますね。

堀胃あげは(vo&g)「一曲一曲向き合っている最中は曲を良くすることに集中していたんですけど、マスタリングが終わって改めて聴いたとき、"めっちゃいいアルバムができたんじゃない?"って思いまして(笑)。(ディレクターの)秦(千香子)さんとメンバー3人のLINEグループでちょっと沸きましたね」

田中そい光(ds)「もう新人でもないし、次のフェーズに行かないとダメだなと思っていて。そこはちゃんとクリアできたかもなという仕上がりになりましたね」

みと(b)「"3人の顔が見えるアルバムにしたい"という話をずっとしていたので、私は特に自分らしさ、自分がベースである必要性を見つけたいなと思っていて。ちゃんと有言実行できました」

堀胃「今までもポップスを作る意気込みはあったんですけど、積極的にいろんなジャンルに手を出していたことによって、自分たちの得意分野や元々持っている素質を生かし切れなかったというか、強みがちょっとぼやけてしまっていた可能性があるかもなと思って。今回はそこを追求して、自分たちの好きなメロディやリズム感を反映しました」

田中「同世代や年下のバンドが注目を浴びる姿を見る機会が増えて、"その人たちにあって自分たちにないものは何だろう?"と考えて...。いい曲を作ってきた自信はあったし、音楽の専門学校を出てちゃんと演奏にも取り組んできたと思うんですけど、トップアーティストがまとっているオーラみたいなものって、そういう理屈じゃなくて理論的に合わなくてもカッコいいと思ったら形にしてみて、それが認められていくうちにどんどん雰囲気が変わっていくのかなと。だから今回は、間違っているかもしれなくても、自分たちが本当にいいと思うものを作ろうと踏み出しました」



――あげはさんのXでも言及されていましたが、アイデンティティはなくさずに間口を広くするためのバンド名の表記の変更も一つの転機だったと思いますし、昨年2月に配信リリースされた『バタフライ』(M-7)は前作『dig saw』('23)の延長線上のムードがまだ色濃いですけど、新作を聴いて感じるのは圧倒的に明るいというか、悩むことに対してすら前向きな空気があるからか重くならない。

堀胃「前までは悩んでいる状態から抜け出さないとヤバいと思っていたんですけど、悩んでいる状態こそ人生だし、それ自体は別にネガティブなことじゃないと気付いたのが今回のアルバムで。ステージに立つときも、"弱い自分を切り離さないと"というよりも、"弱い自分も一緒に立つ"という考え方にガラッと変わったんです」

――そういう発想の転換ができたのには何かあったんですか?

堀胃「それこそディレクターの秦さんのお家でご飯を食べていたとき、秦さんの旦那さんに"弱いままで、弱い状態の人がステージに立っているから意味があるんだよ"って、めっちゃ酔っ払いながら言われて(笑)。それが結構響いたというか、他の人間関係でも当てはまることがあって。そういう人との関わりを経て自分が教えてもらったみたいに、みんなにも踏み出すきっかけを自分なりに見せられるんじゃないかと思いました」

――完璧なス―パースターに魅せられる感動もあるけど、迷っても苦しんでも懸命に人前に立っている人の方が見る側に近いから、"あの人がそうなら私も...!"みたいに勇気づけられるかもしれない。ただ、これがディレクターの提言ならエピソードとしてはきれいだけど、酔っ払った旦那さんがアルバムにめちゃくちゃ影響を与えていた(笑)。

みと「(当の本人は)絶対に覚えていないと思います(笑)」

――前作のインタビュー時にあげはさんは「ありふれたキーワードで音楽を作ることに疲れた」と言っていて。それって曲を作るために曲を書いているというか、心が動いたから表現が生まれたわけじゃない。それだといつかしんどくなるじゃないですか。そういう意味では、今作でちゃんと順番が戻った。結論が出ていなくても、悩んでいること自体を曲にしてもいい、弱い自分のままでいい。となると、どんどん視界が広がりますね。

田中「『つよがりアルマジロ』(M-5)を初めて聴いたとき、"こういうことを歌えるようになったのか"と思って...って何か上から目線ですけど(笑)。でも、今でもまだ堀胃さん本人が戦っているからこそ、この作品は単なる応援ソングでもなければ、あなたを押し上げますみたいなことでもなく、横並びで声を掛けるような作品になったなと」

――上からでも下からでもなく、もっとそばにいる。

みと「あと、選択するときに自然と明るい方向を選ぶようになっていったと思いますね」

――しかもそれが、結末がポジティブであればポップスになるとかいうセオリーじゃなくて、本気でそう思っているのが分かる。だから伝わる。『星屑ワンルーム』(M-3)はサビの抜け感が気持ちいい曲で、"夜を越えた誇りが今 ひとつひとつ輝く銀河になるよ"というフレーズが...。

堀胃「(筆者の取材メモを見て)"Good!"って書いてる(笑)。この曲はアコギとベースとドラムの3人でやってきたライブのエネルギーを思い出して作ったんですけど、最初はサビがもうちょっと暗くて"カッコいい"に振り切ったメロディにしていたんです。そこでディレクターの秦さんから、"ここは明るく抜けるのもいいんじゃない?"という提案があって。ただ明るくするとギャップがすごいから、このオアシスっぽいUKな感じのギターとともに、気だるいけど明るい不思議なコード進行を選んだら、いいバランスが取れて。歌詞もお気に入りだし好きな曲になりました」


人間の生々しさや抜け落ちている部分をすごく大事にしている


――『プレゼント交換』(M-4)なんかは映画『愛されなくても別に』のタイアップもあるし、もっとお涙頂戴でドラマチックにしようと思ったらできるはずだけど、ツボを押さえたアレンジでふつふつと感動できる一曲になっていて。この曲にはプロデューサー/アレンジャーの江口亮さんが関わってくれていますね。



田中「今まで話してきたようなバンドの状態を、実際にどう音に落とし込んだらいいのかなと話していた時期にちょうどタイアップのお話をいただいて。江口さんにアレンジしてもらったことで開けていった感覚がありました」

――江口さんはディレクターの千香子ちゃんとも同世代のバンドマンでもあるし、マネージメント的な観点も持っている方だから、今のhockrockbにはうってつけの人選ですね。

堀胃「そいづてに聞いたんですけど、まずは自分の思うように一生懸命歌うことが表現であって、そのときに気持ちが溢れて声が裏返っちゃったりするようになって初めて、ボイトレを受けた方がいいと。江口さんは人間の生々しさや抜け落ちている部分をすごく大事にしている方で、今回のアレンジもガチガチにポピュラーな感じにするのではなく余白を作ってくれていたり、サビ頭がぴったり合わなくてもそのぎこちなさがhockrockbに合っていると思ったらその表現を一緒に奏でてくれたのがうれしかったです。自分たちが不器用さを抱えながらポップスを作ろうとしていく様子を、改めて俯瞰で見ることができた気がして、ありがたい時間でしたね」

――ピアノやストリングスでスケール感を出しながら、過剰にはしないさじ加減が絶妙ですよね。みとさんの大胆にグリスするベースも効果的で、今作では事前にフレーズを決め込まず、その場で生まれたアイデアを生かしたと。

みと「今までは本当にしっかり準備していて、それはそれで良かったとは思うんですけど、より人間味を出すのであればクリックに沿って真面目に弾き過ぎず、今回みたいに完全に詰め切らない方が良いのかなと思いました」

――弾きまくりのレトロポップなダンスナンバー『はるかぜ』(M-2)しかり、ライブで育てていったらめちゃ盛り上がりそうな『ムーンライトロマンス』(M-6)しかり、前作よりベースの存在感が如実に出ましたよね。そいさんのドラムも『はじまりの鍵』(M-11)ではいろんな奏法をすごいスピードでこなしているし、全編通して割と激しめのドラミングなのにメロディの邪魔をしないチューニングも素晴らしいなと思って。

田中「ありがとうございます! 前作ではこれまでの集大成的なドラムが録れたと思っているんですけど、今作では完全に進化したドラムを、さらにまだ先があるなというところまで見せられたのではないかなと。今までは曲に合った音符の中でちょっと変わったことをするのが好きだったんですけど、江口さんがアレンジで変なフィルを入れてくるのを聴いて(笑)、"違和感っていいな"と気付いたんです。バンドの中で誰かがその違和感を作る役割をしないとなと思って、今回はそういうフレーズも多めに入れました」

――違和感って良くも悪くも人生のアンテナになるし、特にポップスにおいては、そのちょっとした"いびつさ"が耳に残るフックにもなりますもんね。あとは、低いキーでディストーションがかかるような持ち味の歌声は抑えめで、ボーカルのレンジの中でも明るいトーンにフォーカスしたのがアルバム全体のムードに作用しているのかなと。

堀胃「元々持っている要素が多く含まれた5~7曲目の『つよがりアルマジロ』『ムーンライトロマンス』『バタフライ』では今までの自分を残しつつ、他の曲はブライトな声質を選択する機会が多かったですね。いつもならアルバムの最後にロックバラードを持ってきて、そういう曲を聴くとぞわっと鳥肌が立つ感覚があったんですけど、今回は明るい曲調の方が鳥肌が立って...。それがなぜかは分からないですけど、2人が遠慮なく自分たちなりの演奏をぶつけてくれたことによって、ただの明るいポップスじゃない説得力やすごみが出たからかもしれません」


これからhockrockbがやるべきことがだんだん見え始めた


――さっき『つよがりアルマジロ』の話になりましたけど、こういう絵本のようなモチーフも、あげはさんのソングライターとしての個性だと思います。これは元々童話が好きだったルーツとかがあるんですか?

堀胃「絵本は昔から好きですね。あと、自分は恋愛や日常を歌うより人生のことを書く方が多くて、そうなるとどうしても重々しくなったり聴く人を選んじゃうので、ちょっと童話チックにして入りやすさを意識しています」

――次回作は、好きな作家さんとコラボした絵本付きのアルバムとかもいいですよね。本屋さんにもアルバムが置けるようになったら流通網も広がるし、インストアを本屋でやれたり、全国のショッピングモールとかを回るとむちゃくちゃ有利になるかもしれない(笑)。

田中「ちびっこにも人気が出るし(笑)」

堀胃「今度は『紙芝居』っていうアルバムを作りましょうか(笑)」

――他にも『Rain Check』(M-8)や『hanasaka』(M-9)は新機軸のおしゃれゾーンで、『Rain Check』はライブではギターを置いてハンドマイクで動き回りながら歌ってほしいエレガントな一曲で。大人っぽい曲なのに最後の言葉は「すきです」というギャップもいいし。こういう曲ができてきたなら、いずれストリングスやホーンを従えた特別編成でビルボードライブとかでもやれるようになるかも。

田中「堀胃さんが本当は音数を少なくしたいとずっと話していて、この曲ならそれをやれそうだなと思ったのがまず一つ。リズム隊的な話だと、mabanuaさんが叩くような、1拍目は突っ込んで2拍目でオンに戻して、みたいな揺らぎにも挑戦できるじゃんと思って。じゃあそこまでやっちゃうならジャズとかも入れて、みたいな」



――1st Seasonの『リップシンク』('23)に続いて、TVアニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』の2nd Seasonエンディング主題歌に抜擢された『ラビリンス』(M-10)もきっちり収録しつつ、アルバムを締めくくる最後の『ひとつだけ』(M-12)は、まさにバンドの現在進行形と言える曲です。

堀胃「"これはバンドのことです"と分かるように歌詞を書いたのは初めてで。今までは何とでも取れるようにしていたんですけど、ここで決意表明というか、思い切ってバンドについて書くことが、みんなへの感謝につながるんじゃないかと考えながら、正直に作りました」

――憧れや夢って形のないものだけど、やっぱりそこがバンドのエンジンですもんね。

田中「もうちょっとバンドっぽい曲調にしようと思えばできたんですけど、私たちがあんまりそっちを通ってこなかったのもあったんで、背伸びぐらいで済む地に足ついたアレンジにした方がいいかなと思って。試しにサビを軽やかな四つ打ちに変えてみたとき、これからhockrockbがやるべきことがだんだん見え始めた気がしました」

みと「最後にわーっと入った鍵盤もこの曲の色になったと思っていて...バンドの顔も見えるし、何ならサポートメンバーも見える。ライブが想定できる曲になったなと思います」

――自分たちのことを歌いながらも、ライブだったり近しいチームのことが思い浮かぶ。今後のhockrockbのテーマソングというか、この旗を掲げてまた走っていく。

堀胃「この全力さがなぜかはかない、みたいな新しい感情を手にしましたね」

――心の暗い部分を抜け出して朝を迎えていくという意味でも、『朝の迎え方』はいいタイトルですね。そして、今作のリリースに伴う東名阪ワンマンツアー『hockrockb Tour 2025 "Dawn Chorus"』が、10月13日(月・祝)愛知・ell.FITS ALL、11月1日(土)大阪・OSAKA MUSE、11月3日(月・祝)東京・Spotify O-WESTで開催されます。

田中「最近私たちも、サポートメンバーも、お客さんもすごくいい顔をしていて、ライブがライブらしくなってきているというか...せっかくこういうアルバムを作ったので、ツアーではまず思いっきり私たちの気持ちをぶつけて、みんなからどんなものが返ってくるのか。それをまた次の作品につなげられたらなと思っていますね」

みと「今回の制作で人としても明るくなったと思っていて。人見知りだし、何をするにも一人行動タイプであんまり人と関わってこなかったんですけど、最近は人と会ったり、つながりをほんのりですけど大事にしてきたので(笑)、ライブでもお客さんと心をつなげられるようになるんじゃないかな。(収録曲には)クラップとかコーラスもいっぱいあるし、よりお客さんたちと近づけたらいいなと思っています」

堀胃「自分がポップスで鳥肌が立った感覚を信じて、来てくれた人にもそれを味わってもらえるように、込めた心をちゃんと掘り起こして歌ったり演奏ができたら、みんなと同じ感情を分かち合えるんじゃないかと思っています!」

Text by 奥"ボウイ"昌史




(2025年7月25日更新)


Check

Movie

今度の大阪ワンマンでは何が起きる!?
hockrockbからの動画コメント!

Release

ドラマにアニメに映画主題歌も収録!
心震わせる充実のポップス12曲

 
Album
『朝の迎え方』
【初回生産限定盤Blu-ray付】
発売中 6600円
トイズファクトリー
TFCC-81149~50
※映像のプレイパス再生用
 シリアルナンバー封入

【通常盤】
発売中 3500円
トイズファクトリー
TFCC-81151

<収録曲>
01. 私のポラリス
02. はるかぜ
03. 星屑ワンルーム
04. プレゼント交換
05. つよがりアルマジロ
06. ムーンライトロマンス
07. バタフライ
08. Rain Check
09. hanasaka
10. ラビリンス
11. はじまりの鍵
12. ひとつだけ

<Blu-ray収録内容>
『黒子首ワンマンライブ 2024』
at 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
リップシンク/無問題/ばっどどりぃむ純喫茶/熱帯夜/Guu/Champon/拝啓アサシン/WANTED/言わせない/faraway eyes/冷たい神さま/夜の下/バタフライ/トビウオ愛記/タイムレスマシン/Odd Eye/Driver/カナヅチ/もぐら/やさしい怪物/あいあい

Profile

写真左から、みと(b)、堀胃あげは(vo&g)、田中そい光(ds)。’18年結成。繊細に紡がれる歌詞の世界観を、多彩なジャンルを融合させつつもポップネスを感じさせる独自の音楽スタイルで、聴く人を独自の世界へいざなうスリーピースバンド。’21年7月に初の全国流通盤である1stアルバム『骨格』をリリース。’22年2月にデジタルシングル『やさしい怪物 feat. 泣き虫』でメジャーデビュー。同年10月にメジャー1stアルバム『ペンシルロケット』を、’23年10月には2ndアルバム『dig saw』を発表。’24年7月にはバンド名の表記を黒子首からhockrockbに変更した。これまでにさまざまなドラマやアニメの主題歌を書き下ろしており、作品の芯を捉える作風で多くのクリエイターから支持を集めている。’25年7月2日には最新作となる3rdアルバム『朝の迎え方』をリリースした。

黒子首 オフィシャルサイト
https://www.hockrockb.jp/

Live

秋には東名阪ワンマンツアー開催!
伝説の大阪公演が再び!?

 
『hockrockb Tour 2025 “Dawn Chorus”』

【愛知公演】
一般発売9月20日(土)
※お引取方法【店頭引取】をお選びの方は、9月20日(土)10:00以降にチケット引換えが可能となります。
▼10月13日(月・祝)17:30
ell.FITS ALL
オールスタンディング4000円
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※未就学児童入場禁止。会場内を撮影した写真や映像が各種SNSやニュースサイトで公開される可能性があります。

チケット情報はこちら

 

Pick Up!!

【大阪公演】

一般発売9月20日(土)
※お引取方法【店頭引取】をお選びの方は、9月20日(土)10:00以降にチケット引換えが可能となります。
▼11月1日(土)17:30
OSAKA MUSE
オールスタンディング4000円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。

~8/4(月)11:00まで先行予約受付中!
チケット情報はこちら


一般発売9月20日(土)
▼11月3日(月・祝)17:30
Spotify O-WEST
1階スタンディング4000円
2階指定席4000円
DISK GARAGE
https://info.diskgarage.com/
※未就学児入場不可。会場内を撮影した写真や映像が各種SNSやニュースサイトで公開される可能性があります。


Columnn

「ポップスは人とつながれる」
黒子首が目指した音楽と信じた美学
躍進の高純度ポップアルバム
『dig saw』を語る!('23)

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「まずは上記の動画コメントを見て、あげはさんのおばあちゃんと同郷だと発覚しました(笑)。ディレクターの千香子ちゃんから、“すごいのできたから”ってLINEでお知らせまで来た自信作『朝の迎え方』は、タイトル通り闇をくぐり抜けたhockrockbが今まで以上に音楽を楽しんでいるのが伝わってきます。ポップスとしての強度が高まりながら純度が失われないのは本当にhockrockbの個性で、なぜだか分からないけど『プレゼント交換』を聴くと泣けてきます。目に映るものがフェイクばかりの世の中で、本気であること、純粋であること、それが自分の心を動かすと最近は切に感じます。ロックバンドなら先人が敷いたシーンという名のガッチガチのレールがすでにあるんですが、バンド形態でポップスをやろうとなると、決して平坦な道のりではないと思います。故に少々時間はかかるだろうけど、これからも定点観測していきたい愛しきバンド、あなたも今のうちにチェックしてください!」