ホーム > 神戸から世界に感動を届けよう! RWC 2019 in KOBE 応援サイト > 出場8チーム情報 > サモア独立国
国名 | サモア独立国 |
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世界ランク | 16位(※2019年8月5日現在) |
出場回数 | 5大会連続7回目 |
最高成績 | ベスト8 ※第2回大会(1991年)、 第3回大会(1995年) |
前回大会 | プール戦敗退 |
エンブレム | 南十字星 |
愛称 | マヌ・サモア |
ニュージーランドの北2,300km、ハワイの南3,700kmの南太平洋上に位置する国。国土は、首都アピアがあるウポル島とサモア諸島最大の島であるサバイイ島、その他の7つの小島で構成されています。国土のほとんどがサンゴ礁に囲まれている他、ウポル島とサバイイ島はいずれも標高1000m級の山があり、内陸部は手付かずの熱帯雨林の原生林で覆われています。天然の洞窟や落差100mの滝など、まるで楽園を思わせるような豊かな自然環境で、映画のロケ地に選ばれている他、世界中の観光客からも人気です。国内最高峰の山は、サバイイ島にあるシリシリ山。標高は1858mです。赤道に近く熱帯性気候で、気温は24℃~31℃と年間を通して一定しています。
首都 |
アピア |
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人口 | 19.64万人 |
気候 |
熱帯性気候 |
日本との時差 | +4時間 |
正式な国名は、サモア独立国。1962年にニュージーランド信託統治領から独立した際には、西サモア独立国と呼ばれていましたが、1997年に現在の国名に変更されました。1976年には国連加盟を果たしています。東側にあるアメリカ合衆国領サモアとは言語が同じで、伝統や習慣にも共通するものが多いのですが、経済状況や現在の生活様式には大きな違いがあります。サモアの主な産業は農業や漁業。就労人口のおよそ3分の2が農林水産業に従事していると言われます。農業では、自給作物としてタロイモ、ヤムイモなどを栽培。商品作物としてココヤシ、カカオ、バナナなどが盛んに栽培されています。海外で働く人からの送金が経済を支えている一方で、観光産業が成長しつつある国です。
遺跡 |
ストーン・ピラミッド |
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名所 | アロファアガ噴水孔、 トスア・オーシャン・トレンチ |
サモアには「太っている人が格好いい」という価値観があり、肥満率が高い国と言われてきましたが、近年は価値観が変わってダイエットがブーム。国民の多くがキリスト教徒で、日曜日には教会に出かける習慣があり、日曜午後はレストランなどが休業しています。サモアの主食は、タロイモ、グリーンバナナ、パンの木の実。ボイルや蒸し焼きにしたものに、ココナッツクリームをあえて食べるのが一般的です。
太平洋諸島先住民の伝統料理として知られるのは、地面に掘った穴の中で焼け石を使って調理するウム料理。ウム料理は作るのがとても大変なため、家族がそろう特別な時や行事の際に楽しむそうです。他にも、島の周辺で取れた魚や南国ならではのトロピカルフルーツがあります。ポリネシア諸島などに分布する熱帯植物のニノを使ったジュースはサモアの特産品で、健康や美容にこだわる観光客から人気です。
公用語 |
サモア語、英語 |
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通貨 |
タラ(サモア・ドル) |
代表的な料理 | ウム料理 |
スクラムユニゾンとは、元日本代表キャプテン廣瀬俊朗氏が発起人となって、『色々な国の人たちと日本中のあちこちで、肩を組んで国歌斉唱するプロジェクト』として発足。日本にやってくる外国人の皆さまをその国の国歌を唄って歓迎しようという活動を行っている。
ラグビーが国民人気No.1スポーツ。世界の強豪国を脅かす存在
南太平洋に浮かぶ島国サモア。周囲をサンゴ礁に囲まれ、美しいラグーンがどこまでも広がっています。島全体に熱帯雨林が広がり、自然豊かな南国のイメージそのままの国。スポーツでは、キリキティ(クリケット)やバレーボール、ボートレースなどが盛んですが、なんと言ってもラグビーがダントツの人気No.1を誇ります。ラグビーワールドカップにおいて、サモアの存在が知られるようになったのは、1991年の第2回大会でのこと。無名のチームであったサモア(当時の国名は西サモア)は、強豪国のウェールズを撃破し、衝撃的なデビューを果たします。この勝利はワールドカップ史上最大の番狂わせと言われ、強烈なインパクトを世界に与えました。その後も世界の強豪たちと接戦を繰り広げ、初参加ながらベスト8の好成績を収めます。続く1995年にもベスト8入りを果たし、その実力を世界に知らしめたサモア。過去4大会ではプール戦敗退が続いていますが、今大会では久しぶりの決勝トーナメント進出が期待されています。