ホーム > 神戸から世界に感動を届けよう! RWC 2019 in KOBE 応援サイト > 出場8チーム情報 > 南アフリカ
国名 | 南アフリカ |
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世界ランク | 5位(※2019年9月30日現在) |
出場回数 | 7大会連続7回目 |
最高成績 | 優勝 ※第3回大会(1995年)・ 第6回大会(2007年) |
前回大会 | 3位 |
エンブレム | スプリングボック(カモシカの一種) とプロテア(国花) |
愛称 | スプリングボクス |
アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。面積は、日本の約3.2倍。南大西洋とインド洋に面し、2,500kmもの長い海岸線を有します。その一方で国土全体が高地で、内陸にはカルーと呼ばれる広大な平坦地が広がっています。気候は年間を通じて比較的温暖で、日照時間が長い点が特徴。豊かな自然の中で、多くの動物が生息しています。国内には数多くの国立公園があり、象やライオン、キリンといった動物に出会うことができます。中でも南アフリカ最大の国立公園である「クルーガー国立公園」は世界的にも有名。面積は日本の四国に匹敵する広さで、何千種類もの動物たちの生息地となっています。また、植物も豊富。多くの原種が生まれ、南アフリカ原産の植物が世界中に広がっています。
首都 | プレトリア |
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人口 | 5672万人 |
気候 | 地中海性気候、砂漠気候 |
日本との時差 | -7時間 |
1940年代に法制化され、長年にわたり継続されてきたアパルトヘイト政策は、国際社会からの非難や制裁の的でした。国内で反アパルトヘイト運動が起こり、1980年代から激化。デ・クラーク大統領時代から撤廃に向けた動きが本格化します。1991年には、関連法が全廃され、1994年にネルソン・マンデラ議長が大統領に就任。アフリカ統一機構 (OAU) に加盟し、国際社会の一員になりました。現在はアフリカ最大の経済国であり、世界の大手自動車メーカーが製造拠点を展開しています。伝統的な作物として果樹・穀類栽培を行い、トウモロコシ生産量はアフリカ最大。ワインの生産も盛んです。
遺跡 | 南アフリカの人類化石遺跡群 (1999年世界遺産登録) |
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名所 | クルーガー国立公園 |
南アフリカの公用語は、英語、アフリカーンス語、ズールー語、コサ語、ソト語など11言語にものぼります。多種多様な民族がお互いを尊重し合いながら、社会や文化を形成している国です。それだけに、音楽も、食文化も、生活様式もさまざま。そうした社会の中で、アフリカを代表する家庭料理として挙げられるのが、鍋料理のボボティ。
国民食として好まれています。ブラーイと言われるバーベキューは、アフリカの大地で育った動物の肉やソーセージを楽しむ料理。大勢の人が集まるホームパーティの定番です。また、いくつもの文化が融合する中で磨かれるアート、ファッション、デザインは世界中から注目を集めています。南アフリカ出身の若手デザイナーたちが、現在のファッションシーンなどをリードしています。
公用語 | アフリカーンス語、英語など11言語 |
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通貨 | ランド |
代表的な料理 | ボボティ、ブラーイ |
スクラムユニゾンとは、元日本代表キャプテン廣瀬俊朗氏が発起人となって、『色々な国の人たちと日本中のあちこちで、肩を組んで国歌斉唱するプロジェクト』として発足。日本にやってくる外国人の皆さまをその国の国歌を唄って歓迎しようという活動を行っている。
虎視眈々と王座奪還を狙うスプリングボクス
イギリス統治時代にもたらされたラグビーは、フットボールと並ぶ人気スポーツ。ゴルフ、テニス、クリケットも盛んですが、南アフリカにとってラグビーは特別な存在です。かつては世界最強と言われたラグビー大国でしたが、アパルトヘイト(人種隔離政策)が原因で、南アフリカ代表チームは国際舞台から姿を消します。ラグビーワールドカップ第1回・2回大会には不参加。国際大会に復帰したのは1992年のこと。1995年、自国開催となったラグビーワールドカップ第3回大会に初出場すると、国民の声援を受けて初優勝を飾ります。この優勝はアパルトヘイト撤廃から1年後のことであり、その背景には人種の壁を超え、ラグビーを通して国を1つにした大統領と代表チームの努力がありました。この物語は2010年に映画化され、多くのラグビーファンの胸に刻まれています。チームの愛称である「スプリングボクス」の由来は、サバンナに生息するガゼル属の動物「スプリングボック」。アフリカの大地を駆けるスプリングボックのように、虎視眈々と王座奪還を狙います。