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変わりゆくシーン、変わらぬ信念
『僕たちの不確かな前途』に見る裸のさかいゆう
音楽と、そして人との独特のスタンスが生む
得体の知れない光と影を秘めたポップミュージックの謎に迫る

 昨年リリースした「自分が音楽を始めるきっかけになった、今は亡き親友に宛てた手紙のような作品」であるシングル『君と僕の挽歌』で、幅広いバックグラウンドを擁するポップマエストロとしての一面から自らのパーソナルな部分へと深く踏み込み、シンガーソングライターとしての1つの転機を迎えたさかいゆう。続いてリリースされた2ndアルバム『How’s it going?』でも、作詞に森雪之丞、ふかわりょう、小谷美紗子ら多彩なメンツを迎え、シンプルなピアノトリオで制作に挑んだ彼が、2013年第一弾シングルとして『僕たちの不確かな前途』をリリースした。今作には前述の森雪之丞に加え、レコーディングにはあの山崎まさよしがギターで参加。さらにはリズム隊に中村キタロー(b)、江川ゲンタ(ds)という、まさやんのライブを支える鉄壁の布陣そのままに、シックスティーズ風味の軽やかなポップソングに新たな息吹を吹き込んでいる。そこで、自らの転機を超え栄えある“不確かな前途”へと歩みを進めるさかいゆうに、新曲はもとよりシンガーソングライターとしての現在進行形のアティテュードを問うインタビューを敢行。変わりゆく環境、流れゆくシーン、変わらぬ信念とクラフトマン・シップ、そして葛藤…。音楽との、そして人との彼特有のスタンスが生む、得体の知れない光と影を秘めたポップミュージック。このインタビューに裸のさかいゆうが見え隠れしたなら、本望だ。

まさやんを誘ったいきさつを語る! さかいゆうの動画コメント

――前回のインタビューはアルバム『How's it going?』(’12)のタイミングで、これには先行シングルの『君と僕の挽歌』という大きな1曲もあって、音楽的なトライとしてもいろいろな作家やミュージシャンを招き入れたりと、1つの転機である1枚で。それを経た今回のシングル『僕たちの不確かな前途』への流れを聞かせてもらいたいなと。
 
「『How's it going?』はすごくパーソナルな曲が多かったので、次は“セッションしたい”というのが最初にあって。それは山崎まさよしトリオであり、森雪之丞さんであり、1人でガーッと作り込むのも好きなんですけど、自分のコントロール出来ない人とやるのも楽しいなと。未来は不確かなものだし、曲って出して人に歌われるまでは分からないですからね。僕らは作って終わりなんですけどプロセスも大事なところなので、そこを少し変えて作ってみようと思って。いろんなことに挑戦していきたいし、新しい音楽にも興味はあるし、今までやってきたこととは違うことを、失敗してもいいからやってみるのは楽しい。その中の1曲という感じですね。『君と僕の挽歌』が逆にすごくパーソナルな曲だったので」
 
——話していても作品を聴いても思うんですけど、さかいゆうって己をあまり強く出さないというか。そこに時折見え隠れする人間・さかいゆうと元来の持っているポップセンスが交わるおもしろさが曲にあると思うんですけど、『君と僕の挽歌』は今まで見えなかった、見たかった、さかいゆうの一面が垣間見えた1枚だったと思っていて。だから、そこからどう変わっていくのか興味があったんですよね。
 
「僕は周りの友達のシンガーたちとは違う感覚で音楽を作っているところがあると思いますね。あの『君と僕の挽歌』ですら、100%の僕ではない。それは、曲は書くものではなくて書かされるものだから。メロディだって考えるものではなく降りてくるものだから。アレンジやプロデュースをするときは頭が必要ですけど、作るときは一切関係ない。何か分からないけど気持ちいいとか、理屈じゃないところが往々にしてあって、出てきたものを出しているだけだから、点と点を繋ぐようなことは僕には出来ないんです。後から考えて繋がるようなことはありますけど」
 
——カウンターとして作ろうというよりは、どこからか“作れ”と降りてくるようなものだと。前のインタビューでも、自分から動こうとするとあまりいい結果にならなくて、降りてきたり、思うままにやる方がうまくいく、みたいなことを言ってましたもんね。 
 
「そんなこと言ってましたか(笑)。全くその通りですね。リラックスと緊張感とが合わさってないと」
 
——理屈じゃないところを信じているわけですよね。
 
「そうですね。ただ、長いスパンでその点と点が繋がっていくといいなぁとは思ったりしますね。それがキャリアってことなのかな。面白いですよね、自分はあんまり変わらないんだけど、周りがどんどん変わっていく。曲提供の大きな話がくると他のオファーも増えたり。それって皮肉でも何でもなくて、周りが変わることにいちいち惑わされていたら、自分の心の声が聞こえなくなっちゃうから。それに忠実にやってます、長いスパンでね。僕なんか生活に無頓着だし、音楽以外の生活とか、こんな車に乗りたいとか、全てのことに興味がない(笑)。人のサクセスストーリーを見ても、申し訳ないぐらいピンと来ないから、僕には僕のやり方があるのかなと。例えば、自分より人と交渉する能力に長けている人が周りにはいるし。自分でギャラの話とかしたら、タダとかになっちゃうかも(笑)」
 
——言い値でハイって言ってしまう?(笑) それこそ音楽シーンに身を置いたらいろんなサクセスストーリーを見たくなくても見せつけられたり、同時に今は長く活動することすら難しい時代で。
 
「まぁ音楽の歴史っていう泉の中では、今100万枚売れようがそれってバケツで水を撒いているようなもんだから。撒いて蒸発するような音楽じゃなくて、じっくりと自分の泉を、それこそ僕が死んだらそこに水を足してくれる人がいるような、そういう音楽が作れたらいいなぁと。1曲でもいいですよ、死ぬまでに」
 
——僕も他のアーティストを見ていて、この1曲を世に生み出せただけでも、この人は幸せ者だなぁって思うときがあります。
 
「そう思えたら、その曲をずっと歌っていけるんですよね。歌わないでつっぱる時期もあるのかもしれないですけど、マイルス(・デイヴィス)みたいにその信念を曲げずにつっぱり通せるんだったら正解だと思いますけど、ちょいちょい人に何か言われたぐらいでまたその曲をやるぐらいの気持ちだったら、最初からちゃんとエンタテインメントした方がいい。英語の“One Hit Wonder”って皮肉で“一発屋”なんですけど、One Hit “Wonder”ですからね。Wonderが1つでもあるんだからいいじゃんって。やっぱり曲を生み出したときのあの快感は、幸せを超えてますから。自分がこの世に必要な人間かもしれないって、唯一思えるときなんで。自分は必要じゃないのかもしれないって思うのが、一番恐いですから」
 
——今回のシングルでは、パッと見は詞を提供してもらったり、ピアノを弾かなかったり。
 
「サボってる?(笑)」
 
——アハハハハ!(笑)
 
「すごい大変なんですよ、自分の血じゃないものを入れるて、それを自分の歌として歌うのって。でも、フランク・シナトラだって自分で曲は書かないですからね。大きな意味で音楽をやりたいし、それをいろんな人に、たくさん聴いて欲しい。何回も何回も」
 
——曲を書くこと、詞を書くこと、歌うこと、全部が全部自分じゃないといけないというわけではないと。
 
「だって僕、自分の曲を歌うときですらカバーだと思って歌ってますもん。ちょっと距離を置いて」
 
——作者としての自分とは切り離される感じ?
 
「そうですね、過程が違うから。降りてきたその言葉を掴んでメロディにするときの自分と、それを人前で歌うときの自分は、どう考えてもちょっと違う。出来あがったものに対して表現する段階で、もう若干の役者が入ってますから。レコーディングと同じように本当の“現場”に立ち会わせてる人って、世の中でキース・ジャレットぐらいじゃないですか。何が起こるか本人も分かってないっていうね」
 
 
“ミュージシャン”だなって思いましたね、ヤマさんは特に
 
 
——今回の『僕たちの不確かな前途』の、一番最初のスタートはどんな流れで?
 
「曲が出来てメロディもあって、ってところからですね。1つのアイディアとしては、循環コードとシックスティーズのノリ、楽しそうな感じで作ろうかなって」
 
――じゃあそれをどうアウトプットするかというときに、さっきのプロセスをちょっと変えてみようってことで、山崎まさよしトリオに。
 
「そうですね。最初にデモテープを聴いてもらって、後はミュージシャンに委ねる感じで。基本はこんな感じなんですけど、“もっといいのがあったら出してください”って(笑)。そういうプレッシャーが1つあると、優秀なミュージシャンは気合いが入るんですよね。実際デモよりカッコよくなるし、楽しい感じに仕上がってくる。『君と僕の挽歌』はかなり緊張感ありましたから。前回とは違うテイストですね」
 
――(山崎)まさよしさんに詞曲を書いてもらうんじゃなくて、ギタリストっていう使い方は今までになかったんじゃないですか? 贅沢ですよね。実際にやってみて、まさよしさんの違う一面を見るみたいなことはありました?
 
「“ミュージシャン”だなって思いましたね、ヤマさんは特に。言われたことを淡々とやりつつ、アイディアも出してくれるので。すごくやりやすかったし、楽しかったですよ。そんなに時間もかからなかったですし、何かあるとデモに立ち返ってね。僕、譜面書けないんで」
 
――それはそれで何か意外(笑)。あと、今回はピアノも弾いてないじゃないですか。それも大胆ですよね。
 
「トリオの音を録り終えたときに決めたんです。最初は普通に入れようかと思ったんですけど、ピアノを入れたらドラムの音が小さくなるし、そうするともっとドラムとベースを上げたくなったりするから、もういらないなって」
 
――演奏は山崎まさよしトリオ、作詞は森雪之丞だったら、ホントに作曲と歌のみですもんね。シングル曲の中でも、今回はホントにさかいゆうの核の部分だけを残して、かつ新しい試みにトライするというかね。
 
 
 “さすがさかいゆう、いい曲書いてくれましたね”の時点で
その曲は90%死んでいる
 
 
――あと、カップリング曲の『ONE WOMAN』(M-2)と『100%』(M-3)は、どちらも女性目線の歌ですね。何かスイッチが違う?
 
「違いますね。でも、書いているのは僕ですから、自分が思ってることには違いない。結局は人間の歌を書いてるから、その辺は考えないようにしてますね。『100%』を聴いて、“私のことを歌ってくれてる”っていう人もいるし、それを書いている僕を俯瞰で感じている人もいるし、“さかいゆうは女の娘がこう思ってるって思ってるんだ”とか、いろんな見方が出来ますから」
 
――『100%』はキョンキョン(=小泉今日子)への提供曲ということですが、これはオファーがあって?
 
「キョンキョンのアルバム(『Koizumi Chansonnier』(‘12))用の曲を探してる中で、いろいろと聴いた中で曲を気に入ってくれたんですよ。なので僕のことは知らなかったと思うし、僕の場合、単純に曲を好きになってもらうこと以外、あんまりないんですよね」
 
——でも、それはそれで嬉しいですね。純粋に曲だけで勝負出来てるってことですから。
 
「それはホントにそうです。期待に応えようと思ったら絶対にずっこけますから(笑)」
 
——さっきの話ですね(笑)。やろうと思ってやると、あんまりよくないみたいな。
 
「そうそう、“クリエイティブ”と“さすが”はちょっと違いますから。“さすがさかいゆう、いい曲書いてくれましたね”の時点で、その曲は90%死んでいる。その人の想像の枠を超えていない、その人にある種の嫌悪感を与えてないから…難しいですね。売れることで失うことってそれだと思うんですよね。イメージが先行する。だからエンタテインメントにいっちゃうんですよね、みんなが盛り上がってくれるから。みんなの笑顔を見てたら、自分のクリエイティビティとか、どうでもよくなっちゃうじゃないですか。嬉しくてそんなの裏切れるわけがない。それをずっと無視出来る人を、僕はアーティストって呼んでるんですけどね。その流れって一度始まったら止められないから、しっかりと自分の心の声と俯瞰で見ることは常に大事にしてますね」
 
——いつかさかいゆうにもそのときが来るのかな?
 
「僕以外のみんなが求めてることですよねぇ(笑)」
 
——でも、今の話を聞いていると、そうなるべきか分からなくなってきますね。
 
「いや、絶対に行くべきなんですけど、っていうか行く予定なんですけど(笑)、そうなったときに自分の心の声を失わないように出来るのは、親友でも恋人でも親でもなく、自分だけだから。未来はどうなるか分からないですけど」
 
——まさに今回のタイトル『僕たちの不確かな前途』ですね。でも、どんなときにも感じる、さかいゆうの曲にある影みたいなものが僕は好きですね。
 
「ありますか、影」
 
――感じますね、どんなに底抜けに明るい曲でも。こうやってじっくり話が聞けるからかもしれないですけど。直接話して人となりを感じることが出来るから。
 
「そこに興味があるんですよね。例えばこうやって喋っていて、本音が出たなってことって2秒にも満たないかもしれない。でも、そこがいいんですよね。音楽をやっていて裸になる瞬間。大人なのにね(笑)。後のことはそんなに大事なことじゃないというか、そういうことしか何十年後の自分の中には残ってないんですよね。失礼のないようにいくら気を使って話しても、数年後どころか数時間後には忘れてしまう。それよりも、“あっ今、一瞬裸になった”っていう瞬間、その言葉は、僕は何年後だって覚えてる。僕、名前は覚えられないんですけど、顔と話したことは全部覚えてるんですよ。それは、周りの人にもビックリされるんですけど。多分今日話した内容もほとんど忘れるんですけど(笑)、裸になった瞬間は全部覚えてるんです」
 
――特殊な記憶力ですね。
 
「多分特殊ですね、ハッキリ台詞まで全部覚えてるんで。そのとき、話していた部屋の色、横でスタッフさんがあくびしながら話を聞いていた姿(笑)、人が裸になる瞬間って、パッと話が入ってくるんですよね。感動するじゃないですか。それを音楽に出したい。イメージ的には、僕は半袖でもスーツでもなくてすごい厚着なんだけど、2秒だけフルチンになっている(笑)。2秒しかならないんですけど、それをちゃんと見てくれている人は、僕のことを分かってくれていると思うんですよね」
 
――それが2秒から5秒、せめて1分くらいになればいいなぁ(笑)。それは僕らの仕事でもありますね。
 
 
いつもそうですけど“トライアスロン”ですよね
耳の筋肉を全部使っちゃうみたいな
 
 
――あと、今回のカップリングの『CREEP』(M-4)はレディオヘッドのカバーです。なんでこのカバーを入れようと思ったんですか。
 
「これはですね、去年ロンドンでライブをしたときにすごく盛り上がったんですね。盛り上がったのはよかったんですけど、この曲で盛り上がっちゃダメだろうと(笑)。なので盛り下がったアレンジで、最後の締め括りに入れさせてもらいました。これは本来暗い曲ですからね。アコースティックピアノで、割といい感じのミックスで生音っぽく作ったんで、ぜひ聴いて欲しいですね」
 
――元来ギターでノイジーにクラックが入る部分を、ピアノで表現するのもおもしろいですね。
 
「あそこは、ああせざる得なかったんですよね(笑)。“ガガッ”って(笑)」
 
――いろんな挑戦のある作品になりましたね。出来上がったときに何か思いましたか。
 
「いつもそうですけど“トライアスロン”ですよね。耳の筋肉を全部使っちゃうみたいな。アコースティックもあれば打ち込みの音もあるけど、基本的にはシンプルにやりたいとは思っていて。ピアノの入った日本の歌モノの曲って、みんなピアノと歌を打ち出すように、結構似たようなミックスをするんですよ。自分の作品だけは、ピアノのよさをちゃんと入れられるような音にしたいなと」
 
――今後の予定として、今年はツアーとかはやる予定ないんですか?
 
「ツアーは年内にはやることになるんじゃないかなぁと。一応、ドーム3日間押さえといてとは言ってるんですけどね、1日100人限定で(笑)。そこで、2秒裸になります(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) そちらも楽しみにしていますよ(笑)。本日はありがとうございました~!
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 



(2013年7月24日更新)


Check

Release

まさかのピアノレスで魅せた新曲は
山崎まさよしトリオも参加!

Single
『僕たちの不確かな前途』
【期間生産限定盤Bonus CD付】
※'13年12月末までの期間限定生産
発売中 1890円
Ariola Japan/AUGUSTA RECORDS
AUCL-127~8
【通常盤】
発売中 1223円
AUCL-129

<収録曲>
01. 僕たちの不確かな前途
02. ONE WOMAN
03. 100%
04. CREEP
05. 僕たちの不確かな前途(Backing Track)

<Bonus CD収録曲>
『Sakai Yu Acoustic Live Selection』
01. How Beautiful 
02. ウシミツビト
03. train
04. ストーリー
05. 君と僕の挽歌
※M-2~4はiTunes Live from Tokyo ver.

News!!

ニューシングル『薔薇とローズ』が
10月に発売決定!

女優の井川遥出演の『三菱自動車 eKワゴン』TVCMソングに起用され、CM放送開始直後から多くの問い合わせの声が寄せられた話題の楽曲『薔薇とローズ』のリリースが10月に決定!

『薔薇とローズ』TVCM ver.着うた(R)
7月24日よりレコチョク、オーガスタサウンドプラスにて配信スタート!

Profile

さかいゆう…高知県出身。高校卒業後、18歳の時に突如音楽に目覚め、20歳で上京。22 歳で単身LA に渡り独学でピアノを始める。’09年10月にシングル『ストーリー』でメジャーデビュー。全国のFMラジオ43局でパワープレイを獲得し、前人未到の新記録となる。’10年2月には大人気TVアニメ『のだめカンタービレ フィナーレ』のオープニングテーマとなった2ndシングル『まなざし☆デイドリーム』を、5月には菅野美穂主演の映画『パーマネント野ばら』主題歌に起用された『train』を配信リリース。続く6月には1stアルバム『Yes!!』を発表。’11年3月には、完全セルフプロデュース&レコーディングにより、作詞・作曲・編曲・プログラミング・演奏まで1人で行ったミニアルバム『ONLY YU』をリリース。秋にはニューヨークで行われたイベントへも出演、自身初となる海外公演を成功に収めた。’12年2月にはソニー<ブラビア>CMソング『Lalalai』を配信、4月にはテレビ東京系アニメ『君と僕。2』のエンディングテーマとなったシングル『君と僕の挽歌』を、5月には2ndフルアルバム『How’s it going?』を連続リリース。11月には2度目の海外公演となるロンドンでのライブにも出演。今年4月24日には、2013年第一弾リリースとなるシングル『僕たちの不確かな前途』を発表した。

さかいゆう オフィシャルサイト
http://www.office-augusta.com/sakaiyu/


Live

夏はオーガスタキャンプとモンバス
秋には全国ツアーも! 詳細を待て

 
【横浜公演】
『Sukimaswitch in Augusta Camp 2013
~Sukimaswitch 10th Anniversary~』
Thank you, Sold Out!!
▼7月27日(土)14:00
横浜赤レンガパーク野外特設ステージ
全席指定7350円
[出演]スキマスイッチ/杏子/山崎まさよし/COIL/元 ちとせ/あらきゆうこ/長澤知之/秦 基博/さかいゆう
ソーゴー東京■03(3405)9999
※雨天決行、荒天中止。小学生以上はチケット必要。COILの佐藤洋介の出演はありません。

【香川公演】
『MONSTER baSH 2013』
Thank you, Sold Out!!
▼8月25日(日)11:00
国営讃岐まんのう公園
1日券8000円
[出演]安藤裕子/back number/怒髪天 SANUKI de ワッショイ Special/クリープハイプ/フラワーカンパニーズ/Hemenway/石崎ひゅーい/J/KNOCK OUT MONKEY/MAN WITH A MISSION/マキシマム ザ ホルモン/MONGOL800/さかいゆう/サンボマスター/SiM/ソナーポケット/SPECIAL OTHERS/the band apart/the telephones/UNCHAIN/WHITE ASH/0.8秒と衝撃。
デューク高松■087(822)2520
※雨天決行・荒天中止。入園料込。未就学児童は無料(保護者同伴条件)。小学生1日券は、当日会場販売のみ(保護者同伴・身分証明書持参が必須)。出演者の変更に伴う払い戻し不可。


Column

今は亡き親友に捧げた感動の名曲
『君と僕の挽歌』、そして2nd
アルバム『How’s it going?』
喪失から自らの音楽を再構築した
2012年を占うインタビュー