ホーム > インタビュー&レポート > 覚悟は決まった! Road to さいたまスーパーアリーナ ハイエナジーとセンチメンタルが同居する 傑作ロックアルバム『Rock Kingdom』発売記念 the telephonesの抱腹絶倒の公開トークライブをレポート!!
――応募して頂いた際に質問を書いてもらいましたんで、どれにしようかな…。お、ちょっとコレいきましょうかね。“テレフォンズをやっていなかったら、何のお仕事に就いていましたか?”。
「すげぇ、こういうの初めてかもね!」
「ありそうでなかった質問だね。俺は…」
「セイジ、最後にボケてな」
(一同爆笑)
「最後って言われた(笑)」
「じゃあ俺からいくよ。これ本当の話、ミュージシャンにもなりたかったんですけど、音楽ライターにもなりたくて、すごく音楽を聴いてた時期があって。今はやってる方が楽しくなってますけど。まぁそういう仕事か、あと僕、寿司握れるんで」
――マジっすか!? へぇ~(と言ってアイコンを指差す)。
「だから僕それ…それは握れないでしょ!」
(一同爆笑)
「シャリ1粒1粒がおにぎりみたいじゃないっすか(笑)」
「ていうかマグロがすごい…そんなマグロいませんから(笑)。シャリを秤に乗せたときにちょうど20グラムっていうのを、3回連続出来たりして。あと、僕“一手握り”っていうのが出来て…後は皆さん、『将太の寿司』を読んでください(笑)」
「でも、1回食べたことがあるんですけど、正直めっちゃ美味かったですよ(笑)。石毛さんの寿司」
――そんな隠れた特技が。
「まぁバイトしてただけなんですけど」
――じゃあ次は涼平さん。
「僕は、間違いなくプロ野球選手になってたと思いますね」
――なってた?(笑)
「間違いない」
「コレは本当の話で、僕、高校は野球推薦で入ったんですよ。それぐらい…当時“北関東の三羽ガラス”って呼ばれてたんですよ」
――すげぇ!(笑) マンガの世界や!(笑)
「地元の中学校が強かったんですけど、最後の大会のときに4番を打ったんすよ。で、2つの高校からオファー来まして。でも、野球部入んなかったっす」
――え!? 何で?
「なんか、なんかなーと思って」
(一同爆笑)
「そこがいいよね。ハミ出してなんぼみたいな」
「ちょうどアウトローな時期だったんで。全然悪いこととかはしてないんすけど、ただちょっとやる気がなかったっていう…」
――それぐらいの歳はそういう時期はありますね。
「中学3年間で燃え尽きちゃったんで。多分あのとき本気を出してたら、今頃なってただろうなって」
――その頃の野球部時代の反動で、今は金髪になってると(笑)。
「はい、高校デビューです」
(一同爆笑)
――ついでなんで涼平さんにさらに質問があるんですけど、“涼平さん、いつ金髪を卒業するんですか?”っていう質問が。
「卒業しません」
(一同爆笑)
「コレね、本当に前から言ってるんですけど、ノブさんが俺が金髪をやめるって言ってたときにマジ切れしたんすよ(笑)。俺が最初に金髪にしたときも、信号待ちしてるときにすげぇ遠くに見えたノブさんが俺に気付いてって(親指を立てる仕草)」
(一同爆笑)
「“それだよそれ!”みたいな感じだったんすよ(笑)」
「びっくりしたね、アレ(笑)」
「そんぐらい僕の金髪が好きでいてくれてるんで嬉しいんですけど、さすがに最近、美容師からホントに死刑宣告が(笑)。今まではブリーチしても痛くなかったんですけど、今は痛くてちょっと耐えらんなくなってきたんで。スーパーアリーナが終わったら、黒くしようかなと思ってるんですけど」
「いや、大丈夫です」
(一同爆笑)
――阻止ね(笑)。じゃあ、残りのセイジさんとノブさんのお2人は“テレフォンズをやっていなかったら、どんな仕事に就いていましたか?”っていうと…。
「じゃあ僕から」
(一同爆笑)
――そういう約束でしたからね(笑)。
「TORAさんからのオーダーがね(笑)」
「幾つかあるんですけど、音楽をやってなかったら多分…元々僕、ジャニーズが好きだったんで、応募してたと思います」
(一同大爆笑)
「もう(内容的に)無理だろコレは!!(笑)」
「今は無理だけど、そのときはリアルな話…」
「その無理じゃねぇよ(笑)」
「ここだけの話、小学校4年生のときに第1次選考をちゃんと通過して、2次選考にいこうとしたところで、Jリーグに目覚めちゃったっていう」
――なるほどね…。
「本当にジャニーズJr.に入りたかったんで。もう、ガチで。そのときはまだ背もちっちゃくて。で、あともう幾つかあるとしたら…」
「そんなに言うん!?」
(一同爆笑)
「多分リアルに髙島屋の店員だったと思うんですよね」
――リアルですね~。
「僕、髙島屋でバイトしてたんで。割とちゃんといい成績も残してたんで。あともう1つは、これは今でも思ってるんですけど、いつかお花屋さんをやりたいと思ってて」
――かわいいっすね(笑)。
「初めて聞いたぞ」
(一同爆笑)
「驚愕の事実だよ…」
「お花屋さんって、なんかいいですよね。まぁ大変なところもあると思うんですけど」
「アバウト!(笑)」
「お花屋でステキなライフを送りたいなっていう気持ちもありましたけど…あ、まだありました!」
「もういいだろ!」
(一同笑)
「反町隆史さんとか竹野内豊さんとかが出てた『ビーチボーイズ』っていうドラマで、“広海”っていう反町さんの役があるんですけど、それになりたかったんですよ」
(一同爆笑)
「海の近くに住みたかったっていう。別に何かを辞めるわけじゃないけど…、の4つです」
――すげぇ多かったですね(笑)。
「最後はもう二次元に近かった(笑)」
――じゃあ、最後は。
「そうっすね。ノブさんの3つ目の選択肢にちょっと震えが隠せないんですけど(笑)。僕がどうなってたかって言ったら多分…森高千里と結婚してただろうなって」
「うわ…」
(一同ドン引き)
「分かんないかい? 森高千里」
「まず無理な話はやめようよ」
――あの…今まですごく盛り上がってたのに初めて引きましたよ。
「みんな俺らを観に来てくれてんのに、こんなに引くってことあるんかい」
「何て言うんですかね、このスケープゴート感もハンパじゃないですね~。あれ? スケープゴートの意味も分かんねぇか?」
(一同爆笑)
「だから、夢は何なの?」
「どうしよっかな…。まぁでも、リアルに中学の英語教諭ですね」
(一同大爆笑)
「リアルな夢だもん、だって!」
~一同爆笑からの拍手~
「人の夢を笑ってはいけないよ(笑)。コレにはちゃんと真面目な動機があるんですけど、真面目なとこはもういいから、こんな感じです」
――ありがとうございます(笑)。じゃあDAWAさんはレコード屋になってなかったら何になりたかったんですかね?
「ぶっちゃけ言うと、普通にバンドをしてて。音楽で何かしたいなと思ってたらこうなった」
「パートは?」
「ギターをやってました。でも、最近ちょっとバンドやりたいとか言うと、TORAとか五味に“ナメるな”と」
(一同爆笑)
「つい先日ガチでキレられて、どうしよっかな~って」
「今“一緒にやりましょうよ”って言いかけたんですけど(笑)」
「でもその“ナメるな”って言葉が、なんか愛があって俺は好きっすけどね」
「ナメんなよっ!」
(一同爆笑)
――“DAWAさんとバンドを組むとしたらどんなバンドにしたいですか?”っていう質問も実は来てましたからね。
「まぁ流行りのへヴィメタルにしたいですね(笑)」
――ここからはサクサクいきたいと思います。“自分は肉食、草食どっちだと思いますか?”。じゃあ、DAWAさんからお願いします。
「肉食」
「早い(笑)」
「うーん、多分肉食」
「肉食」
「肉食ですね」
「草食ぅ」
~一同爆笑からの拍手~
――“一番モテるのは誰だと思いますか?”。
「セイジ! セイジ!」
「当たり前のように(笑)」
「いや、でも、マジで一番イケメンなんで。我々の中で」
「すごい外野発言!」
(一同笑)
「セイジ君、ちょっとメガネ取ってみようか」
――あ、本当だ。
「イケメン~! チャン・グンソクだ!」
(一同笑)
――あと年末のね、さいたまスーパーアリーナに行きますっていう人も既に何人か…。
「ありがとうございます!」
――そこで行く際に備えて、“埼玉でオススメのラーメン屋を教えてください”。
「北浦和の駅から徒歩7~8分なんですけど、“旋(つむじ)”というお店にはよく行きますね。本当にね、やっぱ何度食っても何度もうめぇなって思っちゃうんですよね。新都心の方なら“ぶぶか”かなぁ。まだまだ発見してないところもたくさんあると思うんで」
――遠方から来られる方とかはね、前もってそういうスポットもアナウンスしてもらえると、同時に楽しめるかなと。
「あとね、ツアーパックもあるんで。まぁ帰れなかったらセイジ君の家に行けばいいんだし」
(一同爆笑)
――あ、そのパックもね(笑)。
「あと、バンド的によく行ってたラーメン屋は“百歩”っていう…」
「北浦和に行くことがあったらぜひ」
「超食いてぇ」
「“百歩”食いてぇな~!」
「9月にKYARAでライブをやったときにも行きましたね。ググれば店は出てくるんで」
――そしてですね、時間的にもそろそろ最後の質問にと…。
「マ、マジっすか!?」
――まだまだ続けられそうですけどね。最後にですね、年末のスーパーアリーナに向けて、それぞれの意気込みをもらえればなと思います。
「じゃあコレは僕から。年末の12月23日(金・祝)、とても寒い中だと思うんですけど、そんな寒さは…関係ない!ってぐらい、本当に熱くてサプライズな、頭から最後まで、めっちゃくちゃヤッバイライブをやるんで。コレは本当に来てもらいたいんで…そうですね、1人100円払うんで来てもらいたいですね」
(一同爆笑)
「リアルな気持ちです、はい。さすがにやっぱ1人1万円とかは…」
――そやね(笑)。
「ワンコインで」
「何で金で手を打つ?(笑)」
「来て頂ければ、嬉しいんで。もう、みんなの顔も覚えたんで」
(一同爆笑)
「ずっと見てるんで…よろしくお願いします!」
~拍手~
「今までやってきた中でも一番デカい場所で、仕掛けにしてもボリュームにしても、本当に最善以上の何かを尽くして待ってますんで。埼玉までは遠くないって信じて待っております!」
~拍手~
「あれ? 寝てる!?」
「いやいやいや」
「ノブさん言っちゃえ!」
「OK!」
――OK(笑)。
「本当にスーパーアリーナでライブやるっていうのは、僕らもバンドを6年やってきて、せっかく掴んだチャンスなので。やっぱりあそこでワンマンが出来るバンドって、なかなかいないと思うんですよ。僕らみたいに100人も入らないようなちっちゃいライブハウスから出てきて、そういうところにたどり着くバンドは。今年の頭に北浦和KYARAっていう80人キャパのライブハウスでやって、今年の最後がスーパーアリーナで。ぜひテレフォンズの歴史を知る上でも、皆さんに祝いに来て欲しいなと思ってます」
~拍手~
――いいですね~。じゃあ石毛さん、お願いします。
「みんなが言ってくれたことが一番なんですけど、まぁ僕的には…今までフェスとかにもいっぱい出させてもらって、たくさんの人が観てくれたけど、やっぱフェスだとバンドの良さって一部しか分からないと思うので、ぜひワンマンを観に来て欲しい。あと…すごく個人的なんですけど、僕は音楽がなかったら本当にウンコみたいな人間だったと思うんで、音楽に対する恩返しみたいなものをしたいな…。僕が音楽に対する恩返しをライブでするとして、みんなにそれを聴いてもらって、それでみんなの人生が少しでも面白くなればいいなと思うし。まぁ俺らの音楽が面白くなかったらFLAKEみたいなお店に行って、面白い音楽を探せばいいし。皆さんにもそれくらい、いい音楽生活を送って欲しい…から、埼玉に来てください」
~拍手~
――それでは、DAWAさんはそこに向けてのエールを。
「俺は遊びに行きます!」
――おぉ~!
~拍手~
「え!? 絶対!? 絶対!?」
「絶対だ!」
――短い時間でしたけども、お時間もう来てしまったということで…おっ? ここでもうお一方乱入です。まず、自己紹介をお願いします。
アイアン「マネージャーのアイアンと申します。スーパーアリーナに向けた特設サイトがありまして、そこで今、カウントダウンをしてるんです。今日は皆さんと一緒に、記念の写真を撮りたいなと」
~客電が付いてセッティング中~
「We are …」
全員「the telephones!!!」
アイアン「はい、OKでーす!」
「ありがとうございました~!」
――それではこの辺で、本日の対談を終了させて頂きます。また、ハッシュタグ“だわ電ぴあ”で、今日の感想をつぶやいて頂ければと思います。あと皆さんお時間があればですね、またFLAKE RECORDSに遊びに来て頂いて、年末はさいたまスーパーアリーナに集まって頂けたら最高かなと。司会・進行はぴあ関西版WEB音楽担当・奥“ボウイ”昌史がお送りしました。本日はありがとうございました~!
Text by 奥“ボウイ”昌史
(2011年10月29日更新)
Album
『Rock Kingdom』
発売中 2800円
EMI MUSIC JAPAN
TOCT-27095
<収録曲>
01.White Elephant
02.DISCO AGE MONSTERS
03.Yeah Yeah Yeah
04.Punk Is Not Heavy Metal
05.Just One Victory
06.A A U U O O O
07.I Am Me
08.Crash The TV
09.New York City
10.Can't Stop Loving You
【初回盤ボーナストラック】
11.Make Some Noise
(demo track)
【初回盤CD-EXTRA】
NY Documentary July2011
『Can't Stop Loving You
~scene of NY REC~』
Music Clip
『New York City
~scene of NY LIFE~
directed by Akira Ishige』
Music Clip
テレフォンズ…写真左より岡本伸明(syn)、長島涼平(b)、石毛輝(vo&g&syn)、松本誠治(ds)。'05年、埼玉・北浦和にて結成。石毛が創造する様々な音楽の情報量を感じさせる楽曲と、エネルギッシュかつ個性溢れるステージング、独自のダンサブルなエレクトロサウンドで着実に動員を増やす。'07年に1st ミニアルバム『we are the handclaps E.P.』を、'08年には1stフルアルバム『JAPAN』をリリース。以降、数々のロックフェスに参戦し、今やフェスには欠かせないライブアクトとしての存在感を発揮している。'09年7月にはメジャーデビューアルバム『DANCE FLOOR MONSTERS』をリリース。'10 年にはiLL ことナカコーが初プロデュースを手掛けた『A.B.C.D.e.p.』、完全セルフプロデュースの『Oh My Telephones!!! e.p.』という2 枚のミニアルバム、メジャー2ndフルアルバム『We Love Telephones!!!』を立て続けに発表。'11年は地元・北浦和KYARAでのワンマンからライブをスタートし、3月より全国46ヵ所を回るツアーを敢行。7月1日より丸1ヵ月にわたってニューヨークでレコーディング。レジェンドと最先端の間にいるNY在住エンジニア、アレックス・ニューポートと相思相愛の熱気の中で、3rdフルアルバム『Rock Kingdom』を完成させ、10月12日にリリース。12月23日(金・祝)には、さいたまスーパーアリーナにて過去最大のワンマンライブとなる『SUPER DISCO Hits ファイナル -そして伝説へ-』を開催する。
the telephones オフィシャルサイト
http://thetelephones.net/
『SUPER DISCO Hits ファイナル
~そして伝説へ~』
一般発売10月30日(日)
Pコード144-036
※発売初日は、店頭での販売はなし。
▼12月23日(金・祝) 17:00
さいたまスーパーアリーナ
ブロック指定立見3731円
スタンド自由3731円
VINTAGE ROCK■03(5486)1099
【締切】1月10日(火)15:00
※当選は発送をもって代えさせて頂きます。
※受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。