「自分たちの最高を更新して、ちゃんと大阪に帰ってきたい」 葛藤も越えて届け俺たちの新たなる挑戦 『the Sun』ツアーファイナルでいよいよ地元大阪なんばHatchへ! Brian the Sun全員インタビュー&動画コメント
昨年、結成10周年を迎えたBrian the Sunは、アニバーサリーイヤーに主催イベント『ブライアンフェス』を東阪で開催。この10年で出会ってきた様々なベクトルのアーティストが一堂に集ったこの日は、彼らがブレない信念と音楽でつながってきたことを証明するような宴となった。そして、新たなるディケイドへと踏み出した’18年、彼らから届けられたメジャー2ndフルアルバム『the Sun』は、セルフタイトルとも言えるようなバンドの意志とともに、音楽を楽しむ少年のように軽やかなポップネスが共存する1枚だ。2月から続いたリリースツアーもいよいよファイナル。昨年『ブライアンフェス』を行った地元大阪なんばHatchの大舞台に、再び帰ってくる4人。“僕らまだ思い出せるあの頃/下手くそな演奏に乗せたのは/大げさなメッセージなんかじゃない/始まりの予感と喜びだけ/随分遠くまで来たんだなぁ”(『the Sun』)。この歌が世に鳴り響く限り、Brian the Sunが輝きを止めることはない――。
転換期というか過渡期というか、気付きがいっぱいあった
――昨年は結成10周年のアニバーサリーイヤーでもあり、『the Sun』にもつながった1年だったと思いますけど。
森(vo&g) 「何かこう、やることなすこと思った結果にはならないような1年やった気はしますけど、今振り返ると…“もっと、もっと”っていう欲が育っていったというか。一生懸命やってるのはありますけど、“こんなもんでいいわけないよな”と思いながら進んでた1年かもしれないですね」
白山(b) 「主催のイベント『ブライアンフェス』をやったことがやっぱり大きくて。1年かけて準備してきたのもあって、’17年はそのイメージがありますね。あと、10周年イヤーでdigmeout ART&DINERでコラボカフェをするとか、音源制作以外のことも結構やったので、本当にいろいろ考えた1年だったんですけど。まぁ良太(=森)が言ったみたいに、目に見える形で満足できるものではなかったので、今年はそれを踏まえてやる気がみなぎってる感じですね。10周年で自ずと振り返ることになったんで、客観的に自分たちを見られた1年やったんですよね」
小川(g) 「このバンドが“これから何をすべきなのか、何をしていきたいのか”をメンバーみんなで考える転換期というか過渡期というか、気付きがいっぱいあった年やったなって思います」
田中(ds) 「お互いに何を考えてるのか分かったつもりやったんですけど、ちゃんと話し合いができて、よりメンバーとの中が深まった1年になったなぁと。あとは、自分たちの立ち位置みたいなものが見えたというか、11年目の今年をどう過ごしていくのかをすごく考えましたね」
小川 「それは『ブライアンフェス』にいろんなバンドを呼んだおかげもありますね」
――東阪の『ブライアンフェス』で観た景色とか、感じた対バンのスタンスがやっぱりすごく大きかったと。
森 「むっちゃ簡潔に言うと、大阪はちょっと気負ってたと思うんですけど、東京は自分らの呼吸でできた気がしてて。他のバンドが自分らのスタイルをまっすぐ貫いてるのを観ると、逆に自分たちに迷いが…大阪のときはそれが一瞬出たのかもしれないですね。“盛り上げるのか? そのままいくのか?”みたいな。でも、東京のときはそれも踏まえて、“できることをやるしかないし、ここまでやってきたことの結果ですよね”みたいな開き直りじゃないけど、いい意味で腹が据わったような気持ちにはなりましたね」
小川 「今までも“ライブでどう観せるか”みたいなところで結構悩んでたというか模索してた部分があって。いろんなバンドがちゃんと自分たちの色でライブをしてくれて…ありのままであることが自分たちの色になるんやなっていうことを、あのイベントが終わってから、自分たちもそうやし、観てる人たちも気付いてくれた感触でしたね」
――でも、10年以上ライブをやってきたのに、改めて今でもライブに気付かされるんやね。
森 「確かに。何か、ライブ当日にできることってホンマに少ないなって思いましたね。そういう意味でも、『ブライアンフェス』をやってよかったとむちゃくちゃ思います、はい」
誤解みたいなものも含めて
どうぞ聴いてくださいと思わないと前に進めなくなった
――『the Sun』に関してはもっとポップにという明確な意図があったと思うんですけど、その方向性にしっかり向き合ったのはいったい?
森 「前作『パトスとエートス』(‘17)は内向的な、自分らの“エグ味”みたいなものを出す作品にしたかったんですよね。だからこそ、次はポップにしたいなとも思ってたんです。スタジオに入って練習しながらふと、“俺らは多分、求道的にロックを極めてカッコいいじゃなくて、お茶の間的なおいしさが武器になっていくと思う”っていう話をしたら、みんなも“俺もそう思ってた”って。バンドの見え方をもっとポップにしていくべきやってみんなが思ってたんで、迷いなく作品に取り掛かれたというか。あとはまぁ“段階”もあると思うので。しっかりとんがってやるべき時期と、その時期があったからできることというか。愛を歌うにしてもたどってきた道が大事やと思うので。“タイミングなんやな”っていう感じはすごいありました。それをちゃんと大事にしたいなと」
白山 「僕は森良太の中にそういうポップさがあるのは分かってたので。前進バンドから一緒にやってきて、前のバンドの方が結構ポップなことをやってたし、そっちにシフトするのもアリだなと思ってたときにその話をされたので、“そうしよう!”って」
――でも、サウンドは生々しいスタジオの空気感が伝わるぐらい無駄がない。1曲目の 『The World』から。
小川 「これを1曲目に持ってこれてよかったなって。1曲目の『The World』があるからこそ、その後にポップな曲が並んでも説得力があるというか」
――しかも、森くんがある種ちょっと避けていたメッセージもしっかりあるというか。
森 「そうですね。まぁメッセージが強過ぎるとうるさくもなるから、“意味はあなたが考えてよ”みたいに思ってたんですけど、バンドを10年以上やってきていろんなことを俯瞰で見ると、悶々としたい人ってそんなにいないと思ったんですよ。今っていろんな情報を頭の中のフィルターに一旦通して、何か引っ掛かったものだけが頭の中に残る、みたいな人たちばっかりやから、1つのことを集中して考えられる人がすごく減ってると思う。そういう意味でも、悶々とさせるものは前作で作ったんでちょっと実験的に、質問と回答がワンセットになってるような曲を作ってみたかったんですよ。“俺はこういうことを言いたんですよ。分かるでしょ?”って、言ってみようかなって」
――俺はすごくいいなと思いました。音楽の面白いところって1行で人生を変えてくれるところだと思うんで、だからこそ、そのメッセージを怖がらずに放ってほしいなと。
森 「めっちゃ難しいんですけどね。これだけ的確に伝えてるんだから相手も分かってくれてるだろうという期待とか、逆に意図以外のことが伝わり過ぎることもあるので、そういうところはめっちゃ警戒してきたんですけど…その誤解みたいなものも含めて、どうぞ聴いてくださいと思わないと前に進めなくなったんですよ」
――グレーゾーンの100人が聴いて100人が納得いくものなんかどうせ作れないなら、Brian the Sunの音楽を信じてくれる人に1人ずつ出会って100人になる方が有意義だと思う。そういうアンテナを持ってる人が好きになってくれてると思うから、ある意味“同志”というか。だからか、Brian the SunのファンってBrian the Sunに似てるなって。
森 「あぁ〜そうかも」
小川 「アハハ!(笑) 確かに」
――『ポラリス』(M-3)は聴いていてそういう感じもしたし、この曲の中には“らしさ”という言葉も出てくるけど、森くんは“らしさ”も警戒してたみたいね。どんだけ警戒すんねん!(笑)
(一同笑)
森 「何かもう、ブランディングされること自体がちょっと気持ち悪かったというか。でも今は、逆に自分から“こう見て”って言うのも大事なのかもしれないなと思ってます。探り探りですけどね。やっぱり、商売の匂いがした瞬間に、音楽ってちょっと嘘臭く聴こえてしまうところがあるんですよね。そのバランス感覚みたいなものは考えるようになったかもしれないですね」
――その人自身を信じられるかという、積み重ねは大事かもしれないね。
“もっといけるんちゃうんかな?”って思う作品を
作ることができたのはすごくよかった
――笹路正徳さんプロデュースの『カフネ』(M-4)では、プロの仕事を見る現場だったと思いますけど。
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森 「職業として音楽を作り続けながらそのテンション感を保ち、“音楽好きやな、この人”っていうのが周りにも分かる。今のままやと絶対に追いつかへんなと思いました。でも、すごい希望にもなりました。この歳になってもそういう気持ちでいられるんやなって。“売れる”、“当てる”みたいなことを考え出すと、どこか冷めてきちゃうじゃないですか。でも、そうじゃない人が結果を出してたんで、すごい安心しましたね」
――そういう人と出会わせてもらったRECは有意義やね。
森 「あざっす!(笑) スピッツもUNICORNもそうやし、自分たちの好きなアーティストをやってたのが笹路さんやったんですよね。“一緒にやれたら何て素敵なんだろう”と思ってたんですけど、叶いました」
――レコーディング自体はスムーズというか、楽しめてやれた感じですか?
小川 「そうですね。今回は多分初めて、全曲通して(パートごとに録らずに)4人で一緒に演奏したのもあって」
森 「だからレコーディングに入るまでにやることが多かったですね。各自がちゃんとグルーヴを作ってくるというか。でも、それが楽しいんですよね。“もっといけるんちゃうんかな?”って思う作品を作ることができたのはすごくよかった。今作にはキックの音も踏んだまま、叩いたら叩いたままの音で入ってる。逆にそういうところを最大限に活かしていきたいし、人間の“至らなさ”みたいなものが味になったら、これが普通に録ったバンドの音ですっていう、見本みたいになったらいいなと思って」
――今のシーンに合わせてバキバキにミックスした音とはまた違うもんね。人力で出せない音は入ってない。
森 「しっかり音も混ざってて、シンバルを叩いたときにはスネアの音も入り込んでる。そういう空気感を感じる音楽が減ってきてるし、昔のジャズの録音とかって今はもう機材も違うし再現できないじゃないですか。何かそういうヴィンテージ感みたいなものがすごい好きなんですよね」
“僕らはこういうバンドです”みたいなことを歌いたいなって思ったんですよ
――アルバムの最後にはタイトル曲でありバンドのことを歌った『the Sun』(M-11)が入ってますけど、何かすごい曲を書いちゃいましたね。残しちゃったというか。
森 「そうなんですよね。これはちょっとねぇ、やっちゃいましたねぇ…はい」
――この曲を歌い続けられるなら、このバンドは終わらないだろうなってすごい思いました。ある意味、それでこのバンドの健康状態が分かる気がする。バンド内がぐちゃぐちゃやったら、この曲は絶対に歌われへん(笑)。
(一同爆笑)
小川 「確かに(笑)」
森 「ね。みんなが歌わなあかんし(笑)」
――何かもう、足音聞いただけでムカつくみたいな状態だったら、歌うのイヤでしょ(笑)。
小川 「アハハ!(笑)」
白山 「そのときは歌詞を変えるかもしれない。“何度も逃げ出してしまいます”みたいな(笑)」
小川 「その都度変わっていくんかい!(笑)」
――アハハ!(笑) ホントにピュアな気持ちが入った曲やなと。
森 「今って“前にこう言ってたやん。前言撤回できひんやん”みたいに釘を打たれてしまう感じがすごいする。だから、こういうことを書くとしんどいんです(笑)。でも、こうやって書いていかないと、多分伝わらないんで」
――形に残して、自分の音楽に自分で責任を取っていく。
森 「いや~恐ろしいですね」
――“僕らまだ思い出せるあの頃/下手くそな演奏に乗せたのは/大げさなメッセージなんかじゃない/始まりの予感と喜びだけ/随分遠くまで来たんだなぁ”のくだりとか、最高やなと。この気持ちがある限りは絶対に続くでしょ。
森 「ね。なくしがちですよね」
――だから今後メンバーの関係性が悪くなったときにはこの歌詞を見てね(笑)。
(一同爆笑)
――みんながそれぞれ歌うのも初の試みですよね。
小川 「コーラスの経験はあるけど、歌がない状態で自分の声を入れるのは、やっぱりすごい緊張したというか、“こんな感じで歌ってるんや、ボーカルってすげぇな!”みたいな(笑)」
田中 「むちゃくちゃ面白かったなぁ〜。各々の癖があるんですよね」
小川 「普通やと思って歌ってるのに、“すごい癖が出てるで!”みたいな(笑)」
白山 「僕は難しかったなぁ。歌う行為自体は好きですけど、カラオケとは違いますからね。当たり前ですけど(笑)」
――もう作品になって世に出てもうてるからね(笑)。
(一同笑)
――サビで森くんが出てきたら、やっぱり歌うまいな~エロい声してんな~って思うもん(笑)。
小川 & 田中 「アハハハハ!(笑)」
森 「いやいや(笑)。いやぁ~面白かったなぁ。一応、コーラスも変わっていってるんですよ」
白山 「いい経験になりましたね、自分の声がCDになるっていうのは」
森 「治輝の歌が入ってきた瞬間にむっちゃ和むよな」
――改めてこういう曲を書こうと思ったのは?
森 「やっぱり去年の結成10周年が大きくて、『ブライアンフェス』の舞台で“僕らはこういうバンドです”みたいなことを歌いたいなって思ったんですよ。MCで伝えるのは別にミュージシャンじゃなくてもできるんで、曲で伝えたいのもあったんで、頑張って練習して」
小川 「やっぱりあの舞台で得たものは俺らもお客さんも大きかったと思う。そこで初めて観た人も、俺らのことをこの曲で分かってくれたらいいなっていう感じでしたね」
ライブ全体を通して1つの作品と思えるぐらいの満足度があればいいな
――何かちゃんと10年を越えてチャレンジできたアルバムになりましたね。
森 「そうですね。でも、もっと実験していけたらなと思ってるんで。一旦、自分らのロックサイドとポップサイドでいけるところを確かめた感じですね」
白山 「前作と比べてはもちろん、インディーズから数えると4枚目のフルアルバムですけど、その中でも一番ポップな、今までとは違うアルバムができたなと」
小川 「やっぱり良太の歌詞が結構変わってきたというか、受け取りやすくなったイメージが個人的にはあって。それを今まで聴いてなかった人たちに届けたいと思いました。別に普段ロックを聴いてる人じゃなくても、いろんな人に寄り添える曲になってると思うし」
田中 「このアルバム作る前にみんなでミーティングをして、ちゃんと足並みを揃えて作れたアルバムだったんで、バンドとして仕上がったなっていう感じがしました。あと、僕は『ポラリス』がめっちゃ好きなんですけど、より多くの人に届く間口の広いアルバムができたなぁって思いましたね」
――リリースツアーも規模が大きくなって、それこそ仲間のバンドを呼んで『ブライアンフェス』を開催したなんばHatchに、今度はBrain the Sunがワンマンで立つと。自分たちが変われた場所に戻ってこられるのは、また感慨深いやろうね。いい景色が観れたらいいね。
森 「もう最高でしょうね。いや〜楽しみですね」
小川 「ファイナルがなんばHatchって、関西でバンドをやってる人からした憧れというか」
――何か1つ目の節目みたいな感覚が、関西だとちょっとあるよね。
森 「ちょっとそわそわしちゃいますね。最近は結構メンバーと“これからどうしていこうか?”みたいな話をするんですけど、“結局ライブをもっともっとよくしていかないと、今やってることもヌルいよな。このままでいけると思ったら大間違いやろ”みたいな話が、一番温厚そうな(田中)駿汰から出たりして(笑)」
田中 「アハハ!(笑)」
森 「曲が生まれるのは“始まり”でしかないじゃないですか。その曲をどうやって育てていくのか、どうライブで観せていくのか。今までは1曲1曲単体で聴いてもらうスタンスでしたけど、今はライブ全体を通して1つの作品と思えるぐらいの満足度があればいいなと思ったりもするので。いろんな意味で、心境の変化がすごく分かりやすく出ると思いますけど、必ずよくなるんで」
白山 「僕と森くんのMCとかも、10年間アドリブでやってきたところに初めてメスを入れたんです。事細かに決めるわけではないですけど、言うべきことはちゃんと言うみたいな意識改革もあるので。今は本当にライブがよくなっていってると思うんで、ツアー初日から自分たちの最高を更新して、ちゃんと大阪に帰ってきたいと思ってます!」
(2018年5月25日更新)
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Movie Comment
メンバーの推し曲と天満とじねん(笑) Brian the Sunからの動画コメント
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Release
タイアップ曲も軒並み収録! 2ndアルバムはポップな挑戦作
Album 『the Sun』 発売中 2700円(税別) エピックレコードジャパン ESCL-4954 <収録曲> 01. The World 02. Sunny side up from your heaven's kitchen 03. ポラリス 04. カフネ 05. Sunny side up 06. boys 07. One 08. She's lost a gun 09. ねこの居る風景(Album version) 10. Winter Train 11. the Sun
Profile
ブライアン・ザ・サン…写真左より、白山治輝(b)、田中駿汰(ds)、森良太(vo&g)、小川真司(g)。’07年、大阪にて中学の頃から音楽活動をしていた森を中心に同じ高校の軽音部だった白山とバンドを結成。‘08年に『閃光ライオット2008』決勝に出場、準グランプリを獲得。 その後、何度かのメンバーチェンジを経て、’10年に小川、’11年に田中が加入し現編成となり、本格的に活動を開始する。‘12年に初の全国流通盤となるシングル『Sister』をリリース後、東阪のレコ発ワンマンを成功させるなど、インディーズシーンにその存在感を示す。’13年からは活動の幅をさらに拡げ、全国規模でのツアーや各地のフェスやサーキットなどへ数多く出演。’16年6月、シングル『HEROES』でメジャーデビュー。TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディング曲に大抜擢。同年9月には、TVアニメ『甘々と稲妻』のエンディング曲『Maybe』を担当。結成10周年の節目の年となった’17年は、1月にメジャー1stアルバム『パトスとエートス』をリリース。TVアニメ『兄に付ける薬はない!-快把我哥帯走-』の主題歌『Sunny side up』、『ねこねこ日本史』のエンディング曲『ねこの居る風景』を含むミニアルバム『SUNNY SIDE UP』を7月にリリース。10月に開催した主催イベント『10th Anniversary Special「ブライアンフェス」』(東京・赤坂BLITZ、大阪・なんばHatch)も成功を収めた。11月には、TVアニメ『3月のライオン』第2シリーズエンディングテーマ『カフネ』をリリース。'18年1月10日には、メジャー2ndアルバム『the Sun』をリリースした。Brian the Sun オフィシャルサイト http://www.brianthesun.com/
Live
リリースツアーもいよいよファイナル 地元大阪で過去最大のワンマンライブ
『TOUR 2018 「the Sun」』【千葉公演】 ▼2月22日(木)千葉 LOOK [共演]polly【神奈川公演】 ▼2月24日(土)BAYSIS [共演]Halo at 四畳半【栃木公演】 ▼2月25日(日)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2 [共演]Halo at 四畳半/polly【愛媛公演】 ▼3月3日(土)Double-u studio【広島公演】 ▼3月8日(木)広島Cave-Be [共演]ジラフポット/ ペロペロしてやりたいわズ。【北海道公演】 ▼3月11日(日)BESSIE HALL【鹿児島公演】 ▼3月14日(水)鹿児島SR HALL [共演]Halo at 四畳半/RAMMELLS/ melt into the cream【宮崎公演】 ▼3月15日(木)宮崎SR BOX [共演]Halo at 四畳半/RAMMELLS/ The Cheserasera【大分公演】 ▼3月17日(土)カンタループⅡ [共演]The Cheserasera/青はるまき(OA)【宮城公演】 ▼3月21日(水)LIVE HOUSE enn 2nd【兵庫公演】 ▼3月24日(土)神戸VARIT. [共演]片平里菜【香川公演】 ▼3月25日(日)DIME [共演]松室政哉/愛はズボーン/the Vibrant【京都公演】 ▼3月31日(土)KYOTO MUSE [共演]片平里菜/LEGO BIG MORL【岡山公演】 ▼4月1日(日)IMAGE【新潟公演】 ▼4月7日(土)新潟CLUB RIVERST【石川公演】 ▼4月8日(日)金沢vanvanV4【愛知公演】 ▼4月14日(土)名古屋クラブクアトロ【東京公演】 ▼4月22日(日)赤坂BLITZ【福岡公演】 ▼5月19日(土)Fukuoka BEAT STATION
Pick Up!!
【大阪公演】
チケット発売中 Pコード102-614 ▼5月27日(日)17:30 なんばHatch 1Fスタンディング3500円 2F指定席3500円 ソーゴー大阪■06(6344)3326 ※3歳以上は有料。
チケットの購入はコチラ!
Column
『パトスとエートス』再現ライブで ホームに刻んだバンドの意地と 感謝と現在と10年 Brian the Sunライブレポート
Comment!!
ライター奥“ボウイ”昌史さんからの オススメコメントはコチラ!
「Brian the Sunの存在を知ったのは『閃光ライオット2008』で出てきた頃だからもう結構前で。当時から全然舞い上がらなかったザ・ミュージシャンな森(vo&g)くんを見て、若いのにすげーな~信頼できるな~って思ってました。Brian the Sunはズルしないんだよな。そんなふうにインディーズの頃に知り合ったバンドが、少しずつワンマンの小屋がデカくなって、メジャーデビューして…こうやってお仕事するようになるのは、いつも何だか感慨深いです。それが関西のアーティストならなおさら。でも、ちょっとやそっとじゃなびかない彼らだからこそ、ちょっとやそっとでなびいて何となく売れちゃうバンドを横目で見てて悶々とするだろうなぁ(笑)。でもね、俺も間違いなくBrain the Sunタイプの人間なので、目にもの見せてほしいわけですよ。勝手に夢乗せるわ(笑)。証明してくれ、信念を貫いた音楽が多くの人に認められるということを。それがみんなの勇気になる。彼らの新譜『the Sun』を聴いてると、そんなことを思うんですよね」