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《第13回大阪アジアン映画祭》が3月9日(金)に開幕! (2/2)


 

映画祭ビギナーも楽しめる!
第13回大阪アジアン映画祭、暉峻プログラミング・ディレクターの
ジャンル別おすすめ作品は?
 
大阪アジアン映画祭(以下OAFF)は、ユニークな設定で、観る者をときめかせてくれるラブストーリーの宝庫。ティーンエイジャーからアラサー、アラフォーまで、幅広い年齢層のヒロインが活躍する作品が揃っているのも魅力だ。マンガ原作のラブストーリーはお腹いっぱいという人にもおすすめ! 合わせてアクション映画ファンにおすすめの作品、最後にOAFF初となるアニメーション作品をご紹介したい。
 

【いろいろあるよ、絶品ラブストーリー!】

1.エイリアン探しの少女が出会った青年は…?『愛して星に』
「見知らぬ男女の出会いから恋が生まれる」はよくあるけれど、『愛して星に』は、とにかく登場人物が魅力的。エイリアン探しから始まる恋もあるんです!泣いて笑える映画を求めている貴方におすすめ。

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(C)ABS-CBN FILM PRODUCTIONS, INC. 
 
 

2.見知らぬ人と仲良くなる方法、教えます!『ミスターとミセス・クルス』
ブラピ&アンジー主演『Mr.&Mrs. スミス』のような夫婦ものかと思いきや、「田中くんと田中さん」みたいな、偶然知り合った同姓男女の物語。暉峻プログラミング・ディレクターによると「映画史に残る酔っ払い演技は必見! 見知らぬ人と仲良くなる方法を知りたいなら絶対オススメ」のロマンチックコメディー。昨年OAFF上映の北海道を舞台にした『キタキタ』が本国で記録的大ヒットとなったフィリピン人監督の最新作。

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3.『昨日からの少女』 
『草原に黄色い花を見つける』と同じ人気作家による同名小説を、『ベトナムの怪しい彼女』のファン・ザー・ニャット・リン監督が映画化。転校生に恋した高校時代と、幼なじみに淡い恋心を覚えた小学校時代。2つの時代を行き来しながら、不器用男子の恋愛をカラフルかつファンタジックに描くラブストーリーだ。ヒロインには 『ベトナムの怪しい彼女』 でも魅力たっぷりの主人公を演じたミウ・レ。80年代、90年代の緑豊かなベトナムの原風景も楽しめる。本国では公開後10日で5000万ベトナムドルの興行成績をあげた大ヒット作!

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【やっぱ、アクションでしょ!】
 
1.ジョン・ウー監督代表作のリメイク『男たちの挽歌2018』
ジョン・ウー監督といえば、2月に高倉健主演作をリメイクした『マンハント』が劇場公開されたばかり。『男たちの挽歌2018』は、そんなウー監督の代表作『男たちの挽歌』を中国がリメイク。中国・台湾イケメン俳優のアクションと兄弟、義兄弟の絆に胸がアツくなる!日本が舞台のシーンも楽しんで!

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(C)2018 Beijing Jingxi Culture & Tourism Co., Ltd., Chongqing Shuimu Chengde Capital L.P., Beijing Sparkle Roll Media Corporation, CoolBoy (Shanghai) Culture Communication Co., Ltd., All Rights Reserved. 
 


 
2.新しいアクションヒロイン登場!『空手道』
日本の空手を極めるため特訓を積むヒロインの物語。『チョコレート・ファイター』のヒロイン、ジージャーなど、アジア映画には女性のアクションヒロインも多く登場するが、今回はステフィー・タンがヒロインを熱演。『インファナル・アフェア』シリーズや『頭文字D THE MOVIE』の出演で知られ、今年の「オーサカ Asia スター★アワード」も受賞した俳優/監督のチャップマン・トーの手腕も見事!“和製ドラゴン”こと倉田保昭氏が主人公の父親で登場!

asian18-13.jpg(C)Golden Scene Company Limited 
 

 

【じんわり泣けるアニメーション】

『傷心わんこ』
それぞれの事情を抱えた犬と人間との関係を描くアニメーション。4つの話からなるオムニバスは台詞が一切なく、その表情で、犬と人間、それぞれの気持ちが痛いほど伝わってくる。繊細な音楽と共に味わいたい、わんこの気持ちが分かる映画。全編アニメーション作品としてはOAFF初。

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取材・文:江口由美



(2018年2月26日更新)


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《第13回大阪アジアン映画祭》

会期:2018年3月9日(金)~18日(日)
会場:梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、阪急うめだホール、他

[問]大阪アジアン映画祭 運営事務局
■06-4301-3092

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