ホーム > インタビュー&レポート > 「時代に残る曲をきっちり書いていきたい」 結成17年目にして決意の初ベスト『REACTION THE BEST』を メジャーリリースし、いよいよ過去最大の対バンツアーへ出発! リアクション ザ ブッタ全員インタビュー&動画コメント
バンドを存続させながら挑戦していくことが大事
――昨年末に行った前回のインタビューから半年で、また大きく人生が変わりましたね。
佐々木(vo&b)「メジャーリリースさせていただいて関わる方が本当に増えて。裏でも動いてくれているのが伝わってくるので、そこは今までとは違いますね。そういう喜びもあるからこそ、リアクション ザ ブッタの中身、我々3人のコアな部分をより強く持って発信していかなきゃいけないなと、改めて思っているところで」
木田(g)「前までは結構焦っていて、それで苦しくなっていた部分もあるけど、佐々木が今、言ったように背負うものが増えたことで、それがいい意味での焦りに変わって。今は苦しいというより楽しいですね」
――"タイアップ曲の締め切りに間に合うのか?"という焦りと、"この先の人生どうなっちゃうんだろう?"という焦りは全く別物ですもんね。バンドなんてある種のギャンブルみたいなものだから、活動歴が長いアーティストほど、"ここまで人生をつぎ込んできたから、取り戻すまでやめられない"みたいな話によくなるんですけど(笑)。
大野(ds)「そういう意味では、僕らは生粋のギャンブラーですね(笑)。ただ、僕は音楽を続けていきたい意思が何より強いので、そのためにもヒット曲が必要なのかもしれないけど、それを焦って生もうとするよりも積み重ねた結果で出したいし、自分たちのペースを崩さないようにはしたいですね」
――ただ、キャリアが長くなれば活動も安定してきて、ありがたいことに続けられるけど刺激がなくなってもくる。メジャーで背負うものが増える、勝負どころができるのは、バンドにとっても活性化ですね。
木田「『REACTION THE BEST』をリリースして、ファンの皆さんにより大きなステップを期待してもらって、それを背負いたかったんだなと思いました」
――自分自身の人生を変えるのも一つのモチベーションですけど、自分たちを応援してくれる人たちに応えたいと思うと、使命感やエネルギーが何倍にもなりますもんね。
佐々木「確かに、自分を成功させてやろうとはあんまり思ってないのかも」
――(ボソっと)だから17年もかかったのか...。
大野「あいたたー!(笑)」
(一同爆笑)
佐々木「バンドを存続させながら挑戦していくことが大事だし、もう一人で音楽をやることなんて想像できないというか、想像したくもない(笑)。バンドが性に合ってるなと改めて思います」
――3月に行った初の渋谷CLUB QUATTROワンマンで今回のメジャーリリースが発表されましたが、そこでの反響も大きくて涙、涙の一日だったみたいですね。
木田「想像してはいたんですけど、その想像を超えるというか、"やったね"とか"おめでとう"という声援で、自分が映画やドラマの主人公になったような気分になって...人生ってこんなことが起きるのかと感動しました」
佐々木「僕の口から発表させてもらったんですけど、普段ライブで聞いたことがない野太い声もあったし(笑)、みんなが本気になって一緒に喜んでくれて良かったなと思いました」
大野「"メジャーに行くとバンドって変わっちゃうんですか?"じゃないですけど、みんながうれしいわけじゃないのかもと少し不安だったんです。でも、ふたを開けてみたらあの場にいたみんなが、"おめでとう!"と言って喜んでくれた。その不安があったからこそ喜びもひとしおでした」
――'22年の夏に『ドラマのあとで』('17)がTikTokで5年越しでバズって以降は順調ですけど、その前の15年という長い時間を考えると、みんなが"やったね!"と言ってあげたくなる説得力がブッタにはありますよね。
木田「バンド友達も祝福してくれる人が多くて」
佐々木「先輩にも言われました。"ブッタには心からおめでとうと言えるわ"って」
大野「後輩のバンドからも、"続ける理由ができました、ありがとうございます!"って。夢を見せることができたと言うと大げさですけど、そうなっていたならうれしいなと」
――ちなみに同期='07年結成で他に誰がいるのか調べたら、andymori、KEYTALK、GLIM SPANKY、flumpool...あとはGalileo Galilei、ねごと、Brian the Sunとか10代限定フェス『閃光ライオット』第一期にして全盛期で。
木田「あのときは高校生だったかな? 僕らは指をくわえて見てたんで」
佐々木「二次審査ぐらいで普通に落ちましたから(苦笑)。でも、今も同じ名前でやれているのは自信にもなります。いまだに、"リアクション ザ ブッタってどういう意味?(※)"というやり取りが各地で巻き起こりますけど(笑)」
(※)...結成当時、英語のバンド名が多く差別化のためカタカナやひらがなでインパクトのある名前を考えていたら木田が突然閃いた。最初は"ブッダ"であったが余計な意味を持たないよう"ブッタ"に変更。
あの曲もこの曲もまだまだ聴いてほしいし、新しく出会ってほしい
――メジャー初の作品がベストアルバムになったのは、レーベルからの提案だったと。
佐々木「『ドラマのあとで』をリリースして5年経ってから話題になったのがメジャーリリースへのきっかけの一つだと考えると、広いフィールドで活躍できる曲がきっと他にもある。それを改めてメジャーでリリースするのは納得というか...あの曲もこの曲もまだまだ聴いてほしいし、新しく出会ってほしいので。実際に『Seesaw』(M-11)を『2024とちテレ夏の高校野球応援ソング』に選んでもらえたし、こうやって出し直した意味はしっかりあったなと」
――『ドラマのあとで』や『Seesaw』が証明してくれたように、いい曲を書いていたら後からでも認めてもらえる。収録曲はレーベルもメンバーも事務所も意見がほぼ一致したみたいですが、どうやって選んだんですか?
木田「まずは『ドラマのあとで』をリード曲として入れるのは決まって」
佐々木「まだ自主でやっていたぐらい昔だと、マスターデータがどこにあるか分からなくなった曲もあるんで(笑)、それを除いてあとは自由に選びました。僕らメンバーもレーベルも事務所も一人一人が考えて...レーベルの方が持ってきてくれた案に関しては、僕と一曲違いでしたね。前作『酸いも甘いも、好きも嫌いも』('23)収録の『クッキーアンドクリーム』とかも入れたいなと思いましたけど、新しめの曲は振り返ってもらいやすいのもあるから、選び過ぎないようにしなきゃいけなくて」
――何で名曲『彗星』('23)が入ってないんだ、おかしいだろと思ったら、だからか!
(一同納得のため息)
大野「(13曲じゃなく)16曲入りだったら入ってたと思います(笑)」
――今回収録された『ドラマのあとで - retake』(M-1)は、原曲のままではなくリテイクされたバージョンで。ピアノを抜いてストリングスが足されたり、ボーカルを通しで歌い直したり、再録して改めて思うことはありました?
佐々木「ベースはほぼ変えてないんですけど、ボーカルはやっぱり簡単な曲じゃないなと思いました。歌い切るのが今でも大変な曲ですけど、あの頃は表現できなかったニュアンスや息遣い、こだわりを詰め込めたかなと」
――声に大人の色気が乗っかった感じもしますね。
木田「確かに声は太くなったなと思いました。あと、『ドラマのあとで』は割と狭い世界のことを歌っている曲なんですけど、TikTokでたくさんの人に聴いてもらえて、ライブでは落ちサビの部分をみんなが歌ってくれるようになって...生のストリングスも相まってより広い世界に届く曲になりましたね」
大野「『ドラマのあとで』と『リード』(M-4)はミニアルバム『After drama』('17)に入っている曲で、当時は激しめのギターロックバンドとばかり対バンしてたから、ポップな『ドラマのあとで』じゃなくてBPMの早い『リード』をリード曲にしたんですけど(笑)、あのとき『ドラマのあとで』を選んでいたらどうなっていたかなと思いますね」
――確かに『リード』はリフがカッコいいし、ギターが歌より歌ってるから選びたくなるのも分かります。『リード』の、"ただ君に愛を吠える犬でいたい"というフレーズにたどり着いたとき、"なるほど、そういう意味のリードね!"と分かる構造も気持ちいいですね。
佐々木「女の子の友達が、"この歌詞は性癖に刺さる"と言ってました(笑)」
――僕もこの一行を聴いたとき、ブリーフ一丁の佐々木くんが首輪につながれて女王様にひざまずいているところをつい思い浮かべてほほ笑んでしまいました(笑)。
(一同爆笑)
佐々木「想像でどこまで行くんですか!(笑)」
――『ドラマのあとで』はサラリーマンの友達の生活を想像しながら書いたということですけど、バンドにとってこんなに大事な曲が自分の話じゃないのか、ともちょっと思って。
佐々木「僕は当時は実家暮らしだったのもあって、社会人の気持ちがよく分からなかったんですよ。あと、自分に向けて歌うより誰かに目がけて歌う方が曲が生まれてくるし、例えば、一人暮らしで失恋して寂しい気持ちでいる友達がいたら、僕の書いたこの曲でそばにいられたらいいなと思う。それが原動力になるんですよね。だから『ドラマのあとで』は、もしその友達がこういう状況に陥ったら、"この曲があるから大丈夫"と言いたいがために作ったかもしれないです。前のドラムの本間(風理)が抜けて2年後とかに出したんですけど、彼がちょうど失恋したみたいで連絡があって、"あの曲いいよ、めっちゃ聴いちゃうよ、全くその通りだよ"と言っていたのを今、思い出しました(笑)」
(一同爆笑)
大野「初めて知った!(笑)」
――そんな近しい人にも刺さってたんだ(笑)。
佐々木「木田も当時、サビの"このまま行けば多分ドラマみたいな再会もないし"という一節を聴いてぼんやり、"確かに再会なんてないよな..."って言ってたよね?(笑) すでにメンバーも身近で共感してくれてたんだなと思って」
木田「駅とかでつい姿を探しちゃうんですよね...(笑)」
――あと、これはメロディに乗せるためだとは思いますけど、"今日も399(サンキュウキュウ)円の弁当を"という読み方は、だいぶ耳に残る効果があったなと。
佐々木「思い返してたんですけど、きのこ帝国さんの『クロノスタシス』('14)の"350ml(スリーファイブオー・エムエル)の缶ビール買って"という歌詞を聴いて、350ml缶のことをこんなにカッコよく言えるのってすごい発明だなと思って。でも、もうちょっと孤独感というか一人でとぼとぼした感じが良かったんで、イチキュッパみたいな身近な言い方から、"サンキュウキュウ"にしてみました」
――こうやって振り返ってみると、ベスト盤ならではの会話というか。
佐々木「紐解かれていきますね、昔のことが」
自分たちの歩みを進ませてくれた一曲一曲が集まった
――今回の『ドラマのあとで』のアンサーソングとして新曲『恋を脱ぎ捨てて』(M-2)を書き下ろしたのは、そのアイデアだけでワクワクしますね。シチュエーション的には、付き合ってるとき、別れると決めた瞬間、別れた後の三択で、別れた後が選ばれたと。
佐々木「そもそもアンサーソングを書いたことがなくて、まだ幸せだった頃のことをあえて書こうと思ったり、別れると決めた瞬間の曲ってあんまりないし、その絶妙に苦しい瞬間を書いてみようとか、ちょっと時間が経って思い返してる時期もいいなとか、書いていく中でアンサーソングにも何種類かあることに気付いたという」
――これから曲を書く上でも使えるやり方かも。それこそ2人が出会う前から、出会って、幸せで、別れて、その後みたいなコンセプトアルバムができるかもしれない。
木田「『ドラマ』っていうアルバムができるね」
――それを実際にドラマ化して、そのアルバムをサントラとして劇中で使ってもらって、いずれ映画にもなって、その主題歌もアンサーソングとして書いて...。
木田「ドラマの一話ごとに曲を書いてもいいですよね」
――いいね! 夢が広がるな~。
佐々木「一曲から広がる可能性も、アンサーソングに挑戦してみて初めて気付いたことでしたね」
――『恋を脱ぎ捨てて』があることで、『ドラマのあとで』の歌詞の内容を後付けで伏線に見せられたりするのも面白いやり方で。あと、木田くんのアイデアで、コード進行も含めて音的にも通じる世界観に、アンサーソングだと分わかるように、という意図はあったと。
木田「特にテンポと雰囲気ですね。佐々木に何となく"こういう感じの曲が欲しい"と伝えたら見事にそれが返ってきたので、アレンジはすぐ終わりました」
――個人的には『Loopy』(M-3)がベースヒーロー感もあって好きで、こういうバキバキの曲が増えたらライブで映えるなと思いますし、以前も心配性という話になりましたけど、さらけ出す系のリアルな詞の方面も興味深いです。
佐々木「自分の中の葛藤というか、戦いというか...『Loopy』は適当英語で歌ったメロディに後から歌詞をはめる、僕らからしたらちょっと珍しいパターンの作り方だったんですけど、"この感じの歪みで、リズムで、だったらこの言葉が合うな"とか、音に引っ張られた発想になるから、より言葉も楽器的に、響き重視になって遊べる。丁寧に言葉を紡いで作っていくのも好きですけど、『Loopy』みたいな作り方もいいなと」
木田「『Loopy』みたいな内容って、王道歌モノのメロディに乗せるとちょっとキツ過ぎるので」
――サウンドがハードな楽曲だからこそ言えちゃう、みたいな。
佐々木「まさにそうで、この音の中ならいろいろ叫べるなというのはありましたね」
――『虹を呼ぶ』(M-8)は初めてドラマのタイアップ曲なってうれしかったなとか、『仮面』(M-9)はポップな曲調が多かった中でロックに振り切って挑戦したなとか、バンドの道のりを感じるんじゃないですか?
佐々木「自分たちの歩みを進ませてくれた一曲一曲が集まったベストアルバムができたなって。『仮面』や『君へ』(M-13)は今と声の出し方がちょっと違うんですけど、ソリッドで若い感じが良さだなと思ってそのまま残しました」
――歌詞の上では『オンステージ』(M-10)も、バンドの芯となる部分を感じさせます。
佐々木「'22年の元旦に書いたんですけど、まず曲調を明るくしたいのがあって、自分を鼓舞するような内容で、かつライブでみんなが楽しめる曲になるといいなと。結果、今までにないぐらい明るいメロディになりました」
――歌詞だけを見るとブッタの不屈の精神を感じますけど、曲を聴くと明るいミスマッチ感が意外で。『君へ』もそうですし、これから先、活動していく中でも初心に返らせてくれるであろう曲が多いですね。
佐々木「自分が曲を作るモチベーションというか、自然に言葉とメロディが出てくるのは、届けたい人がいて、その人がどういう悩みを抱えているか想像しながら、自分はこういう存在でありたいと思ってると伝える曲が多くて。さっき言っていただいた『彗星』も『君へ』もそうで」
――『君へ』も友達に向けて泣きながら書いた曲だと。佐々木くんは人のために歌ったときに本領を発揮しますね。
木田「人のためになりたいけど、自分自身もそんなに器用に生きられない。だからこそ曲ができるのかなと思って」
――あんなに複雑なフレーズをベースで弾きながら歌うのに(笑)。
木田「あそこに人生のパワーを全部吸い取られてるのかも(笑)」
――CDのみ収録のボーナストラックには、渋谷CLUB QUATTROで初のライブレコーディングを敢行した『ヤミクモ』を入れられたのも、記念碑的な感じがしますね。
佐々木「アンコールでメジャーリリースの発表をして、『君へ』の後に『ヤミクモ』を歌ったんですけど、みんなの歓声や拍手が全部入ってることにめちゃくちゃ感動したので、ぜひ聴いてほしいですね」
まだまだやれることがある
――リリース後も各地でイベント出演やライブが続いていますが、感触はどうですか?
佐々木「メジャーリリースして新しいページをめくった気持ちがあって、一本一本大切に思ってるんですけど、最近は普段見かけないお客さんも多くて、時には初めてライブに来てくれた方が半分ぐらいいて...こんなにも届いていたんだなって。僕たちの知らないところで曲を聴いて、ライブに来てくれるありがたさを改めて感じました」
大野「僕は演奏中にフロアをよく見てるんですけど、今までのワンマンとかより声が上がる気がするし、自分から自然と盛り上がってくれる方が増えていて。"ライブの楽しみ方は自由"と提示してる我々としても、着実にライブが良くなっているうれしさを感じてます」
木田「毎回セットリストを考え、ライブをして思うのは、"まだイケるな"というか..."ロックバンドとして、もっとこういうライブをやりたいな"とかいう欲が、自分の内側からまだまだ湧き上がってくるのに安心して」
佐々木「リリースツアーで地元の埼玉・LIVE HOUSE Heartsでライブしたとき、10年以上お世話になってるPAさんや店長さん、ブッキングの方と話したとき、改めて"もっと熱くなる音が聴きたいよ!"と言ってくれて。バンド内でも、"木田がそういう音を出すなら俺はこうしよう"みたいな話ができたり...ずっと一緒にやってきた方たちだからこそ言えなかったこと、あえて言わなかったこともあったと思うんですけど、まだまだやれることがあるなと思って」
――10月6日(日)千葉LOOKより、過去最大規模の全国ツアー『リアクション ザ ブッタ 対バンツアー2024 A/W』がいよいよスタートします。そして、埼玉で生まれたバンドとして、いずれはさいたまスーパーアリーナでという目標はあると思いますが、その前には必然的に日本武道館があって...。結成20周年で武道館、25周年でたまアリとか想像すると、何だか燃えてきますね。
木田「さいたまスーパーアリーナともなると、一時代を作らないと難しいんだろうな...」
佐々木「そのためにも、"この年はブッタのこの曲だったよね!"という曲を絶対に生みたい。カラオケで調べたときに上の方に出てくる曲を(笑)」
――その年の流行語大賞にタイトルやフレーズが選ばれるような。
佐々木「そういう時代に残る曲をきっちり書いていきたいですね。お茶の間は近いようで遠いけど、きっとそこに届けられる音楽だと思ってるんで」
Text by 奥"ボウイ"昌史
(2024年9月26日更新)
Best Album
『REACTION THE BEST』
発売中 2800円
SACRA MUSIC
VVCL-2495
<収録曲>
01. ドラマのあとで - retake
02. 恋を脱ぎ捨てて
03. Loopy
04. リード
05. 一目惚れかき消して
06. You
07. Colorful
08. 虹を呼ぶ
09. 仮面
10. オンステージ
11. Seesaw
12. Voyager
13. 君へ
[CD限定 Bonus Track]
14. ヤミクモ
(2024.03.17 SHIBUYA CLUB QUATTRO)
リアクション ザ ブッタ…写真上より、木田健太郎(g)、佐々木直人(vo&b)、大野宏二朗(ds)。’07年結成、埼玉県発スリーピースバンド。10代の頃からバンド選手権で入賞を重ね、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』『COUNTDOWN JAPAN』『ap bank fes』『ARABAKI ROCK FEST.』『SUMMER SONIC』『Music Matters 2019 in Singapore』など、数々の大型フェスに出演し、年々その知名度を上げている。’22年より続々とタイアップに抜擢され、同年4月にはTBS ドラマストリーム『村井の恋』のエンディングテーマ『虹を呼ぶ』で、初のドラマタイアップが決定。同曲のリリースツアーを開催し、ファイナルの東京公演はソールドアウトに。10月には初の無料ワンマンライブを東京にて開催、予想を超える応募数でチケット争奪戦となった。また、TikTokを中心に“共感できる恋愛ソング”として『ドラマのあとで』(’17)が話題となり、Spotify日本のバイラルチャートで24週連続チャートインし最高位7位にランクイン、今もなお広がり続けている。’23年11月には、初のアルバム『酸いも甘いも、好きも嫌いも』を配信。'24年5月29日には、初のベストアルバム『REACTION THE BEST』をメジャーリリースした。
リアクション ザ ブッタ オフィシャルサイト
https://rtb-music.com/
『リアクション ザ ブッタ
対バンツアー2024 A/W』
【千葉公演】
▼10月6日(日)千葉LOOK
[共演]Bye-Bye-Handの方程式
【愛知公演】
▼10月12日(土)ell.FITS ALL
[共演]Half time Old
【神奈川公演】
▼10月13日(日)BAYSIS
[共演]とけた電球
『FM802 MINAMI WHEEL 2024』
チケット発売中
※販売期間中はインターネット販売のみ。チケットの発券は10/5(土)10:00以降となります。
▼10月14日(月・祝)11:30
心斎橋 ライブハウス19カ所
MONDAY PASS 4500円
※全会場共通・月曜限定1日券
[出演]AARON/相谷レイナ/愛はズボーン/Ivy to Fraudulent Game/4s4ki/ASTERISM/anica/雨と理科室/Enfants/anewhite/アンユースレス/idom/Year After Year/WeekendAll/Wez Atlas/veno/UEBO/UtaKata/宇雪/um-hum/EAERAN/EYRIE/SG/XY/endroar/Awkmiu/ALL I WANT/All I Clacks/オールドシナモン/奥﨑海斗/Offo tokyo/OTOHA/踊る!ディスコ室町/オレンジスパイニクラブ/かたこと/KADOMACHI/果歩/カラコルムの山々/カラノア/かわにしなつき/かんたろう/きばやし/CRYSOON/krage/Klang Ruler/CRAZY BLUES/goethe/ゲシュタルト乙女 Gestalt Girl from Tainan(台南)/こたに/KOHAKU/kohamo/小林柊矢/ゴホウビ/駒形友梨/Conton Candy/the telephones/最強マンボウ修羅ぼうや/SAIHATE/Sakurashimeji/Sazanami/SATOH/Sano ibuki/ザ パープリン/Sawa Angstrom/さんかくとバツ/三四少女/Chevon/cherie/SiMA/Jam Fuzz Kid/SUGARLUNG/少年キッズボウイ/jo0ji/シンガーズハイ/SUIREN/スーパー登山部/SUKEROQUE/ステエションズ/SPRINGMAN/3markets[ ]/downt/Dannie May/Czecho No Republic/CheChe/Chim Chap/ちゃくら/帝国喫茶/Daisycall/DAYBAG/鉄風東京/tenoto/Tele/TENSONG/Dr. Smokin' Frog/tonerico/トンボコープ/703号室/七海うらら/ネオンと無重力/ネクライトーキー/不眠旅行/ノラ from 今夜、あの街から/のんぴー/パーカーズ/バイリンジボーイ/ハク。/鳩とスパイス/ヒグレノソラニ/HITOMIN/ヒトリエ/ビバラッシュ/Hwyl/ビレッジマンズストア/Faulieu./フジタ カコ/Brown Basket/Fluffy/a frankenlouie/ブランデー戦記/フリージアン/Furui Riho/Blue Mash/星熊南巫/茉寿/Mlle./眉村ちあき/Marie's Girl/ミケル/宮川愛李/Miyuu/紫 今/メタボリックシンジゲート/Mellow Youth/MOSHIMO/森 大翔/やましたりな/YAMORI/ヤユヨ/ゆいにしお/由薫/ゆらる/優利香/Urushite/ヨナツメ/Yobahi/礼賛/ライティライト/ラッキーセベン/リアクション ザ ブッタ/LEEVELLES/リュベンス/輪廻/LUCY IN THE ROOM/Ruby Seaside/Lay/LAYRUS LOOP/レトロリロン/Lenny code fiction/浪漫派マシュマロ/忘れらんねえよ/Wang One/ん・フェニ/他
<お問合せ>FM802 リスナーセンター info@funky802.com。
※6歳以上チケット必要。未就学児入場不可。開演時間は変更になる可能性がございます。モッシュ・ダイブ等の危険行為は一切禁止。※出演者や出演日の詳細に関しては、必ず事前にMINAMI WHEEL HP・アプリをご確認いただきご購入ください。
チケット発売中
※販売期間中はインターネット販売のみ。チケットの発券は10/26(土)10:00以降となります。
▼11月2日(土)17:30
LIVE SQUARE 2nd LINE
[共演]Organic Call
オールスタンディング3500円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。
チケット発売中
※販売期間中はインターネット販売のみ。チケットの発券は10/27(日)10:00以降となります。
▼11月3日(日)17:30
滋賀 BARI-HARI
[共演]YUTORI-SEDAI
オールスタンディング3500円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。
「この世界で長くやってると、ポッと出てあっという間にブレイクしたはいいものの、人気のピークがそう長くは続かない例も山ほど見てきたし、そういう場合は正直、感情移入もしにくいんです。ライターも人の子なので(笑)。その点ブッタは今や何をやっても応援したくなるほど、バンドに人生をぶっ込んじゃってる苦労人かもしれない。この“応援したくなる”というのがポイントで、それはファンであれ事務所であれレーベルであれ、バンドの寿命=勝負する時間を長くする。今回のインタビューでは夢見がちな話もたくさんしましたが、そう思えるのも彼らの人柄と音楽にまだまだ可能性を感じるから。『REACTION THE BEST』ではそれが鮮やかに証明されています。ただ、『ドラマのあとで』をしがむのはこれが最後で(笑)。これからはそれ以上の曲をどんどん書いていかなきゃいけない。10月から始まる対バンツアーで全国各地を巡る彼ら。あなたの街の近くに訪れた際は、ぜひ今のブッタを見てほしい。なぜ僕が彼らを応援したくなるのか、きっと分かってもらえるはず」